ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

13/04/29 「夢ある街のたいやき屋さん」割引デー(^^ゞ

2013-04-29 19:26:56 | 住まい・地域を考える

GW前半最後の日は彩の国シェイクスピア・シリーズ第27弾「ヘンリー四世」を女子高仲間3人で観劇のため、さいたま芸術劇場へ。
観劇前にJR与野本町駅のサイゼリヤでランチ。今日の終演後は早々に散会しての帰り道、娘におやつのお土産を買おうと「夢ある街のたいやき屋さん」の与野店に立ち寄り。今の季節のたい焼きは、抹茶クリームと幟が出ているのが見えた。
そうしたら「本日29日は粒あん130円を100円に割引!」との看板が出ていて、ラッキー!!しっかり粒あんを2つ買って帰り、冷めないうちにいただいた。
「笑う鯛には福来たる」と袋にも印刷がある通り、目が笑っている。
さらに片面に「昇運」、反対側に「招福」とあったので私が食べた方を両方撮影して頑張って並べてアップ(ちゃんと2枚の写真をペイントで並べたファイルなのだ。う、試行錯誤での成功だが・・・・・・)。
粒あんがあまり甘すぎず、おいしかった~。

ネット検索すると、このように街で鯛焼き屋を開業するのをサポートする会社があり、その一つのようだ。
ジェーシーコムサ|ほのぼのたい焼き店舗のご案内

13/03/16 JRのダイヤ改正で浦和駅に湘南新宿ライン停車+東急渋谷駅の変化もあり

2013-03-18 23:59:17 | 住まい・地域を考える

3/16は東急渋谷駅が地上から地下へと切り替わるということで、「撮り鉄」の皆さんの殺到に備えて私の職場の本部ビルは警戒態勢がとられたくらいだ。地上にある東急渋谷駅のホームに電車が停まっている画像を撮ろうとすると格好のビルだったからだ。

しかしながら、私にとってはJRのダイヤ改正で浦和駅に湘南新宿ラインが停車することになる方が重大事だ。昔昔、私が女子高に通っていた頃は高崎線や宇都宮線で通学してくる友達が「昼間は浦和駅は通過になっちゃうんだよ」と嘆いていたものだ。ホームに上がる階段にはロープ規制がかかっていたのを記憶している。
そうなのだ、浦和というのは埼玉県の県庁所在地ではあるのだが、商業の中心地は大宮ということで、昼間は県庁所在地に幹線の列車が停車しないという情けない状態があったのだ。

もちろん、今では高崎線や宇都宮線は全ての時間に停車するようになっているが、湘南新宿ラインは通過していた。赤羽で降りはぐると大宮まで停まらないので、いちいち高崎線や宇都宮線に乗り換えるという面倒さに耐えなければならなかった。
それがようやく今回のダイヤ改正で浦和駅に湘南新宿ラインが停まってくれるようになった!浦和のステイタスがアップするようで、地元の人間としてはかなり嬉しい。冒頭の写真はJR与野駅の架橋の通路(雪景色を綺麗に撮れたところ)に1月から貼られていたポスター。

さて、週明けの今日3/18月曜日。渋谷の本部に行く用事があってJR渋谷駅で改札を出て、いつものように東急の改札口の隣にあった地下道を通ってびっくり!4/7で閉鎖になるという掲示があちこちに貼ってあった。
この地下道は暗くて汚くて評判が悪かったのだが、それを綺麗に掃除してデザイン関係の専門学校の学生たちに壁画を描いてもらって明るくする取り組みがされていたのだ。下の写真はその壁画と閉鎖予告の貼り紙を写したもの。

その地下道や周囲のシャッターにスプレータイプの塗料による落書きが横行している問題もあった。専門学校の学生さんの絵の上に落書きをされたこともあって、訴えるぞという看板が出たこともあったっけ。
スプレーによる落書きも文字のデザインをしている風ではあるが、あまりにも傍若無人でゆるし難いものだと思っていた。
しかしながらそういう地下道もなくなってしまう。寂しい気がするのと、そうそうどういうルートで私は本部ビルに行けばいいの?遠回りして地上の高架の歩道を通らないといけないの?という困った問題にもつきあたったのだった。

とにかく時は過ぎ、全ては変化していく。プラスもあり、マイナスもあり・・・・・・。

13/02/02 市報に我が母校の懐かしい校舎の写真が載った!

