ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

07/07/30 ボディ・ひぃ~リング?!

2007-07-31 23:53:28 | つれづれなるままに

7/30月曜日、私はスポーツクラブデビューしてきた。
職場の健保組合で法人契約しているところで、娘が勤めていた大型店に併設されている。施設の充実度によって星がいくつというようになっていて、こちらの施設だと一回当たり870円で利用できるのだ。
土曜日に娘と2人で会員手続きしてカードをつくった(写真はその一部のアップ)。月曜日の夜にオリエンテーションを娘と2人分予約し、続けてプログラムに参加しようと計画。
予約時間の夜8時に間に合うように仕事先から帰ったが、娘は体調不良でパス。私だけで少々遅刻して到着。プログラムに参加したいと申し出、マシンジムは利用するつもりがないので説明を省いていいからとお願いした。簡潔に施設利用の注意点と施設を案内してもらって、プログラムにすべりこんだ。
スタジオでの「ボディーヒーリング」のクラス。ヨガと太極拳とピラティスの要素を取り入れたプログラム。インストラクターは若くて可愛いお兄さんだった。声も優しい。初めての方は挙手をと言われて手を挙げたのは私を含めて3人。「動きがきついと思ったところは無理しないでいいですよ」というお言葉にホッとする。プログラムの指導の声かけも上手で感じがよかったので、それでも少しだけは無理をして頑張ってしまった。

身体も硬いし、片足立ちでもほんの数十秒で倒れるくらい平衡感覚も損なっているので、けっこう大変。ここまでがウォーミングアップというところで既に疲れている。真ん中のトレーニングタイムでは息が上がる。私には「ひぃ~リング」って感じになった。それでも最後のクールダウンのところでは爽快感も味わった。
終ってスタジオを出るときにはインストラクターのお兄さんに「大丈夫でしたか?」とお声をかけていただいた。「運動不足なんでけっこうきつかったですけど、まぁ大丈夫です」とお返事した(うーん、可愛いなぁ)。喘息で猫背になった身体の姿勢矯正にもいいみたいだと実感できた。

スタジオは若いお嬢さんからメタボなおじさんまでぎっしり満員。服装もさまざま。前の方にいる人はしっかりお洒落なウェアに身を包んでいる。眼鏡の若いお嬢さんが普段着のような服装で一生懸命やっているのを見るとちょっとホッコリした。私、体育会系でトレーニングウェアまで気合が入った人と並ぶと気後れしてダメなのだ。えっ、場違い?って気がしてしまうもんで(^^ゞ

このプログラムもこの日はスタジオだが、別の曜日は体育館だったりするという。
このプログラムとヨガのクラスとで、なんとか週1回くらい通いたいと思っている。

お店で半額になったお惣菜を買いこんで帰宅。枝豆がおいしそうだったので思わずビアテイスト飲料も買ってきてすぐにグビグビ。これじゃダイエットにならないかもしれないが、まずはとにかく身体を動かすことからだ。

すぐに筋肉痛が襲ってきた(T-T)風呂上りに幸四郎のCMでおなじみの●ンテリンを娘に背中に塗ってもらって寝た。
次の日の今日、やはり身体中痛い。しかしながら予想よりは許容範囲におさまった。娘のオリエンテーションも予約し直しが必要だが、本人のテンションが下がっているので当面は私ひとりで利用するしかないかもしれない。
ああ、これで私も少しは気分が変えていけるといいなぁ。

07/07/29 歌舞伎座千穐楽にブロガーさん大集結!

2007-07-29 23:59:26 | 観劇

7/29日曜日、歌舞伎座千穐楽夜の部を観劇予定なのだが、参院選の投票をすませ、早めに家を出る。
ご一緒する職場の先輩とブログのお仲間の数人でお茶会をするためだが、さらに夜の部の幕間だと売り切れになる可能性がある舞台写真を先に買いに昼の部開演中の時間をねらって歌舞伎座へ。実は先週も行ったのだが昼の部だけの日で買えなかったのだ。一人でじっくりと選んで3枚買い、筋書も買う。その後、奥村書店で『中村雅楽シリーズ』第3巻も買ってから集合場所へ。

デニーズで午後2時から2人でスタートし、3時すぎに4人揃う。お茶だけから食事まで幅広く選べるメニューとよくばりドリンクでお代わりができるのが有難い。ここだけの参加者もあり。とにかくいろいろとしゃべれるのが楽しいのだ。金曜日オンエアの「俳優祭」やすでにご覧になった方の「十二夜」の舞台について等々、話題は盛りだくさん。
4時過ぎには観劇組はコンビニで幕間の食料を調達して向かう。そうこうする間に「幕見をすることにしたので今向かっています」というメールも届き、終演後も短いお茶会をすることにした。幕間にまたお仲間と遭遇。幕見出入り口で待ち合わせ。

着席して座ると通路をはさんで斜め前にいた六条亭さんからお声をかけられる。そこでお知り合いと思われる方がいらっしゃっているとお知らせすると初めてなのでご挨拶ということになる。こうやってフェイスtoフェイスの関係も広がっていくのがいい。
みらのさんをたずねて席に行くと隣の隣は春生さん!やっぱり歌舞伎座の千穐楽が日曜日だとブロガーさん大集結状態になるようだ。

