09/07/27 歌舞伎座の長い幕間に「茹で上げあずき」


七月歌舞伎座は昼夜それぞれ2演目ずつで、幕間時間が長かった。昼が45分で夜が40分。
私は早食いが苦手なので、食堂で豪華幕の内弁当を食べるということが難しい。高いお弁当を食べるのであればしっかり時間をかけて味わって食べたいのだ。おしゃべりしながら食べるとよけいに時間がかかるし(笑)
では一人で豪華弁当を食堂で食べるのはなんだか勿体ないということで、歌舞伎座はカレー屋さんと地下食堂しか利用経験なし。
俳優祭では2回とも2階の「ほうおう」のコーナーを通り過ぎてしまうくらい縁がないので、できれば歌舞伎座建替え前に一回くらい「ほうおう」に入ってみたいと思っている。
今月千穐楽夜の部は一人だけどどうしようと思いつつ、やっぱり一人だけど幕間時間も長いからいつものコンビニおにぎりではなちゃんとしたお弁当を外ででも買って食べようと思って四つ角の日の出寿司へ。せめて1000円くらいのをとは思ったが食べたいのがなくて500円の穴子弁当に手が出てしまった(^^ゞ

それでも食後に時間が余り、以前食べて美味しかった東京銀座鹿の子の出店の「茹で上げあずき」(300円)を食べることにして抹茶アイスで頼む。しっかり携帯で撮影してから食べたが、あれこんなに甘かったかしら??状態。甘すぎないのが美味しかった記憶があったが、シロップを入れすぎているのじゃないかしらと推測。甘さにちょっと閉口してしまい、きっともう食べないと思うので記念にアップ。

食事予約コーナーでショックな貼紙発見。ねらっていた2600円の「花籠膳」は「ほうおう」ではなく地下食堂へと変更になっていた。「ほうおう」で食べるならもっとお高いものにしないといけないのかもしれない。ますます敷居が高くなって悩んでいるところである。さて、歌舞伎座建替え前に「ほうおう」に入ることができるだろうか。

(追記)
「茹で上げあずき」と今月の演目との関係をひとこと。備中大納言小豆使用とのことで、「夏祭浪花鑑」の一寸徳兵衛が備中玉島出身でその在所に磯之丞を逃がすのだ。備中つながりということかと納得。
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09/07/29 母の騒動後のケアプラン見直し


これまでの経過は以下にリンクあり。
09/07/18 母の救急車騒動その4
7/20には母の78歳の誕生日に自宅に戻るための激励をして、21日に妹1は名古屋に帰り、26日夜にまた妹2宅に来て翌27日にギプスをはずすのに立会い、28日に越谷の実家に妹二人で連れて帰ってきてくれた。

骨折騒動、救急車騒動の中でケアマネージャーさんに通所リハビリの再開時期の相談、延期などの連絡をしてきたが、自宅に戻ってすぐにリハビリ再開をさせた方がいいということで帰る前に連絡をとり、7/29に母の自宅訪問をしていただくことにした。いざという時にみてもらえるようにショートステイサービスの利用についても母の性格に向く施設を検討していただけるようにお願いをしておく。

妹1がいるところで母との面談を先にしておいてもらって、月一回のカウンセリング終了後に渋谷から実家に直行。午後5:23渋谷発の半蔵門線経由の南栗橋行きに乗ると一回各駅停車に乗り換えるだけで実家の最寄り駅に着ける。

午後6時半の約束に間に合った。
なにやら母親が31日からのリハビリ再開に抵抗しているのを説得中だった。どうもひと月単位で契約と思い込んでいて、自分は今月いっぱいお休みと言ったはずと言い張っていたらしい。ケアマネさんも早くリハビリ再会する方がいいと強く勧めてくれて、3人がかりで説得!
さらに新たにサービスを検討してくれてきていたのが、24時間対応してもらえる端末を家に設置するというもの。介護保険の枠内で基本料金は自己負担1000円で利用できるとのこと。
実は同様のサービスの利用について、昨年4月に父親が亡くなってすぐに越谷市役所に問い合わせをしていた経過がある。その際には独居老人でも心臓病などの急を要する疾患を持っている人以外はそういうサービスはしていないと言われてしまっていた。その話をしたら、それは市の福祉行政としての制度で、今回は介護保険制度内でのサービスになるという。どうにもタテワリ福祉の実態も浮かび上がる。

いつでもプロの担当者が相談に乗ってくれて、電話で状況を聞き取ってくれて、興奮していたら落ち着かせてくれて、どうしても対応が必要であればかかりつけの病院に連れていってくれたり、いろいろと対応してくれてそういうサービスが発生した場合のみ利用料を払えばいいのだという。これは早速利用を決めた。

ショートステイの施設も安く利用できる多床型施設はいつもいっぱいだということだが、個室型の施設は空室がある確率が高いという。母親は入院したことがあるといっても個室以外は入ったことがない。とにかく大部屋の我慢はできない人ということはずっと伝えてきたので、多少割高でも個室型の施設をと資料をもってきてくれた。一度、お試しで一泊利用してみて施設を確認した上で契約をしておけば、いざというときにも空き室があれば利用できるようになるとのこと。それも8月中に一度利用してみようということにした。

