08/09/30 「ねんきん特別便」がきてチェックした考えた


4月に実家に届いていて回答を出す前に父は亡くなってしまった。それから半年、私にもいつか届くはずと思っていたが、ついに職場の内部配布の形で届いた。
開封前に封筒にあるお知らせの文章のところをアップで携帯で撮影しておいた(笑)

説明書によると「現役加入者の方々には平成20年10月までを目途に送付完了」と書いてあった。職場で転職経験者の方は別便でも既に届いていると言っていたので、一人一回というわけではないようだ。
この数ヶ月に女子高の生徒会役員仲間の食事会でも一回退職してから非常勤で勤めた分が漏れていたという先輩もいて、社会保険庁のデータは相当ずさんだなぁと思っていたところだ。

先日の市営霊園に登録されていたリストも名前4文字中2文字が誤字だったし、公共料金の中でも水道料金の氏名登録が1文字間違っていた(水道事業団!)。まぁ新聞屋の領収書も間違っていて直してもらったが、それにしてもお役所の外郭団体の仕事のレベルって低いと思うことがけっこうある。

日本で社会保険制度をつくった時に税金と社会保険をわざわざ2本立てにしたのは国民の重税感をごまかすためだという。その時も戦争をしていた時代だったから、反政府の世論は少しでも起こさないように工夫したんだろう。

私は社会保険庁でお金を集めるのはいかがなものかと思っている。国民からお金を集めるのは税務署に一本化すべきだと思う。映画「マルサの女」じゃないが、税務署の職員の税をもらさず取り立てる能力は相当高いレベルだと思えるので、そういう能力の高い組織に一本化することはローコストオペレーションという意味でもいいと思うのだがいかがだろうか。(ちょっと追記:2本立てでは難しいようであれば思い切って税金に一本化してしまって徴収を税務署にまとめるという方がいいのかもしれない!!)
社会保険庁の名前も変わるのだったと思うが、そちらは給付事務の方をやってもらえばいいんじゃないかと思う。

さて、私の年金記録は一回も転職していないので「資格を取得した年月日」と職場の年金手続き事業所の移転や本部統合などの関係と思われるが、何本かに分かれているデータの期間の切れ目がないかどうかだけをチェックして終了。

しか~し、最後に「結婚などで姓が変わった方で、姓が変わる前にも年金に加入したことがある方は、その旧姓と姓が変わった年月をご記入ください」のところがすぐに書けない。結婚式の日からすぐに届けを出していないので正確な月を覚えていない。帰宅して確かあるはずだと思った戸籍謄本の写しを見つけて記入してようやく完了。また職場に持っていって、まとめて提出してもらうようにして本当に一件落着だ。

また、いろいろと考えさせられた。衆議院の解散・総選挙も近いようだが、多くの人に投票に行って欲しいと思う。その結果の成功も失敗も選挙に参加してこそ深く沁みるはずだから。
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08/09/29 渋谷のお店の変化に若者文化を思う


渋谷の本部ビルでVDT健診があり、終了後、本を探しにブックファースト文化村通り店に行った。来月観劇予定の三島由紀夫「サド公爵夫人」の戯曲を手に入れるのが目的だ。ところが、あれっ?ない?あの看板のあった辺りに建物がまずない。工事の幕が張り巡らされている。ビルそのものが解体されてしまっている!!

これはショックだった。「若者文化の街」渋谷にはもうこんなに専門的品揃えの充実した本屋は必要でなくなったのか???

その向かい側にはヤマダ電機LABI SIBUYAが9/26に開店し、オープニングセールが賑やかだ。LABIは都市型大型店ということだが、郊外を中心に出店し経営基盤を築くと都市部に出店というのはイオングループと同じようで商売がうまいと思う。

それにしても同じような時期に本屋がなくなって電器屋=情報機器を売る店が新しくできたというのが、まさに若者文化というものを象徴しているようにつくづく思えてしまった秋の夕方であった。
写真はLABI SIBUYAのフロアガイドより外観イラストを携帯で撮影。
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08/09/28 父の霊園参り