再演の舞台は初演よりもさらに歌舞伎テイストを強め、ブラッシュアップした舞台となっていたのを堪能できた。菊五郎劇団千穐楽はスペシャル場面がやはり何ヶ所もあるようで客席が湧く。今回はリピートなしなのではっきりとはわからないが、それでもなんとなくわかる。初演時の伝説的な?!菊五郎丈の黄色いヘルメットは再登場しなかったが、それでもカテコは蜷川さんも揚幕から菊五郎丈とともに登場、花道を通って舞台へ。スタンディングオベイションとなり、手拍子の末に開いた4回目のカーテンコール!
古典から新しい歌舞伎まで取り組む菊五郎劇団の度量の大きさをあらためてかみしめた。詳しいレポはまたあらためて!
(追記→レポアップしましたm(_ _)m)
終演後は傘を持っていない私のために地下を移動していただき、5人でファーストキッチンでお茶会。1時間強しゃべりたおす。閉店に追い出されて散会(^^ゞ
昼と夜の両方、いずれかだけも含めておしゃべりできた、さちぎくさん、かつらぎさん、真聖さん、あいらぶけろちゃんさん、有難うございましたm(_ _)m両方につきあっていただいた職場の先輩にも感謝。その先輩のストローマジックを皆さんにみていただけなかったのはちょっと残念でしたm(_ _)m
お会いできた皆様、またの機会もよろしくお願いしますm(_ _)m

写真は入場前の歌舞伎座正面。青空が見えている。観劇前のお茶会の時は夕立のような雨。歌舞伎座に向かう頃は雨が上がっていたのだ。そして終演後はまたひどい雨降り。地下でお茶会をして地下鉄で東京駅へ行き、新幹線メンバーを送って自分は京浜東北線で帰宅。駅から家までは小ぶりで傘いらず。結局は傘を一度も使わないで支障のない一日となってしまった。これってかなりレアなケースではないでしょうか?(笑)

07/07/27 俳優祭オンエアも孤独、スポーツクラブ入会は転機となるか?

2007-07-28 19:48:02 | つれづれなるままに
昨日7/27は仕事をフレックスで早く上がって「夏休み親子のための狂言の会」を観て、狂言デビューを果たす。面白かった!(感想はまたあらためてm(_ _)m)
さすがにお子様企画だけあって終演時間も早くいつもより早い時間に帰宅。カレーをつくって娘と一緒にTVの「俳優祭」のオンエアを一緒に観るつもりになっていた。(今年の「俳優祭」観劇の記事はこちら)
あっさり「興味がない」と蹴られたのでビデオに録画しながら別チャンネルを流して一緒に食べるが娘は漫画を読みながら食べることが多いので会話はない。やめてくれとやめさせる日も勿論あるが、相手の機嫌が悪いと切れられることもあるのでその辺は様子見。

前半の三段返しの最後の阿波踊りくらいからまた一人で観始める。猿弥の悪ノリ?に段治郎のハリ扇が飛んでいたから夜の部の収録だなぁと確認。「模擬店タイム」では自分で回れなかったところまで観ることができたのが有難かった。
後半の「白雪姫」の成田屋親子あたりだけでも観せようと娘に声をかけるが、「ビデオに録っているのに今なんで観ないといけないの?」と拒否られる。
バイトを辞めてゆうゆう引きこもり生活に入ってネットゲーム三昧。電源を落とす時間がほとんどないPCは運転音に変な音がするようになってきた。ネットゲームって設定だけしておくと勝手にいろいろと作業をすすめていてくれるのでやめたくないらしい。これってPCが早く傷む原因になっているようだ。もしかしてPC業界とネットゲーム業界が結託して買い替え頻度を上げさせているんじゃないかと勘ぐってしまう私である。

土曜日には内科に連れて行かなければと思っているので、前の晩から風呂に入れたり管理が厄介。寝るのも遅くなったけれど10時過ぎには起こすと言って先に寝る。私が朝食の準備を始める前に声をかけ、出来た頃にまた起こす。通院の日のいつものことだ。「行きたくないのに行ってあげるんだから」と向こうは高飛車なわけだ。
1ヶ月前に血液検査を受けて結果もまだ聞いていないのでそれを聞いて、胃腸の薬を処方してもらうのだろうと思いきや。アレ?処方箋もらってないよ?とまた待合室で喧嘩になる。薬を飲んで胃腸の症状が軽快してくるとサボるようになって、2週間の薬が今までもっていたのだった。念のためにもう少しもらっておくのが常識だろうが!!
娘「無職だしお金がかかるからもらわなくていい」
私「今回はお金を出してやるから薬を出してもらいなさいよ」
騒ぎを目前にして事務の方が急いでドクターと相談。結局薬を処方してもらうことになった。

検査結果。ピロリ菌はマイナス(よかった!)。血液検査のたびに指摘される白血球の多さ。正常の範囲を少し超えている。だから慢性虫垂炎になっている疑いが消えない。悪玉コレステロールも高いって。食事には一切気をつけていないからなぁ。ストレスが高じるとジャンクフードを抱え込むし、過食と拒食といったりきたりの摂食障害っぽいし、胃腸の調子がよくなるわけがない。
引きこもり生活開始後2週間、だるいだるいと言うが冷房病だよ。それでビリーズ・ブート・キャンプやろうかなんて、鼻で笑っちゃうよ。

