ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

08/08/27 歌舞伎座千穐楽第三部①「野田版 愛陀姫」あっぱれなパロディ劇

2008-08-30 19:58:40 | 観劇

オペラ「アイーダ」DVDで直前の2日がかりで予習。このお話を以下のように把握した。
A国に負けたB国の姫が身分を隠してA国の姫の奴隷になっている。B国の姫とA国の武将は恋におちているが、それを知らずにA国の姫も片思い。B国からの戦に武将が大将となって出陣し、姫の父王も捕虜にしてくる。父の説得に動かされた娘は恋人から軍略を聞き出すが、恋人は祖国を裏切ったことで死を覚悟。ふたりはともにお互いへの愛情と祖国への愛への板挟みに苦しむ。人知れずふたりで死んでいくことで解放される。A国の姫の恋は横恋慕状態で、その嫉妬心が二人を激しく苦しめ、それがスパイスとしての効果を上げている。

さて野田秀樹はそれをどう料理しているのか。今回の主な役名と配役は以下の通り。( )内はオペラでそれに相当する役名。
濃姫=勘三郎(アムネリス) 斎藤道三=彌十郎(エジプト王) 
木村駄目助左衛門=橋之助(ラダメス)
愛陀姫=七之助(アイーダ) 織田信秀=三津五郎(アモナズロ)
祈祷師荏原=扇雀 同・細毛=福助(二人でランフィスに相当)
多々木斬蔵=亀蔵 鈴木主水之助=勘太郎 高橋=松也

まず一番違うのが主役がタイトルロールの愛陀姫ではなくて勘三郎の濃姫だということ。濃姫が大したことのない武将の駄目助左衛門を愛してしまい自分と吊合いがとれるように織田軍と闘う斉藤軍の大将にさせるように画策。城下で評判の祈祷師コンビに駄目助左衛門を大将にというインチキなお告げをさせることから全てが始まる。
そしてラダメスがオペラと違って立派な武将でないところも特筆事項。駄目という字にしっかりそういう役の性格づけがこめられており、橋之助がいつものお役のようにカッコよくないのは正解なのだ。そういう駄目な男に濃姫が惚れたことから自らの不幸を招いた自業自得の悲劇。
オペラでは地位の高い神官であるランフィス。ラダメスは元々立派な武将なので、ランフィスのお告げも必然だろう(実力のありそうな武将を指名しないと自分の地位も危ないだろうし(^^ゞ)。
その役割をインチキ祈祷師ホソケとエハラに当てられているのも単に笑いをとるためだけではない。武将の中では大したことがない男を指名させるのに濃姫はこの二人を利用することにしたのだ。濃姫の圧力でお城に無理やり召し出されて駄目助左衛門を想像させるキーワードでお告げをする。お告げが外れた時にいつでも言い逃れられるようにしておくのが常套手段。
女祈祷師のホソケが自信なさげにエハラの言うままにインチキなお告げをつげているだけだったのに、民衆の多数派の心を読んで扇動することを思いついてからは男のエハラの上位に立つというのも面白い。そして自分が操っていたと思い込んでいた濃姫をも最後は民衆を操って追い出してしまうという展開は、いかにも野田秀樹らしい皮肉が効いている。

愛陀姫の七之助は可憐でまた幸薄い感じが実にいい。父の信秀に説得されて駄目助左衛門への愛情と祖国への愛に板挟みになって悶え苦しむ様は、実にタイトルロール役にふさわしかった。オペラでもアモナズロ役はなかなかいいのだが、三津五郎の信秀は父としてだけではなく毅然とした国主として娘の愛陀姫の敬愛を注がれていたのだろうと思わせた。

勘三郎の濃姫の顔色が青いことを強調していたが、これは公家悪の青というだけでなく精神的に少し病んでいることを強調しているのだろう。小人物だが男ぶりはいい駄目助左衛門に惚れ、婢の分際でありながら可憐で美しい愛陀姫と相思相愛であることを知ると嫉妬心を燃やし、そのことで策を弄し、その策は失敗。愛する男は死なせてしまい、敵国のうつけ嫡男に政略結婚させられる。
濃姫は必ずしも美しくなくてよい。神仏や運命で人生を左右されているのではなく自分で積極的に人生を切り拓くべく行動しているという魅力がある。そして自分で仕掛けたことで招いた不幸を引き受ける強さがある。
生き埋めになった地下の壕で悩み苦しんだ愛陀姫と駄目助左衛門は抱きあって死んでいき、その魂が昇天していく様もテグスでつながれた2つの風船がゆっくり上がっていくことで表現される。その地下室の上の横になった道を濃姫が上手から下手へ絶望の足取りをすすめていくという対比。オペラのアムネリスのように愛する人の天国での平安を祈りはしない。
この強い女性の心の激しい揺れを表現するには勘三郎という芝居の達者な役者が適任だ。座頭の勘三郎を濃姫にしたことで十分面白いパロディ劇になっていると思った。