2013-02-02 23:59:38 | 住まい・地域を考える

2月のさいたま市報の裏表紙=浦和区版の方の表紙に、「浦和区懐かしの一場面-浦和区の今昔-」ということで我が母校の写真が掲載された。
そこの紹介文を引用して以下、ご紹介する。
「浦和第一女子高等学校の発祥は、明治33年に設立された埼玉県高等女学校で、現在の埼玉会館の地にあった鳳翔閣を校舎としました。翌年、浦和高等女学校となり、県内女子教育の中核を担います。
 現在の高地に移転したのは明治43年ですが、この当時は良妻賢母が女子教育の国家理念とされていました。
 昭和23年、浦和第一女子高等学校と改称して『浦和一女』と呼ばれるようになり、現在は、自由や個性を重視した次代を担う女性の育成が教育目標となっています。
 正門から浦和駅に向かう坂道は、おしゃべりをしながら楽しそうに歩く一女生の姿から『あひる坂』という愛称がつけられています。」

上の方のセピア色の写真は、国立国会図書館蔵の大正10年発行の『埼玉県写真帖』にある埼玉県立浦和高等女学校とある。
実は、私の1年生の時のクラスの部屋はこの校舎にあった。当時は1学年9クラスで、本校舎からはみ出た1学年の3クラスだけこちらの旧校舎にあったのだ。窓は上下に開く通称「ギロチン窓」だったし、掃除の時も床が木だったのでやりにくかったのであまり嬉しくはなかった。また生徒会本部室や一女祭実行委員会室、いろいろな部室もあって、卒業まで高校生活の多くの時間を過ごしたものだ。

その後、この旧校舎は取り壊され、正面玄関の屋根になっている部分だけが移築されて残された。
娘が私立高校で不登校になり、浦和一女の定時制に転校し、私も休職していた4~7月の4カ月を付添登校していた時、あひる坂を上っていって見えるモダンな校舎は、私にとっては寂しさを感じさせた。

2005年7月に保護者の負担で冷房を設置するというPTA総会に参加して意見を述べたこと2006年3月の卒業式も記事アップしている。
公立高校の共学化について、県に諮問委員会を置いて共学化の答申が出たのに、共学化反対の署名用紙がPTAから来た時は署名しなかった。上記のPTA総会で会長が保護者がみんな共学化に反対しているかのような挨拶をし、当時の県知事(やはり母校のPTA会長経験者)が共学反対運動を激励しているというようなことまで言及されたことにも批判の発言をしておいた。
しかしながら、娘は同じクラスの男子にいじめられたことから不登校になっているので女子高の定時制だったからこそ通えたのであり、一律に共学化をすすめるというのも違うと思っていた。反対運動が起きていない女子高もあったので、そういうところから共学に移行すればよいとも発言しておいたが、その後も共学化の答申は黙殺されたままだ。なかなか日本のジェンダー問題の面での改善はすすまないのが歯がゆい。

しかしながら、やはり女子高時代の仲間は今も有難く、ランチ会やら散策企画や観劇企画などで近況を報告し合い、励まし合って力をもらっている。

12/12/07 夕方の大型余震はエレベーターの中!かなり怖かった

2012-12-07 23:58:45 | 住まい・地域を考える

12/13が職場の望年会=忘年会と決まり、幹事さんに会費を払いにいくために、夕方職場近くのATMでお金を降ろし、職場に戻るためにエレベーターに乗った。一緒に乗っていた人たちは先の階で降り、1人になった時に異常を感じた。エレベーターの箱がきしみながら上下に揺れている!これはエレベーターの滑車のロープに何かあって落下事故になるんじゃないか?人間いつ死ぬかわからないという覚悟を固めてはいるものの、やっぱりこういうのでは嫌だ~とドキドキするくらい怖くなった。