昨晩カレーを煮込む火を途中でとめて7月いっぱい入会金無料キャンペーンのスポーツジムものぞきに行ったが、一番安いスーパーナイト会員だと参加できるプログラムがほとんどないことがわかり、一段階上にしようか悩む。そういえば職場の健保組合が法人契約をしているところもあったなぁとネット検索したら、あった、ありました!娘がバイトしていたところに併設されているではないの!!
ということで、医者の後でそちらに回ってみた。ふたりとも利用できることが判明。手続きに必要なハンコがないのでまたと思ったが、店内の100円ショップで買えばいいと思いつき、ふたりとも手続きして「法人会員A」になった!月会費ではなく、利用する際に1回の施設使用料を払う方式なので利用頻度の低そうな私たちにはピッタリなのだ。これだったら休職中にも利用すればよかったと思っても後の祭り。
さっそく来週月曜日のオリエンテーションを申し込んだ。続けて「ボディヒーリング」のクラスも参加できるといいなぁ。「喘息で猫背になったのを治した」という話をしたらヨガや太極拳などを盛り込んだプログラムなので姿勢の矯正効果が高いという。これだ、これだ~。もしかして休職の頃も話は聞きにきていてその気にならなかったのはこういうクラスがなかったせいかもしれないと思い当たった。プログラムも本当にいろいろと進化しているようなので。

と、娘はここで当然のようにカラオケ3時間につきあえと言ってくるが、どこの店に行くかで紛糾。通院→カラオケが定番化しているが、いつもの赤羽のクリニックではなく家の近くの内科なので遠出しないとカラオケがない。自転車で浦和に出ようと私は提案するが、長く自転車に乗りたくないという娘は拒否。娘の提案する北浦和の店は1ドリンク制なので私が拒否。フリードリンクでないカラオケでないと行く価値が私にはない。そこでドッと疲れてしまい、カラオケはとりやめ。

ブックオフに回って105円コーナーで何冊も買い込んだ娘とレジに並んだら大事件が発生。ガラスの割れる大音響に出入り口を見たら、自動ドアのガラス戸にお客さんが頭からぶつかったようで、割れたガラスが音を立てて落ちるところを目撃!

あんなに丈夫そうなガラスも人間の頭で割れるんだとまず感心。次にお客さんの怪我を心配。大流血になっているのではないかと思いきや、ちょっと切ったくらいだったよう。あれは打撲傷の方が大変だろうと思った。店員さんたちが箒やチリトリなどでガラスを片付ける脇を出てきた。離れたところの破片をみつけて「ここにも落ちていますよ」と声をかけておいた。
さて、ここで連想したことがある。海老蔵が今月の松竹座の楽屋風呂でガラスで足の裏を15針も縫う事故のことだ。こんな感じだったのかしらん。仁左衛門、愛之助、薪車のお三方に通常の役に加えて代役をしてもらうようになったのだ。團十郎丈が最近の別の取材で出た質問に答えて「(息子の)立ち直りが早すぎる」と憮然とした表情をされていたらしい。「とにかく子どもというものはなかなかうまく育たないもんだなぁ」と我が家の子どもも含めて溜息が出る。子どものストレスで命が縮む親もかなりいると思う。しかしそれも自業自得なのかもしれないが(^^ゞ

疲れがたまっていて寝ると宣言したのだが、15分くらいウトウトしたらけっこうラクになってしまった。娘の部屋の片づけをしないといけない。昨日の晩、布団の上の敷きパッドを洗濯のために私がはずした時にエアコンのリモコンをふっとばしただろうと娘から言いがかりをつけられている。だからずっと冷房状態のまま寒がっている。寒いのは知ったことではないが、電気代が~。結局私がさがすしかないのか~?!(追記:リモコンは無事にベッドの下から発見されました(^^ゞ)

明日は歌舞伎座千穐楽夜の部観劇予定。オフ会もあるのでそれを心の支えにガンバロー!!

07/07/26 市村正親が『ゴールデンミニッツ』に登場!

2007-07-26 22:27:19 | 美術・本

『ゴールデンミニッツ』というフリーペーパーがある。東京メトロの駅構内のメトロマガジン専用ラックにセットされて無料で持っていっていいようになっている。50代に向けた内容で編集されている。公式サイトはこちら

毎号モノクロの人物のアップの写真が表紙なのが渋い。インタビュー記事は見開き2ページで長くはないが、けっこう読みごたえがある。そして大きなモノクロ写真が数ページ。

通勤に地下鉄を利用しない私はノーチェックで、ブログで話題になって読みたい人が出ている号はあせってGETに走るというわけだ。しかし人気があってすぐになくなるらしく、手に入らなかった。坂東三津五郎の時はGETできた方にお借りしてコピーさせていただいた。バックナンバーで通りかかってたまたま手に入れることができたのが、渡辺謙の時だった。

そして今回は市村正親が登場していると、harumichinさんのブログで教えていただいた。昼休みに『ゴールデンミニッツ』を求めて職場の近くの地下鉄2箇所(2路線)を回ったが既になくなっていた(T-T)駅員さんに頼んで改札内に入れてもらって見たのだが、鍵のかかった見本誌入れに1部入っているんだけど、業者さんしか開けられないのだそうだ。

がっかりしたが気を取り直し、渋谷に行く用事があったので銀座線にも回ってみたら・・・・・・あった!ありました!!