それと利き腕に力が入らない今だからこそ、週一回のお掃除をお願いしているヘルパーさんに居室の掃除機かけもお願いしようと母を説得。他人に居室に入られたくないと抵抗し続けていたが、自分は大きな掃除機かけがつらくてハンディタイプで軽く掃除機かけをするだけだったので、目もよく見えないしで畳の部屋がけっこう埃っぽくて娘たちは閉口していたのだった。私はそういうのはあまり気にしない方だが、妹ふたりは来るとガンガンに掃除機かけをしてからでないとゆっくりしないのだった。

ヘルパーさんの人柄もわかってきているし、掃除サービスの内容を変更するのにいい機会だし、どうしても自分でやりたいということになったらまた元に戻せばいいしとまたまた3人がかりで説得!!うんと言わせた。

そうして次に私が実家に行く予定の8/1に24時間対応サービスの契約と設置工事をお願いして完了。
これで娘たちにSOSをする前にプロへSOSをしてもらう体制ができることになり、ようやくひと安心である。
翌日7/30には妹1は名古屋に帰る。娘たちの家で世話になるのもお互いに神経をすり減らすので大変と思い知った母は少しでも長く一人で頑張る気になっている。それをどうサポートしていくかが、娘たちの仕事だと思っている。
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09/07/27 鏡花を軸に七月大歌舞伎のイメージの連鎖


山口県で局地的集中豪雨による土砂崩れの犠牲者が出て、周囲のエリアにも警戒すべき雨が続き、関東では梅雨明け宣言見直しになりそうな戻り梅雨が続く。犠牲者の方のご冥福を祈りつつ、自然を破壊してきた人間社会への警鐘とも受け止める。

そんな中で今年も玉三郎座頭の七月大歌舞伎は、泉鏡花作品が昼に「海神別荘」、夜に「天守物語」が並んだ。写真は、その2本を並べた特別ポスターを携帯で撮影したもの。
それぞれ「五重塔」と「夏祭浪花鑑」との組合せになっているのだが、なぜこれらが配置されたのかどうにもピンとこないままだった。
2006年と2008年の時のイメージの連鎖を考えた時の記事は以下の通り。
2006/07/18 玉三郎の鏡花作品一挙上演を考える
2008/08/05 玉三郎座頭の七月大歌舞伎を貫いたもの・・・

今日の千穐楽夜の部に急ぐ中、またそのことを考えていたら、ハッと気がついた!「五重塔」は夜の部の「天守物語」からイメージすればつながるじゃないか!!
いずれも層をなして天を指してそびえ立つ建物。そう、地上から天をめざすものだ。そして五重塔の落慶法要の前日に襲うのは大嵐。その大嵐で二人の人間が試された。
大嵐→大津波で「海神別荘」につながる。海の公子が大津波に乗せて想いを寄せた地上の美女の身代を父親の望み通りに送り届けてその父親を試した。そしてあの「海神別荘」の世界へ。

しかし、そこから「夏祭浪花鑑」にどうつながるんだろうと思いつつ、滑り込みで着席。
開幕するとそこにあったのは住吉大社近くの「碇床」の大きな暖簾!「海神別荘」で公子が制するのも聞かずに泣き死にするまで悲嘆すると言い張った美女を殺そうと碇に縛り付けたのだった。やがて美女は碇から解き放たれて公子との愛を全うするのだが、碇の絵の前で団七がお解き放ちになるのだ。そもそも住吉大社は海運の安全を祈るために海神を鎮めるためのものだ。つながった!

「天守物語」へのキーワードは何か?......それは血ではないかと推測。舅の義平次が金への妄執から団七の額を割って流した血、刀を振り回しての挑発の中で刃が舅にあたってしまい、ついには殺す破目に陥って義平次が流した血。いくら井戸で洗ってもその血の呪縛は消えはしない。

「天守物語」で美しい富姫への土産に赤姫姿の亀姫が持ってきたのは庇を貸している猪苗代城の殿様の血だらけの首。「夏祭浪花鑑」で殺し場を見ているためにショックな感じは薄らぐ効果があったと思う。そこでさらに「血だらけの方が美味しい」と言い放つ富姫の妖怪ぶりが異界の者の感覚をより鮮明にする。異界の者たちが地上の人間たちの愚かさを笑う言葉はかえって痛快。
そんな異界の女が爽やかで勇ましい人間の若者に恋をする。恋をしたことで富姫は純情になるのが可愛い。二人は窮地に追い込まれるが、ついに超然とした存在によって天界で添い遂げることになりそうな結末へ。

鏡花作品を軸にして七月大歌舞伎4演目のイメージの連鎖が完成。
なんだか嬉しくなって、千穐楽夜の部観劇の堪能とともに満足感につつまれて、日頃の嫌なこともどこかに飛んでいくような夜になった。
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09/07/25 歌舞伎座昼の部①勘太郎と獅童の「五重塔」


