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(第7話)ひろがるスカイ!プリキュア「ドキドキ!転校生はヒーローガール!! 」感想

2023年03月19日 | ひろがるスカイ!プリキュア
■(第7話)ひろがるスカイ!プリキュア「ドキドキ!転校生はヒーローガール!! 」感想


(「ひろがるスカイ!プリキュア」第7話より)

ハレワタールさんがご転入なされた。
スカイランドのことは秘密にしたい。しかしながら彼女は正直な子。
だから目立たないようにして、質問攻めを回避しよう。

対策になってない気がしてなりませんでしたが、ソラさんの本心としては悪目立ちして孤立したくなかったとのこと。
故国での学園生活が偲ばれる。

とはいえ何せ正直な子なので、規格外の運動能力を皮切りに、結局はヒーロー志望のことまで大公開されました。
そしてそれを温かく迎え入れられた。

似た話はハグプリの野乃さんでもあった。
野乃さんは転校前の学校で上手くいかなかった。転校先では己を偽ることなく、生活できた。
違いは何だったのか…といえば、直接的なところだと薬師寺さんの存在が大きい。

では今回はといえば、やっぱりましろさんの存在に依っていると思う。
ソラが「異常者」「異端者」ではないことは、ましろさんが仲良しということで担保されています。
そしてそれに続く、ましろさんの友人らしき謎のモブ・あさひくんの「よく分からんが頑張れヒーローガール」の一言が大きい。
これで彼女は受け入れられた。「ソラさんが正直だったから」ではなく、周囲の環境に恵まれた。

仮にましろさんとふたりはプリキュアしないままに、いきなりこのクラスに転入していたら、同じことをやっても悲劇になっていたかもと思うとなかなかに怖い。
カバトンも、もしもこの学校内に「友人」がいたなら、もう少しまともな受け入れられ方をしていたかもしれない。
(学食のパンは購入しているあたり、おそらく給食のシステムを知らず、食べ放題と勘違いしたようにも思う)

また、明らかな「異邦人」なので、言動が多少おかしくても「そういうものか」で納得できる。
ソラさんは勘違いなされていましたけど、転入生が友人を作るなら、異邦人ボーナスが効いて目立っている内が勝負です。クラス替え後のシャッフル中に乗り遅れると、後々厳しいのと同じ。
実際、体力測定のあの異様な結果がないままに「実はヒーローを目指しています!」と言ったら胡乱な目で見られたに違いない。

正直に、と言ってもスカイランドの件は秘匿されたまま。
「向こうの言葉で喋ってみてよ」は鉄板のネタだと思うのですけど、どうにか乗り切ろう。
言葉は同じだが文字が違う、というのはかなり奇異なので、多分「何か事情があるな」と察して、触れられないようになると思う。
極端に異質だと、逆に受けいれられる現象。

…こうして見ると、「社会人になって苦労する」というより「社会人になったので苦労が報われた」話のようにも見えるな。
スカイランドとソラシド市には、学校と会社のような関係性はありませんが、学生の頃には重たくて避けられていたこと(「社会のために頑張る!」とか「より良き家庭を作りたい!」とか)が、報われて花開いたというか。どういう着地を目指すんだろう?

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