来月からの市村正親シャイロックの「ヴェニスの商人」の千穐楽チケットもGETしているので、インタビューでそのことにもふれているのが嬉しかった。ビリーズ・ブート・キャンプも始めたとのこと。
「今のこの体を壊さず、いかに絞り込むか。・・・・・・体をある程度は痛めつけておかないと、精神的な緊張も高まらないし。」このストイックな心がけとあふれる愛嬌が彼の魅力だ。
目立たないところに専用ラックがあったので、けっこうな部数が残っていたので複数部数GET!市村正親贔屓でご希望がある方におわけするためだ。
ご希望の方は、コメントかメーノレでご連絡くださいね(^O^)/
写真は7/26号の表紙画像。
追記
しかしながら、フリーペーパー全盛の時代ってちょっと変だと思う。まともにお金を払う読者が減っていて、出版社が当てにしているのは広告代をはずんでくれる企業ということだろう。企業は好況感があふれてきているのに、国民は実感していないという時代の申し子だ。ここまで企業が正規雇用をしないようにしていることが法的に野放しになっているからこそ、雑誌代だって節約せざるをえない人が増えているということだ。
今手元にある自民党の参院選リーフには「成長を実感に!」とある。これって企業にもっと社会責任を果たすようにさせないと無理だと思う。内容も民主党を誹謗中傷する内容でとっても下品。そこまで追い詰められているというのかねぇ。

07/07/19 国立劇場(社会人のための歌舞伎鑑賞教室)「歌舞伎のみかた」

2007-07-25 00:55:20 | 観劇
gooブログの絵文字が今日から2シート分増えた。その中に「十二支」の絵文字もできたのを見て、これはちゃんと今晩書いておこうという気になった記事を書いておくことにした。
今年は7月だけになったが、国立劇場の「社会人のための歌舞伎鑑賞教室」に行った。まずは「歌舞伎のみかた」から。「新版歌祭文-野崎村-」の感想は別記事に分けて書く。
解説者は中村松江。袴姿がいいね。けっこう二枚目だし。でもちょっとしゃべり方に自信がなさそうで朗々と響かないところが物足りない。
歌舞伎について興味をもたせるために今回使ったネタが「十二支」だったというわけだ。
ウィキペディアの「十二支」の項はこちら
大きなパネルの円のところに時刻を表す「十二支」の表示があり、すごくよくわかった。その後、大河ドラマでこの戦は「卯の刻」といわれてすぐにわかったくらいだ。これには感謝だ!!

【子】=「伽羅先代萩」
①「御殿」の差し金の先の人形のネズミ=政岡と八汐の対決場面に現れる仁木弾正が変身した姿
②「床下」の着ぐるみのネズミ=①が荒獅子男之助に踏まれて登場。逃げ出して花道のスッポンへ
政岡をやっているのは梅之さん!女方専門にされるようになったとお聞きしていたが、細いけれど凛々しいお姿で立派な政岡だった。

【丑】=「菅原伝授手習鑑」の「車引」で藤原時平の乗った牛車のウシ

【寅】=「吃又」の絵から抜け出たトラ
ここでお百姓さんが登場して松江とやりとり。
「上手」「下手」とかのレクチャーと松江が修理之助をつとめたからと筆でトラを消す場面もあり。お百姓さん、ビリーズ・ブートキャンプのノリも見せた。

【卯】=お月様にウサギの餅つきの影絵で舞踊「玉兎」

【辰】=「鳴神」の竜神の竜、2匹??も滝を登って行った!

【巳】=小道具のヘビ
今回も客席から2名を舞台に上げて2人の足元に投げた。でも動じず。

【午】=馬の足の入ったウマにお客さん1名を乗せ、1名が手綱を引いて登場させた。

【未】
芝居の中に出てくる「お刺身」の試食をお二人に→「美味しい」→羊羹でした!
昔昔、モンゴルで羊のゼラチンで固めた料理をそう言ったとか。

【申】=「近頃河原達引」の与次郎の操り人形のおサルさん!

【酉】=「菅原伝授手習鑑」の「東天紅」のコケコッコーで翼を広げるあの小道具。

【戌】=着ぐるみのイヌ。

【亥】=「仮名手本忠臣蔵」六段目のイノシシが花道から登場。舞台の上でお客さん1名と交替。すぐに実演してもらった。「疲れました」と実感のこもった感想だったが、奮闘賞をあげたいくらい上手だった。

松江も頑張っていたと思うのだが、もう少しハキハキとやって欲しかったなぁ。引っ込み思案なのだろうか?そういう時はハッタリでもきかすくらいの芝居心が欲しいけれど、素顔だと照れるのかなぁ。
前半部分で良かったのは国立劇場歌舞伎研修生出身者の出番がちゃんとつくられていたことだ。これからも是非、こういうところも盛り込んで欲しい。