幹事さんのいる6階について飛び出して駆け出し、左の方のエレベーターが危ないから管理人さんに連絡しなくちゃと言いに執務スペースにたどり着いたら、防災用の折り畳み式ヘルメットを広げて被っている男性職員が目に入った。
「Hさん、何やってるんだろう」とマジに思ったら、「地震、けっこう大きいよ」「本格的だよ」という女性陣の声。

立ち止まって初めて地震だと気がついた。昨年の3.11も職場で被災したので、その時のようなしつこい揺れが続いている。今年の3月には千代田区一斉のシェイクアウト訓練にも職場を挙げて取り組んだので、さっと机の下に潜り込み、落ち着くのを待った。

6階の職場では、3.11直後に小さい液晶TVが経費購入されていてそれで地震情報が流れていたし、職員も何人かポケット型ラジオがすぐに出せるようにされていて、ラジオからの放送と両方をみんなで聞いていた。震源地は三陸沖で東京あたりは震度4。

5階に降りて、3.11直後に私が買ってきた乾電池式のCDラジオをつけてみたが、AM放送は雑音が煩くてダメ。FMはなんとかきれいに聞くことができた。
ロッカーに置いてある自分のポケットラジオも取り出して聞いてみたがやはりFMしか聞き取れない。

6階から5階にいる全員の状況確認の内線電話を受けていたら、外線で渋谷の本部からも確認の電話が入った。
これでとりあえず、「気をつけて帰ってください」という指示が出て、電車が動いているうちに帰ろうとする人と、仕事をしながら様子見しようという人に分かれた。私は週次報告書が書き上がっていなかったので後者。

夜8時過ぎに職場を出たが、電車は少し遅れくらいで特に問題なしで帰宅。
しかしながら、こんな地震の頻繁に起きる国でやっぱり原子力発電所はやめてほしいと強く思った。そういう風な政権になってほしいが、なんとなく不安で寄らば大樹の陰で自民党に票を投じる人が比較して多数になってしまえば、その願いは実現しない。
政治は三流の国と言われて久しいが、今回の総選挙や都知事選挙はそういう政治にしてしまう国民・都民のままでいいのかどうかが問われているとつくづく思った。

勘三郎追悼の報道を観るたびに涙腺がゆるんでしまってダメ。今晩のフジテレビの特番は録画はしたが、ドラマ「大奥」(男女逆転の話題作!)の方を観て録画の方はもう少し先になってからでないと無理かもと思っている。

(追記)
下の写真は、10月に大宮ソニックシティ14階のデンタルクリニックに行った時に乗ったエレベーターの箱の隅にあった非常用品収納ボックス。地震などで中に閉じ込められた場合、救助がくるまでしのぐためのものだ。建築からある程度の年数が経ち、順次エレベータのリニューアル(入れ替え)中のようで、工事で閉鎖になっている入り口もある。リニューアルがすんだところからボックスも備えるようにしているのではないかと推測したが当たっているかな。私の職場のビルのエレベータ内にはまだ備え付けられていない。入れてもらいたいと言おうかなぁ。

12/10/08 連休に母と観る映画は見送り、家事疲れの筋肉痛で銭湯で湯治

2012-10-09 23:59:02 | 住まい・地域を考える

体育の日につながる3連休の中日、7日の日曜日に実家の母が観たがっていた高倉健主演の映画「あなたへ」を一緒に観ようと誘っていた。8月末に封切りになってから1ヵ月以上たつので、最寄りのシネコンでも1日1回上映になってしまい、ちょうど12:00からという時間しかない。朝が苦手の母娘のため、前日6日に座席指定でチケットを確保しておこうと、土曜日の夕方、大宮ソニックシティの歯医者通いのあとで、さいたま新都心のシネコンに自転車を飛ばしていった。