秋のお彼岸は過ぎてしまったが、ようやく姉妹3人の日程が調整できたので、9月最後の日曜日に父の墓参りに行ってきた。
名古屋の妹1はバレーボールとソフトボールをやっているので9月は地域の大会があり、勝ち進んでいって毎週末に試合が続き、敬老の日や秋分の日がらみの日程を観劇予定からはずして空けてある日をつくってあったのだがその辺りは見送りになっていた。
その妹1が久しぶりに実家に木曜日にやってきた。金曜日に私も仕事帰りに実家へ行き、成人式以来の美容院で縮毛矯正をかけた娘と合流して母と4人で食事。
土曜日は妹2の家に泊まりにいって妹2人が日曜日の朝に実家に車で向かう。そこに私たち母娘が実家で合流。母と娘3人と孫1人の5人でさいたま市営霊園思い出の里に向かった。

妹1は最近、父の夢を見たという。熱海の時のように一族でどこかに旅行に行くことになったのに父の体調が悪く止めにしようかと言うと父は「(止めにしなくて)いい、いい」と言い張って行こうとしていたというようなシチュエーションの夢。熱海の旅行で無理をさせたのではないかと気に病んでいた妹1だからそういう夢を見たのだろう。最後に心臓が苦しかったことを家族の誰にも打ち明けてくれなかった父にみんな切ない思いを抱いていたが、まぁ頑固に自分のいいようにしたんじゃないかなぁという気持ちにもなってきた。
こうして少しずつ気持ちの折り合いをつけていくんだろうな。

妹2は最近新車に買い換えたが、母が乗りやすいように後ろのドアが左だけオートスライドできる車にしてくれた。ただし従来の車よりやや車高が高いのと手すりの取りつけ位置が慣れないので母親からは文句が出る。まぁ慣れてもらうしかない。

母は父の骨箱のカバーをなでながら話しかけると泣き出してしまう。5人それぞれ一応2礼2拍手(音はさせない)1礼の形式でお参り。
孫娘=うちの娘は初めて連れてきたので写真の立体式屋内墓地も見学に連れていく。こちらの3階の分譲がある時に申し込む予定だからだ。先に入っていらっしゃる皆さんの霊にうちも仲間に入れるよう抽選の際はよろしくと皆でお願いしてきた(^^ゞ

今月に入ってから連絡文書が届き、一時預けでお願いしている納骨堂をバリアフリーにする工事が10月下旬から1ヶ月入るのでその間はお参りができないという。それもあって、今月末で急遽本決まりになったということもある。

バリアフリー化は有難いがその後はシルバー職員さんによるお骨の出し入れのお手伝いがあったのがなくなり自分たちで番号の棚にいってのお参りになるというのがサービス後退だと思う。
その文書の宛名シールの名前が2文字も間違っていたので訂正してもらうように事務所にもお願いしてきた。社会保険事務所の名前の入力間違いを笑えませんねぇとちょっと言い添えたら、若い女性職員さんが恐縮していた。

お参りの後で昼食。周囲にはやけに蕎麦屋が多かったがお墓参りの後はお蕎麦というのが定番なのかもしれない。私たちは妹1のリクエストでスパゲティ中心のファミレス「馬車道」へ。母はおろしハンバーグとごはんを食べていたが若い世代は皆スパゲティセット。妹1は長女がダイエットを始めてパスタ料理のカロリーの高さに避けているので一緒に自粛しているため、たまには食べたいという(笑)
従姉妹が成功しているレコーディングダイエットに娘も興味を示し、帰宅後にノートを買いに出かけて早速スタート。食べたメニューを思い出すのに協力させられているが、「お母さんもやれば」と言われるのをヒヤヒヤしているところ・・・・・・(^^ゞ
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08/09/27 初ドゥマゴでカフェオレを味わう!


今日はsakuramaruさんと一緒にシアターコクーンで「人形の家」を観劇。その前にBunkamuraのドゥマゴでお茶をすることにした。実は初めてである。
満席だったがすぐに吹き抜けの方の席が空いて通された。お茶時間で名物らしいクロワッサン・バケットセットを頼んだら、あともう1つということで私は季節のタルトセットにした。ここにきたらやはりカフェオレとのsakuramaruさんのお薦めに従って注文。写真のような次第となった。

奥の2つのポットにコーヒーとホットミルクが入っていて自分でカップに注ぐ。マイルドで優しい味。季節のタルトは下にサツマイモペースト、上にイチジクが乗っていてとても美味しかった。
次回は是非クロワッサン・バケットセットを食べてみたい。