2006年の七月大歌舞伎と違って、今年の七月は昼と夜に泉鏡花の作品で全てを揃えずに、昼の部に「海神別荘」を、夜の部に「天守物語」を配置。それぞれ最初の狂言は若手に主役を任せている。昼は勘太郎と獅童で「五重塔」。
【五重塔】四幕
原作・幸田露伴 脚本・宇野信夫 演出・石川耕士 
なぜ歌舞伎座さよなら公演に26年ぶりに「五重塔」の上演なのかと思いながら観ると筋書の石川耕士の文章で、近年の泉鏡花作品の上演で玉三郎の手伝いをしていたとあり、そういうこともあるのかと思った。(7/27追記=4作品のイメージがつながった記事を書きます!)
Wikipediaの「五重塔(小説)」の項はこちら
あらすじと主な配役は公式サイトより引用、修正、加筆。「歌舞伎美人」のあらすじはこうしてチェックしていくとけっこう間違いがあるので作成部門はきちんとチェックしていただきたい。今回は源太女房のお吉のくだりが違っていたので修正して以下を書く。

谷中感応寺で五重塔建立の話が持ち上がり、5年前の寺の再建を請け負った大工の源太(獅童)が弟子の清吉(巳之助)と共に現れて、住職の用人の為右衛門(寿猿)と対面する。
一方、源太の兄弟弟子である十兵衛(勘太郎)が、五重塔建立の仕事を任せてほしいと住職に毎日願い出ていて、今日も来てどこかに姿を消してしまい門番たちが探している。
一同と入れ替わりに住職の朗円上人(市蔵)が姿を現すと、十兵衛が駆け寄ってこの度の大仕事を任せて欲しいと願い出、朗円はその真剣な目に心を動かされる。そこへ源太もきかかると、朗円は五重塔建立の仕事はふたりで相談をした上で答えを出すようにと言い、お経の中にあった説話を引き合いに話してきかせる。
十兵衛の家では十兵衛が夕餉の食欲もなく思いつめている様子。女房のお浪(春猿)は源太夫婦の恩を語って五重塔の仕事を源太に譲るように勧めるが、十兵衛は耳を貸さない。ここへ源太が現れて十兵衛の意向を問い質す。ふたりの力を合わせて五重塔を建立しようと持ちかけるが、十兵衛は一人で請け負ってくれと断る。親方の源太を怒らせた夫の強情にお浪は声を上げて泣く。
朗円は十兵衛に請け負わせることを決め、源太に蔭になって助けるように指示。源太も兄弟弟子の十兵衛に立派に塔を建てて欲しいと言い、十兵衛もその気持ちを受け止める。ところが源太が参考になる帳面や絵図を差し出したことには拒絶をするので、「地震や大風のある時に倒れでもしようものなら生かしちゃおかねぇ」と言い捨てて源太は出ていってしまう。
その後、普請場では十兵衛に使われる大工たちが不平不満を募らせて、近くの茶店で昼間から酒を飲んでいる。「のっそり」と言われるくらいの馬鹿丁寧な仕事にこだわる十兵衛に何度でもやり直しをさせる我慢がならないのだ。
源太の女房・お吉(吉弥)も墓参りを装って普請場の様子をのぞきにきて清吉とかちあわせになる。二人とも源太が任されなかったことが悔しくて仕方がない。
やがて十兵衛が大工たちに仕事に戻って欲しいと懇願して断られ、痛めつけられるところを隠れていた清吉が鑿でさらに怪我をさせる。
その事件後、怪我の養生をしている十兵衛の家に源太が清吉のしたことを詫びに来て縁を切ったことをお浪に話す。源太の気持ちを思いやって心を思う十兵衛は寝たふりをして聞いていた。源太が去ると怪我を押して普請場に出かける十兵衛。お浪は止めるが、それを説得して十兵衛は出かけていく。
やがて五重塔が出来上がり、落慶法要の前日に大嵐がくる。五重塔を見守る十兵衛の前に源太も姿を現し、嵐に耐えた五重塔を前に二人の気持ちが通い合う。
翌日の法要で朗円上人が立てさせた制札には「感応寺生雲塔、江戸の住人十兵衛、これを作り、源太郎これを成す」と書かれていた。

宮大工としての誇りは同じようにもちながら、マイペースで丁寧な仕事にこだわる十兵衛を勘太郎、職人仲間を束ねる力量をもつ源太を獅童がそれぞれ熱演。器用に世間を渡れない十兵衛を支えて気遣う女房お浪を春猿がしゃべりすぎ出すぎの人柄を笑いを誘いながらこれも熱演。また、親方の源太のことを思う余りに血気にはやって道をはずす清吉を思いつめる若者の愚かさを巳之助がよく出していた。若手の役者の頑張りを感じた舞台だった。

