Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

骨董かっぱ堂

2009-01-14 00:30:15 | 展覧会・建築・器
通りかかるたび、いっつもすっごく気になって気になって仕方がなかった狭山の『骨董かっぱ堂
一体このお店の中はどんな風になっているのだろう?どんな骨董品が並べられているのだろう?と好奇心を刺激されていた。ここだけ時が止まっているように、不思議にここを通りかかる時、その扉はいつも固く閉じられていたのだ。

それが去年の暮れ、窓に灯りが点き、入口に「営業中」の看板が出ていることに気付き入ってみたのが最初だった。古伊万里、九谷、ガラスなど和骨董が高い天井のうっすらした静かな暗さの中にひっそりそれぞれ呼吸していた。
         
今日、通りかかったら窓に灯りが点いて入口に「営業中」の看板が出ていた。
出窓になったこの窓に飾られている灯りと古い置時計そしてランプ。窓のガラスに映る外の木立が現実世界とはまた違う奥行きを演出しているようだ。ふら~りと入店してみると外の世界とは全く違う景色が広がり、落ち着いた気分が全体を支配していた。
           
ここでは珈琲も注文できるようなのだが、それは未だ試していない。
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6 コメント

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面白そうですね (sanopomichi)
2009-01-14 08:27:14
私も以前から気になっていました。
素敵な空間が広がっていそうですね。
こんな中でゆっくりコーヒーでも頂きたい。

ところで、この近くの、道路の反対側にある建築事務所の隣のレストラン風の建物も気になっているのですが。
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Unknown (shim)
2009-01-14 12:28:16
写真見た瞬間、「オオ素敵!」と思いました。
時がゆる~りと流れていそうですね!
上の写真、日だまりが暖かそうですこと。
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sanopomichiさま、 (rubicone)
2009-01-14 22:34:23
「営業中」という看板を見た時は一瞬「え?」と思いましたもん。でも、中でお話を伺ってみると「え?やってましたよ」とのことでした。

ところで、はす向かいのレストラン「予約制」となっていますよね。確か、営業日も限られていると友人から聞いたことがあります。未だ訪れたことがないのですが、フランス家庭料理のレストランだとその時聞きました。
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shimさま、 (rubicone)
2009-01-14 22:38:55
そうなんです、ここには日常とはかけ離れた時間がゆるゆる流れているようでした。
何せ、置いてあるものは時を超越しているような骨董ですし・・・。
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私も気になっていました (なおこん)
2009-01-15 07:02:37
rubiconeさん  私も気になっていました
営業していたんですね・・・
一度入ってみたいと思っていましたがやはり時間が止まっていましたか
ここなら昔の自分に会えるかしら?
今度行って見ます~~
又欲しくなるもの増えそうだわ。。。今あるものも捨てられないのに。。。。
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なおこんさま、 (rubicone)
2009-01-16 00:02:52
やっぱりなおこんさんも「営業していたんですね」と思われたんですね~!!あの外観で興味そそられるのに、何時だって閉まってましたものね。「営業中」は信じられない!という感じでおずおず入ってしまいました。この建物、線路の枕木が多く用いられて作られていました。
骨董は見ているだけで楽しい。この時は「?」というガラスの器があったので店主に伺ってみましたら、なんとっ!蝿取りでした。大正時代の蝿取りは何とも風情がありましたよん。
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