最後は上演する作品の説明をスライドで見せてくれた。国立劇場の子ども向けのチラシなどでイラストを描かれている方のイラストでお話の前提をわかりやすく聞く事ができて好感が持てた。解説の声は福助だという。こういう解説を毎回やってもらいたいと思った。

さて幕間。3階のロビーのソファでおにぎりを食べながら「社会人のための歌舞伎鑑賞教室」の日だけ配布される脚本の入った冊子を夢中で読んでいた。何やら1階ロビーで歓声が上がっていたが、まぁ後でと思っていたら、役者さんたちが扮装のままで座っての募金&サイン会に気づくのが遅れた。八汐のお役をやった方が3階まで上がってこられてやっと気がついたが、万事休す。もう皆さん引っ込むところで政岡をやっていた梅之さんをつかまえるのがやっとだった。
開演前は東蔵&松江で募金を呼びかけていたので少額だが協力して握手していただいていた。幕間もホンのちょっとだけだが募金。俳優祭でご挨拶したのを覚えていてくださったのが嬉しかった。

開演前の募金コーナーを撮影した写真が行方不明のため、残念ながら写真はなし。オカシイなぁ、間違って消してしまったかも(^^ゞ

07/07/24 我が家はシッチャカメッチャカ(T-T)

2007-07-24 22:40:05 | つれづれなるままに

IKEAで配達を頼んでいた娘の部屋の書棚2本の材料が7/23に届いた。娘は日中うたた寝をしていて、私がセットしていた炊飯器が炊き上がるお知らせ音で目が覚めたらしい。危なかった!娘が自室で寝込んでいると、マンション入り口で呼び出しボタンを押してもリビングのインターホンで鳴る音を聞き逃すことが多い。宅配便もそれで再配達になってしまうことが少なくない。

組立は別業者で今日の午後の予定だった。夜なべをして部屋中にあふれていた本を空き箱につめてリビングに移動しているはず・・・・・・が、うーん。私が起きてチェックを入れた時は、空きスペースがまだまだ少なかった。これで組み立て作業ができるのか微妙な感じだった。奥の手はなんでも大きなポリ袋に詰めてとりあえずリビングにでも運べと指示して出勤。
途中でちゃんと起きているか点検の電話を入れた。案の定、寝ていた。組立業者から前日に翌日の訪問時間の連絡が入るはずなのに、その電話もとっていないというし(寝ていたに決まっている)!仕方がないので私が確認したら、その時間がもうすぐ迫っていた。そしてネジを巻く。

昨日から右上の歯茎が痛み始めた。痛み止めが切れるともうダメ。ランチを食べた後にまた痛くなってしまい、観念して歯医者に急患扱いで予約を入れ、定時に退勤。

レントゲン写真で「歯根膜炎」と診断された。炎症部分ってくっきり黒く写るのね。1年前の画像と比べて違いがハッキリわかる。噛み合わせを調整するために削って様子見。薬も飲んで収まれば良しとのことだった。ダメだったら根本治療が必要。
「いつも疲れてますねぇ」と先生に言われてしまった。喘息の季節が過ぎてその分の疲れもドッと出る7月。診察券を見ると去年も7~8月で治療に通っているので、そういう時期なのかとも思う。しかし、我が家のストレスの終わりが見えないという状況はまだまだ続く。

帰宅したら本棚は完成していた!立派だ!!本人は寝ていた。本やらフィギィアやらの格納は全くされていなかった。

夜ご飯をつくるのは後回しにしてリビングに放置されたお荷物を娘の部屋に運び、格納させる。何日かかるかなぁ。こらぁ、素麺食べたからって早々休憩するなぁ。
歯茎が痛いから私だけおじやにしてこれから食べまする~(T-T)

07/07/23 仲代×栗原×杉浦の「遠い国から来た男」

2007-07-23 23:23:43 | テレビ

TBS月曜ゴールデンドラマ「遠い国から来た男」を偶然観た。
60年安保の映像が映っているドラマ!その時代に仕事で中南米の国に赴任して40数年ぶりに日本に戻ってきた男が仲代達矢。そのフィアンセだった女が栗原小巻。同僚だった男が杉浦直樹。
日本では政治の季節に関わらなかった男が現地で反政府闘争をする人々に共感し、応援したことから投獄され、12年後に釈放された時には日本との縁が切れていた。
彼の釈放に向けて同僚とフィアンセの二人が一緒に行動したことから、二人が結婚してしまったのだ。結婚した二人は倦怠期が訪れていて「じいじ、ばあば」としか呼び合えない仲になっていた。
母親の墓参りとともに彼女に一目会おうとしていたが、気後れ。元日本人だったことを隠して日本滞在のアテンドを頼んだのが高野志穂。彼女のおせっかいで再会することができたのだった。この三角関係の面白さ。3人の再会がそれぞれの老後をまた生き直そうという機会になったというような描かれ方。
3人が行くことになった歌声喫茶の場面。大学時代に私も行った「ともしび」みたいだった。歌声タイムを仕切るのが音楽担当もしている小室等ご本人。ギターの演奏が優しい。栗原小巻が出会いの時に中国語で歌っていた「草原情歌」。中国の「白毛女」(昔TVでバレエを見た!)からの歌だという。ともしびの歌集が我が家にまだしっかりあるのだが、歌詞がちゃんと載っていた!

