lens, align.

Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

levitated ring.

2006-03-27 21:56:35 | art music
Firstplasma_2
(RT-1装置:浮上しながらプラズマ発光するコイル)
(東京大学大学院新領域創成科学研究科)

>> http://www.k.u-tokyo.ac.jp/index.html.ja
>> http://www.ppl.k.u-tokyo.ac.jp/RT1news/rt1.html
[概要] >> http://www.u-tokyo.ac.jp/public/pdf/180203_02.pdf

RT-1 プロジェクトは,新しい原理によるプラズマ生成システムを開発しようとする実験プロジェクトである.東京大学・大学院新領域創成科学研究科が同大学の高温プラズマ研究センターと協力して,平成 16 年度から柏キャンパス・基盤科学実験棟に建設を進めてきた.平成 18 年 1 月に最初のプラズマ実験に成功した.
────
RT-1 は天体の磁気圏に似た構造を実験室で再現する装置である.多くの天体はダイポール磁場をもち(例えば地磁気),その磁場にトラップされたプラズマが磁気圏を形成する.RT-1 は,真空容器(宇宙空間に相当する)の中に超伝導マグネットを磁気浮上させ,それが作るダイポール磁場(天体の磁場に相当する)でプラズマを閉じ込める.木星の磁気圏は,極めて高βのプラズマを閉じ込めていることが知られている.しかし,それがなぜ可能なのかが十分理解されていない.東大のグループは,これが木星磁気圏の回転流の効果であると理論的に予想している.


M.I.T.のLDX-Projectと同様の原理で高音超伝導コイルを用いた装置ですが、天体物理学にヒントを得てプラズマの回転を採用することで、競合に差を見出そうとしているようです。現在南仏キャダラッシュで進行している国際核融合実験炉、ITER(1億度)の十倍を超える発熱量が実現できるというから驚き。

要約すると、真空容器中のコイルを地磁気のような磁場で浮上させ、電流を流すことでプラズマを磁場に閉じ込めるのですが、この時、コイルを天体に見たてて、プラズマの回転の有無が効率を左右している可能性を検証し、高βプラズマの生成・制御を実現しようとするもの。

プラズマは原子核と電子が分離して活動的な状態を差し、宇宙空間の物質の大部分を満たしていますが、天体の周囲では磁気の影響を受けて創発的に磁気圏、惑星間では電磁圏を形成します。このダイナミクスには、プラズマ間の位相同期(ホタル群の明滅のシンクロと同じようなメソッド)といった自己組織化現象が働いていると分析されていますが、理論的、実験的な検証は未だ不完全なので、RT-1実験のこうしたプラズマ宇宙物理学への貢献も期待されます。

※補足:浮上超伝導コイルの磁束保存によって、自己安定な浮上条件が存在する。
>> 高温超伝導コイルの自己安定な 無制御磁気浮上

□ 

http://maintenance.blogzine.jp/maintenance/2006/03/post_3be2.html

先日のOCNブログの管理場面表示遅延について、
OCN側からの報告がなされましたが、大方の予想通り、
メンテナンスの影響を受けてアクセス制御を行う
負荷分散装置のスタック閾値が異常に
低くなってしまったことが原因のようです。
大規模バックボーン網の調整では仕方ないこととはいえ、
こうしたリスクの周知までを、メンテ前から
行うという選択肢もあったのではないですかね~。



□ Tunes of the Day

□ Monolake / "momentum"

Tetris

ミニマルテクノ、音響、エレクトロニカ、クリックハウス、インダストリアル、アンビエントといったサウンドを縦横無尽に操る奇才Robert Henke。本作はやや明快なビートを主軸にした、ジャケットのイメージ通り、複雑な動機関によって法則的に奏でられる機械音という印象を受けます。割りと曲毎で方法論が異なるので批評し難いですが、全体的にインダストリアル色が強め。
暗闇の底から浮かんでは沈むようなドープで濁ったビートが心地良い"atomium"、弾力と質感を漂わせるバウンドエコーを不規則に配置して、時間軸に平行してずらしていく"White_II"、様々な音の関数が曲線を描いて交りながら、レイヤーを結んだり、ほつれたりと展開する"Tetris"、幾つかのテクスチャを貼りつけて、ビートのエフェクトに変化を加えながら組み合わせを推移させていくミニマルトラック"Stratosphere"、"Credit"は吹き抜けるアトモスフィアで空間を包み込む、ノンビートのアンビエント。



□ Team Shadetek / "Burnerism"

Lancolin



□ Above & Beyond / "Tri-State"

Home
In The Past

Anjunabeatsに代表される、ディープでカッティングエッジなトランスの流行にはじまり、今や磐石の地固めに入ったTrance/Progシーンを多面的に牽引しているユニット。"Tri-State"は、彼らの集大成というよりも、コンセプト的に製作された感のあるアーティストアルバム。この手の作品は、DJ Mixから受ける印象よりもトーンダウンしてしまうのは必然的とも言えるのですが、それ以上に音使いが淡白で、anjunabeatsの特色等を期待する向きにはあまりオススメできません。とはいえ、丁寧なシネマティック・サウンドスケープとして聴けそう。Zoë Johnstonも参加。



□ Transa / "Chronology"

Timeless



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Above & Beyond

Home.
(Vocals by Hannah Thomas)

Here I come to find myself,
catch the tide,looking for a peace
at the end of the line.Sometimes I can't
help myself,fever's high,I'm all at sea
and so unwise.I'm so afraid I 'll lose
your love as time goes by,but courage
is a fire and a beacon so bright.The
sunset built a memory,our love sign,
and all at sea we come alive.