マックのプレミアムコーヒー無料クーポン券を使ってひと休みし、セブン&アイの店内を通ってコクーンモール内のMOVIXに向かうところで実家の母から携帯に電話が入った。「体調がよくないので、明日の映画は行けそうにない」とのこと。「ちょうど今、映画のチケットを買う前だよ!」

「間に合ってよかった~!」と私。
「いま電話をかけてよかったねぇ」と母。
「まぁ、お大事にね」と言い、せっかく来たのにと思ったらひらめいた!!友人とカラオケに行っている娘を携帯でつかまえて、一緒に観る約束だった「鍵泥棒のメソッド」を先に観ていいかを確認。事情を離し、「踊る大捜査線ファイナル」にしようかと思ったけどそっちはもう始まっちゃったからと説明。
「踊るも観たいからそっちを一緒に観ようか」と納得してくれたので、滑り込みでチケットGET!チケットブースに着いたら残席表示が5だったのであせったが、なんとか後ろの方で確保できた。どうやらカップルの観客が多いようで、お一人様の席が残っていたようだ(^^ゞ

映画「鍵泥棒のメソッド」がめちゃくちゃ面白かったので大満足!!!今週から男女逆転「大奥」の家光編のドラマが始まるし、堺雅人LOVEモードだが、実はさらに香川照之が可愛くてよかったのだ。

結局7日の予定はガラ空きとなってしまったが、前線の通過でけっこうな雨が夜半から午前中まで降ったため、気圧の関係で私もダウン・・・・・・。食べてはまた寝るという感じだったが、午後2時過ぎに晴れてきたらようやく復活できた。

そうなると、梅雨から暑くなる前にやるはずで猛暑続きで先延ばしにしてきた「ベランダ掃除」を決行することにして、ホースで水を流しながら、お隣2軒の排水溝に流れていかないように堰き止めを作って年に一回の大掃除!昨年から導入したデッキブラシが活躍し、大き目亀の子タワシも使って2時間みっちりと頑張った(娘が手伝ってくれるということはない。彼女は大学の市民公開講座にも参加してテンションを上げたので日曜日は「寝てようび」になった)。

毎年爽快な達成感を味わえるのがよい!
しかしながら、連休最後の体育の日は朝から腰と脚の筋肉痛で苦しんだ。大体、しゃがみこんで何かを作業することなんて滅多にしないので、普段使わない筋肉を伸ばし続けることがまず一大事。運動不足の極みというわけだ。あまりに身体が痛くて長くも寝られず、どうしようといろいろ考える。ベランダの次に気になっている換気扇の掃除もやろうかと思った(夏の方が油脂が硬くなくてよいらしい)が、ちょっと動いても痛みが走るし、脚立に乗るのが怖いので見送り・・・・・・。

昼頃になってハッとひらめいた!銭湯に行って湯治をしよう!!
9/22にお墓参りのついでにスーパー銭湯に行ったら血行がよくなってずいぶんと気分がよかったので、車がなくて行ける銭湯でいいやと思いついた。娘は祝日でも授業があるので大学に行っているし、一人でさっさと行ってこようっと。

ネット検索をして、ここならと思う銭湯は月曜日が定休日。その次は、休職していた頃にさいたま市立北浦和図書館に通った際、近くにあった銭湯だ。定休日でないのを確認し、行った時に入り口を撮影したのが冒頭の写真。

「レッツエンジョイ東京」の「さいたま市周辺の銭湯情報」で北浦和「平和湯」の情報はこちら
「街の温泉 平和湯」の看板の下には牛乳石鹸提供ののれんがかかっている。入ると待ち合わせのできる小さいロビーあり。番台は高くなっているわけではなく、受付という感じ。大人の料金は410円だった。以前住んでいた街の銭湯よりもぐっとコンパクトな感じだが、北浦和駅からも5分という立地だし、まぁこんなものだろう。

かけ湯をしてバブルの湯船に入ろうとすると熱過ぎて、水栓を開けていると親切な声がかかる。
「向こうのオゾンの湯の方がぬるいですよ」「有難うございます」
確かにその通りだった。オゾン湯は時間制限が5分と書かれていて、けっこう順番待ち状態。そちらで身体が慣れるとさらに熱いお湯に入れるようになり、水を足さなくてもバブル風呂、座浴のジェットバスも両方入れた。

