Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

見慣れた風景・・・。

2017-03-26 20:19:22 | 展覧会・建築・器
いつもその前を通っていて見慣れた風景と思い込んでいた場所で、ある時「あれ、これは?!」と思わずまじまじと、またじっくり眺めてしまうということはありませんか?

いつも何気なくその前を通っている板金屋さん。
お店の入口の机の上に小さな招き猫がちょこんと座っていて、その左手を忙しく上げ下げしているのは知ってました。
今日も元気に挨拶してるね!!と思いながらちらりといつも見ていたのです。
      
しかし、
「あそこの雨樋って見たことある?その一か所だけ違って、素晴らしいよ」
と連れ合いに言われるまで、うかつにもその雨樋をちゃんと見たことがありませんでした。
この板金屋さんが作られたものでしょう、凝った作りの美しい樋。丁度、いい感じに緑青がふいてます。
しげしげと眺めいりました。
   
また、その近くの建物。
ちょっと変わっていて、でも何が変わっているのかがわからず、しかしあの建物、と言われると直ぐに、あれね!とわかる建物。
いわゆる、看板建築じゃないか、と言われ、「ああ!」とすとんと納得しました。
看板建築:木造、瓦屋根といった和風建築の全面部分に、洋風の装飾をあしらった平らな看板のような囲いをかぶせた建築様式。銅板葺き、タイル張り、モルタル塗りなどの仕上げ工法が見受けられた。~『埼玉たてものトラベル』より
看板建築~Wikipoediaより
表はお店でその奥は日本家屋になっています。
建物の角にある昭和レトロな商店会の街灯とよく合っていて、ここだけ他とは違う時間が流れているように感じます。
 
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