ただし、話の運びとしては少々飛躍があってちょっと無理があるなぁと思った点が一点。十兵衛が下で働く大工たちの不信感をどうやって拭って現場を立て直したのかがよくわからない。もしかして清吉に襲われて負った怪我を押して普請場に出て行ったことで十兵衛の思いが伝わったということなのかもしれないが、それくらいのことで一度なくした信頼を取り戻せるというのはちょっと甘いような気がする。原作ではそのへんはどうなのだろうか?
もしかして、そのあたりで源太が大工たちに十兵衛を見直させるような働きかけををしたのかもしれない。そうすると最後の「源太郎これを成す」につながっていくとは思うのだが・・・・・・。
大嵐の日の十兵衛と源太がお互いの仕事へのこだわりを確認し合って、心が通い合う場面は見ごたえがある。

この作品は、新国劇で島田省吾の十兵衛と辰巳柳太郎の源太の放送劇用に書かれたのが最初だという。(そういえば、夜の部の「天守物語」の近江之丞桃六も映画版で島田省吾だったし、最初と最後に島田省吾ゆかりの演目になるのも偶然ではないだろう)。
その後、前進座が上演を重ねていて、私も一度観たいと思っていた。前進座の構成・演出に対する興味もあるし、嵐圭史たちベテランの芸で一度観てみたいという気持ちがまた強くなった。
写真は公式サイトより今回公演のチラシ画像。
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09/07/25 ルネ・ラリック展で国立新美術館デビュー!


歌舞伎座昼の部を観に行って、長い幕間45分間にご一緒した玲小姐さんが後半をsakuramaruさんに譲られたので待ち合わせをしたプロントで昼食。
その時にsakuramaruさんから急に夜の予定を聞かれて空いていると答えたら、ミュージカルを一緒に観ないかとお声がかかる。娘さんがうっかりバイトを入れてしまった分のSOSだった。19:00からのPARCO劇場「サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ」
さらにその前にルネ・ラリック展を観てから回るという。私はアールヌーヴォーの工芸家ルネ・ラリックの展覧会の方は一度観てみたかったので、悩んだ。ずいぶんと前の展覧会のチラシでトンボと女性のデザインのブローチか何かのアップ写真を見て素敵だなぁと思っていたのだ。
「海神別荘」終演でも早い時間だし、明日は妹宅への出動予定がないので、ええーい両方行ってしまえ~!!と強行軍を決意。

「レッツエンジョイ東京」のルネ・ラリック展の情報はこちら
六本木の国立新美術館も今回がデビューとなった。sakuramaruさんに連れていってもらっての美術館デビューが多いなぁ(^^ゞ

以下、展覧会公式サイトより引用。
「ルネ・ラリック(1860-1945)は、19世紀末から20世紀半ばにかけて、アール・ヌーヴォーのジュエリー制作者、アール・デコのガラス工芸家として、二つの創作分野で頂点をきわめた人物として知られています。ラリックの生誕150年を記念する本展では、国内外のコレクションから厳選された約400点の作品を一堂に集め、その創作の全容を紹介します。夢見るジュエリーから光溢れるガラスの空間へ、小さな手作りの世界から近代的な産業芸術へと広がりをみせたラリックの美の世界。時代を駆け抜けた輝かしい創造の軌跡を、かつてない規模で展覧します。」

ジュエリーなどの工芸家ということは知っていたが、ガラス工芸、それも量産できるような商品を作ったということは今回初めて知った。工芸家といっても工房をもっているので、ラリックが描いたデザイン画を元に職人がつくるわけで、たくさんのデザイン画の展示があった。作品そのものとそのデザイン画が並ぶ展示もけっこうあって見比べられたのも面白かった。
香水のガラス瓶もラリック社で作ったのだという。香水好きの娘のラインナップからコティとかの名前を知っていたが、お洒落な瓶からテスター瓶まで展示があったのに感心。
パリ万博にも展示館があったし、庭を飾った噴水の飾りもあった。最後にはガラスのテーブルウエアまで展示されていてシリーズ名にニッポン、トウキョウ、コウベというのもあって、けっこう日本人はいいお客になっていることがわかった。
なかなか見ごたえのある展覧会で満足。

写真は展覧会のチラシ画像。作品はケシの花のデザインのハット・ピン。銀の棒は女性の結って盛り上げた髪の団子の部分に刺したのだろうと推測。
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09/07/09 コクーン歌舞伎「桜姫」は七之助で極まり!


先月の現代劇版と2ヶ月連続企画としてまとめて捉えると先月のイライラは解消。
コクーン歌舞伎「桜姫」初日の簡単報告はこちら
【桜姫】作・鶴屋南北 演出・串田和美
今回の主な配役は以下の通り。( )内は6月の現代劇版で相当する役名。
七之助=桜姫(マリア)・白菊丸
勘三郎=清玄(セルゲイ)
橋之助=権助(ゴンザレス)
彌十郎=残月(ココージオ)
扇雀=長浦(イヴァ)
亀蔵=入間悪五郎照門(イルモ・イルノルト)
笹野高史=見世物師因果勘六、ほか
あらすじは、[歌舞伎]All About「桜姫東文章」の記事がわかりやすいのでご紹介。

