ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

2015/08/30 安倍政権の暴走止めよう!国会包囲行動12万人の1人になってきた(^_^)

2015-08-31 00:25:14 | つれづれなるままに

「8.30国会包囲行動」に行ってきた。13時に職場の現役・OB有志の皆さんと待ち合わせをしたのは私の部署のある四ツ谷の事務所前!曇り空から小雨が落ちてくる中を、これまでで一番多い参加人数で国会議事堂前に向かう。ところが丸の内線の国会議事堂前駅も出口からスムーズに地上に上がれないようなものすごい人出だったので、別の出口に移動している間にはぐれてしまったメンバーも多数!
はぐれずに青色と黄緑色の2つの幟旗の下に集まったお仲間は、通常はクローズしている国会前庭公園が解放されたのでそこにいた。樹の下にいたら傘がいらなかった。


上の写真で遠くに見える群衆が国会正門前のメインステージのあたり。SEALDsの若い皆さん方が陣取っている。全国20カ所のSEALDsメンバーも600人が駆けつけたとのこと。「安倍やめろ」という横断幕のついたSEALDsメンバーの力作の白黒風船が移動していくのも見えた。
「SEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)自由と民主主義のための学生緊急行動」のfacebookはこちら
とにかくものすごい参加者の数。60年安保闘争の国会包囲と同じぐらいになるんじゃないかという予感。いろいろなプラカードが掲げられている。
私もこの間の集会などで配布されていた赤と紺色の両面の厚紙タイプを持ち帰ってA3版のハードケースに入れたもの、同様に手に入れた虹色の小ぶりの団扇を持っていった。

全国で100万人行動が提起され、14時、15時、15時55分に全国一斉でコールを上げるという。最近は「コール」といい、マイクを持って先導する役割の人を「コーラー」さんというらしい。若い女性のコーラーさんが早いテンポでコールするのでついていくのがオバさんにはけっこう大変(笑)

○戦争法案絶対反対!
○戦争法案今すぐ廃案!
○今すぐ廃案!
○強行採決絶対反対!
○戦争反対!
○9条守れ!
○安倍政権の暴走止めよう!
○みんなの力で暴走止めよう!
○安倍政権は
○今すぐ退陣!
とコールがしばらく続き、コーラーさんが「有難うございました」と言って小休止となり、挨拶タイムとなるを繰り返していく。
コールの際にハードケース入りのプラカードを掲げ、それに団扇を打ちつけると鳴り物代わりになり、なかなかいい感じだった。

はぐれた人たちもFacebookで自分がどこにいるかを写真つきの記事アップをしてくれる。SEALDsの若い皆さん方が陣取っている国会正門前に合流した人も多数!
OBの方々も多いので体力を考え、14時と15時のコールタイムまでで三々五々、グループごとの自由行動となった。アラフィフ女子3人は日比谷に出てお茶をして帰ろうということにして、日比谷公園の脇を通って歩け、歩け。

その後、国会正門前はどんどん人が増えてついに決壊し、議事堂前の車道も解放せざるを得なくなったとのこと。すごいね!!
アラフィフ女子3人は、東京宝塚劇場近くでスイーツセットでお茶しながらしゃべりたおしてから帰宅。

テレビ朝日がどう扱うかを知りたくて「報道ステーション SUNDAY」(日曜16:30~)を録画予約して出かけ、帰宅後に見たら、「国会を包囲“10万人”」と左に入れ、右には「衝突・・・怒号飛び交う」と入れていて、衝突の様子に焦点を当てていた。これはひどい!実行委員会は医療班も置いて給水所も設けるなどきめ細かな配慮がされていたのに!!