さて、野田秀樹のオペラへの関心の深まりが今回の舞台化になったのだと思えるが、野田演出のオペラ「マクベス」を新国立劇場で観ている。先に書いた記事で紹介した新聞記事でその時のエピソードもあって、冗長だと思える曲のカットを指揮者に申し入れたら拒否されたらしい(笑)野田秀樹の舞台はスピードが命だ。だからオペラで眠気を催したバレエシーンが簡単な輪踊りですんだのもナイスだった。
蛇腹のパネルで舞台転換も早く、しかしここぞという所はMETの舞台も顔負けの金ぴか御殿やバルーンの象を2頭も登場させる凱旋シーンなどでは伝統的なオペラの演出を思いっきりパロっているということだと思えてニヤニヤしながら観ていた。オペラの独唱や二重唱などがない以上、話のエッセンスを野田流に味付けして舞台化するとこんなに短い時間で上演できるのかと感心してしまった。直前のDVD予習で歌詞が頭に入っていたので、それをその翻訳調のままあんなに早口で歌舞伎役者にしゃべらせること自体もパロディの極地だろう。まぁ、いつもの野田秀樹の芝居だと普通のスピードなんだが(^^ゞ

オペラでも物凄い人数が登場するこの作品をパロディ化して上演するためには納涼歌舞伎というのはチャンスなのだと思う。こういう奇抜なアイデアを勘三郎は面白がるし、その他大勢の役も大部屋役者が張り切って演じてくれるだろうし、歌舞伎界の長い稽古期間を必要としない力を持った役者ばかりでぎゅっと集中して稽古・上演できるのだ。
古典を若手役者で上演するという役割を果たすとともに、こういう実験的な企画も実現できてしまうのが歌舞伎座の納涼歌舞伎である。だからいつもの月よりも肩の力を抜いて気楽に楽しむことができることが嬉しい。

さて幕切れのあとカーテンコールがあった。歌舞伎座でも拍子をとった拍手が発生。千穐楽のカテコらしく野田さんも勘三郎さんに呼ばれて舞台に上がってきた。どっちが挨拶するかでジャンケン。負けた勘三郎さんが地の声で挨拶。小さい声だったが「また野田さんに歌舞伎書いてもらいます」って言っていた。

今年の納涼歌舞伎は三部を全部3階B席で楽しんだ。少しずつ他の演目の感想も書いていく予定。写真は千穐楽の垂れ幕。
8/27千穐楽第三部②「愛陀姫」補足と「紅葉狩」

以前聞いた講演で野田歌舞伎などの新しい歌舞伎のマイナス点も指摘されていた渡辺保氏が今回の「野田版 愛陀姫」は褒めていて、その視点は参考になった。
以下、野田秀樹の作品の観劇の記事をリンクしておく。
2006年12月NODA・MAP「ロープ」
2006年1月NODA・MAP「贋作・罪と罰」
2005年5月「野田版 研辰の討たれ」
2005年1月野田秀樹演出オペラ「マクベス」
2005年1月NODA・MAP「走れメルス」
2003年8月「野田版 鼠小僧」(記事はシネマ歌舞伎だが歌舞伎座で観ている)

08/08/29 金曜日2週連続、夜のオフ会

2008-08-29 23:59:51 | 観劇

先週金曜日8/22は関西から遠征されて歌舞伎座第三部観劇後のかずりんさんとこまつ座「闇に咲く花」観劇後の私が中間地点の四ツ谷で落ち合って短時間でオフ会。しんみち通りの焼き鳥屋さんで二人で一本の中瓶ビールで美味しい焼き鳥で「紅葉狩」や「野田版 愛陀姫」の感想もお聞きする。私は自分の観劇前にいろいろ情報を入れておくのが嫌ではない。だから全くノープロブレム。
あちこちのブロガーさんのところで劇団☆新感線「五右衛門ロック」の拡大オフ会の話題を読んでいたので、参加者のかずりんさんにその時の雰囲気もお聞きできたのも楽しかった。遠征できない身は寂しいが、東京でお会いできればそれで有難い。
感謝m(_ _)m
そして今週金曜日8/29はPARCO劇場「ウーマン・イン・ブラック」に集中豪雨のあった愛知県からやっと動いた新幹線でやってきたしろうさんと初めてのオフ会。東京は雨も上がっていて蒸し暑い中を劇場へ。一階の喫茶「moph」で軽く休憩。写真のようなデザートが美味しかった。
大阪の拡大オフ会でかずりんさんから「ぴかちゅうさんはコワくない」と聞いてやってきていただいた(笑)文章が硬いのでコワい人というイメージを持っている方も少なくないらしい。大丈夫です、生徒会本部役員系ですが、優しい本部役員さん系ですよ~(笑)(笑)

