ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

歴史と革新のゲヴェルツトラミナール

2012年02月07日 | ワインの話

Photo クアトロ特別企画「イタリア白ワイン特集」は好評開催中。
イタリア・アルトアディジェ州カルダロにある「エステ・エ・ノイエ」の4種類の白ワインを使っている。
この特集のゲヴェルツトラミナールは、エステ・エ・ノイエの最上級ラインのプンタイ。
出来の良い年にしか作らないゲヴェルツトラミナールだ。
ゲヴェルツトラミナールと云えばフランス・アルザスのものが特に有名。
最近では、カリフォルニアやニュージーランドでも良いものがある。
しかし本来このゲヴェルツトラミナールは、イタリア発祥のブドウ品種。
北イタリアのトラミン原産のブドウ品種で、トラミンのゲヴェルツでゲヴェルツトラミナールと呼ぶ。
同じ北イタリアのこのカルダロでも良いゲヴェルツトラミナールが出来るのも不思議ではない。
世界ゲヴェルツトラミナール大会のようなものもあるらしいが、このエステ・エ・ノイエのプンタイは世界一のゲヴェルツトラミナールの栄誉に輝いている。
さて、世界一のゲヴェルツトラミナールはどんな味わいだろうか、クアトロの父がテイスティングをしてみた。
一般的にゲヴェルツトラミナールを例えるバラやライチの香りがまず鼻にかかり、これがなんとも心地よい。
その後の飲み口は、アルザスほどの濃厚さは無いが、それが程よくてエレガントな印象を受ける。
酸もとてもきれいで瑞々しさを感じた。
クアトロの父は、4種類の白の中でこれが一番好きかなと思う。
歴史があって革新的な最高のゲヴェルツトラミナール、あなたもクアトロで試してみませんか。

コメント
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