Will I wash away,turning like a stone?
I need a place where I belong.
Call a setting sun,to throw me down a rope
and take me to a place called home.

I close my eyes,I know you're there,
love of mine,standing on the shore in a
world I design.The sunset fires a lonely
flare into the sky,and all at sea we say
goodbye.

Will I wash away,turning like a stone?
I need a place where I belong.
Call a setting sun,to throw me down a rope
and take me to a place called home.
Looking for a place called home.

     ────
ここに来たのは「わたし」を見つけるため
波を掴まえて あの水平線の果てに安らぎを
探しているの。時々どうしようもなくなる
熱に浮かされて 途方に暮れて あてもない
とても恐れていたの 時が経つにつれて
あなたの愛が失われていくことを
だけど勇気は燃えて 灯台は眩しく輝いてる
夕日は想い出を繕ってくれた
わたしたちの愛のしるし
あてのない海で 私達は生き続ける

洗い流して石みたいに変えてしまう?
わたしには自分の居場所が必要なの
沈む夕日を呼び戻して
そのロープを手繰り寄せて 連れていって
「ホーム」と呼ばれていた場所へ

目を瞑ればわかる あなたはそこにいる
わたしのものだった愛は あの岸に残されている
わたしが描いた世界に
夕日の炎は あの空じゃ寂しい灯火
あてのない海で 二人は「さよなら」を言うの

洗い流して石みたいに変えてしまう?
わたしには自分の居場所が必要なの
沈む夕日を呼び戻して
そのロープを手繰り寄せて 連れていって
「ホーム」と呼ばれていた場所へ
「ホーム」と呼ばれていた場所を 見つけたいの。


Delerium New Album & Fauxliage.

2006-03-27 04:37:25 | delerium

先月に引き続き、Rhysからの近況報告です。

□ "Latest projects" Conjure One Phorum posted by Rhys Fulber.

>> http://phorum.nettwerk.com/conjure1/index.php?topic=5.0

Hello everybody and welcome to the new forum...

What I've been working on - wrapped up my contributions (co writing and programming 5 songs and adding keyboards to a couple more) to the latest Front Line Assembly album titled "Artificial Soldier" which should be out around June.  Currently entering the mix stage on a new Delerium album, whose style is somewhat reminiscent of Karma with more sophisticated production.  Also mixing an album i produced with a new female voiced alt-metal band from Poland called Delight for Roadrunner Records Germany.   After this we will get into mixing the new Leigh Nash voiced project Bill and myself have worked on called Fauxliage which will probably be released next year.  Then I have a couple other productions (Mortiis, etc) and will somehow find time to work on new Conjure One material and some live dates in the summer..

that's all for now, R

≪ Last Edit: March 25, 2006, 10:47:27 AM by archangel ≫ 

  > abstract;

>> about Delerium.

Deleriumの新作については、昨年の段階で曲はほぼ完成してる
という情報がありましたが、今ようやくミキシングに入った模様。
そして、そのサウンドの内容は・・・
"KARMA"を思わせつつ、更に進化を遂げたものになる
とか。事前情報の「ダークかつエレクトロでアップテンポ」が
矛盾しない方向に出ることを期待しています。
(この人達はいつもそんな発言してますw)


>> about Fauxliage.

Leigh Nashのヴォーカルを主軸に、
Bill Leeb、Rhys Fulberがデュオを組んだプロジェクト、
Fauxliage (Foliage改め)は来年の発売になりそう。

このFauxliage(フォーリッジ)という単語、
『群葉』という意のFoliage(フォーリッジ)と
フランス語である"Faux(偽りの)"と"Liage(束縛)"の
2語をかけて捩られた派生語のようで、
意味としては『葉に擬態する』とか、『造葉』となるでしょうか。
検索すると一般には同名のカモフラージュ迷彩服の
商品名として周知されていることがわかりますw


>> about New Conjure One Album

諸々のサイドプロジェクトの合間を見て、
Conjure Oneのサードアルバムと、夏に行われる
ライブについて構想を図るということでした。


>> FLA , and the others

他には、
FLAのニューアルバム"Artificial Soldier"(6月前後に発売)
で共同製作している5曲に取りかかっている真っ最中。
ポーランドのFemaleオルタナメタルバンド、
Delightをプロデュース中の他、Mortiis等のEBM系アーティスト
との仕事を引き続き行っているという内容。