Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

赤いアモーレ

2005-08-23 00:05:02 | 映画 あ行
DVDになるのがこんなに早いとは!劇場で見られなかったのでTSUTAYAで見つけて早速借りてみた。「この俳優どこかで・・・?」と思ったイタリア役の女性はペネロペ・クルス。『オール アバウト マイ マザー』での修道女役で強い印象を残していたあの俳優だった。

監督 : セルジオ・カステリット
製作年 : 2004年
製作国 : イタリア
出演 : ペネロペ・クルス
セルジオ・カステリット
クラウディア・ジェリーニ

原題:<NON TI MUOVERE>(動かないで)

傍からみれば満ち足りた生活を送っている外科医のティモーテオ(セルジオ・カステリット)と場末のカフェで出会った女イタリア(ペネロペ・クルス)との愛の形。衝動から始まった関係は、やがて愛に変わる。
赤いアモーレ公式サイト

しかしなあ、イタリアの前では真剣なんだろうけれどティモーテオの態度はどっちつかずで、女性の目から見ると調子いいよなあ、というか優柔不断というか・・・。ただ、イタリアが一途で純真で、愛に真剣な姿に打たれる。だからティモーテオもそこで安らぎを得、本当の愛を感じられたのだと思うけれどね。また、見ている私も彼女の愛とある種の救いとを感じていられたのだけれど。男の身勝手さにいらっとするけれど、それを超える全てを受け入れ、赦す愛が確かに存在すると感じられる。
とにかくペネロペ・クルスは凄いです

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10 コメント

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TBありがとうございます (morey's room)
2005-08-29 23:52:55
ベネロペ・クルスの役の入り具合は凄かったですね。別人のような姿でした。

多少、理解不可能な行動をお互いにしますが、お互いが居る事で救われる愛もあるのでしょうねぇ・・・。イタリアの濃い愛を見たという感じでした。
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はじめまして! (あざちゃん)
2005-08-30 10:10:33
TBありがとうございました。日本に入ってくるイタリア映画って重いもの多いですよね。まぁ、軽いヤツはかなりB級なんだと思いますが…



たまに濃厚な恋愛映画もいいもんです!!
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はじめまして (hiropon)
2005-08-30 19:41:11
TBありがとう。

まあ、奥さんの原作で、自分はペネロペ・クルスをすっかり信者にしちゃって、この監督、おいしいところを浚っている(笑)さすが、イタリア人。
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濃い・・・ (rubicone)
2005-08-31 00:18:23
morey's room様、こんばんは!

コメントありがとうございます。



確かに

>濃い愛

ですよね。息苦しくなるほど・・・。

とにかくペネロペ・クルスに参りました!
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こんばんは! (rubicone)
2005-08-31 00:21:56
hiropon様、初めまして!



監督は、男ってこういう・・・としっかり思わせてくれましたよね!

いつも、イタリアみたいな女性が現れるとは限らないぞっ!
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イタリア (rubicone)
2005-08-31 00:25:08
あざちゃん、こんばんは!TB&コメントありがとうございました。



ほんと、これは結構、重かったですよね。イタリアに救われましたが・・・。また、面白いものに出会いたいです。
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Unknown (viggy015)
2005-10-27 23:48:28
お久し振りです。



こちらでrubicone様のレビューを拝読して気になっていましたが、やっと観ました。

ペネロペには圧倒されましたねー。

正直言ってあまり好きな女優ではなかったのですが、見直してしまいました。



TBさせて下さいね。

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ペネロペ・クルス (rubicone)
2005-10-28 20:32:12
viggy015さま、こんばんは!お久しぶりです。コメントありがとうございます。



>見直してしまいました

いや、ほんっとにそうですよね



また遊びにいらしてね
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こんばんは (YOSHIYU機)
2006-04-02 19:49:24
ティモーテオの女性の扱い方は、乱暴でしたね。

でも、これ女性が書いた物語ですよね。

男は、こんな風に見られているのでしょうか?

ペネロペの変貌ぶりが凄かった。

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YOSHIYU機さま、 (rubicone)
2006-04-02 23:34:13
>女性が書いた物語

あっ!監督とティモーテオが同一だということに気を取られてました!いい役だよな~、みたいな・・・。

しかし、ペネロペはきれいなだけの女優じゃない!凄かったですよね。
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