新潮文庫の「人形の家」を古本屋でGETして予習。イプセンはこの作品をイタリアのアマルフィに滞在して執筆したと解説にあり驚いていた。一緒に観劇予定のsakuramaruが今月旅行してきたところだったからだ。なんという偶然!大体彼女は学生時代の英語劇でノラを演じたことがあるのは聞いていたし!!
そのことを彼女に話したらやっぱりびっくりしていた。イプセンが逗留していたホテルに泊まったのだという。そしてドゥマゴでいただいたお土産も洒落た小瓶に入ったアマルフィのレモン酒だった。

予習の甲斐あってめちゃくちゃ深く味わえて堪能。今回の台本は現代的な新訳だし、デビット・ルヴォーの演出も現代的で普遍的ドラマの仕上がり。
途中では自らの責任をとる死を覚悟したノラが死期の近づいたドクター・ランクを見送る場面で涙が出てしまった。

全体の感想はまたゆっくりと!
明日はちょっと遅くなったが父のお墓参りに行く予定。名古屋から妹1もやってきて朝10:30に実家集合。早く寝なくっちゃ。
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08/09/26 缶コーヒーのご当地ポスターから自販機撤去まで考える


写真は四ッ谷駅のホームの間に設置された広告看板に貼り出された某煙草会社の缶コーヒーのポスター2枚のうち、四ツ谷駅バージョンのコピーのもの。もう1枚は全国バージョンのコピーだと思う。さらに右のもう1つの看板にはビール会社の缶コーヒーのポスターが並んでいた。
USAに研修旅行で行った時、「日本でよく売れる缶コーヒーはこちらにはない」と聞いてなるほどねぇと思ったものだが、日本での缶コーヒーの売れ方はちょっと異常な気がする。
職場にコーヒーメーカーがあっても男性職員の机の上によく見かけて、私などは不思議に思って聞いたことがある。カップに入れてくるのも面倒とか用意してくれる人に気を使いたくないとかということのようで驚いたものだ。

最近は無糖タイプも出ているが、とにかく缶コーヒーは甘いものが多いので1日に何缶も並べている人を見るとメタボの原因はそこだろうと思ってしまう。そういう人はストレス発散に飲んでいるようなもので煙草と同じようなものだ。
大体、日本で他国にない異常さとして街中の自動販売機を挙げたい私だが、地球の温暖化問題で室温をエコ温度にしようとやかましくいうのなら、まず自動販売機を全部撤去してからにして欲しい。省エネルギー政策でコンビニの営業時間規制というのもあるようだが、それより先に自動販売機をなくす方がいいと思う。それで利益を得ている設置者にある程度の補償は国でしてでもなくすと長期的にみるとかなりの省エネ効果を上げるだろう。
煙草の未成年喫煙規制対策でも「タスポカード」などよりもはるかに効果的だろう。

そういう思い切ったことができないのは、習慣性のあるストレス発散用商品を売って莫大な利益を上げている企業や税収を期待しているところから圧力が大きいからだろうと考えると腹がたってくる。結局、身体を壊すのも自己責任で国が最大限の努力をする気はないだろうし、そういう政策を求める声もまだまだ小さいということか。

TVCMでは禁煙補助薬のもう一つのブランドが日本上陸したということだ。煙草を吸わせて儲ける会社、禁煙の薬を売って儲ける会社。そういう力に翻弄されずに生きていくのも大変だ。

朝から帰宅するまでに乗ろうと思った電車が目の前で行かれること3回、中央線の人身事故で電車が止まって別路線で出勤しなくてはならないはということが続き、疲労感を引きずった一日だった。
9/29追記
「Yahoo!JAPAN知恵袋」に地球温暖化がらみで自販機の消費電力についての情報をみつけた。ご紹介しておきたい→こちらへ
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08/09/25 地震雲?→地震保険に入ろう


前夜に娘の父親から電話が入った。娘が明日は家にいるかと聞く。「いるけどなんで」と聞くと「地震雲としか思えない雲が出ていたから、大地震が明日起こっても家にいる方が安心だから」という。
「地震雲」なんてよく知らなかったが、そういうのを気にしそうなヤツだし、娘がやっぱり可愛いんだなぁと思えた。
さっそくネット検索→「地震雲」についてのこちらのサイトをご紹介