2005年の公演とは演出が全く異なっていて、冒頭から先月の現代劇版と連動させる台詞もあり、2ヶ月連続企画の工夫というか実験の意欲がうかがえる。
今月は先月は途中で動いた客席も最初から奥の三方にあって、常に舞台を四方から客席が囲む形。正方形の舞台に丸盆が切ってあって上方には大相撲のように四角い屋根が吊ってある。冒頭の心中の場面は奥にある客席で勘三郎初役の清玄と七之助の白菊丸の芝居となるのが追加発売席でもS席分楽しませるということかと納得。なお、私はコクーンシートでの観劇だったが俯瞰的に見えてよかった。

さらにここで死に遅れた清玄の情けない感じがいかにも勘三郎ならではという感じで見せてくれたのが、後々の清玄の白菊丸→生まれ変わりの桜姫への妄執にうまくつながって説得力を増した。
今回の狂言回しの役は笹野高史。「淡路屋」という掛け声をあびながら飄々とした話芸で笑いをとりながら、ぐいぐいと物語をすすめていく。

新清水寺の場面は2005年も黒衣が押してくる小さい箱状の上での芝居があったが、今回はさらに身分の高さによる高さの違う台で役者が自分の足で漕ぐようにして奥の客席の下から登場するという演出。桜や社殿は串田和美得意の手づくり小道具を手に持って何人もの人が脇でアピール。わざと猥雑な感じを出しているのかしらとも思うが、どうにも安っぽく見えてしまうのが惜しい。
そういう台の上に乗ってではあるが七之助の桜姫が登場すると、姿といい声といい時分の花の桜姫という風情でまず溜息が出る。もうここで今回の「桜姫」は見応えありと極まったようなもの!

桜姫の許婚・入間悪五郎の亀蔵が白塗りで出てきたのは赤塗りの荒若衆姿というイメージを覆して予想外だった。先月のイルモ・イルノルトが白いスーツ姿だったのと符合すると思ったが、赤塗りという役柄の設定への理解をした上で見るという歌舞伎の約束事なしで観てもらおうという演出なのかと解釈してみた。
残月・長浦カップルは前回と同じ彌十郎・扇雀だったが、扇雀の長浦が前回にも増したはじけっぷりで思いっ切り笑いをとっていたが、私はちょっとやりすぎのような気がした。最後は権助に身ぐるみ剥がれた惨めな姿で退場といういつものパターンだったので安心してみていられた。粟津七郎と葛飾のお十のエピソードはぐっと省略しているが、これはまぁ特に問題なし。
今回の2ヶ月連続企画の共通性は一人の役者が二役替わって清玄と権助を演じるところを二人の役者にきちんと分けながらも、桜姫をめぐって存在する男として、ある時は対照的にある時は一体的な存在として描いているところにあると思った。
橋之助の権助は桜姫が一回でぞっこん惚れ込むのが納得のセクシーぶり。初心な姫君に身体先行の色恋が燃え上がることを無理もないと思わせる色気がたっぷりだ。この男と添い遂げたくて清玄の献身的な愛情を退け、言われるがままに女郎にまでなっても構わないという桜姫の恋への一途さにあきれながらも劇的な生き方がまさにドラマのヒロインにふさわしい。そして男は可愛いが産んですぐに里子に出した我が子への愛情は明らかに薄い。母性愛なんて自然に備わるものではないことを鋭く描いている。

かたや勘三郎の清玄の桜姫への妄執ぶりは情けなさが極まっているのが実にいい。岩淵の庵室で残月に毒殺されかかっての仮死状態から雷鳴で復活し、桜姫と再会しての無理心中のもみあいから殺されても哀れに感じないくらいなのがまたいい。阿闍梨という高位まで上り詰めた修行も結局は愛人への妄執でくずれさるというのは南北の皮肉が効いているようにも思える。

権助内に女郎になった姫が幽霊つきだからと返されてくるが、つきまとっているのは清玄の亡霊で、「こわかねぇよ」「消えちまいなよ」と言われながらもしつこく付いてくる。ここまで姫を連れてきて権助との因縁を教えるためだったのだろうか。
勘三郎が権助の姿に代ってちょっとだけ出て台詞をしゃべり、また橋之助の権助に戻るのがオヤと思ったが、権助の過去の悪行を洗いざらい姫にしゃべってしまう場面の演出の効果を上げるためだった。通常の歌舞伎では姫に問われた権助が酒に酔った勢いでべらべらしゃべってしまうのだが、串田和美はそれはおかしいと思ったのだろうか。清玄の霊が権助について無理やりしゃべらせたというように勘三郎の声で橋之助が苦しそうにしゃべる真似をするのだ。まぁその方が権助は女房にも過去は隠し続けようとしている男として描かれる。自分の全てを投げ打って愛している姫には裏切られた感が強くなるだろう。