そして3人の共通点は上川隆也贔屓、劇団☆新感線の「SHIROH」という舞台に心底やられているということ!
お二人の「ウーマン・イン・ブラック」の名古屋公演・大阪公演のレポも読ませていただき、十分コワイ舞台だということを覚悟してみたが、本当に怖かった。おけぴチケット譲渡サイトでGETした席は4列目下手のサブセンター通路近くだったが、「キャーっ」という効果音が目の前から浴びせられる位置。上川さんのカッコいいお姿を堪能するには本当に良席だったが、お尻がゾクッとするまで怖い声が何度もだったので、この作品はこれ一回で卒業することに決めた(^^ゞ

観劇中だけでなく幕間もロビーに嵐のような効果音が流れているなぁと思っていたら、さにあらず!愛知県や東海地方に水害をもたらした雨雲が渋谷の空に広がってものすごい雷と豪雨。劇場近くの「大戸屋・ごはん処」渋谷公園通り店で夜ご飯を食べながら、名古屋の大きな劇場での舞台とPARCOのような小劇場での舞台の違いなどいろいろと盛り上がってお話していたら11時近くなってしまった。最後の和風デザートはかきこむようにして止まない豪雨の中を駅へ。山手線は無事動いていて、しろうさんが東京駅から乗る夜行バスの出発時間に間に合った!
充実した週末の夜を2週連続で過ごすことができ、お二人に感謝~m(_ _)m

08/08/26 オペラ「アイーダ」DVDの予習に2日がかり

2008-08-27 23:58:56 | 映画(映画館、DVD、TVを含む)

今年の納涼歌舞伎で話題の「野田版 愛陀姫」を観るにはオペラ「アイーダ」をDVDなどで観て予習することを決めていた。7月の歌舞伎座千穐楽でオペラにも造詣が深いブログ仲間さんにDVDをお借りしていたのに、やっぱり観劇直前の予習となってしまった(^^ゞ
8/27の千穐楽の直前2日がかりで前半と後半の2幕ずつ、字幕をつけながらしっかり観た。
ウィキペディアの「アイーダ」の項はこちら
オペラ以外の舞台化にもふれてある!①ディズニー製作のミュージカル、②宝塚歌劇団星組の「王家に捧ぐ歌」、③今回の歌舞伎「野田版 愛陀姫」!!

予習で観たのは写真のDVD。1989年10月メトロポリタン歌劇場公演のライヴ収録盤
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
アイーダ:アプリーレ・ミッロ
ラダメス:プラシド・ドミンゴ
エジプト王:ディミトリ・カヴラコス
アムネリス:ドローラ・ツァーイック
ランフィス:パータ・プルチェラーゼ
アモナズロ:シェリル・ミルンズ

夜ご飯を食べながらしか時間が確保できず、娘に文句を言われながらもつきあわせた次第。母娘とも高校時代に合唱部に在籍したことがあるので、まぁしぶしぶだが我慢してくれたという次第。
一番の文句は「美人役のデブのアップは見たくない」と散々。確かにアイーダ役もアムネリス役も二の腕ムッチリでアップは苦しいが、歌唱は迫力だった。
ラダメスのドミンゴはもともと好きなので馴染みやすかった。

メトロポリタン歌劇場公演ということで豪華で派手派手な舞台装置。凱旋行進曲の場面では本物の馬に引かれた馬車でラダメスは凱旋してきた。
しかし1幕・2幕は話の展開も遅く、特にエチオピアに勝ったエジプト軍の凱旋とそれを祝う王宮の場はバレエなどの場面も入って冗長。睡魔と闘いながら見ていた。
2日目の3・4幕は話もどんどん進むし、登場人物がからんで緊迫しての二重唱なども多く見応え聞き応えがある。アイーダのミッロと父アモナズロのミルンズの場面からぐいぐい引き込まれた。

「アイーダ」という作品は物語としてはわかりやすいが、あまりドラマチックな展開がないと思った。それを祝祭的場面などもあり、音楽的にもいい曲がけっこうあるので全体としては人気があるのだろうと思えた。

今年の2月頃の「アイーダ」のBunkamura公演の宣伝の新聞記事の切り抜きをとってある。野田秀樹がヨーロッパに滞在していた時にオペラをよく観るようになり、「アイーダ」も観たが伝統的な演出では「途中でうとっとなった」と語っている。その時に歌舞伎化の構想にも触れていた。野田秀樹も眠気を催すのだから、私が眠くなっても無理がないとホッとした。

さて、そういう私が「野田版 愛陀姫」を観た感想は・・・・・・後日に続く!

08/08/26 平成中村座の忠臣蔵BプロGET!