まぁ、地震についてはいつ起きても仕方がないという覚悟はできている。玄関近くの収納スペースには寝袋やら防災用品やらいろいろ用意してあるし、近くの学校の体育館にでも避難する際に持ち出せる物はある程度固めて置いてある。



そうだ、地震保険にまだ入っていなかった!前の家では火災共済に入っていたのだがこの家は住宅ローンに連動したものは入っているが、自分自身で入るものは後からでいいと何もしていなかったのだ。
先日も共済に強い職場の先輩にいろいろとお聞きして、近くの銀行に備えてあった全労災の自然災害共済の資料を貰ってきたところで、早速その資料に目を通し、何口かけるか考えた。

翌日、またその先輩に「こういうのはケチるな、入れるだけ入るのが鉄則」という助言をいただく。ケチケチした口数で書いた用紙を破棄し、新しく用紙を貰いなおして初回分を現金で払い込んできた。

マンションの管理費や固定資産と同じ口座からの引き落としということにして家関係の口座はひとつにまとめられたのもよい(公共料金の引き落としは別のところだがまぁいいや)。昨年から年末調整の火災保険枠が地震保険枠になってしまったことだし、今年からはその分も控除対象になる。ここ数年の年末調整時に後悔していた課題が地震雲の電話で一気に解決した。
こういうのもいいんじゃないかと思える今日この頃だ。
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08/09/19 秀山祭夜の部③「河内山」でスカッと打ち出し


「天衣紛上野初花」は3回目。ようやく吉右衛門の河内山にたどりついた。
2006年の顔見世で團十郎の河内山を観た時の感想はこちら
【天衣紛上野初花 河内山(こうちやま)】河竹黙阿弥作
上州屋質見世の場より松江邸玄関先の場まで
今回の配役は以下の通り。
河内山宗俊=吉右衛門 松江出雲守=染五郎
後家おまき=吉之丞 腰元浪路=芝雀
和泉屋清兵衛=歌六 北村大膳=由次郎
高木小左衛門=左團次 宮崎数馬=錦之助
近習大橋伊織=桂三 同黒沢要=宗之助
同米村伴吾=種太郎 同堀江新六=吉之助

上州屋の見世先で丁稚が番頭をからかっている。この家の後家おまきのところへ忍んでいってふられたのを知っているというのだ。そこに御数奇屋坊主の河内山宗俊が来たのでドタバタは中断。番頭手代が並ぶ前に差し出す質草は二束三文の小木刀。吉右衛門の河内山は自分の名前で金を押し貸りしようとする悪党振りがのっけから魅力的。吉之丞のおまきが奥から出てきて「いつまでも若いねぇ」という世辞を言うが客席から爆笑が起こる。吉之丞の後家を若いとはいえないが、昨年は赤子のいる若妻もやったし、まぁいいでしょう(笑)女中頭おもと役の芝喜松との連携の台詞なども、これぞ歌舞伎のベテランの女方芸だと思って嬉しくなる。
「同じひじきに油揚げでも話せそうな人物だ」とか河内山に評される和泉屋清兵衛。前回も歌六だったからもう持ち役かなぁ。「悪に強きは善にもと」ということで毒を制するに毒を使おうという酸いも甘いも噛分けた大店の主人役がまた渋くていい。

一方の松江家。おまきの娘浪路の芝雀は当主が横恋慕するのも無理はない。もうじき宿下がりして婿をとって上州屋の女将さんになるというが勿体ない気もするような美しさ。染五郎の松江出雲守は女に執心して常軌を逸したところがまぁ出ていたといえるだろう。
正義の家臣、家老の高木小左衛門・近習の宮崎数馬コンビは左團次と錦之助(左團次は悪の方で観たかった気がする)。悪い方の家臣、北村大膳を由次郎がけっこうねちっこく嫌らしく熱演していたのが面白いと思った。ただ最後に「大男総身に知恵が回りかね」というようなことを河内山に言われてしまうところはちょっと無理があるなぁと苦笑。