かくして姫は悩み苦しみながらも、色恋に終止符を打って父と弟の仇を討つべく権助を刃で刺し殺す。ところが赤子は殺さない。憂いの表情のまま、通常の歌舞伎の御家再興の大団円の場へと変わっていく。その腕に生きた赤子を持たされて憂いの表情で桜姫は幕切れを迎える。
さらにその両脇には地獄に落ちるだろう清玄と権助が宙吊りになってもがきながら降りてくる。2006年4月の「四ツ谷怪談」北番の伊右衛門と直助が無間地獄に落ちる幕切れを彷彿とする。

2005年版の幕切れとも違い、まぁこれくらいなら違和感はあまりなかったが、女への願望と男のしょうもなさという串田和美の男と女の描き方のパターンの踏襲を感じた。私の好みではないが、まぁこれもありでしょう。
先月の現代劇版も含めてふりかえると、「桜姫」の世界を多面的に楽しめたのはよかったと思う。

今回のコクーン歌舞伎は七之助の桜姫が七難を隠した。台詞回しもずいぶんと頑張っていておかしくはない。ただその頑張った感じが表に出てしまっていてちょっと力みを感じる。玉三郎の桜姫のように淡々としゃべると高貴な姫君の鷹揚さが滲むのだ。しかしながら玉三郎に役の気持ちを教えてもらっていて演じたというその成果が十分に感じられる。七之助がタイトルロールを演れる女方に成長したことが一番嬉しかった今公演だった。

写真は公式サイトより今回の公演のポスター等のデザイン。
(追記)
今月の筋書の解説にあった先行浄瑠璃の挿絵に清玄の桜姫への煩悩が蛇体になったところが描かれていた。岩淵の庵室で桜姫が清玄に投げつける経典が蛇腹状に飛び交う様がそのイメージに重なった。
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09/06/27 歌舞伎座千穐楽夜の部③幸四郎の「髪結新三」


幸四郎の「髪結新三」は2回目。
2006年10月の幸四郎初役の「髪結新三」の記事はこちら
2005年の勘三郎襲名公演「髪結新三」の感想はこちら
【梅雨小袖昔八丈 「髪結い新三」】作・河竹黙阿弥
以下、今回の主な配役を公式サイトより。
髪結新三=幸四郎 弥太五郎源七=歌六
手代忠七=福助 下剃勝奴=染五郎
後家お常=家橘 娘お熊=高麗蔵
下女お菊=宗之助 車力善八=錦吾
家主長兵衛=彌十郎 家主女房おかく=萬次郎
加賀屋藤兵衛=彦三郎

白子屋の場面で、家橘のお常と高麗蔵のお熊の母娘のバランスがよく、福助の忠七もよかった。前回感じた高麗蔵のお熊の違和感もなく、こういうのは配役のバランス次第だと思えた。幸四郎の新三が忠七の髪をなでつける場面、前回の手つきがかなり下手くそだったのが今回はぐっとよくなっていて進歩を感じた。幸四郎の新三と手代忠七のバランスもいい。相合傘で永代橋に差しかかって本性をあらわすまでのやりとりもよかったのだが、一人で傘づくしの長台詞の場面はちょっと歌舞伎っぽくない台詞回しのような感じがした。
新三内での舎弟のような勝奴の染五郎とのやりとりもよく、歌六の弥太五郎源七がお熊を取り戻しにやって来てのやりとりもいい。どうやら幸四郎の世話物はペースメーカーがちゃんといてやりとりをしていく場面では安心して観ていられるのかもしれないと思い当たる。一人で黙阿弥の台詞を長々しゃべるところはちょっと幸四郎の我流の台詞回しになってしまうのではないかと推測。

源七で役にたたないからと頼りにされた家主夫婦が今回は絶品コンビだった。彌十郎の長兵衛と萬次郎の女房おかくは、実にアクの強い因業な家主夫婦。こわもての幸四郎の新三に夫婦ともに対抗して凌駕する因業ぶり。「鰹は半分もらったよ」ということで三十両のうち半分をとりあげられたと思ったら、家主が空き巣に入られて箪笥をごっそり(何十両分も)盗まれて、新三が溜飲を下げるという喜劇がしっかり立ち上がっているのがいい。

染五郎の下剃勝奴は回を重ねているだけに、新三の留守にお熊をつまみ食いしながら知らんふりをする、新三より頭はよさそうでと、いつか兄貴分を軽々と超えていく器量をもった男の魅力が感じられた。
そして歌六の弥太五郎源七である。前進座の「髪結新三」では新三を殺した後の源七が捕り方に囲まれるまでに彼の人生の哀愁が浮かび上がる場面までがあった。この役は勢いの盛りを過ぎた顔役のたそがれた感じに、そういった哀愁が漂うとより魅力的なのだが、今回の歌六の源七にもそれがあった。

深川閻魔堂橋の場。前回は新三と源七がいつまでも斬りあっている幕切れだったが、今回はしっかり最後に口上で締め括られる。二人が並んで座って手をついて、幸四郎が千穐楽らしく「当月はこれぎり~」と言って客席に頭を下げる。昼夜の打ち出しとして座頭としてきちんと礼を尽くす、こういう形がやっぱり落ち着く。

