穴にハマったアリスたち

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憂鬱だったかもしれない水曜日

2007年09月21日 | アニメ、ゲーム・全般
何となく漫画感想。

■ネギま!
あいばさんも書かれてましたが、パーティ戦が素直に格好いい。
奇襲くらって壊滅状態→辛うじて残った人たちが応戦→押されまくりながらも回復・回避が追いついた人たちから復帰って流れはまんまRPG。
正直、今の少年漫画で一番バトル展開が楽しいのは「ネギま!」な気がする。
もう1対1の構図にはお腹いっぱいなんですよ。
今回の話、微妙な構成の漫画なら、神楽坂の姐さんが何だかよく分からない覚醒でもして一人で頑張って解決とか、そんな流れにしてしまいそう。(それはそれで需要ありそうなんで否定はしませんけど)

あと、各人の特殊能力を大ゴマ使うこともなくさらっと連打してるあたりがテンポ良くて好き。
特に姐さんの魔法無効化能力が当たり前のように戦闘に組み込まれてて、しかも相手にも当たり前のように対応されてる流れが素敵です。
上空から魔法アタック→姐さん無効化!→でも無効化するために姐さんの足が止まる→第三者が即、背後から物理攻撃、みたいな。

■絶対可憐チルドレン
こっちも二日遅れの感想ですが、紫穂お嬢さんがとてもとても可愛いです。玩具化!玩具化!
作者の椎名さんは重箱の隅をつつくような性癖をしていらっしゃる。
そしてナオミお姉さんもお気に入りなので、二人で戦闘してるのがちょっと嬉しい。

一応、「絶チル」も集団バトルをしてるといえばしてるのか。
サイコキノ、サイコメトラー、テレポーターの3人の女の子がヒロインの超能力漫画ですが、それぞれの能力のベクトルが違うんでちゃんと連携組んでくれてます。
まぁ今回は即行で紫穂お嬢さんが脱落してるんでアレですけれど。この性悪姐さんのポジションの微妙さには癒される。

最近、微妙に不満というかもぞもぞするのが、「GS美神」の時にあった「美神さんのオカルト講座」的なのがないこと。
どうせなら超常現象豆知識みたいなネタをやって欲しいなぁ。
ここしばらく敵さんのルールがなんでもアリすぎるので取っ掛かりが欲しいと思う。(ちゃんとルール内には従ってるのだけどルールを規定するルールがない感じ。いや、それもあるにはあるのだけど、超能力って括りが半端なく広いんだもの)


(左画像)
魔法先生ネギま! 19 (19) (少年マガジンコミックス) 赤松 健

(右画像)
絶対可憐チルドレン 10 (10) (少年サンデーコミックス) 椎名 高志


「絶チル」の作者、椎名さんのブログ記事のネタ。

(以下引用。括弧内は私の補足)
 質問:葵ちゃん(テレポーター)は薫ちゃん(サイコキノ)がいないときでも宙に浮いていることがありますが、どうやって飛んでいるのですか?

 答え:(後略)


あれは作画ミスとか構成の都合とかじゃなかったのか!
前向きな作者さんが私は大好きです。

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