Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

本が届いた!

2017-11-14 23:05:33 | 
注文していた本が届いた。
TVドラマ『この声を君に』でその本の朗読を耳にして、是非実際に読んでみたいと思ったのだ。
ミーハー~
在庫がなくて、到着はかなり先になると聞かされたのだが、「予定が早まりました」との知らせが届き、それから程なくして届けられたのだ。
ワクワクして封を切って見ると、出てきたのがこの表紙↓え・・・!?

しかも「あの二人の朗読で大反響中!」ですと!!
よくよく見れば、文庫本に2枚のカヴァーがかけられていて、一枚目をめくると表紙が出てくるようになっている。

『回転ドアは、順番に』 (ちくま文庫)穂村 弘・ 東 直子(著)
二人の歌人による歌を連ねていく「連々歌」と名付けられた歌による一冊の本。
春に出会い、春の別れまで(しかしそれがまた始まりに戻り)を二人の詠む歌によって創られた一つの物語。歌があり、その後に詩のような断章が続き、そしてそれが呼び交わしあって二人の世界を作り上げていく。歌も詩も読み手の想像力を刺激し、新たな世界を旅する気持ちになる。熱くて爽やかで、思わずどきんとしたり悲しくなったり、心の機微に触れてくる。
そしてそれをTVで見たように声に出して読んでみると、その作品の魅力がより身近に感じられて、新鮮だ。(そういえば、短歌って目だけで読むより声に出した方が、というか読んで欲しいと歌の側からも求められる気がする。)
日本語を声に出して読むことから離れていたな~、と改めて思う。声に出してちゃんときちんと読んでみよう。
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