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青柳いづみこさんが書いた「ピアニストが見たピアニスト:名演奏家の秘密とは」を読む。とにかく面白かった。それは一人の生身の人間像が明かされ、各人がそれぞれ生きて悩んでいる姿が克明に記されているからだろうか。明らかにされる秘密、自身ピアニストである青柳さんだからこそ書けた本!
俎上に上がるピアニストは順に スビャトスラフ・リヒテル/ベネデッティ=ミケランジェリ/マルタ・アルゲリッチ/サンソン・フランソワ/ピエール・バルビゼ/エリック・ハイドシェック
読み終えて、ふと気付いたのだけれど、6人のピアニストのうちリヒテルはロシア人(父親はドイツ人だそうだが)それ以外の5人はすべてラテン系!偶然の結果だろうけれど興味深いことだと思った。
アルゲリッチが初めて来日した時のTV放映を見て青柳さんのお父上が、名前と同じで「丸太」だ、とつぶやいたというくだりは大笑いしてしまった。同様に、ほんとに太い!と思ったので。
私はフランソワはとにかく大好き
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理屈抜きで惹かれていたので、彼のショパンの練習曲も真似して弾いてレッスンに持っていって・・・先生にどやされた。中学生が表面だけ真似してもね~、陳腐だったんだろうね。
この本の中で私が一番強く印象に残ったのはフランソワが「自分は小節線を憎んでいる。あんな非音楽的なものはない」という言葉である
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ご訪問&コメント、ありがとうございました。
こちらも、TBさせていただきましたので、お知らせいたします。
思わず二回続けて読んでしまいました。
本の中で紹介されていた「ミケランジェリ ある天才との綱渡り」、たまたま読んでCDも聴いていたので「歌う人」というのがよくわかりました。
TBありがとうございます♪
おもしろかったですね、この本(^^)。
私もサンソン・フランソワが好きだったので
この本を買ったようなもんです。
昔習っていたピアノの先生はフランソワを
まったく評価されてなくて、あんな弾き方は
邪道!みたいな感じでした・・・。
評価って難しいですよね?
最近、評価についていろいろ考えています。まとまったらblogに書いてみます☆
同じくamazonで購入されたとの記事の出だしに「同じ~」と嬉しくなったんです!
>最近、評価についていろいろ考えています。まとまったらblogに書いてみます☆
楽しみにお待ちしてますね!
>1969年日生劇場でのライブ録音!
色んな種類のCDあるんですが・・・あつ、当然最初に彼の演奏に接したのははレコードです、はは