Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

区切られる空

2011-12-15 23:28:37 | 旅:ミラノ紀行
市電が走っている街に住んでいる方には珍しくもないのでしょうけれど、電信柱から伸びる電線だけを見慣れている私にとって、こうして細かく空が電線によって区切られているという風景は珍しく面白いです。

ここに市電が連なって走ってきたり、すれ違ったり一日中しているんですよね~。
道路を渡ろうとする時には信号があればそれに従いつつ車とともに市電が来ないかどうか確かめて、線路に気をつけて渡る・・・意外に「渡る」という一つの動作の中でしなくてはならないことが多いことに気付かされました。
       
石畳の道路とそこに敷かれた線路、中空に浮かぶ複雑な電線、その上に広がる空。
細かい模様を描いている電線は、また中空であや取りをしているようでもあり・・・見ていて飽きません。
       
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旅する中世

2011-12-15 00:01:45 | 旅:ミラノ紀行
旅したのは中世からルネッサンス、バロック・・・そして現代が混在する街。
大きな建造物からその中にひっそり在るものまで・・・特に中世のものに惹かれた。
 
一つ一つが大真面目であるのに妙に稚拙な感じを醸しているのが不思議。そして美しく繊細でしかも力強い!!説得力があるというか・・・。
            
よ~く見ると、え?!何でここにこんなものがぁ?と思わせるものを発見する喜び。そこはかとないユーモアを感じてついにんまりしてしまう。
     
左はアカンサスかなあ?でも右は・・・!? 
   
柱一本一本、その柱頭一つ一つを眺めているとあっという間に時間が経っている。
 
 
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