この演目だけ何故さよなら公演なのか、わからない感じで観た。観終わってみると全てのお役のバランスのよさで十分に楽しめる芝居になっていた。まぁ、演目や座組は歌舞伎界のいろいろな状況を踏まえて決めざるを得ないのだろうからこういう舞台もあるだろうと、なんとなく得心して終ることができた。

写真は千穐楽の垂れ幕のかかる歌舞伎座正面。
6/27千穐楽に六月大歌舞伎を概観する
6/21昼の部①兄弟対決の「角力場」
6/21昼の部②「双蝶々」つながりの舞踊二題
6/21昼の部③仁左衛門の一世一代の「女殺油地獄」
6/27千穐楽夜の部①高麗屋三代の「門出祝寿連獅子」
6/27千穐楽夜の部②吉右衛門の「極付幡随長兵衛」も堪能
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09/07/20 母親の78歳の誕生日は自宅に戻るための激励会


妹2の家に右手骨折後の逗留中の母親の78歳の誕生日なので、娘と一緒に昼から出かける。
ちょっと遅くなったため、妹1・2と母親は先にお昼御飯を食べてしまっていたが、私と娘の分の用意をしておいてくれた。お中元のギフト用の素麺はやはり美味しいねぇ。ちなみに我が家にはお中元・お歳暮の付き合いは一切ない。親戚間もとっくに虚礼廃止済みである。

妹2は休日でも月曜日は人工透析のためにクリニックに出かけてしまい、残りの4人でお祝いにケーキの食べにお出かけ。
車があっても自動車保険が妹2とその配偶者のみにしているので妹1は何かあったら困るので運転しない。母親のリハビリを兼ねて杖をついて歩くスピードに合わせて4人で歩いて駅前へ。

駅前にはあるだろうと考えていたケーキ屋さんは東口にも西口にもなかった。駅の構内にあるコージーコーナーは持ち帰りのみ。
西口近くの「カフェOB」北本店をのぞくと上限2時間半の時間制限いっぱいに粘るお客さんで満席。

スーパー「いなげや」で買い物をした後、私が偵察に行き、4人席を確保しておいて合流。限定4種のケーキから選んでのささやかなお祝い。
一番気の合わない末娘の家に長逗留しなければいけない母親の愚痴も聞き、意見もし、励まし、自宅に戻るための段取りも打ち合わせしという、実に現実的な集まりとなった。
家族といっても小さな社会。心を通わせるためには相当の努力が必要ということ。

写真は娘が父親と一緒に出かけてもらってきた果物の山のうちの一つ。金の糸目をつけずにトロピカルフルーツを買ってくるような人だったからなぁと思いつつ、こんなにいっぺんにくれるのはちょっと困りつつ、食べていかなくてはならない。
アメリカ産のストロベリーは日持ちがするという。形が長くキープされるよう組織がしっかりするように品種改良をしているようだ。さらに一時期話題になった防カビ剤をしっかり使ってあると推測できる。色は暗赤色でダークチェリーといい、アメリカ人の好みかもと笑える。
水菓子と言って甘さへの嗜好の強い日本と違い、あちらではさっぱりした味が好まれるようだ。加糖れん乳をつけて食べると甘酸っぱくてまぁまぁいける。
パイナップル1/2個もようやく終わり、あと3種類、一応頑張る予定。
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09/07/19 更年期症状?、美ビンバ?、RNS「テンペスト」!


寝汗をかいて目覚める日がけっこうあり、今朝も同じ状態に。寝巻用のTシャツを着替えて二度寝。昼前までゆっくり寝て疲れが少しはとれた。妹2宅に電話したら妹1が出て、その話をする。
妹「そりゃあ、お姉、更年期症状だよ。私の友達もそれでタオルを首に巻いて寝てるって言ってたよ」
私「大量の汗をかくってアレは寝てる間もなるの?」
妹「後ろでおバア(母親のこと)も更年期だって言ってるよ」

いわゆるホットフラッシュ症状のひとつと知ってはいたが、寝汗という形で出るというのは知らなかった。
寝汗をかいて目が覚めて体温を測ると37.2℃くらいの微熱が出ていて水を飲んで二度寝すると36.8℃に下がったり。脱水症状の発熱かもしれない。大体、元々が自律神経があまりうまく働かない体質で体温調節機能が弱いのだ。また一つ更年期の自覚をしてしまった。・・・・・・まぁ穏やかに老いていきたいものだ。

トーストの簡単な朝食後、身体のイオンバランスをとるために酢を加えた野菜スープをつくって残り物のおかずを片付ける遅めの昼御飯をとってから近くのSATYへ。

和室の蛍光管が切れて先日トップバリューの40+30ワットのセットを買ったら間違いで、32ワットだけ買いに行ったら同じシリーズがなく、問い合わせたところ買い間違いで箱をとってあるなら40+32ワットと交換してくれると嬉しい対応。ようやく交換してきたが、とりつける間もなく出かける。

