日が長くなって夕方6時近くでも昼間のよう。
展望台のある稲荷山公園を通りかかってユリノキを見上げたら、緑の葉の中でユリノキの花が咲いていた。
去年初めてこの花に出会ってから、もう1年が経ったのだなあ。
咲いている花の中に種の果実の殻が残っているのも見ることができる。
今年も会えてうれしい
日が長くなって夕方6時近くでも昼間のよう。
展望台のある稲荷山公園を通りかかってユリノキを見上げたら、緑の葉の中でユリノキの花が咲いていた。
去年初めてこの花に出会ってから、もう1年が経ったのだなあ。
咲いている花の中に種の果実の殻が残っているのも見ることができる。
今年も会えてうれしい
ヒマラヤスギの脇を通ったらその木の近くに落ちていたシダーローズ!
何年ぶりだろう!と思いながら大事に拾って持って帰った。
ヒマラヤスギの松ぼっくりの先端部分なのだが、何とも美しい形だ。
そのまま展望台のある稲荷山公園を通ったら、なんと!ユリノキの実が地面に幾つも落ちているではないですか。
木を眺めながら、そのきれいな形にうっとりしていたその実の殻(種はもうどこかに飛んで行った)が地面にコロコロところがっているではないですか。
勿論、こちらも三つばかり拾って持ち帰った。ユリノキの記事→こちら
なるべく開いた部分の欠けがないものを選んできたのだが、これまた美しい。
つい、並べて記念撮影
こんな出会いのある冬の日。
初めてユリノキの花に出会ってから2~3日後、花の姿は少なくなっていたけれどその代わりにあったのは
花弁を落とした後に現れたこの果実、これからどんな風に変化していくのか楽しみだ。
そして、こちらはモミジバフウの木。
今はこの木も雌花が一杯についている。
とげとげの星のような花。
息子の通っていた小学校の校庭にあったのでユリノキという木の名前と背の高い大きな木だということは知っていた。
しかし、背の高い木は校庭に何本かあって、それらのうちのどれがユリノキかは知らずに過ごしてしまった。
はっきりこの木がユリノキだとわかったのは、初めて名前を聞いた時からずいぶん経ってからだった。
展望台のある稲荷山公園には二本並んで立っているユリノキがある。
葉が落ちるとかさかさした小さい薄茶色の小さな手のような、団扇の骨組みのようなかわいらしいものがその枝についているのは知っていた。
でもそれが一体何なのかがわからなかった。花?にしては乾きすぎているようだし、実?にしては中身がなさそうに見えるし。
この日、ここを通りかかった時緑の葉の中に、緑ではない薄いクリーム色の物があることに気付いた。
えっ、なになに!?あれは何?
近寄ってよおく眺めた。
もしや、これは花!!
チューリップのような形をしたクリーム色の花、これがユリノキの花。
初めて見ました。
もっとよく見たくて低い枝を引き寄せてみた。
鼻を近付けて匂いを嗅いでみたけれど、匂いは感じられなかった。
なんとも可憐なその花。
よくよく木を眺めるとたくさんの花が咲いている。
出会えてよかった‼
ユリノキ
・アメリカ中部及び東部(アパラチア山脈)を原産とするモクレン科の落葉樹。大きな枝を整然と広げる姿が美しく、街路樹や公園樹として各地に植栽される。日本に渡来したのは明治初頭のことで、移入された種子を新宿御苑等に播いたのが始まりとされる。
・ユリノキの開花は5~6月。花はチューリップのような形で、別名をチューリップツリーというが、高い位置で上向きに、しかも葉と葉の間に隠れるように咲くため、あまり人目につかない。
・ユリノキという名は学名「Liriodendron」の訳語。これはギリシア語のユリ「Lirion」と樹木「dendron」を合成したもので、花の構造がユリに似ることによる。・花はまったくユリっぽくないが、ユリノキが渡来した頃はチューリップが一般的ではなく、より馴染みのあるユリをそのまま和名にしたとされるが、大正天皇が皇太子の頃に小石川植物園で本種を見て命名したという説もある。~庭木図鑑より