ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

パスタの故郷シチリア

2013年07月08日 | パスタの話

Photo スパゲッティの語源は、スパーゴ=紐である。
チャップリンが映画「黄金狂時代」の中で、空腹のあまり靴ひもをスパゲッティと思い食べようとするシーンは有名である。
このスパゲッティはイタリア料理の代名詞にまでなってしまった。
そもそもスパゲッティはパスタの中の一部なのだが、スパゲッティがパスタを代表するような位置づけになっている。
しかし、正確には、スパゲッティは1.4mm~1.9mmのものを呼ぶ。
さらに、1.4mm~1.6mmの細いものは、スパゲッティーニと呼ぶ。
クアトロも正確にはスパゲッティーニという1.6mmのものを使っている。
1mm程度になるとバーミセリと呼ぶが、乾燥パスタのルーツはこのバーミセリである。
シチリアで生まれ海外へと輸出され、船上の保存食として重宝されたという。
このバーミセリの語源は“ウジ虫”である。
ウジ虫のようなパスタという意味だ。
現在のパスタの原点はシチリアのウジ虫と云うことになる。
ウジ虫のことは忘れ、パスタの故郷シチリアを思いながら、クアトロのパスタとシチリア・ワインを楽しんでみよう。

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