2008-08-26 23:53:06 | 観劇

本日10時から歌舞伎会ゴールド会員先行予約で携帯でアクセス!ねらいは仁左衛門が大星由良之介を演じるBプログラム!!
歌舞伎座での人気公演よりもつながらない。ようやく入れて千穐楽の残席は予算オーバーの竹席が△。奮発を決意して席を押さえたが途中でつながらなくなる。
ガックリ。

休みの日ということで10/12(日)のBプロを予算通りの梅席でGETと思いきや決済の途中で続けられないと表示が出る。再度がんばると、なんとか同じ列で確保~。
やれやれ。

ところが、帰宅してPCで確認したら、ドヒャー~。決済途中で続けられないと表示が出た分もとれてしまっている!ダブッてしまっているじゃないの~。

明日松竹にかけあおうかなぁとも思っていますが、ちょっと勿体ないかも・・・・・・。
梅席(2階)の正面席です。噂のお大尽席の斜め後ろの上手側です。私も同じ列におります。よろしければどなたかご覧になりませんか?

どうぞご連絡くださいませ~m(_ _)m

8/27:早速のお申し出がありましたので、締め切らせていただきます。有難うございましたm(_ _)m
それと
お返事コメントが遅くなっており、申し訳ないです。ボチボチとお返事させていただきますのでよろしくお願い申し上げます。


08/08/23 母のケアマネージャーと初の面談

2008-08-25 23:59:29 | 医療・介護・福祉など

「要介護1」の介護認定がとれた母に連絡がきて、ケアマネージャーとの初の面談。妹2と私も同席することにした。
前の週末に「元禄めおと合戦」観劇に連れていくために実家に泊まりこんで相談。介護関係の書類のファイルは既に用意してあったが、ノートも年季が入っているものの使わない頁をはぎとって使うことにして、まずは母の一週間の現状の行動表を作成。次に越谷市介護保険課発行のと『知っていますか、介護保険』いう冊子を見ながら、どんなサービスを利用したらよさそうかを相談しながら書き込んでおいた。

午後1時の約束に介護認定の申請を受け付けてくれた施設の施設長さんと同じ社会福祉法人の別施設にいるケアマネージャーさんのお二人の女性がきてくれて、面談スタート。
まずは「在宅」扱いでのケアマネージャーとの契約の説明をきく。利用者本人と代理者ということで私が署名することにした。
『知っていますか、介護保険』を読み込んで利用希望を書き出しておいたことを説明し、ひとつひとつ確認していった。
1.夜中に倒れた時に役立つ通報機能ペンダントつきの電話
→心臓疾患のある独居老人以外は利用できず。母のように脳梗塞気味というのでは×。すぐ死ぬおそれのない人に行政はお金を使わないってことね。
2.通所のリハビリテーション施設の利用
→施設によってリハビリテーションのレベルがいろいろなので、施設の定員の空き状況を調べてもらい、一日体験などの見学もさせてもらうことにした。できれば車の送迎もあり、お風呂も入って帰ってこられるところに行けるといい。
3.家事援助サービス
→一番困っているのが家で一人でお風呂に入れないことなのだが、入浴介助はされたくないという。そこでお風呂の用意と掃除、入浴の見守りを他の掃除をしながらやっていただくということで提案したら、それならやってもらいたいという気になってくれたので、それを週1回でお願いしてみることにした。
4.配食サービス
→週1回の利用をすすめておいたのに母は周囲の友人から「美味しくないらしいわよ~」という話を聞いていて、そんなだったら頼みたくないと主張。昼は毎日外食し、夜はスーパーのお惣菜を並べている。夏場は台所が暑いと御飯も炊かない。そういう状態で食のバランスがとれていないのが大問題。週に1回はバランスをとれた食事をしてもらうためにも利用するといいですよとケアのプロの女性が二人で言ってくれると母の態度もだんだん変わってくる。体調が悪くなってきたら週2回とか3回に増やしてもらうのにも全く利用していない状態からよりも美味しく感じなくても週1回くらいから利用しておく方がいいよと私も強くすすめた。
介護保険の範疇ではないらしいが、施設長さんが市のサービスの業者さんを紹介してくれることになった。
5.家の改造(トイレ、風呂の手すり、廊下の段差など)
→いっぺんにだとお金もいっぱいかかるのではという不安があるらしいので、まずは1階の和式トイレを洋式にする見積もりを頼むことにした。見守りを受けながら自宅のお風呂に入るようになればお風呂の改造のイメージも湧いてくるだろう。母が設計して大工さんと衝突しながら建てた素人臭い変な間取りの家でだだっぴろい変な浴室なので冬は寒くて私たちでも入りたくない。その寒さ対策も必要。そうなるとまぁけっこうお金はかかるだろうな。