偶然見つけた番組だったが引き込まれ、今の社会の状況や自分自身についていろいろ考えさせられる。山田太一の脚本が素晴らしく、仲代×栗原×杉浦のベテラン芝居も堪能できる。
「中国、ソ連、革命は素晴らしいと思えたいたあの時代」という台詞があった。そういう時代からはぐっと後の世代の私であるが、安保反対であんなに国民が熱くなった時代への憧憬を抱くようになった。
自民党の保守政治がなんとか変わらないだろうか!とその思いはずっと抱き続けてきたが、その後の紆余曲折で結局は自民党が政権に戻り、さらに小選挙区制導入によって得票差を大きく増幅する効果で今のような力を持ってしまった。

フランスの大統領選挙で85%の投票率になるような国が羨ましく、日本の民主主義を支える国民意識の脆弱性に嘆息する日々が続く。
あと1週間後に迫った参議院選挙。昨日の電車の中で民主党のマニュフェストを受け取っていた若い夫婦の会話から。
妻「民主党もいいんだけど実行性がね」
私の心の声「おいおい実行性なんて強引に悪政を引く実行性もあるんだよ」と言いたくなった。
将来への不安感の高まり、安定性を求めるという意識はナチを支持した第一次大戦後のドイツ国民に似ていないか!
「誰がやっても同じだから」といって選挙に行かない人もけっこういる。投票に行かなければ自分が選択ミスをしてもその責任を負わなくていいからか。ちゃんと投票して失敗したなぁと自分も痛い目に合うべきだ。
それにしても今の選挙制度、なんとかならないのか。二大政党制志向に賛同できない私はもうこの制度になってから選挙のたびに悩み苦しむことになっている。

さて、週末には電話での世論調査を2度も受けるはめになった。金曜日に娘が電話をとったが有権者が不在だと言うと「明日またかける」と言ってたと聞いた。はたして土曜日の10時頃に電話で起こされる。「パイレーツ」の記事アップで夜なべしていて寝不足で機嫌が悪いのに、調査の内容がまたいらつかせる内容だった。
投票する選挙区選挙の候補者名を聞かれた。「まだ決めていない」と答えるとそれだと「無回答」になるとのこと。「まだ決めていない」という選択肢を作っていないほうがおかしいと噛みついておいた。
調査員もなんとか特定して欲しいとくいさがるので、二大政党制ではなく、大陸ヨーロッパにあるような多党制こそ望ましいと思っているから、政党選択はもう決めている(消去法だが)けれど、小選挙区制では悩んでいるのだと説明した。
若そうな男性の調査員は、私の話のどれくらいをわかってくれただろうか?

次は日曜日の夜。大河ドラマのクライマックスで電話が入った。晴信が「板垣~」と号泣していたところだ。全くいいところで誰だと思ったら自動音声で世論調査だという。耳をTVと電話の半々にしながら、プッシュボタンで回答。こちらの選択肢はまぁこんなものかというところ。

まだ悩んでいる。どうしよう、どうしよう・・・・・・。
それに「NINAGAWA十二夜」千穐楽夜の部に行く前にちゃんと投票に行かなくっちゃ!悩め、頑張れ、自分!!

07/07/22 「パイレーツ」1・2作目をレンタルで!+オフ会(^O^)/

2007-07-22 22:24:37 | つれづれなるままに

「パイレーツ・オブ・カリビアン」の3作目があまりにも面白かったので、このところ娘にもすすめまくったら、1・2作目をレンタルDVDで観てから映画館に行くとのたまう。
そんなところに週末レンタルT屋でDVD半額キャンペーンのTVCM。それで1年半ぶりにレンタルT屋に行くことになった。(なぜそれだけ間遠になっていたかのエピソードはこちら)
1年半の間にいろいろ変わっていた。前回私が怒った点についても対策がとられていた。「会員システム変更のため、ご家族でご利用になれなくなりました」という案内のパネルがけっこう大きなサイズでレジのところに立てられていた。きっと苦情が多かったに違いない。溜飲が下がったというものだ。

さらにポイントカードシステムも変わっていた。階下のブックオフとも共通のカードになるという。有効期限も切れているのでカードも作り直しだ。娘名義でクレジットカード機能つきで作ることにした。これでyahooの会費も自分で払ってもらいたいものだ。クレジットカードの管理についてはレクチャーしなくては!

土曜日の晩に1作目を娘と観た。日曜日の午後は私はオフ会でお出かけだったので娘が先に2作目を観ていた。帰宅後の大河ドラマの後で続きが今流れているのを横目で観て共通して思ったこと。
呪いによって死ねない死体のようになった海賊たちの映像がけっこう出てくる。これを映画館の予告編で見たような記憶が甦ってきた。そうだ、こういうのがけっこう苦手な私は食指が動かなかったのだった。でも家のTVの大きくない画面で見る分には平気だ~。

