穴にハマったアリスたち

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Go!プリンセスプリキュア 第32話「みなみの許嫁!?帰ってきたスーパーセレブ!」

2015年09月13日 | Go!プリンセスプリキュア感想
【今秋のくどまゆ】

昨日のワンマンライブの熱もさめやらぬまま、次のイベントの宣伝。

 「アニめぐフェス ~私達がアニソンを唄わないわけがない~」
 日時:2015年09月29日(水)開場18時
 場所:渋谷DESEO
 出演:工藤真由、A応P、asfi、池田 彩
 公式ブログ

私は所用で参加できず。無念だ。。

■Go!プリンセスプリキュア 第32話「みなみの許嫁!?帰ってきたスーパーセレブ!」

新学期も始まったある日のこと。
学園にどこぞの御曹司がやってきました。海藤さんの許嫁だそうです。あら素敵。
見るからに大富豪で、性格も歪んではいない様子。激しく世間知らずですが、まぁ世間を知ってる必要があるのか微妙な立場だしな…。
海藤さんもまんざらではなさそうなのが、ちょっと新しい。

ところがその海藤さん。御曹司さん視点でよくよく見ると、あちこちくたびれてます。
幼少時のレベルが高すぎるのが悪いとはいえ、劣化が著しい。
あんなにバレエに真剣だったのに、尻もちついてヘラヘラしているだと!
麗しき指先を怪我した上に、あまつさえ舐めるだと!
なんたることだ…。嗚呼、なんたることだ…!

この劣化の原因は何なのか。「加齢」と結論付けず、周囲に問題があると考えた彼は、本当に海藤さんがお好きなんだな…。
そして調査の結果、はるはるとかいう取り巻きが原因と断定。
無罪判決を下された天ノ川さんとトワ様のスペックの高さが凄いな、逆に。

思い立ったら即行動の御曹司。はるはるに面会を申し込むと、びしりと言い放ちました。キミはみなみに相応しくない!!
人を使って宣告するとか、影で裏工作するとかではなく、真っ向から自分で動くのは良いな。実際、本当に悪い取り巻きの可能性もあるもの…。
彼はそのようには受け取らなかったようですが、プリキュアを知らない第三者視点で報告だけ受けたら、会長のコネを利用しているだけに見えても仕方がない。
不自然に急接近した後、寮ルールを改正したり、別荘に入り浸ったり、果ては素性不明の怪しい人物を寮に紛れ込ませたり。。
ろくでもないな、はるはる。

が、これを盗み聞きしていた海藤さんはご立腹。はるはるは取り巻きではない!友人よ!
「あなたは人の気持ちを分かっていない」の言葉に、御曹司もいたく反省。
もっとも、この流れで「人の気持ちを分かっていない」が飛び出るのは、何かが違う気もしないではないかも…。
「誰の」「何の」気持ちを分かっていないと叱責したのだろう?

後の展開をみると、「春野さんの気持ち」。
でも御曹司は「春野さんの気持ちを誤解した(海藤さんを利用しようとした、と誤解した等)」のではなく「スペックが低い」と判断したのが動機のようですから、「確かに能力いまいち。でもあんな言い方しなくても!」ってこと?地味にひどい。。
もしくは「春野さんは(結果的に失敗しているだけで)気持ちは真っ直ぐなのだからそこを汲み取れ」の意?
「海藤さんの気持ちを理解していない」の意なら、前半の過剰な愛情表現も含めて、すっきり分かるけど。春野さんのとばっちり感は増すな…。

それはさておき。
前回に続き、再び復活クローズさんが襲ってきました。そしてストップ・フリーズを召喚し、そこからゼツボーグを続唱。
この手順は必須なんだろうか。コンボデッキくさい動きだ。

出てきたゼツボーグは今回も花を武器に。そういえばディスピア様もそうなんだよな。
「悪役の魔女イメージで茨攻撃」だけでなく、「絶望が育つ」という表現やここ2回の敵の様子を見てると、何か意味があるのかも。

さてゼツボーグに対し春野さんは果敢に特攻。チームワークも何もあったもんじゃない。
先ほど言われたことを、いたく気にしていらっしゃるようです。
ですが海藤さんは諭します。私に相応しいとか相応しくないとか、誰が決めるのかしら?

海藤さん:
 「はるかははるかのままでいい」
 「私はあなたといたいのよ」
 「私は今の私が好き」
 「今の私があるのは、あなたのおかげなのよ」

王道の返答です。
御曹司的には「変わってしまったこと」が不満なのだから、いまいち解決になってませんが。
まぁご本人の幸せが一番だものな…。

天ノ川さんとトワ様が温く見守る中、お二人は手を取り合って仲良しぶりを発揮。
そのまま敵を霧散させ、無事に夢を開放させました。
夢は止まらないのです。でも。

ストップ&フリーズ:
 「夢、止まらなかった」
 「止められなかったな」
 「だが」
 「絶望した」

絶望そのものは食い止められていない。恐らく、これから先、彼が絶望することも何度もあるだろう。
ゼツボーグが現れたそのこと自体が、夢の危うさを証明している。
この要素を、今後どう昇華していくんだろう。なかなか怖い展開になってきたな。。


(左画像)映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪(Blu-ray特装版)

(右画像)小説 ハートキャッチプリキュア! (講談社キャラクター文庫)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


【今週のはるはる】

盗撮されてた春野さん、異様に抜けておられる。
いつもの彼女からは想像できません。お惚けはしていても、水準からするとかなり高スペックの印象があったのに。
普段の優秀さはカメラの前で猫被ってるんですかね。それとも「失敗しないと身につかない」タイプなのか。

【今年のプリキュアさん】

これまでのシリーズでは「絶望」は絶対悪として全否定されてきた。「絶対に諦めない」はまさしくそれ。
でも「プリンセス」では、「絶望」は不可避で「夢」とセットで存在しているもの、みたいな雰囲気を感じる。「スイート」の「不幸」「幸福」の関係みたいな感じ。

「夢」とは、「誰かのため」であったり「誰かに応援されている」ものである、という扱いをされてるように思う。
(春野さんの家族の夢は、「娘がプリンセスになること」だった。望んでくれる人がいるからこそ、春野さんの「プリンセスになりたい」の夢は成立している)

一方「絶望」も、「誰かのため」に集めてるのが面白い。
クローズさんはディスピア様のために絶望を集めてる。本人も楽しんでるっぽいですけど、あくまで主目的はディスピア様。
逆に「自分のため」に絶望を集めたロックくんは「愚か者」と明確に否定されている。

ディスピア様自身も、ちゃんと部下に応えてる。
度重なる失敗をしたクローズさんを見限る時も、餞別に力を与えているし、復活してきた彼が成果を挙げたらきっちりと褒め「昇進」させている。
シャットさんに対しても、本人の希望通りトワイライト様付きにしてくれてる。
クローズの配下にしたのだって、相対的な罰であると同時に、主を失い居場所がなくなった彼への救済処置にも見える。
優良組織だな、ディスダーク。これがナイトメアだったら、シャットさんなんて即座に解雇、それどころか「トワイライトの首を持ってこい。出来なければお前も反逆者とみなし退治する」くらいのことはやってきますよ。

単純に考えたら「絶望することもある。だけど立ち上がればいい。夢は消えないのだから」「絶望しそうになる弱い気持ちも受け止めて、夢を目指そう」とかだろうけど、「ディスダークもまともな組織に見える」のがやっぱり引っかかる。
何かもっと予想外のことをしてきそうだな…。

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