「大金を使って2年くらいで死んでしまうのならお金が勿体ない」というのが母の感覚。娘たちは「お金はあの世に持っていけないよ」、「少しでも長く自宅で暮らしたいならば、ちゃんとお金を使ってでも生活の支障を感じるところは直した方がいいよ」と娘たちは言い続けるしかない。
母の乱高下する気分や暴言に振り回される娘3人。そのバトルが始まってから数ヶ月、3人とも心身ともに疲れが出てきた。暴言は言い安い妹1へ言うことから始まり、カッコをつけていた妹1や私にも暴言を吐くようになってきた。理性が働けばそこまで言っちゃいけないよということまで感情の赴くままにぶつけてくる。これでけっこう傷つくわけだ。みんな更年期だし更年期鬱の引き金になっている妹もいる。

老人介護は身内がすべきではないというのは、身内だと遠慮がない分こういう問題が起きるからだと知ってはいたが、身をもって痛感。
早く介護サービスが軌道に乗ればいいと思っている。
8/30追記
私が先週風邪で寝込んだといったら「アタシより身体が弱いのねぇ」と勝ち誇ったような態度の暴言を吐いていた母。今週に入ってかつて経験したことがない高熱が出たと大騒ぎ。医者で点滴を打ってもらって寝込んでいるが、食べるものが用意できないと妹たちに泣きながら電話があったらしい(仕事をしている私には一番遠慮しているのだ)。
ケアマネージャーさんや紹介のあったサービス業者の電話が固定電話にかかってきてベッドのある部屋から電話のある居間に行くのもつらかったと泣く。電話は1階と2階に1台ずつでしかも古くて調子も悪い。親機と子機2台に付け替えが急務。妹2が電器屋さんで聞いてきてくれたが、NTTのインターホンと連動する電話機なので他社の電話だとうまくいかないらしい。NTTフリーダイヤルへの相談も15分以上待たされてようやくつながってカタログを送ってもらうという大変なのを妹2がやってくれていた。フリーダイヤルってどこもそうなのだろうか。私もプロバイダーへのフリーダイヤルで午前半休を2回とるハメになったっけ。
透析に出かける前にそれを報告しようと電話してもつかまらない。携帯を持って出かける習慣がついていない。ちょっと熱が下がったからと医者や税金の支払いに出かけていたという。
老親の看取りはかくも大変。こういう疲れる日々が続くことを娘3人が覚悟しないといけないという認識は共有された。

08/08/24 雨音は喝采の音!「ガラスの仮面」さい芸千穐楽

2008-08-24 23:15:15 | 観劇

美内すずえの未完の漫画「ガラスの仮面」の通読はしている。過去に舞台化されたものは未見(創作能になった「紅天女」だけは観た)。
その「ガラスの仮面」が蜷川幸雄によって音楽劇として上演されるということで絶対はずせないと決意。主役はオーディションで選ぶ、その応募が2000人?!ということでどんどん注目され、私もしっかりさいたま芸術劇場公演の千穐楽チケットを確保。
彩の国ファミリーシアターの第1回目の公演ということも判明。夏休みだし毎公演先着30名のバックステージツアー企画付きということで、埼玉県芸術文化振興財団芸術監督としてのお役目を果たす役割もあるんだなぁと納得。

いつもの私ならバックステージツアーに必死になっていただろうが、なんと風邪がぶり返して前夜に発熱。いきなり秋になってしまったのかという寒くてしのつく雨の中を自転車でギリギリにさい芸に向かった。

1階サイドの席に漫画全巻を貸してくれた玲小姐さんと並んで着席。蜷川の舞台は開演前から舞台の上で役者さんたちが何かをやっていることが多いが、今回も姫川亜弓属する劇団オンディーヌメンバーがウォームアップしている。舞台の奥までサイドも搬入口まで全部見えるようにしているのが驚きだ。その奥をバックステージツアーの集団が見学しながら横切っていく!ここを見学させるのだろうとは思っていたが、それを観客にまで見せるわけねとまた予想を超えられたと苦笑。

今回の主な配役は以下の通り。
北島マヤ=大和田美帆 姫川亜弓=奥村佳恵
月影千草=夏木マリ  速水真澄=横田栄司
桜小路優=川久保拓司 源造=岡田正
姫川歌子=月影瞳   北島春=立石涼子
青木麗=月川悠貴   ニノ宮恵子=黒木マリナ
冒頭のオンディーヌで稽古着の若者が揃い歌い踊る場面は「コーラスライン」を彷彿とする。
奥村佳恵はオーディションを勝ち抜いた新人だが、バレエを長くやっていたということでバーレッスン場面から目立つ。美人でスラッと背が高くバレリーナの身のこなし。大和田美帆は4月の日生劇場の「風林火山」(感想未アップm(_ _)m)で武田信玄の愛妾役で好感を持っていたが、客席通路を中華屋の出前姿で登場して観客にからむ場面からガッチリツカミOK。奥村と並ぶと背が低いが静的美人に対して愛嬌たっぷりの可愛さでこれはナイスキャスト!
奥行きを見せる舞台はそのままに鏡の装置や美内すずえのイラストの大きなパネルが行ったりきたりのシンプルな舞台。
夏木マリの月影千草の存在感がものすごい。このカンパニーの堂々とした座頭。「紅天女」のパネルだけで5枚が後ろを行きかい、かつての美しかった顔のアップのイラストが後ろにあってもかつてはそういう女優だったのだろうと無理なく思わせる華やかさがある。彼女のソロ「紅天女」が響き渡るとさすが歌手だよ~と納得。