3作目はこういうグロイ場面が少ないし、叙情的な場面も多いので私好みだった気がする。まぁ、私は私で時間をつくって2作目をちゃんとDVDで最初から観ようっと。

本日のオフ会は「瓔珞の音」の恭穂さまとの初めてのお茶会。おすすめした「NINAGAWA十二夜」で歌舞伎デビューをしていただいた後で待ち合わせ。「NINAGAWA十二夜」も堪能していただいたようで何より!奥村書店にもおつきあいいただいた後でデニーズでしゃべりまくり。
ふたりとも共通して市村正親贔屓!東宝ミュージカル、蜷川さんの舞台、「SHIROH」以来の劇団☆新感線ファンというだけに、初対面というのにハイテンションの会話が続いたのでありました~。今後ともよろしくお願いします~m(_ _)m

写真は昨晩楽しんだ「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」DVD。

07/07/20 「パイレーツ・オブ・カリビアン」いきなりワールド・エンド

2007-07-20 23:59:28 | 映画(映画館、DVD、TVを含む)

「海賊王にオレはなる!」というTVアニメ『ワン・ピース』のルフィの決め台詞!娘が大好きだった漫画も途中までは読んでいた私。だから「パイレーツ・オブ・カリビアン」第1作からなんとなく関心はあった。しかし主役のジョニー・デップは全く観たことがないし、あの濃い顔のメイクがこけおどしみたいで何となく気に入らず。ディズニーランドのアトラクションの映画化というのを私が映画館で観なくてもという感じでずっと見送ってきた。
ところが、市村正親主演の「スウィーニー・トッド」を観た時に、ジョニー・デップ主演での映画化の話もあると、ジョニデ贔屓のmayumi様のTBで知り、俄然ジョニデへの関心が増した。何の作品からジョニデ・デビューしようかと思案していたのだった。
そしてついに人気沸騰の「パイレーツ~」は3作目で完結編の上映が始まり、シネコンでの予告編に引き込まれてしまう。前作までを観ずにいきなり160分の大作を観て大丈夫だろうか。「舞妓Haaaan!!!」を観た時にこちらのパンフも一緒に買って熟読。そうしたら、海賊王に女性がなるというじゃあないの~。みたい観たい~!!

本日、家の近くのシネコンが1000円の日だったので、仕事帰りに「西遊記」「パイレーツ」のどちらにしようか迷ったが、「パイレーツ」の方を観た。明日以降の上映回数減でちょうどいい時間がなくなってしまうので決断!自宅最寄の駅に停めてある自転車で片道10分とばしてギリギリに飛び込んだ。

パンフ熟読の成果があって、3時間まったく問題なしで堪能。パンフも隅から隅まで「映画を観てから読んでください」のページまでしっかり読んだ(私ってけっこうそういう奴なのだ)。主要登場人物の顔もたたきこんで見たので特にひっかかるところもなかった。
【キャスト】
ジャック・スパロウ=ジョニー・デップ
キャプテン・バルボッサ=ジェフリー・ラッシュ
ウィル・ターナー=オーランド・ブルーム
エリザベス・スワン=キーラ・ナイトレイ
サオ・フェン=チョウ・ユンファ
デイヴィ・ジョーンズ=ビル・ナイ
ベケット卿=トム・ホランダー
ジャックの父親=キース・リチャーズ 他

東インド会社のベケット卿が“深海の悪霊”デイヴィ・ジョーンズの弱点を握って制海権を握っていたところから始まる。海賊とその係累たちを次々と絞首刑にする場面で子どもが歌い始めた「(海賊)召集の歌」が大合唱になったところで私はもうこの世界にぐっと引き込まれた。ミューオタの面目躍如というところか。

キャプテン・バルボッサは“9人の海賊たち”を招集して昔封じ込めた海の女神を解放し、その力にすがることで海賊たちが生き残ろうと提案。ところがそのうちのひとり、ジャック・スパロウがいない。デイヴィ・ジョーンズによって“世界の果て”に囚われているのだ。まずは彼を連れ帰るところから大冒険が始まる~。
むくつけき海賊たちに混じったエリザベスもウィルもカッコいいし、ご贔屓のジェフリー・ラッシュもいい味出してるし、肩に乗っているお猿さんまで可愛く芸達者~。ウキウキ~、ワクワク!
カリブ海だけでなく、アジアまで行ったのがいい。シンガポールを拠点にするサオ・フェンの根城もなんでスチームバスなのかわからないけどとにかく妖しい雰囲気でよし。
でもジャックが閉じ込められていた“世界の果て”の蟹のところがちょっとしつこく長かった。分身の場面も初めてで馴染んでないから何となくしつこいし~。救出隊の皆と合流してから観ている私もテンポアップ。
そして私が今回けっこう気に入ったのは難破船を積み上げた海賊たちの要塞島だ。そこに集う“9人の海賊たち”もいろんな民族のキャプテンがいて楽しい。そして敵の力が強大なのにみんな自分が一番偉いと思ってるからくだらない喧嘩に走るし、ホント変な奴どもだ。そこにジャックの父親であるご意見番が出てきて一喝。ローリングストーンズのキース・リチャーズ登場で雰囲気一変。ロックンローラーだったジョニデも尊敬モードがあふれてるし、なかなか見ごたえあり。投票で海賊王を選ぶことになり、サオ・フェンからキャプテンの地位を継承したエリザベスがジャックの加勢で選ばれる。マダム・チンなんて本当にキャプテンかという感じだったけど、彼女がいるからエリザベスもすっと受け入れられるんだなあと思ってしまった。彼女の凛々しい一言で皆で東インド会社と戦うことになる。
ウィルはとにかくデイヴィ・ジョーンズの妖力で囚われている父親を助けたい一心で、エリザベスたちを裏切るような行動もする。誰が味方で誰が裏切り者なのかもわからないのが可笑しいのね。みんなとぼけてるしさ。

