Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ザ・タウン

2011-03-08 00:03:28 | 映画 さ行
           
原題:The Town
2010年/アメリカ/123分
監督:ベン・アフレック
原作:チャック・ホーガン
脚本:ピーター・クレイグ、アーロン・ストッカード、ベン・アフレック
撮影:ロバート・エルスウィット
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ、デビッド・バックリー
出演:ベン・アフレック、レベッカ・ホール、ジョン・ハム、クリス・クーパー、ブレイク・ライブリー、ジェレミー・レナー、ピート・ポスルスウェイト

ストーリー:チャック・ホーガン原作の「強盗こそ、われらが宿命(さだめ)」を、ベン・アフレック監督・主演で映画化した犯罪ドラマ。全米一、銀行強盗発生率の高い街ボストン・チャールズタウン。そこで育ったダグ(アフレック)は当然のように強盗を生業として暮らしていた。だがある日、強盗に入った銀行の行員クレアに一目惚れをしてしまう。そんなダグにFBIの捜査の手が迫る……。「映画.com」より

実は観てから時間が経ってしまっているのだが、最初の銀行強盗のシーンからその用意周到ぶりとある意味天晴れな仕事ぶりに呆気に取られた。劇中のその他の強盗シーン、カーチェイスのシーンがリアルで思い出すとどきどきする。ボストンの街の光の部分とだからこそよりその暗さが際立つ影の部分、アイルランド系の人々の絆の強さ、そして友情と愛と。観ているうちにFBIってやな奴にしか見えなくなってくるのも何だか後で考えるとおかしいのだけれど。新しい世界へ向かおうともがいてもこの街、この境遇から抜けられない現実に切なさが滲む。
監督、脚本、主演のベン・アフレック、次回作も観てみたい。共演の俳優陣も素晴らしかった~
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2 コメント

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街の息遣いが (Puff)
2011-03-08 14:56:11
ボストンという街の光と影が感じられる映画でしたね。
街の息遣いが聞こえて来るようでした。
そそ、銀行強盗の場面では驚くほど鮮やかで
度肝を抜かれましたね。

ピート・ポスルスウェイトさん。
憎たらしい花屋の親父でしたが、
先日亡くなられたことを思うと何だか痩せていたし
ちょっと悲しくなっちゃいました。

ベン・アフレックの初監督映画、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」も
機会があれば是非ご覧になって下さいまし。
「ザ・タウン」がすこぶる良かったので、後でレンタルした次第です。
荒削りながら初監督作品とは思えないほど
見事な出来栄えでしたヨ。
主演はベンさんの弟ケイシー・アフレックでした!
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Puffさま! (rubicone)
2011-03-09 00:19:01
ボストンについて、なんとなく古き良きたたずまいの落ち着いた街なんて勝手な想像していたので、驚かされました。緊張の連続でした!

観終わってパンフを眺めていたら、部屋の中の細かいところまでアイルランドを表すものが置かれていて、映画を観ている時には一瞬で通り過ぎてしまったのものをじっくり見られて、こういう細かい一点一点を積み重ねているのだなあ、と改めて思ったりしました。

>ベン・アフレックの初監督映画、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」
そんなに良かったんですか!それは是非、TSUTAYAで探してみなくっちゃあ~!!
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