「衝突」とされるような挑発行動は、謀略でいくらでも作りだせる。テレビ朝日のドラマ「相棒」にも出てくる「公安警察」は調査だけでなくこういう謀略も担当している。そういうことに疑いも持たず、もしくは確信犯で権力側の描いて欲しいように番組をつくるというのは報道機関としての堕落以外の何物でもない。後に続く中野の女性の殺人事件やゲリラ豪雨の予測、山口組の分裂についての時間の方がたっぷりとられていて、最低限のアリバイ報道だということがよくわかった。
NHKなどでは、政権の肩をもつようにバランスをとる映像を用意できた夜7時のニュースでは坂本龍一発言も報道していたというが、そうできるまでの時間帯は半端な報道になっていたという。

レギュラーコメンテーターは「もう時間がないんで(中略)歯止めをどこでつくるかってこの短期間内に決めるかどうかでしょうね」と言い、メインキャスターが「国会承認であるとかその辺の部分ですかね」と確認すると「そこが非常に必要だと思います」て締め括った。採決はされても仕方がないので、最低限を求めるという姿勢にテレビ朝日は堕してしまっている。安倍政権からの圧力に屈服してしまっていることが明らか。
こういう報道にだまされない力をつけた人を増やしていかなければとあらためて痛感した。

(追記)
Facebookの記事で、うーん、勉強させていただきましたm(_ _)m
>北村雄二さんがリツイートしました 北丸雄二 @quitamarco · 8月31日
私は警視庁の公安担当の記者だったこともあるのですが、警備部の発表する数字が正しくないことは警備部の幹部も知っているんです、実は。「3万人」というのは、事前の「予想警部対象数」のことなんです。覚えておきましょうね。

2015/08/30 今日も国会包囲行動に行ってきま~す(^_^)/

2015-08-30 10:00:18 | つれづれなるままに

あいにくの曇り空だが、今日は職場の現役・OB有志の皆さんと待ち合わせをしてこの夏につくった青い幟旗の下で安保法制廃案!」って声を上げに行く。
昨日、ヘアカットに行ってきてスタッフさんに明日は国会に行ってくると言ったら「危ないことはないんですか」って聞かれた。「危ないイメージありますか」と問い返したら「あります」って。「昔のヘルメット被ってという、そういうのは時代遅れなんですよ。若い子は普通にお洒落なファッションで参加してる人も多いしね。ださくないんですよ」と私。
「シュプレヒコールとかってやるんですか?」「やりますけど、原発事故の後から若い人たちはドラムを鳴らしてラップ調とか楽しいんですよ。鳴り物持って参加とかね。デモとかは楽しくっていう感じになってますよ」と私。

「SEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)自由と民主主義のための学生緊急行動」の若い皆さんは本当にカッコいい!Facebookのネットワークで燎原の火のように広がったパワーが頼もしい。

お仲間の中では、SEALDsのFacebookのタイムラインにアクセスしてプラカードのデザインをもらってコンビニで打ち出して持ってくる方、鳴り物(子どもが音楽で使うような鈴)も用意したという方もいる。
私は、この前の集会で配布された「戦争させない」のプラカードをハードケースに入れたものを用意したので持って行く。鳴り物は間に合わなかったなぁ。
「8.30国会包囲行動」はこちら

冒頭の写真は私のリュックにつけている缶バッジ。脱原発行動の時のものに憲法改悪反対のものが加わっている。「平和のための埼玉の戦争展」で埼玉で被爆証言の聞き取り活動をしている方が帽子に2つ付けていらしたので「いいなぁ」と言ったら1つ私にわけてくれた。その活動もボランティアで文字起こしをお手伝いしているお仲間だ。けっこういい感じについていると思っている。

2015/08/13 国会包囲行動にはお盆どころじゃない人たちがたくさん集まっていた!

2015-08-14 23:59:31 | 観劇

8/13(木)の仕事の後、国会包囲行動に行ってきた。冒頭の写真は、日比谷公園で集合して徒歩で向かっていて、警察官にまわり道を支持されてぐるっと歩かされて集合場所の議員会館前に到着する途中で国会議事堂正面からアップで撮影した写真。
午後6時半から始まった国会包囲行動でスピーチした人の中には「お盆休みにしようよと提案したんですが・・・中略・・・ごめんなさい。こんなに集まったということはお盆どころじゃないという気持ちの方がこんなにたくさんいらしたんですね」という話もあってウケた。
自治労さんの「私たちは二度と赤紙は配らない」という横幕の後ろにいたのでTBS(かな?)が撮影していたので、私たちのグループの幟旗は見えたかもしれないけど、「NEWS23」の夜11時に間に合いなかった(^^ゞ