寛永寺の法親王の使僧になりすます河内山。きちんと剃髪して衣裳も言葉使いもしぐさも上品。前の上州屋見世先の姿に比べるとえらい化けっぷりだ。しかしながら河内山は舞台で見ることができないだけで御数奇屋坊主として殿中のつとめも果たしているわけでこのなりすまし詐欺には大きな無理がなかったということだ。
上品な姿で金の無心は遠まわしな表現ながらしっかりして、金を手に入れると地が出てしまうところが可笑しい。

帰院することになって玄関先に出たところで北村大膳に河内山と言い当てられる。大それたことをしてお上に突き出すぞと言われ、しらばっくれるが高頬の黒子の特徴を指摘されての本性あらわし。そこから最後の極め台詞「ばぁかめ~」までの悪党の地を出しての啖呵が気持ちがいい。ここは黙阿弥だけに台詞回しのよさで一気に快感までもっていってくれる吉右衛門の芸が嬉しい。

正義の主人公が権力者の横暴をやりこめるのも気持ちがいいが、普段は困ったことばかりしていても胆の座ったところや悪知恵を生かして権力者をやりこめることに共感してしまう。後者は喜劇にもなるだろう。
最初の「盛綱陣屋」が重たい内容の芝居だったので、笑えてスカッとして幕切れとなる「河内山」で打ち出され、いい気分で帰ることができる。今年の秀山祭の演目は私好みで嬉しかった(昨年の加藤清正がどうにも駄目だったので今年はホント有難い)。
写真は公式サイトより今回公演のチラシ画像。
9/7昼の部①「日本振袖始」
9/7昼の部②「竜馬がゆく 風雲篇」
9/7昼の部③「逆櫓」
9/19夜の部①初代の写真、中幕「鳥羽絵」
9/19夜の部②「盛綱陣屋」
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08/09/23 秋空に羊雲?鰯雲?


秋のお彼岸の中日は自宅でゆっくりしようかと思っていたが、雷雨にたたられた日曜日と違ってお天気もよさそう。ちょっと遠出をしてイオン与野ショッピングセンターに行ってみようと前の晩に思い立つ。
休みの日にしては9時頃に起きられたので早めに活動開始。雑穀入りホットケーキを焼いて食べ、洗濯。洗濯槽クリーナーを溶かして漬け込んで出かけることにする。

思いついて北西のキティさんに電話。彼女の自宅からも車ならそんなに遠くないところだし、一緒にブラブラしようとお誘い。受験生の娘が模試に行っているので、帰ってくるまでは空いているのでお昼でも一緒に食べようとつきあってくれるとのこと。

ショッピングセンターの真ん中の吹き抜けで待ち合わせ。スーツケースの下見につきあってとお願いしたら、「よかったら貸してあげるよ」と思わぬことを言ってくださった!娘さんとオーストラリア旅行に行った時に買ったので大きさ違いで2つあるからとおっしゃる。どちらかを貸していただくことにして、我が家まで車で届けてくれるとも!!
10月か11月で来ていただくことになった。うーん、それまでに家を片付けなくてはいけないが~(^^ゞ
娘さんのお迎えの時間に合わせて彼女は帰り、私は店内をブラブラ~。思わず夏物衣料のタイムサービスで4点も買ってしまったが(笑)

帰ろうと思ったら自転車置き場も広すぎてなかなか見つからず(^^ゞようやく見つかった~。NHKの伝統芸能入門のテキストを買い忘れているので大型の書店「書楽」に寄ってみたけれどさすがにもうない~。

帰宅途中で目に入った空には見事な秋の雲が出ていた。思わず何枚か携帯で撮影。これは羊雲?鰯雲?
帰宅後にネット検索。ウィキペディアの項を以下にリンク。専門家でも区別が難しいらしいので私がわからなくてもいいみたいだ。
羊雲=高積雲
鰯雲=巻積雲
帰宅したらホットケーキが焼けるのを待ちきれずに寝てしまった娘がようやく起きてきた。完全に昼夜逆転状態だ。バイトも全く探してないし、イタリアでお土産を買う軍資金も用意できないかも~(T-T)

洗濯槽クリーナーを使うと後の掃除が大変なのだが、それもちゃんとやったし、娘のリクエストの応えてグラタン皿もようやく見つけ出したのでグラタン用ミックスでグラタンを焼いた。オーブンの温度設定という概念もなかったのでいつまでたっても焦げ目がつかず、ようやくきづいて温度アップ。取り出す際に熱くなったところに指が触って火傷。慣れないことをするとこういうことになる。