休みの日の午後4時過ぎ。やはり高齢のお客さんがほとんどで、顔なじみの常連さんたちらしい様子だ。椅子がなくなっていて、しゃがんでいたら「あちらに空いた椅子が置いてありますよ」ともお声かけしていただいた。
何種類かの湯船にけっこう頑張って浸かって出たら、身体の芯から温まって筋肉痛が気にならなくなった。やっぱり湯治って効果があるんだと納得。

ロビーに出て、ここはやっぱり定番のコーヒー牛乳を飲まなくちゃとケースから瓶を取り出し、「おいくらですか」とたずねたら130円とのこと。けっこう高いなぁと思いつつ、写真を撮らせてくださいとお願いし、飲む前に撮影したのが以下の写真。ハイ、懐かしくおいしゅうございました。



図書館で『演劇界』の劇評を斜め読みし、本も1冊借りて帰り、買い物もして、意気込んで「豚汁」をつくった。そうこうしているうちに身体が冷めてくるとまたまた筋肉痛がぶり返す。血行がよいうちは紛れているのがまた症状が感じられるようになるのかと納得。
家でももう一回、湯船にちょっと長く追い炊きをしながら入って、まるで湯治状態(^^ゞさらに痛いところにモーラステープを貼って、就寝。

今度から、本格的な家事で疲れたら自転車を飛ばして近場の銭湯に速攻で行くことにしよう。
上記のサイトだけでなく、けっこうネットで銭湯めぐりしている方のHPやブログが参考になって有難い。



12/04/29 実家の屋根裏収納の片づけ決行!!

2012-04-30 01:11:28 | 住まい・地域を考える

GW前半のメイン課題、実家の屋根裏収納の片づけを決行した。4/21、22で二日連続観劇、23日は職場の労組の懇親会、25日は歌舞伎の千穐楽観劇もしつつ、上司との会議や面接など、緊張感あふれる一週間の疲れがどっと出た。
金曜日の夜に喉が痛くなってきて、4/28(土)の連休初日は、天気もよいというのにしっかりと寝込んでしまった。まぁそれも仕方がないか(^^ゞ

そしてついに、29(日)は業者さんによる片付け決行日。実家に10時過ぎには到着し、GW後半のメイン課題の納骨についての打合せをすませた。そうこうしている間に約束の12時ちょっと前に業者さんが先に二人ワゴン車で到着。見積もりの時よりも母が頑張って自分で捨てられる分を減らしたことを報告。さらに見積もりから1ヵ月の間に気持ちの整理をつけて処分に踏み切った応接間の絨毯の追加を頼んだら快諾してもらえた。

2階の仏間を中間点にして屋根裏収納からどんどん荷物を下ろす。大方は両親と母の実家がそれぞれに商売をやっていた時の未処分の荷物なのだが、母の実家が戦争で東京から栃木に疎開した時の荷物もあった。元々はミシンの輸入業と縫製業をしていたので、貨物列車3便で疎開させたのだが、あとの2回は駅留めになっている時に米軍の襲撃で焼かれてしまった。反物と最初の家財を運んだ1便だけが無事だったということで、その時の桐箪笥(通常より幅広)や母のお雛様などは80年物だという。
疎開先で確保していた家が二重売りの詐欺にあい、村の公会堂に仮住まいして一生を終えてしまった祖父のところで、私たち姉妹が水遊びをした時の楕円形の木製のたらいも出てきた。

茶箱を買ってはいろいろと物をしまっていたことも覚えている。階段下の収納部分にあった足踏みミシンの最後の一台の奥にもさらに2箱あって、それも追加で出させてもらい、中を見たら私たちが子どもの頃に着たオーバーコート類が入っていてびっくり。40年近く前のものだ。
さらに、冒頭の写真は、名古屋の妹1が娘2人の後に、男の子がもう一人欲しいと言っていた頃、社宅は狭いからと実家に預けた荷物だ。マタニティ服、新生児服、幼児服やおもちゃ等が出てきた。もう一人産むのはあきらめたので不要になったのに引き取り忘れてしまったようだ。