雨音が聞こえてきて月影千草がかつての自分が浴びた喝采の音だというような台詞があった。それが自分を支え、この夢をもう一度という思いが後継者探し・育成へと最後の命を燃やしているのだということがわかる。原作にはなかったこのモチーフがこの舞台に何度も登場して舞台を貫く。

そして蜷川の舞台に降る本水の雨。「オレステス」では鬱陶しかったのは劇場の大きさの関係があるようだ。今回は2回降ったがさい芸では大丈夫で非常に効果的だった。
原作にあった劇中劇が4本。冒頭の通読の記事にマヤが演じた役を列挙しておいたが、そこからも確認して以下の通り。①国一番の花嫁:ビビ、②若草物語:ベス、③たけくらべ:美登利、④ジーナと5つの青い壷:ジーナ。
①の猩紅熱でうなされるべスの演技のために雨に打たれるシーン。③のクライマックスの雨で真如の下駄の鼻緒が切れて端切れを美登利が投げるところ。いずれも場面転換で奥から次の装置が出てくる間に出演者がモップと雑巾で水を処理してしまう。

演劇コンクールの東京予選でオンディーヌとつきかげを同じ首位に持っていった亜弓の母で女優の歌子に月影瞳というのがまたうまい。娘との関係から歌い始める「オンリーワン」に月影千草が加わり、二人のデュエットもまたよかった~。
幕間にプログラムで出演者をチェックすると、レミゼなどのミュージカルのアンサンブルで見かける方がけっこう出ている!だから音楽劇としての歌唱のレベルが高くなるわけだ~。
オールメールシリーズの舞台で美しい女形を演じてくれた月川悠貴が劇団つきかげにいるボーイッシュな青木麗役というのもまた嬉しすぎるキャスティング。半端な女優が演じるよりもよっぽどハマっている。一角獣の紅一点・ニノ宮恵子がときめくのも無理はない。元々歌手だけに「翼」というソロも聞かせてくれる。
劇団「一角獣」の面々もパンクというかなんというかこれも魅力的で大道芸のパフォーマンスも見応えあり。全体的に曲もよかった(音楽:寺嶋民哉)し、音楽劇としてもしっかりと堪能できた!

演劇コンクールの全国大会では亜弓役の奥村のバレエの魅力を生かした舞踊劇で「サロメ」を見せたのも大胆。なぜダンスだけなのに演劇よとツッコミようはあるが、そこは省略ということで不問。
マヤと亜弓が「紅天女」をめざすライバルとして並び立ち、長大な物語の導入ができたところで幕切れとなったが、その「紅天女」のイメージを広げる演出が秀逸!能面をつけて紅天女に扮したダンスの達者さんが紅梅の枝を持って天空に飛び去っていった。これは冒頭の紅天女のパネルだけが上に飛んでいったのと呼応したんだ。

通路は何度も舞台の一部となり、サイド席の私たちのまん前でいろいろなキャストが歌ってくれる。その迫力!
「NINAGAWA十二夜」で客席を舞台と一体化させる効果を果たした鏡が今回も何度も客席を映し出す。出演者だけでなく観客が一緒につくりだすのが演劇だというメッセージが劇場中に歌声とともにこだました。
これはお子さん連れで観に来てもらって、演劇の支え手を増やしてもらうのにとてもいい舞台だったと思う。また、蜷川幸雄の舞台は「わかる人だけわかってくれればいい」というものから、こんなにわかりやすく素直な舞台までやるんだねぇと演出の幅の広さもまたまた実感した次第。

千穐楽のカーテンコール。デビューの奥村さんはすすり上げ、大和田ちゃんも涙を光らせている。二人と手をつなぐ夏木マリは座頭の満面の笑み。何度も幕が上がるうちに二人が左の袖から蜷川幸雄をひっぱり出して夏木の隣に並べる。夏木・蜷川の黒の衣裳が並ぶのもいい感じ。拍手が続くと蜷川は脇のキャストを前に出しながら自分は後ろへ後ろへ。幕が上がると予想していなかった状態でキャストが内輪ハグ状態の姿を見せてはあわててこちらを向いている。拍手が拍子をとった状態にもなり、東宝ミュージカル状態!最後には蜷川は何層もの列の後ろにいる。これはそうなることが多いけれど(笑)

