今、2台のピアノではブラームスの『ハイドンの主題による変奏曲:Op.56b』弾いているのだけれど、その楽譜を読んでいて初めて運指番号が「0」と書かれている箇所を発見
これはVar.7。その第一ピアノの右手の部分、4小節目・・下に0、上に3と記入されているでしょう?

0・・・?(ゼ・ロ・
!)
ピアノを弾く時、左右のそれぞれの指には親指が「1」で人差し指が「2」という風に順番に5本の指にそれぞれ数字が付けられている。
だが、「0」・・・!!どの指?って・・・「0」?
これは、全音版だったので、あわててペーター版を取り出し、比べてみた。(アセアセ
)

同じ箇所には・・・おっ、何の指示も書かれていない!
ということは、どういうことだろう?と弾いてみて
・・・わかりました
右手のオクターヴ「♭シ」の下の音と左手のやはりオクターヴ「♭シ」の上の音とは、同じ音。だから、この音はどちらか一方の手で弾くことに自然になるのだ。何度か弾けば必然的に自分にあった手を選んでいるのだ。
なぁんだ、そういうことかぁ!!
全音版は「親切に」右手に「0」と書くことで、「左手がオクターヴを弾くように!」と指示していたのだ。
ペーター版は「あんたにお任せ!!」と言っているのだ。
解決できてよかったんだけど、でも「0」に対してもやもやしたものが咽喉元につかえて、妙な気分、落ち着かない気分。
ほんとに必要な数字なんだろうか?って。

これはVar.7。その第一ピアノの右手の部分、4小節目・・下に0、上に3と記入されているでしょう?

0・・・?(ゼ・ロ・

ピアノを弾く時、左右のそれぞれの指には親指が「1」で人差し指が「2」という風に順番に5本の指にそれぞれ数字が付けられている。
だが、「0」・・・!!どの指?って・・・「0」?
これは、全音版だったので、あわててペーター版を取り出し、比べてみた。(アセアセ


同じ箇所には・・・おっ、何の指示も書かれていない!
ということは、どういうことだろう?と弾いてみて
・・・わかりました

右手のオクターヴ「♭シ」の下の音と左手のやはりオクターヴ「♭シ」の上の音とは、同じ音。だから、この音はどちらか一方の手で弾くことに自然になるのだ。何度か弾けば必然的に自分にあった手を選んでいるのだ。
なぁんだ、そういうことかぁ!!
全音版は「親切に」右手に「0」と書くことで、「左手がオクターヴを弾くように!」と指示していたのだ。
ペーター版は「あんたにお任せ!!」と言っているのだ。
解決できてよかったんだけど、でも「0」に対してもやもやしたものが咽喉元につかえて、妙な気分、落ち着かない気分。
ほんとに必要な数字なんだろうか?って。
もっとも、このような曲を弾くことはありませんが
私、ほんとに初めてだったんで、暫く考えちゃいましたよ・・・。
今までこういう時には、重なる音に()が付けられているのしか見たことがなかったので・・。一つお勉強しました
楽譜によっては、同じ音を同時に打鍵するとき、使わない方の手の方のは( )で音符を囲ってますね。
弾けば分かる、のは当然ですが、そういうサービス?サジェスト?は、参考になります。
「ヘンレ版ピアノソロの、ブラームス変奏曲op.18の122小節目」にもあるのですね!
私はこの時が初めてでしたので、運指番号だけに反応して吃驚いたしました。
大抵はコウジマチさまも仰ってらっしゃるように使わない手の音は()で音符を囲っていますものね。
もう、「0」と書かれていても慌てませんが、「0」を使うというのが面白いとその時も思いましたし、今も思っています。