最近、駅、公民館など様々な所で見かけるAED。
テレビなどではいざという時のためにAEDは大事な役目を果たす、と聞き、また音声案内に従って使えばよい、と聞いても、命にかかわることだと思えば、やはりきちんと使い方を知っておきたいとかねてから思っていた。
それで市の広報で見たことがある救命救急講習をいつか受講してみようと思っていたのだが、先月、狭山消防署で12月の「救命救急講習1」の募集があるのを知って募集開始日に電話で申し込んだ。
講習の種別はいくつかあって、この時募集していたのは「普通救命救急1」。募集人数は30名。
[普通救命救急1:心肺蘇生法(主に成人を対象)、大出血時の止血法(※一般向け)]
AEDの使用方法も含め、3時間の講習会だ。
電話した時に言われたのはキャンセルは必ず連絡すること、そして当日は動きやすい服装で、化粧は特に口紅はつけないことだった。
そして当日。
*画像はHPよりお借りしました。
9時から時刻通り始まった講習会は消防署員の方のお話から始まり、すぐに救急ボランティアの方々があらかじめ分けられた班ごと(各班4人)に2人ずつ付いて丁寧な説明と共に実技の指導を担当するという形で進められた。
班は4人だが、その一人一人が一つずつの練習用人形とペアを組むようになっている。
訓練は非常に実際的で、倒れた人を見つけた時にどのようにするべきか、周囲の安全確認から始まり倒れた人への声掛けの仕方、集まった人々への助けの頼み方、そして心肺蘇生法と人工呼吸の仕方へと進む。
胸骨圧迫は♩=110に合わせながら数を数えながら全身を使って人形の胸を押して練習する。そのあと人工呼吸の練習をした。その組み合わせを何度も繰り返し練習。
そこまでの一連の流れを練習した後で、最初から一人ずつすべての動作を行っていく。
そして、その後はAEDのトレーニングキットを使った実技練習。
確かにAEDから音声で指示は流れてくるものの、やはり気持ちは焦るものなので、こうして実技練習ができてよかった。
その後、最初からAEDを使って救急隊員が駆けつけるまでの全ての事を一人一人実技の総復習を行う。う~、緊張。
最後に止血法、気道異物の除去法(二種類)の説明を受け講習は終了したのだが、救急ボランティアの方々の的確な指導で実技もたくさん実行でき、あっという間の3時間だった。
すべてが終了した後、『普通救命講習修了証』が渡されてこの日の講習は終わった。
受講してよかった!!
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