ミーハー状態の一言も。速水真澄役の横田栄司、チラシの写真では心配だったが漫画そっくりの鬘で合格~。正面顔はちょっとごつめだったが、甘い横顔にやられた~。特に客席通路で歌っていたところ、私たちの席の正面にその横顔が~。自分の生きたいように生きるマヤの姿に義父の敷いたレールの上を歩いてきた自分の人生が揺さぶられる苦悩の表情もよかったし、「心はどこにある」のソロも合格~。ゴールドシアターで蜷川の舞台の主役抜擢に続く今回の二枚目抜擢は成功だったんじゃないかな。是非今後もこういういいお役をあててください、蜷川さん~。
桜小路優役の川久保拓司も爽やかだった。
写真は今回公演のチラシ画像。
大阪公演などもあるようなので、一見の価値ありとおすすめしたい。
ウィキペディアの「ガラスの仮面」の項はこちら

8/25追記
大和田美帆は「風林火山」で初見だと思ったら、その前にも2回観ていた。その時はあまり注目していなかったということで(^^ゞ
2007年10月「寝坊な豆腐屋」(勘三郎の清一が思いを寄せる純子役)
2005年3月「ファンタスティックス」(ルイーザ。歌が不安定って書いてある。成長してくれているんだと納得!)

08/08/21 祝!女子ソフトボール、金メダル!!

2008-08-21 23:55:33 | テレビ

連日のゲリラ雷雨の関東地方。風邪ということもあり今日は早めの帰宅。与野の駅に着くと雷の峠は越えていた。
北京五輪の開会式で一番盛り上がってしまった私だが、競技の観戦はそんなに熱くならない程度で見守ってきた。
しかし、やはり子どもの頃にやっていたソフトボールには思い入れも強く、前回のアテネで予選リーグ全勝で決勝でアメリカに負けて銀メダルになってしまった時もとても残念に思っていた。
さて今回。昨日はアメリカ戦で負け、オーストラリア戦で勝ち、本日決勝戦。帰宅後すぐにTVのスイッチオン。先に2点取ったところで雨で中断。中国でも雨降ってるんだぁ。宇津木前監督が解説で続行していい雨だと力説。せっかく波に乗ったのにということだろう。
別チャンネルで同時並行で放映されている女子サッカーの3位決定戦は中断されない。サッカーは雨でもやるもんなぁ。

あれあれ、サッカーのなでしこジャパンは残念ながら世界王者のドイツに負けてしまった。ソフトのチャンネルに戻すと、あれあれ一点差になってしまっている。またブストスにホームランを打たれてしまった。昨晩のランナー一掃のホームランの女ベーブルースちゃんだ。
だんだん気合が入ってきて、一死満塁のピンチには思わず祈ってしまった。ただ一人の投手・上野、エライ。フライで打ち取った。昨日から3連戦なのに~。TVの人物紹介でアンパンマンの自分を犠牲にして人につくすところが好きって部屋にいっぱいアンパンマンの人形があるところで好感度アップしまくり。
最後は内野のスーパープレイで打ち取って勝った、勝った~。
解説の宇津木さんが泣いてしまってコメントできないのが音声でリアルにわかってしまい、もらい泣き的に目頭が熱くなった。
アメリカの4連覇を阻み、今回で無くなる種目の最後に執念で取った金メダルおめでとう!!

確かアトランタ五輪で入って今回が最後だったような気がする。やっぱり野球とソフトボールというのは全世界に広がるのは難しい競技なんだと思う。娘も小学生の頃に町会のチームでやっていたが、そのチームは娘の卒業した次の年に解散になった。地域で9人揃えてチームを維持するのが難しくなってしまった。運動能力の高い女の子はミニバスケとかやっていたようだし。五輪の種目になくなったらますますマイナーなスポーツになってしまうのか、それがちょっと心配でもある。

とにかく、今回の金メダルは北京五輪の中で一番嬉しかったということで!!


08/08/20 今週末、大阪で「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」上映会

2008-08-20 23:59:19 | 映画(映画館、DVD、TVを含む)

今年の3月に下北沢トリウッドで記録映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」6作品上映という企画があり、8日9日の土日に通ってしっかり全部を観た。
当代の仁左衛門も贔屓なのだが、若手の愛之助も贔屓の私。愛之助が部屋子になっていた13代目を尊敬しているという話をいろいろな機会で聞くにつけ、13代目仁左衛門をしっかりおさえておきたいという念願をかなえてくれた企画だった。
ミクシィのコミュにも参加していたので、大阪での自主上映企画も実現されるとの情報に応援しようと思っていた。本当はもっと早くこちらでお知らせしようと思っていたのに、このところの体調悪化もありすっかり遅くなって恐縮次第m(_ _)m