あいらぶけろちゃんさんと待ち合わせて銕仙会能楽研修所に夜の部の「テンペスト」(りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ)を観に行くのだ。
その前にロイヤルホスト表参道店で早めの夕食をとる。美容メニューというのがあり、「野菜たっぷり美ビンバ~コラーゲンボール添えワカメスープ付~」を食べた。赤いクコの実が入ったコラーゲンボールが目を引いたのでそれに決めたのだが、別に味がどうなるわけでもなく溶かすのが面白かったし、ゴマ油が効いていて美味しかった。家のゴマ油が切れていたから補充しようと思い出す。

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズは「マクベス」以来だが、今回は初めて能楽師も参加するようにシリーズも進化発展していたし、栗田芳宏が主演・構成・演出しているのも堪能。

明日は母の78歳の誕生日祝いをしなければということで妹2宅へかけつける。娘は同行してくれるかどうか微妙かな。
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09/07/18 母の救急車騒動その4


これまでの経過は以下の通り。
6/29実家の母の右手骨折騒動 7/2母の右手骨折騒動その3 7/5母の右手骨折騒動その4
7/7母の救急車騒動 7/9母の救急車騒動その2 7/10母の救急車騒動その3

週半ばに私か娘かどちらかが妹2の応援にいかなくて大丈夫か心配して確認の電話を入れた。母親もだいぶ動けるようになり、妹のかかりつけの整形外科に一人で歩いて通えるようになったし、木曜日に妹1が名古屋からきてくれるから大丈夫という返事に安心していたら・・・・・・。
水曜日の夕方に妹1から携帯に電話がくる。
妹「今から行ってあげてくれない?ふたりが昼間、喧嘩になっちゃったらしい。今日は透析の日だし、妹2が相当まいってるみたい」
私「今からじゃ無理だよ。私はフラフラして帰るに帰れなくて長椅子でちょっと休憩して落ち着いたら帰ろうとしているところだし・・・・・・」

どうやら私は「低血圧症」だと血圧計をもらって毎日測るようになって自覚したのだが、ここ数年繰り返す夏場の全身倦怠感は喘息だけのためではなかったようだ。最高血圧も100を切ることが多いが最低血圧も60に届かないことも多いのだ。さすがに最低血圧が50台だと頭に血がいっていない感じでボーっとなってしまうことがある。今朝も93-51だった。対策はまず食生活の改善かなぁとか考え始めてはいる。

その日はなんとか妹2宅でしのいでもらって、翌木曜日に名古屋から助っ人がかけつけてなんとか雰囲気を改善しつつ週末を迎えた。
今日の土曜日。娘は父親と伯母さんとコストコへ買い物に行くと出かけていき、私は妹2宅に向かう。午前中にふたりで整形外科に行っているから、ランチに出かけるのに間に合うように来てと妹1の指令を受けてダッシュ!

電車の乗り継ぎがよくて遅くならないですんだ。妹2のツレアイくんの株主お食事券が使える「ステーキ宮」の行田店へ。近場のいつもの店でなく行ったことがない店を私がリクエストしてそちらに向かったが、3連休ということで道も混んでいて片道1時間弱かかってしまった。

おなかがぺこぺこだったが店も混んでいて、入り口近くに貼紙あり。木曜日にTV番組で紹介されていたようでそのキャンペーンもあってお客さんが押し寄せていたのだった。
せっかくここまできたのでしっかり待って食べたが、ランチメニューではない方のセットを3種類とって4人で分けて食べたがけっこう美味しかった。写真はヒレ肉ステーキ。しかし最初はランチメニューの付け合せ(定番のスパゲティのケチャップ和え)で持ってきたので野菜の方だと指摘したらあわてて出しなおしてきた。指摘して正解!

その後、アピタで買い物。母と私が二人になった時にこの週末に自宅に行って戻ってきたいと私に言い、「私が我侭だと怒られてばかり」と涙をこぼす。母がトイレに行っている間に妹2人に話すと、先週一度連れて帰って用事はすませてきたのだから無理をいわないで欲しいということだった。大体、母親を一番苦手な妹2が世話をしているのだから運命は皮肉なのだ。妹2は「愛情ではなく人道にはずれたくないからできるだけの面倒はみるのよ」と本音を私にもらしていたくらいだし・・・・・・。
確かに母親の食事と妹たちの食事の志向性は今では天地の開きができてしまっているのがよくわかる。母親の食事の嗜好では高齢者施設の給食では絶対無理だろうというくらいだ。妹もそのツレアイも我慢に我慢を重ねているのがよくわかる。

その後でミスドでお茶をした時にそれを調整。自宅でしてきたいといった2点を解決するので我慢してと母親を説得。妹1が手帳のカレンダーをみせながら自宅に戻る目処を話して納得してもらった。

夕食を妹1を手伝って作っている間に、妹2が母の世話をしているために受講するトールペイントの課題がすすんでいないのをやってもらった。トールペイントは彼女の今の大事なものなので尊重してあげたいのだ。
仕事から帰宅したツレアイくんに、もう少し母親を頼むと私からお願い。5人揃って食事をしてから私は帰宅。
2日後の7/20は母の78歳の誕生日なので私もまた出動する予定。
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