日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

12/29 フレンチ・ディナー

2018-12-29 23:25:59 | Today's Menu

2018.12.29. Sat. 『まこわやさしいか』 

朝: 私はコーヒーだけ。

 コーヒー

 柿

 林檎

 飲むヨーグルト   ㋕

 頂いた野菜()の整理。

昼:

 ハム・エッグ  『三田屋』のロース・ハム、ブロッコリー、パプリカのピクルス   ㋳

 ご飯  一休寺納豆、胡麻おかかふりかけ、奈良漬、しば漬   ㋮㋙㋚㋳

 豚汁  イベリコ豚ベジョータ・バラ、蒟蒻、鳴門金時、椎茸、竹の子、大根、人参、羅臼昆布   ㋑㋻㋛㋳

 こぱんちゃんが帰省。 

 田作り。

おやつ:

 レクチェ (こぱん)

 『エメラ』製 ボンボン (ほうじ茶、シトロン・オレンジ)

 『ゴディバ』製 「マカロン・ショコラ」

 『グラマシー・ニュー・ヨーク』製 焼き菓子

   

 『ART 0F TEA』製 「GARDEN OF EDEN」 (USA)

 コーヒー

 お見舞い。

夜: 『カシェット』さんで。 ワインを持ち込ませてもらう。   ㋮㋙㋳㋚㋑㋕

   

   

   

   

    

    

 Brut Millésime Special Club 2008 Grongnet  (AOCシャンパーニュ)  ピノ・ノワール57%、シャルドネ43%

   

    

ピノ・ノワール57%(ステンレスタンクで醸造)/シャルドネ43%(木製の大樽(33hl)で醸造)

わずか30弱のRM生産者のみが加盟している『スペシャル・クラブ』。 メンバー間で、シャンパンになる前の、ワインの段階で審査し、基準を満たしたものだけが、スペシャル・クラブを名乗れるというシャンパン。 フレッシュさと熟成感が同居するという、矛盾をも包み込む母なる優しさ。

グロンニェは、1885年創業で、現当主のセシルさんで5代目という歴史ある造り手。2014年、4代目の父より正式に後を継ぎ、醸造などを完全に任される事になりました。シャンパーニュはおろか世界的にも女性醸造家は、まだまだ少なく、しかもなんと!現在(2015年時点)は、3歳になる娘を育てながら、シャンパン造りを行っているとのこと!

【造り手の思い】
『代々続いた伝統を守りつつ、特に女性に飲んで頂く事を意識し、女性ならではの感性で造りたい』 と、語る彼女のシャンパンは、ステンレスタンクと木製の大樽を使い分け、スタンダード品でも、3~4年の瓶熟(通常は15ヶ月)、ドサージュは8gと、ドライ志向の昨今の中では多いほうだが…『昔からの顧客が、この割合が一番美味しいと言われたから、そうしてる。』と、古くからの顧客を大事にする老舗ならではの一面も。どのシャンパンも共通して、フレッシュさと円やかさ、ふくよかな果実味と上品な酸が調和。そして最大の特徴が、泡のやわらかさ!全てを包みこむような『母の愛』が感じられました!女性はもちろん、男性にとっても…『素直においしい。』と思う母の味ではないでしょうか!

------------------

セシル・グロンニェ女史が、愛情を込めて手掛けるグロンニェ。
グロンニェが所在するエトージュ村は、「コート・デ・ブラン」の南、地域区分でいうと「コート・ド・セザンヌ」に属します。

「子供の頃は木製プレス機が遊び場でした。いつもシャンパンと共にある自分の人生を、誇りに思っています」という彼女。チャーミングな外見からは想像できない、煮えたぎるような情熱と職人根性をもって、畑仕事とシャンパン造りに打ち込んでいます。
1500人以上のパリジャンたちが毎年彼女の新作を心待ちにしているというのも納得で、グロンニェはコート・ド・セザンヌ地区随一のレコルタン・マニピュランといわれます。

グロンニェの土壌は、コート・デ・ブランと同様の白亜質にやや粘土質が加わる土壌のため、白亜特有の豊富なミネラルや酸に加え、
力強い果実味と深いコクのある味わいが生まれます。