屋根裏部分に加えて、一階の納戸部屋にあるものも処分対象で、父のステンドアートの下地となるガラス板もたくさん残っていたが、それも一気に片付けてもらった。一部割れていたのは地震のせいもあるだろう。父が趣味的に集めてしまった工具の入った小さい物置も中身ごと持っていってもらうことにし、さすがにこの分は追加料金が発生したが、家の周りもすっきりするし、当日になって処分の決断をしたものも車に乗る限りはお願いできたのがラッキーだった。
車は午後2時頃到着し、外に運び出した荷物を2tロング車の天井までぎっしり積み上げてかなりいっぱいにして引き上げていった。

さらに、応接セットの下の絨毯を剥がした後、「ワックスがあればかけておきますよ」と声をかけていただいたので、スプレーをお渡ししたら丁寧に拭き上げてくださったことに母も私も感謝感激!!
20万円はかかったが、こんなに気持ちよくお仕事をしていただいたことに感謝至極。本当に有難かった。

3月末の見積もり後、実はあらたに風呂場のタイルが浮いてくる問題が発生。おそらく地震で壁に亀裂が入っているのだと推測されている。屋根裏収納がかなり重かったのもよくなかったのだろうという話も出ていた。
その屋根裏が軽くなったら、家全体が軽くなったような気がするねぇと母と私がしみじみしてしまった。確かに耐震的にも安心さが増したと思う。鼠の襲来がきっかけだったが、地震対策という観点も大きかったと後から気がついた。

さて、GW後半のメイン、5/5の納骨には三人姉妹が揃う。その時に妹たちに母を誉めてくれるように頼んでおいた。「今回はこんなにまとまって荷物を処分することを思い切ってくれてえらかったねぇ」って言うんだよってね。

それがすんで、落ち着いたら次は風呂場の修理!次から次へと課題が出てくること!!

12/03/27 梅は咲いたか桜はまだかいな・・・・・・+JR四ツ谷駅がエコステに

2012-03-27 23:59:41 | 住まい・地域を考える

何年も暖冬が続いたが、この冬は久しぶりの厳冬となり、梅の花がなかなか咲かず、梅の産地では花咲く梅林の観光シーズンがずれこむと、その後の農作業に取りかかれるのが遅くなってお困りだという。少しでもその負担が少なくなるように念じつつ・・・・・・。

自宅からJR与野駅まで自転車で走る途中の道沿いの家のお庭から梅の花が満開の見事な一本に目が吸い寄せられた。白梅でもなく紅梅でもない。ピンク色というか淡紅色というかの花色も美しく、枝や幹も見事で、丹精されているのが伝わってきた。
昨日も今日も自転車を停めて携帯で撮影させていただいたが、昨日は曇り空であまりうまく撮れなかった。今日は空も青く晴れあがり、満開の花木とのコントラストもはっきりしてまぁまぁうまく撮れたのでアップさせていただく。

ちょうど今読んでいる本は、主人公が11代目の團十郎の妻と思われる宮尾登美子著『きのね』。その中で主人公夫妻が間借りをして住んでいた離れの庭に咲いた豊後梅の場面があり、私が見惚れた梅の木もおそらく豊後梅だろうと思い当った。

大分県の県の花ということで、大分県のサイトで県花の「豊後梅」の情報はこちら
梅の中では遅咲きなのだという。3月上旬から中旬にかけて咲くというが、今年はさらに遅れて今頃になっているのだろうと思われる。

出勤途中、天気がよいのでJR四ツ谷駅の構内も明るく、この間気になっていた「エコステ」の看板を撮影。3/14に駅ビル「アトレ」のリニューアルと合わせて駅の構内も改装された。天窓も2箇所つくられ、自然光が入って今日のような上天気だとかなり明るい。
さらに「創エネ」=太陽光発電設備設置、「省エネ」=LED照明への切換え、「蓄エネ」=蓄電設備設置の3つもしたということで、提携したパナソニックとJRで連名のポスターだ。
公共の施設でこういう取り組みをすすめることはいいことだと思うので、ご紹介した次第。

12/03/13 さいたま新都心で医療費還付申告後、三菱の原子炉跡をチェックして驚く!