まぁ、たまにはこういうこともやりますか。
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08/09/19 秀山祭夜の部②贅沢な布陣の「盛綱陣屋」


「盛綱陣屋」は勘三郎襲名で初見。
当時は時代物が大の苦手だったが、最近は義太夫狂言の面白さに目覚めてしまっているので今回を楽しみに観た。
【近江源氏先陣館 盛綱陣屋】
今回の主な配役は以下の通り。
佐々木盛綱=吉右衛門 妻早瀬=玉三郎
盛綱母微妙=芝翫 高綱妻篝火=福助
高綱一子小四郎=宜生 盛綱一子小三郎=玉太郎
和田兵衛秀盛=左團次 北條時政=歌六
伊吹藤太=歌昇 信楽太郎=松緑
竹下孫八=桂三 古郡新左衛門=由次郎

実に豪華な布陣だ!  
左團次の和田兵衛秀盛は情けのある敵方の武将という感じで吉右衛門の盛綱とのやりとりも大きなバランスもとれている。盛綱が母微妙に弟が立派な働きができるように人質となった甥を切腹させるよう頼むあたり、武家としてあるべき姿のために情愛を犠牲にする苦しさを母子で共有するという切なさが吉右衛門と芝翫の芝居で重厚に漂った。
妻早瀬の玉三郎が場を払うような硬質な美しさがよい。情にほだされて息子の小四郎が囚われた先へ忍んでくる篝火との対照が生きる。篝火が矢文で自分が忍んできていることを和歌で知らせると、その矢にあせらずに時を待てという返歌を結びつけて返す場面が大きい。篝火の熱さと早瀬の冷静さ。火と水にちなむ名前は作者の妙か。
子役の大役といわれる小四郎を宜生が予想以上の好演。台詞は多く難しく、芝居も複雑なのだが、夏休みで練習をいっぱいしたのかなぁとも推測。婆の芝翫とのやりとりも健気。小柄な宜生を身体一杯抱きかかえての芝翫の微妙の姿のせつなさに胸を打たれる。
歌六の北條時政はどんなものかと登場を待っていると、陰影深い顔のメイクが不気味さをいっぱいに漂わせて舞台中央に着座。首実検の褒美にと盛綱に与えた鎧櫃に間者を忍ばせておくくらい猜疑心の強い権力者という役柄を的確に演じていて舌を巻いた。歌六は脇役としてのニンだと思うがここまで大きな存在感になってくれて、吉右衛門は萬屋一門とともに安心して座頭がつとめられるというものである。

吉右衛門の首実検の芝居は身体の動きも表情も極めるところを極めながらたっぷりとしっかりと見せつける。懐紙と小柄を使っての首実検の作法というものもあらためてよくわかった。段取りもきちんとしながら心理を示す動きもあり、観ている方もかどかどの盛綱の心理の変化が手に取るようによくわかる。
高綱の首でないとわかってニヤリとし、それならば小四郎がなぜ父と呼んで腹に刀を突き立てたのか不思議に思い、ややあって高綱親子の計略に気付き、あっと驚く。そのために命を捨てた甥の健気さに打たれて、自分も切腹を覚悟。時政に嘘の言上をする。

早瀬から篝火まで来ていることを聞いていて、一瞬で父も母も子も情愛を犠牲にしての計略だと思い至ったはずだ。時政一行が引き上げた後で大きな声で篝火に小四郎との最後の対面を許す。

小四郎を囲む微妙、早瀬に加わる篝火。女3人は泣くばかり。盛綱は親子の計略を見抜いた推理を語った上で「誉めてやれ誉めてやれ」と日の丸の扇を開いてかざして甥を心一杯誉める。「わしが死ぬると父上の戦が勝ちますか」に応えてやると満足して切腹の作法通り立派に刀を引き回す小四郎。「アーアーアー」は子役が死ぬ前に苦しむ時の声だが誰かとどめを刺して早く楽にしてやれよ~と思わず思ってしまうくらいの切なさ!かけつけた母の顔ももう見えないのだろう。盛綱も心の中で泣いているのだろう。ついにおちいる小四郎(T-T)
私もしっかり泣かされながら、いろいろと気づいて堪能させてもらった舞台となった。

そして今回の配役は実に豪華だったと思う。
小四郎の身体を包むのに芝翫の打掛けを脱がせる介助を玉三郎が手際よくしているのを見て、なんて贅沢なと痛感。芝翫・福助の嘆きと血はつながらない伯母の玉三郎の嘆き方の差のわかる女方3人の泣きの芝居の贅沢さ!
ご注進で登場する信楽太郎の松緑や伊吹藤太の歌昇などもちょっとの出番なのに実に贅沢な配役!!