結果として例年よりも糖度を備えたブドウが結実し、豊かな香りを持つシャンパーニュが多く造られました。

こちらのスペシャル・クラブは、RMの振興団体「クラブ・トレゾール・ド・シャンパーニュ」に加盟する29のRM(2015年12月現在)が、良年に限って仕込む「ミレジム」を、共通のボトル(昔のシャンパーニュのボトル形状に着想を得た独自の重厚ボトル)およびラベルデザインによって展開する、1971年から続く特別プロジェクトです。
プロジェクトに参加するワインには最低3年以上の瓶熟成が義務付けられており、瓶詰め前と発売前に委員会とエノロジストによる試飲検査に合格したものだけ販売が認められる特別キュヴェ。
他のメンバーの審査を通らないとスペシャル・クラブと名乗ることが出来ないため、その名を冠する事はすでに他の造り手のお墨付きを得ているという、信頼があるのも嬉しいところです。

丁寧につくられたシャンパーニュの証明ともいえる、繊細でクリーミーな泡。
白い花や熟したリンゴ、ドライフルーツなどの甘い香に加え、仄かにアーモンドやバニラを思わせる芳ばしい香りが混ざり合い、複雑なアロマを醸し出します。芳醇な果実味が口の中に優しく広がり、シルクのようにまろやかな口当たりの後に、長い余韻が続きます。」

思いの外、熟成感が出始めている。 酸味がしっかりだったので、もう一本は2-3年ほど寝かせてみよう。

泡は細かくしっかりで、泡持ちもそこそこ良い。 複雑な風味の、上品な正統派シャンパーニュ。

 Puligny-Montrache 1er CRU 'Les Chsmps-Gain' 2010 Francois Carillon

   

「ルフレーヴと比肩されるピュリニー・モンラッシェの名門。
生き生きとしたピュアな果実の風味とミネラル感を備えた、秀逸なバランスのプルミエ・クリュ。

ルイ・カリヨンは、あのルフレーヴと並ぶピュリニー・モンラッシェ屈指の造り手で、ブドウ栽培農家としての歴史は1632年まで遡るという、由緒正しき家柄です。

2009年ヴィンテージまで、カリヨン家のワインは、"ルイ・カリヨン・エ・フィス"の名でリリースされていましたが、 先代のルイ・カリヨン氏の引退に伴い、2010年にドメーヌは息子のジャック氏とフランソワ氏の間で分割され、次男のフランソワ氏が興したドメーヌがフランソワ・カリヨンです。

フランソワ氏は1988年からワイン造りに携わり、醸造を担当する兄ジャック氏の傍ら、彼は主にブドウ栽培を担当。
技術・栽培責任者として経験を積み重ね、「畑がワインのクオリティを造る」という信念のもと、ビオロジック栽培へとシフト。
現在の自身のドメーヌも、ルイ・カリヨン時代のクオリティを一貫して保っています。

除草剤は一切使用せず、馬やトラクターを用いて畑の土を耕しています。
剪定や芽かきによる収量制限は平均40hl/haと厳しく制限。
植樹密度は10,000本/haと高いのが特徴です。

ルイ・カリヨンのクオリティを支えてきた祖父仕込みの職人気質と言うべき畑の手入れは、様々な生産者を見てきたワイン・アドヴォケイト誌の評論家ですら「すっかり圧倒された」とコメントするほど徹底されています。

当然ながらドメーヌの拠点はピュリニー・モンラッシェが中心で、
1級にはコンベット、ペリエール、シャン・ガン、ルフェール、フォラティエールを所有
ルイ・カリヨン時代の特級畑ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェは 兄のジャックに譲ったものの、
新たに1ウーヴレながらシュヴァリエ・モンラッシェを取得しました。
また、隣接するシャサーニュ・モンラッシェやサン・トーバンにも畑を所有する他、
コート・シャロネーズのメルキュレイもラインナップ。

赤ワインも少量造ってはいるものの、ドメーヌの真骨頂はやはり白ワイン。
村名以下はステンレスタンクで発酵後、小樽熟成を施します。
一級以上は小樽発酵・小樽熟成。いずれの場合でも酵母は添加せず、4週間から6週間をかけてゆっくりと発酵させます。
クリマごとに新樽率は異なるものの、多くて25%という低い割合です。
樽熟成期間は12ヶ月に留め、その後ステンレスタンクに移して6ヶ月の熟成。
澱との接触は長めにしつつ樽香は抑えるという、バランスを重視した熟成法が特徴です。

こうして出来上がる白ワインは、白い花や柑橘系の果実を思い起こさせるデリケートな風味。
口に含むと生き生きとした酸とピュアなミネラル感が広がり、ピュリニーの造り手らしく、曲がったところのないとてもストレートな印象です。

