Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

クジラの島の少女

2006-08-10 00:09:23 | 映画 か行
            
ニュージーランド・ドイツ/102分/2003年
監督・脚本:ニキ・カーロ
出演:ケイシャ・キャッスル=ヒューズ/ラウィリ・パラテーン /ヴィッキー・ホートン/ クリフ・カーティス/ グラント・ロア  *クジラの島の少女

ニキ・カーロ、どこかで聞いた名前なんだけどと思いつつ・・・わかりました!「スタンド・アップ」の監督だったのね。

ニュージーランドを舞台にマオリ族の人々の自らの文化を守りそれを継承し次の世代に伝えようとする姿が印象に残る。声高にそれを言うんではなく、あくまで日々の積み重ねを見せる事でこちらにそれが伝わってくる。でも、それはやっぱりとても大変な事なのだとつくづく思った。主人公バイケアが凛としてけなげで、まさに「クジラの島の少女」
作品中で歌われる歌、そして踊り、これは愛知万博でそのハーモニーの美しさと、男性の舌出して目をむく表情が印象的だったニュージーランドの音楽では?と思っていたらやはりその通りだった!感激~何故って、どういう時に歌われるのかがわかったから!そして何故、舌を出して目をむくのかもわかったから!これは敵を威嚇する仕草であり「食っちゃうぞ」と脅す意味が込めていたのだ。作品とともに相乗効果で自分の中であの時に聞いた音楽がより深くなった気がした。こんな偶然あるんだ!
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夕焼け

2006-08-09 00:02:14 | 自然


8日の夕焼け空は、最近になく美しかったですね~
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CAVA(カバ)

2006-08-08 00:15:44 | 食・その周辺
カルフールに行ったら入口付近に山積みになっているワインのワゴン。近付いてみるとなんとCAVA が二種類

CAVA(カバ)はスペイン・カタルーニャのスパークリングワイン、この間の旅行の時に初めて飲んだけれど、ほんと美味しかった~

その「CAVA」にまた出会えるとは
今までここで見たことはなかったのに!!まさかねぇ、狭山でねぇ・・・感激~
(池袋の「やまや」で友人は見かけて買った、と言ってましたが)
        
お安い方を買いました。それがこれ↑です 
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♪音楽会のお知らせ♪

2006-08-07 23:58:56 | 音楽会
来る8月20日(日)下記の音楽会があります。暑い最中ではございますが、暑さに負けない熱い演奏をお届けいたします~

狭山市合唱協会「創立30周年記念演奏会」

日時:8月20日(日)
   開場13:30、開演14:00
場所:狭山市民会館
出演:狭山市合唱協会所属の合唱団の指揮者・ピアニスト&創立30周年記念合唱団

第7回「心・技・体」発表道場

アントネッロ塾でチェンバロ修行中の私・・・。
そのアントネッロ塾生による発表道場が開催されます。

日時:8月20日(日)
   17:00開演
場所:鷹羽スタジオ(千駄木)
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スアール・アグン:バリ島巨大竹製打楽器アンサンブル

2006-08-07 00:15:57 | 音楽
             
初めてバリのジェゴグ「スアール・アグン」を聴く。   

チラシに踊る女性の姿があったので「きれいなお姉さん」が好きな私は前から6列目の席を取ってました。これは、目にも耳にもとてもいい場所だったので大満足でした。女神のお姉さんのお二人は黒髪の、すらっとして美しい方々でしたよ。踊る姿にうっとり今回の公演の演奏者は総勢21名でした。
舞台にはずらっと楽器が並びそれを見ただけで期待に胸が高まる~♪楽器に描かれている色といいデザインといいまるで曼荼羅のように見えました。これはその音楽とともにバリ・ヒンドゥー教の宇宙観が具現化されたものだそうです。舞台の前方、客席の上方に上手から下手に一本の綱が張られ、それはまるでしめなわのようであり結界を示すように思われました。その向こう、舞台の上は神が集う神聖な場所・・・という感じ。客席後方から演奏は始まり、そのまま舞台に上がってその世界にもろともに引きずり込まれた2時間でした。ここはバリ島?(って行った事はないんだけれど)そんな気にさせられました。いつか行ってみたいな~
音楽に対する祈りと謙虚な気持ちがその根底にあることが感じられないものは音楽ではないと思っているんだけれど、それが実に素直にそんなの当たり前さ!という形でそこに存在していることに心を奪われました。また激しいリズムとそれに対して単純な音が鳴り響き、それが続くことでトランス状態になるのだなぁ~と実感しました。

*JEGOG(ジェゴグ)とはバリ島西部・ヌガラの伝統芸能として伝わった巨大竹製打楽器。通常1チームが14台で構成されたアンサンブル演奏。4音階の竹打楽器で、4つの音階は東西南北を意味しそれぞれに神が宿り、その中心にシヴァ神があるという。
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入間川七夕祭り

2006-08-06 00:09:53 | 日々の雑感・近況
8月の第一土曜日の夜の楽しみといえば・・・

チャングム?