吉右衛門の芝居も秀山祭や五月演舞場が始まってから気が入ってますます見応えがあるようになってきた感じがする。
こうして物語も把握した上で、この場面を今回の役者はどのように演じるだろうという楽しみ方ができるようになってきて、ますます歌舞伎にハマっていくのである。次は是非、仁左衛門の盛綱を観てみたい。

写真は『耳で観る歌舞伎』の今月の表紙を携帯で撮影したもの。
9/7昼の部①「日本振袖始」
9/7昼の部②「竜馬がゆく 風雲篇」
9/07昼の部③「逆櫓」
9/19秀山祭夜の部①初代の写真、中幕「鳥羽絵」
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08/09/20 新秋九月大歌舞伎昼の部①「枕獅子」


歌舞伎座に続き演舞場の新秋九月大歌舞伎も連日で観劇となった。終演後には演舞場前のエリカで短時間のお茶会。夜の部を観るさちぎくさんにご友人を紹介していただいた。日本舞踊を習っていた頃からのお友達もいて、「枕獅子」のお話を聞いて勉強になった。感謝m(_ _)m

【枕獅子(まくらじし)】長唄舞踊
公式サイトから解説を引用。
「華やかな遊郭の、とある座敷。傾城弥生が廓の風情をしっとりと踊ってみせます。手獅子を持って踊りに興じているうちに、牡丹の花に目をとめた弥生は、姿を消してしまいました。やがて、獅子の精が乗り移った弥生が現れ…。
『鏡獅子』の原型ともいえるのが、この『枕獅子』で、能の「石橋」から出た舞踊としては、『相生獅子』に次ぐ古い作品です。前半は「枕づくし」の艶やかな詞章にのせての優雅な様子、後半はたおやかで優美な獅子の舞と、女方の魅力が満載の演目です。時蔵が美しく、艶やかに舞い踊る見逃せない舞台です。」

傾城弥生後に獅子の精=時蔵
禿たより=松也 禿ゆかり=梅枝
筋書で過去の上演記録を見ると禿の役どころは中堅の配役の時は新造になるようだ。それにしても全体の印象は主演を真女形の優美さで最後まで見せるのであれば「枕獅子」なんだろうなということ。後半の獅子を隈取をして力強く演じることができるのであれば「鏡獅子」の方が前半後半の変化を楽しむことができて見応えがある。九代目團十郎が娘二人が稽古していた「枕獅子」から「鏡獅子」を作り出したというのも理解できたし、「枕獅子」は長らく上演が絶えていて六世歌右衛門が復活したというのもよくわかった。

時蔵の傾城も後半の獅子も古風な顔が生きて美しい。獅子では髪洗いだけではなく毛振りもあって30回ほど回したと思う。しかし顔は傾城の時のままだし、扇獅子を頭に乗せたような状態で毛もいくぶん短い気がした。だから回し方も優美な感じ。
禿の二人も綺麗だった。ただ松也は身体が大きいのでこれからも小柄な女方と並んで二人で踊るのはバランスがとれなくなるかもしれないと思えた。

今月は義太夫狂言・義太夫舞踊にどっぷり浸かっているので長唄舞踊だとほわーっとしそうでブラックガムでしのいだが時々睡魔に負けていた。
後半の獅子の精の登場から気を入れて最後まで頑張った。
その後半部分は「勝三郎連獅子」だったとさちぎくさんに教えていただいたので、せっかくなので下記にみつけたサイトをリンクしておこう。
「勝三郎連獅子」
写真は今回公演の筋書の表紙を携帯で撮影。演舞場歌舞伎もB5版になり歌舞伎座と並べておきやすくなったのは大歓迎だ。
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