小熊英二さんの『社会を変えるには』がもう少しで読み終わる。代議制民主主義を直接民主主義の手法である集会やデモが補うという指摘に確信をもち、デモの楽しみ方のくだりに共感。政治は元々「まつりごと」だったわけで、お祭り気分でいいんだね。
終ったら仲間たちと打ち上げをするのもよしとあったので、この日の晩はOB3人のおじさまたちと赤坂の居酒屋で飲んできた。何回か前かは居酒屋嫌いの渋谷の本部にいるお姉さまと韓国料理の夕ご飯をしてきたりね。メンバーの顔ぶれ次第の融通無碍でやっていこう。

小熊英二著『社会を変えるには』(講談社現代新書)はこちら



2015/08/01 「奇皇后」が終わると韓流ドラマ枠ではなくなることを考える

2015-08-02 13:49:02 | テレビ

韓流ドラマにはまっていなかった私に時代劇から観るとよいと女子高時代の歴女の友人からすすめられ、「イ・サン」でしっかりはまり、現在は「奇皇后」が最終盤にさしかかっている。冒頭の写真はその友人が貸してくれたムック本全3巻を並べて表紙を撮影したもの。
「奇皇后」の公式サイトはこちら
中国の元の時代、高麗から貢女として連れてこられ皇后にまで上り詰めた主人公のキ・ヤンと対立し、「蒼き狼」としての元民族の誇りのために征服戦争を繰り返し、それをやめさせようとしたキ・ヤンを殺して排除しようとしたペガン大丞相を甥のタルタル(のちの大丞相)が殺すことになる第48話。
以下の会話にドッキリ。
「私は権力に溺れて見えたか?私はただ陛下とこの国のため・・・」「叔父上の信念には民がいません。民を考えぬ信念、それこそ権力に溺れた私欲なのです」・・・・・・うーん、安倍晋三も「民を考えぬ信念=権力に溺れた私欲」に憑りつかれているなぁと思い当った。劣った国だと思うと徹底的に見下すところも同じ。

地上波のNHK総合テレビ日曜11時からの「海外ドラマ」で、浅田次郎原作で西太后の時代を描いた「蒼穹の昴」、韓流の「イ・サン」、「トンイ」と続けて観てきて、その後は英国ドラマの「ダウントン・アビー」でイギリスの貴族のぐちゃぐちゃした人間関係を見せつけられるのに辟易して初回をのぞいただけで観るのをやめた。地上波では主要格局では韓流ドラマが姿を消してしまい、首都圏ではテレビ東京があるくらいだと思う。
「奇皇后」が今晩でいよいよ最終回。日曜午後9時からの「BSプレミアム」で「奇皇后」の後継番組は何かがずっとわからなかった。次のドラマシリーズの予告が全くないという異常なことが続いていた。安倍政権が韓流ドラマ枠を続けることにいい顔をしないだろうことの予想はついている。
「奇皇后 後」と入れてネット検索してみたところ、こちらの方のブログでの記事でやはり韓流ドラマでないことがわかった。
安倍政権の反中国、嫌韓政策にメディアも追随しているのを見せつけられる。

昨日も映画の日でふらりと隣駅のシネコンに行って、下調べもせずに上映一覧を見て無難なところでキムタク主演の「HERO」を観てきた。それはそれで面白かったが、問題は予告編の作品群で、短時間見ているだけで辟易した。

「図書館戦争」、「天空の蜂」、自衛隊のようなものが大活躍だ。反戦映画を装った「永遠の0」は観ていて怒りで泣きそうになったが、弱者が自己防衛のために反乱するということではなく、「表現の自由」やテロから市民を守るという名目のために武器をとって血を流して闘うことを否定できず、もしくは美化する作品のオンパレードに、大衆文化を民衆の厭戦気分を一掃するために用いようとする力の浸透がきな臭く感じられてならない。
同じ闘っている若い世代ということなら、「SEALDs」(Students Emergency Action for Liberal Democracy-s)みたいにカッコよく権力と闘う若者に希望を感じてエールを送っている今日この頃。「あきらめない」「無理しすぎない」「やれることをやる」、そのことを続けるつもりだ。