確かに土曜日の夜の楽しみなんだけど、この日は別なんだなっ

入間川七夕祭りの花火大会 なの。
   
ベランダから夜空に咲く花を楽しみました。

暑い夜には、やっぱり花火が似合うぅぅ、、、
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D.リパッティ

2006-08-05 00:07:41 | 音楽
昨日ザラフィアンツのブラームスを聴いたら、久しぶりにリパッティが聴きたくなった。LPもあるんだけど今日はCD「ブザンソン音楽祭における最後のリサイタル」
          
ディヌ・リパッティは1917年ルーマニアのブカレストに生まれ1950年ジュネーブ郊外のシェーヌ=ブールで病のため33歳の人生を閉じている。
彼の白鳥の歌となったこのリサイタルのプログラムはJ.S.バッハ:パルティータ第1番/モーツァルト:ソナタK.310/シューベルト:即興曲第3番D.899-3、第2番D.899-2/ショパン:13のワルツ
彼はそのショパンを初めて聴いてからずっと愛聴しているピアニストの一人である。このCD聴く時はいつもそうなんだけど、パルティータの出だしからやばかった。で結局即興曲の第3番では滂沱の涙長調の曲はこんなに澄んでどこまでも明るく悲しい・・・のだ!この曲でこれ以上の演奏はあるのだろうか!
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ブラームス

2006-08-04 00:16:42 | 音楽
私は今までブラームスのピアノ作品、中でも特に後期の作品を聴いていいと思ったことがなかった。自分で弾く時にも作品との距離を感じて共感には程遠かった。
「ブラームスの後期の作品って、ぐっとくるよね」などという言葉を聞くたび「そうかなあ?」と思っていた。
そんな私が初めて「後期の作品っていいな!」と思えたのが友人から借りたこのCD
          
「ブラームス ワルツ/エフゲニ・ザラフィアンツ(ピアノ)」ワルツOp.39/3つの間奏曲Op.117/4つの作品Op.119
ワルツよりとにかくその後の2曲がいい!思わず楽譜を出して聴く。いや、この楽譜引っ張り出したの何年ぶり?みたいな感じだったんだけど・・。
これだけ、歌い上げることが可能なんだ!と片方で驚愕し、もう一方で感激する。後期の作品だとこれみよがしは通用しないし、もろに演奏者自身の歌が出てくるのだと気付かされる。まあ、彼だからこそ、ここまで歌え表現できた!なんだろうけれども。それに、じゃあブラームス弾くか?と聞かれれば、いや聴くに留めます、と答えるのだが。          
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灯り

2006-08-03 00:27:14 | 自然
空の灯り、水面に映る。
       

地上の灯りの向こうで蝉が鳴く。
  
夏の夕暮れ。
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心の旅

2006-08-02 00:04:33 | 音楽
TVから流れてきた「心の旅」思わず「ん?」と振り向くとそこにはキリンラガービールの CMで歌っているチューリップの姿が映し出されている。(おー、過ぎた年月を感じさせるねっ)そして、彼らの歌に合わせて「懐かすいぃぃ~!」という感じで一緒に歌っている観衆の姿も共に流れる。

なんといってもリアルタイムで聴いていたので、彼らの歌も青春の一頁の中に流れていたっけ・・・♪などと、思わず懐かしく耳を傾けていた。

あ~、だから今夜だけは 君を抱いていたい
あ~、明日の今頃は 僕は汽車の中
旅立つ僕の心を 知っていたのか
遠く離れてしまえば 愛は終わると言った
もしも許されるなら 眠りについた君を
ポケットに詰め込んで そのまま連れ去りたい

あ~、だから今夜だけは 君を抱いていたい
あ~、明日の今頃は 僕は汽車の中
賑やかだった街も 今は声を静めて
何を待っているのか 何を待っているのか
いつもいつの時でも 僕は忘れはしない
愛に終りがあって 心の旅が始まる (詞:財津和夫)

歌に思い出が寄り添うとき、それはいきいきと心に甦り語りかけ、その時に流れていた空気の香りさえ思い出させるような気がする。甘美な思い出ばかりでなく、辛い思い出でさえも、心をチクチクさせながら、でも過ぎ去った事、もう思い出のかけらに過ぎないのさ、と甦ってくるようだ。

えっ、「心の旅」が私に思い出させることですか?
・・・・・わ、忘れました
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エイリアン VS ヴァネッサ・パラディ

2006-08-01 00:20:46 | 映画 あ行
           

2004年/フランス=ドイツ=イギリス/91分(DVD)

監督・脚本:ディディエ・ポワロー ティエリー・ポワロ(長編初監督作)
出演:ヴァネッサ・パラディ、ジェイソン・フレミング、 ブノワ・ポールヴールド、ジャン=ピエール・マリエル

「エイリアンVSプレデター」が公開された時には2回見に行ったっけな~とかげとカッパ(笑)どちらが強いのかなぁ~、に興味津々で。

というわけで題名に惹かれて借りて観たんだけど(いつだったっけ?)ついでに言わせて貰えば気になってたんでチラシまで取ってあったんだ~。

で、どうだったかというと・・・
「これぞ、B級
邦題なんて、まるっきりサギじゃん!

仕方ない、笑うっきゃないか!
でも、「落ち」さえわからなかったんだけど
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