こちらのシャン・ガンはピュリニー・モンラッシェの斜面上部に位置し、サン・トーバンに隣接するプルミエクリュ。
樹齢約40年のブドウを使用しています。
上質な酸やミネラリーな性質を備えた、透明感あるワインが生み出されます。

飲み頃ばっちりで、果実味、酸味、ミネラル感が実にバランスが良い。 

いかにもピュリニー・モンラッシュ、といった造りで、骨太なミネラル感が馥郁とした果実味と共に感じられる。

 Bond Estates Matriarch 2008  (USA/Napa Valley)  CS100%

   

「WA:89  WS:90

カリフォルニア、ナパ・ヴァレーの地にて、世界最高峰のワインを生み出すハーラン・エステート。
ボンドは、そのハーラン・エステートの創設者ビル・ハーラン氏、醸造責任者ボブ・レヴィー氏、そしてコンサルタントのミシェル・ロラン氏によって設立されたワイナリーです。

ハーラン・ステートがブレンドによってエステイトの特色を表現するボルドー的な造りなのに対して、ボンドはブルゴーニュ・スタイルです。
ポール・ロバーツ氏曰く、「世界中に認められる100前後の土壌のうち、ナパ・ヴァレーに存在するのは約50種類。
この数字はボルドーよりもブルゴーニュに近く、土壌ごとの相違性を追及するのがボンドのテーマ」。
ボンドでは、四半世紀を掛けて80以上の畑から厳選した5つの単一畑と20年以上の長期に渡り契約。
カベルネ・ソーヴィニヨンのみを用いて、同じ哲学、同じチーム、同じ水準でワインを造ることで、そのテロワールの違いを浮き彫りにしているのです。

ボンドに使用される畑は、ハーラン氏が1983年に元ドミナスの共同経営者ロビン・レイル女史らと設立したワイナリー、メリーヴェイルのフラッグシップであるプロファイルに使用していた「メルバリー」と「ヴァシィーナ」(共に1999年リリース)。
2001年リリースの「セント・エデン」、2003年リリースの「プルリバス」、2006年リリースの「クェラ」の5つの単一畑です。
すべての畑で所有者と時間をかけて信頼できる関係を築き、その個性を解き明かすことへの義務、責任を果たすために栽培管理に途方もない労力を注いでいます。
その決意はラベルにも表れており1999年から2011年ヴィンテージまでは女神の下にテロワールを表現するという"DUTY(使命)"の文字が刻印されており、2012年ヴィンテージからはその文字は"TRUST(信頼)"へと変化しています。

メイトリアークは、単一畑から様々なワインをリリースするボンドの中で唯一複数ヴィンヤードのブドウをブレンドして造られるキュヴェ。
メルバリー、セント・エデン、ヴァシィーナ、プルリバス、クェラの5つのヴィンヤードのブレンドですが、ブレンド比率は公開されていません。
ソフトな酸と滑らかなタンニンの優れたバランスがあり、5つの単一畑のキュヴェに比べ、飲みやすい味わいに仕上がっています。 

以下、有名なロバート・パーカー氏のコメントです。
「何年もの研究の後、ビル・ハーランと彼のチーム(ボブ・レヴィとミシェル・ロラン)は、3つの単独畑から生まれるカベルネ・ソーヴィニヨンを使った3つのキュヴェと、そのセカンド・ワインのメトリアークを生み出した。
ビル・ハーランは、これらの畑の所有者達と長期契約をしており、このプロジェクトを更に広げていきたいと考えている。 各キュヴェともわずか600~700ケースほどしか生産されず、いずれもハーラン・エステートに負けず劣らず優美で美しい。 もし貴方の懐に余裕があるのなら、このワインを手に入れない手はない!」

Score: 91. When to drink: 2010 to 2020  
Critic Score When to drink
James Suckling 93/100    
CellarTracker 92/100 (7 notes from 5 users )    
Stephen Tanzer 90/100    
Wine Spectator 90/100    
 

ふくよかな完熟した果実のアロマがたっぷり。  カカオのアロマも強い。

アロマの割にタンニンがシルキーだがしっかり。 もう1,2年した方が好みの飲み頃だったかもしれないが、果実味的にはピークだったかな。

フォワグラのテリーヌに〇◎だったし、鱈の白子のソテー(シェリー風味のソース)にも良く合い〇◎。

メインの蝦夷鹿のローストに◎〇。

   

   

    

 蒟蒻と舞茸のピリ辛煮の下煮。

 数の子を漬ける。

 

コメント