しかしながらせっかくなのでご紹介させていただきます。関西の皆さん、一本でもいいですからご覧になることをおすすめします。

日程:2008年8月22日(金)23日(土)24日(日)
会場:大阪市中央区備後町 りそな銀行大阪本社ビル地下2階講堂
運営:映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」を上映する会
会のオフィシャルブログはこちら
今回の上映会のHPはこちら
写真は「歌舞伎美人」サイトより今回企画のチラシ画像。

参考までに3月に観た時の記事を以下にご紹介。
3/8 第1部【若鮎の巻】はこちら
3/8 第2・3部【人と芸の巻(上・中)】はこちら
3/9 第4部【人と芸の巻(下)】、当代のビデオレターはこちら
3/9 第5部【孫右衛門の巻】、第6部【登仙の巻】はこちら

08/08/19 久しぶりに夏風邪で寝込む(T-T)

2008-08-19 23:59:56 | つれづれなるままに

前の記事で鼻風邪をひいたようだと書いたが、どんどん悪化してついに月曜日の夜から本格的にダウン(T-T)
先週の月曜日、職場近くのかかりつけの耳鼻科に隔週になった花粉症の減感作療法の注射に行った際に右の鼻の奥が痛くて腫れていると思うと訴えた。鼻をのぞきこんだ先生曰く、「いや、鼻はきれいだよ」とのたまう。
しかし週半ばには鼻がつまりだす。だんだん喉が痛くなり、土曜日には昔、花粉症の初期だった頃のように鼻水が出る。手持ちの薬でしのいでいたが、実家に泊まりこんで悪化。
実家ではよく眠れない。駅から線路に沿って5分、線路から100mも離れていない実家では始発電車が動き出すとうるさい。母親が不眠症でトイレにたつ度に音がするのもある。それに8時に起きると予告しても7時に起こしてくれるし・・・・・・。
悪化!!

日曜日の夜は、何ヶ月か前の風邪の時に医者からもらった薬も見つけて飲んで寝る。月曜日はなんとか出勤。午前中に耳鼻科にかけこんで「やっぱり風邪ひきました~」と泣きついた。「夏風邪は長引くから気をつけてね」と言われながら処方された薬を昼から飲んで、休憩コーナーで横にさせてもらう。
帰ってから娘に「お母さん風邪ひいたからサッサと寝るよ」と宣言。珍しく12時過ぎには寝付いたが、もう翌朝はダメだった。
肺にきた!といっても肺炎というほどではないが、喘息のひどい時の状況。肺の辺りが痛いし、ゼコゼコ状態。薬を飲むために朝も食べてまた寝る。午後2時過ぎに目が覚めたら頑張っておじやを作ってまた薬を飲む。
しかしさすがにもう眠れないけれど身体を縦にしておくのが辛いのでベッドで久しぶりに漫画を読んだ。観劇仲間さんにお借りした「のだめカンタービレ」を10巻ほど読んだ!!

また、早めに寝る~のであった。

8/20追記
なんとか出勤できた。20日締めで経費入力とかもあるので休みたくなかった!
コメントが遅くなっていますが、もう少々お待ちくださいませ~m(_ _)m

08/08/17 母に「要介護1」認定が!

2008-08-17 22:51:17 | 医療・介護・福祉など

7/22に母が介護認定を受けたという記事も書いたが、「介護保険証」が届き「要介護1」認定だったという連絡が妹たちから回ってきた。
昨晩から実家に泊まりこみ。そこでしっかりと送られてきた「介護保険証」を確認したら本当に「要介護1」だった。母をそこまで信用していない?!(笑)

膝の変形性膝関節症がひどいことが一番決定的だったようだが、要支援レベルよりも利用できるサービスがいろいろ違ってくるので有難い。
さっそく認定の申請手続きをした施設のセンター長さんから、自宅に訪問してケアプランをたてる相談にきたいという連絡がきたということで、母と一緒に聞いて判断していくのを妹2だけにさせてしまうのでは大変なので、私も同席できる日で母に予約をとってもらうように打ち合わせもしてきた。

母のリクエストで藤山直美・中村梅雀共演の「元禄めおと合戦-光琳と多代-」を明治座に観に行くための前日から泊り込み。
実家からは日比谷線乗り入れなので直通運転に乗って人形町まで行けたのだが、本人は自分の思った以上に足が痛くて歩けないことにショックを受けていた。私たち娘らは先月の百日祭の際にも痛感していたのだが、ご本人の自覚が一番遅い。

お芝居は楽しかったということでそれはよかったが、一緒に実家まで送り届け、介護保険で受けたいサービスのイメージまで話し合ってきた。
そこでちゃんと介護保険関係のノートにいろいろと書き込んで帰宅したので「篤姫」に間に合わず。

それと夏バテのせいでついに鼻風邪状態に突入。今日は早く寝ることにしよう。