海賊たちばかりなのでけっこう暴力シーンも多いが、あまりスプラッタでないのが私には好ましい。やっぱりディズニー映画ということでその辺のセーブは効いているのだろうか。
デイヴィ・ジョーンズの蛸顔のCGは凄かった。しかしこの顔で愛するカリプソを思って涙を流されるとほだされる。そのカリプソを人間の肉体に封じ込めた女ティア・ダルマに触れられると一瞬だけ元の人間の姿になるが、このふたりの愛も物語の底辺にあるのがなかなか憎い。

東インド会社側にはエリザベスの元婚約者もいて、命をかけて彼女を逃がしたりもしてこちらもなかなかせつない。エリザベスがとにかくカッコ良く描かれている。
ついに戦闘開始。戦闘場面はどうしてもメインの船数隻の戦いに絞られてくるけれど、いろいろな海賊旗を掲げる場面は胸躍るものがある。一方の東インド会社の旗の方がよっぽど不気味に見えてくるのも面白い。

戦いの最中にエリザベスとウィルは結婚を決意。バルボッサに宣言してもらって成立というのがまことに戦中もとい船中結婚式らしい。

東インド会社の最強の切り札ともなっているデイヴィ・ジョーンズをやっつけるには、弱点の心臓を専用の箱から取り出してグッサリやることが必要。その箱をめぐっての攻防が山場となる。
そこで大変なことが起きてしまうのだ。ジョーンズに瀕死の傷を負わされたウィルの心臓をえぐったのはなんと父親。幽霊船にも船長が欠かせないのだ。幽霊船長となったウィルとバルボッサの船でベケット卿の乗ったエンデバー号を挟み撃ち。しかしあまりにベケット卿の最後はふがいなかった。残りの艦船は逃げていっての大勝利。その後、一日だけのふたりの時を過ごすエリザベスとウィル。

最後はまたジャックがバルボッサに船を奪われてコメディ調に。ジョニデのジャックは愛嬌いっぱい。しかしその後にある場面があることもわかっていてしっかりと長い長いエンドロールを耐えた(いつも最後まで観るけどね)。10年後にエリザベスが海辺に子ども連れてきてウィルを待つ。一日だけの再会となるだ。まぁお話だからこういうのもありでしょうか。

1と2をレンタルで観てからにすると言っている娘にも来週のレディスデイに行け~とすすめている。そうしないと終っちゃうよ。パンフ読めば大丈夫だよ。でも娘は一緒にいろいろ観てもホント資料読まないヤツなのだ。私と人種が違うみたい(理解できないよ~)。

写真は「パイレーツ・オブ・カリビアン」サントラCDの画像(買ってないけど(^^ゞ)。
追記
デイヴィ・ジョーンズの乗るフライング・ダッチマン号の呪いは、ワグナーのオペラ「さまよえるオランダ人」の元となっている伝説のアレンジだという。このオペラの英語のタイトルが“The Flying Dutchman”ということだ。なぁるほど!

07/07/18 遅ればせながら7月の観劇予定、狂言デビュー決定

2007-07-18 23:10:25 | つれづれなるままに

月半ばも過ぎて大変遅ればせながら、7月の観劇などの予定を書いておく。
なぜ最近あせって電車での移動中に住大夫の「野崎村」のMDを聞いていたか、おわかりいただけると思う。歌舞伎で観る予習なのだ。それももう明日!
野村萬斎の「国盗人」に触発され、さちぎくさんの情報ブログの記事にも誘惑され、ついに狂言デビューを果たすことになった。国立能楽堂は「紅天女」で能デビューを果たしたが、その時はまだ字幕システム導入前だった。今回は自分の前の席の後ろにある字幕システムもチェックしてこようといさんでいる。でもはじっこではあるが脇正面1列目の席をGETしてしまったので前の席がない。どこを見ることになるのだろうか??

すでに観た映画も書いておく。
8(日)MOVIXさいたま「舞妓Haaaan!!!」
11(水)MOVIXさいたま「舞妓Haaaan!!!」=レディスデイにリピート
19(火)国立劇場(社会人のための歌舞伎鑑賞教室)「新版歌祭文-野崎村-」
27(金)16:00~国立能楽堂(夏休み親子のための狂言の会)「二人袴」「附子」「菌」
29(日)歌舞伎座「NINAGAWA十二夜」千穐楽夜の部

本当は「パイレーツ・オブ・カリビアン」も「西遊記」も観たい。「パイレーツ」はこれまでのものを観ていないが大丈夫だろうか。「舞妓Haaaan!!!」の時にプログラムは一緒に買って熟読済み。これで第3作目いきなりってどうでしょうか?

「西遊記」はもちろん鹿賀さまの妖怪金角狙いだ。予告編の「地獄へゆけ~」だけでクラクラする~。ご一緒できるなら地獄にでもついて行きた~い!思わずミーハー(^^ゞ