2012-03-13 23:33:12 | 住まい・地域を考える

今日は休みをとって、確定申告手続きに行って医療費の還付申告をしてきた。さいたまスーパーアリーナの会場に行って並んでいたら、娘のお友だちがスタッフとしてアルバイトしていて声をかけられてびっくり!元気そうでよかった、よかった。
今年は単年度分だけだったし、医療機関の領収書の計算はすんでいたので、ずらっと並んだパソコンコーナーに通されると、e-Tax(国税電子申告・納税システム)での入力にスタッフさんに何回かアドバイスをいただいて完了!

映画を観て帰るつもりが、MOVIXカードを娘に預けっぱなしになっていたので取りやめ。通常の1800円で観る気にはならず、シネマ歌舞伎「高野聖」の前売り券1800円だけ買った。コクーンモールのベーカリーショップでサンドイッチセットを食べ、紀伊国屋をのぞいて帰路へ。

帰り道に三菱の実験原子炉跡地をチェックすることにした。
先週だっただろうか?JR車両の雑誌の吊広告で気になった記事の記憶があったからだ。

「東日本大震災などのがれきを受け入れない埼玉県が、福島の原発事故で出た放射性廃棄物をコクーンモール近くに受け入れる」というような内容だった。
それであれば、三菱の原子炉跡地に決まっている!
この間、三菱マテリアルの研究所の社屋がアスベスト撤去ということで取り壊しになっていたのもチェック済みだった。今日、立ち寄ってみて広大な敷地がのぞけるところと入り口の2カ所からチェックして驚いた。本格的に地面を掘り起こし、トラックでの搬入をしているところだった。

入り口には工事現場に車を通す整理をするような作業員さんが二人立っていて、近くには冒頭の写真のような掲示があった。「さいたま市土砂のたい積等の規制に関する条例に基づく土砂のたい積の許可」とあった。
帰宅してネット検索をしてみたが、電車でみた吊広告の記事が全く引っかかってこない。これはスクープ後にいわゆる「原子力ムラ」からの情報規制の圧力がかかったのだと推測。

ネット検索をする中で、「三菱重工が福島第一原子力発電所に放射性廃棄物貯蔵設備の工事開始」というニュースもあった。日本の原子炉メーカーは日立・東芝・三菱の三社であり、三菱グループとして、原子炉をつくり、その事故の後始末を請け負い、それもちゃんと商売にしているのかと納得した。
さらに三菱重工は、福島県の復興事業の福島県沖の洋上風力発電の実証研究事業にも参加していることもわかった。

あらゆることを商売の対象にする企業というものの本質があらためて理解できた。
そういう存在と共存しながら社会をよりよくするということは、市民のパワーがもっともっと強くならなければならないと痛感!
今回の原発事故の犠牲を無駄にしないようにするためには「原子力ムラ」の思うがままにさせず、事実をもっと広く市民が知って考えられるようにし、方向性を決める場に参画していけるようにしなければならないと思う。

12/03/09 東日本大震災1年で職場でシェイクアウト訓練+ミニホイッスルを常備

2012-03-09 23:59:56 | 住まい・地域を考える

東日本大震災から1年がたとうとしている。首都圏直下型地震が近づいているということだが、東京都では帰宅難民を生み出さないために、職場で数日をしのげるように備蓄を義務付ける条例が近くできるらしい。
そういう動きを受けて、我が職場でも事務所に泊りこめるようにする備品や食品の調達がすすんでいる。しかしながらどこでも同様に動いているらしく、注文殺到状態のようで、すぐに届かない物も多いようだ。

JR四ツ谷駅前の近くといっても線路を挟んで区の境になっており、我が職場は千代田区側にある。千代田区ではエリアをいくつかに分け、そのエリアごとに事業者を防災活動の協議会に組織しており、我が職場のエリアの会長はセブン&アイさんだそうな。
3/9(金)午後1時から、「千代田区一斉防災訓練」としてシェイクアウト訓練が実施された。大きな地震が起きた時、職場の机の下に入ってとりあえず身を守る安全行動をとる訓練だ。
シェイクアウト訓練のホームページはこちら

我が職場からも協議会にオブザーバー参加させてもらっていて、そこからの情報で事前の会議で資料が配られ、当日を迎えた。
安全行動の1-2-3を職場のリーダーの掛け声のもとにやってみるという訓練だが、①ドロップ、②カバー、③ホールド・オンという掛け声はいかにも発祥のアメリカからの直輸入すぎる気がする。もう少しちゃんと日本語にかみくだいた掛け声をあみだすべきではないかと思う。

といいつつ、午前中の来客が長引いて私自身は訓練に参加はできなかった。まぁ、気持ちだけは参加したということで・・・・・・。

さて、3.11の前だけにTVでも特別番組が続く。その中に、取材陣が防災ということで何かをしているかを道行く人にインタビューする企画があった。
ある男性が「がれきに埋まっていて助けて欲しくても声が出ない時用にこれを持ち歩いてます」と携帯電話につけたホイッスルを見せていた。

確か私もアンケートに回答したの謝礼か何かでもらったミニホイッスルを持っていたはずだ!
帰宅してあちこち探したら出てきた。けれど携帯につけると携帯に傷がつきそうなので、バッグに携帯を入れているポケットの隣の小さいファスナー付きのポケットに入れておくことにした。さらにそれだけだと取り出しにくいので、何かストラップのようなものをと探したら、元はストラップだったお守りで金具がとれてしまっていたのを捨てられずにとっておいたものを発見!
なんとか組み合わせてみたのが冒頭の写真。
お守りとのマッチングもけっこういいんじゃないかと自分では気に入っている。

11/11/05 NHKの番組に良心的なものと嘘を流すものがあるのはなぜか考える

2011-11-06 00:28:02 | 住まい・地域を考える

NHKの『あさイチ』で10/17オンエアの「放射能大丈夫?食卓まるごと調査」が話題になっている。実は私も見ていたが、胡散くささがプンプン。ゲストコメンテーターの安斎育郎さんはデータに疑問を呈しながらの控えめのコメントをせざるをえない様子。室井佑月さんはこのデータを見ても私は安心だとは思えない!というようないつもの直感力でのご発言。
後から番組で使われたデータについて批判が相次ぐと、NHKもHP上で再分析を行っていることを明らかにしているそうだ。
hitomiさんのブログでもこの話題に関する記事を紹介されている

NHKの番組は夜の番組は良心的だが、朝の番組は嘘を流すものが多いという話も耳にする。それはなぜかを考えてみた。
この間、鎌仲ひとみ監督&グループ現代製作によるドキュメンタリー映画三部作のうち、「ミツバチの羽音と地球の回転」を観て、会場で買ってきた鎌仲ひとみ+肥田舜太郎共著『内部被曝の脅威-原爆から劣化ウラン弾まで』(ちくま新書)を読んだ。
そこで鎌仲ひとみさんがNHKのイラクに関するドキュメンタリー番組を作ったことから「被ばく」問題に興味をもち、そこからそのテーマを追いかけるドキュメンタリー作品を連続して作っていったことを知った。なるほどであった。

ドキュメンタリー番組などは、NHKのディレクターの裁量で外部に外注して制作してもらうことが多いわけで、ディレクターと実際に制作する方の良心が活かされればそういう作品としてオンエアされるわけだ。
一方、NHKとして情報提供に力を入れている目玉番組については、上層部の意向が最大限に盛り込まれて作られるということだ。上層部=政権や官僚の政策に沿った内容になるのは当然である。

報道を鵜呑みにせず、自分でも勉強しながらおかしいと思ったら声を上げていくことが大事だとつくづく思う。