ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

11/01/30 携帯を機種変更してダブルナンバーに!+中指の爪先が裂けて痛い(T-T)

2011-01-30 23:59:19 | つれづれなるままに

ここのところ、携帯の裏蓋が何回か外れたりしていたが、金曜日夜から土曜日昼まで充電していたら本体ごとあったかくなっていたのでこれはヤバイと観念した。

娘の保育所時代のママ友たちの毎年恒例の忘(新)年会参加で、元住んでいた実家の近くに行くため、実家近くのソフトバンクショップへ。
相談デスクに座ったら出かける時におかしな表示になっていた充電マークが何事もなかったかのようになっていて首をかしげた。今日は若い男性スタッフさんで、長く使っているせいでしょうかとお聞きし、いつから使っているのかを調べてもらったら、2007年11月とのこと。
この機種は途中で充電池の不具合で無料交換をしてもらったことがあり、充電池が膨らんで裏蓋がよくはずれたと説明したら、確かに該当機種だとのこと。それもあって長期使用もあって裏蓋のツメ部分が劣化して、充電池との接触が悪くなっているのだろうと推測。
ちょうど先月発売の後継機種が0円(分割分値引きになるという)なので、機種変更することになった。ゴム製の白い犬のお父さんストラップがついているのは初回入荷分だけということで、私が気に入ったシャンパンゴールドはもうストラップなしとのこと。店頭見本からはずしてちょうだいとねばったがダメだった(^^ゞ

料金プランの見直しもしていただいたら、私の場合、通話料が多く、さらに他社への通話が多いのでダブルナンバーにすることをすすめられた。同じ機械で2つの番号をもつのだという。従来の番号を他社向けの発信に使い、そちらの割引プランを適用。ソフトバンクの人にかける時に新しい番号にする。住所録で登録をしていなければ、毎回どっちの番号でかけるかを選んでかけるという、けっこうややこしい方法になるが、少しでも節約になればと決断した。
ソフトバンク携帯の皆様、新しい番号への登録変更をお願いしますm(_ _)m
まだまだ新しい電話機に慣れないのでへまをするかもしれませんが、それもご容赦ください。

その分のサービスで、ソフトバンクホークスの優勝記念の時のしゃべるお父さんストラップをもらってしまった。4方向からのお父さんの写真が入った箱も可愛いので箱のまま保管することにした(1/31「勝利のお父さんストラップ」を新しい携帯で撮影して写真アップ!)。

実家の母親にもきてもらって、家族契約分の携帯の私の番号も変更してもらってしまった。お兄さん、お世話になりましたm(_ _)m
データも新しい携帯で初めて入れることにしたマイクロSDカードにひきとって移動させるとかをしてもらっていたら、新年会に大遅刻。
それでもいつものリクエスト曲はしっかり歌い、終電間際に帰宅。他のメンバーはサッカーのアジアカップ決勝戦をみんなで観戦し、電車帰宅組も始発電車で帰るという。誘われたが帰らせてもらい、自宅でながら聞きしていた。近年にないかなりの酔っぱらいモード!

なんか中指の爪先がいろいろなものに引っかかるなぁと気づいてよく見たら、爪が裂けて血が出ていた!酔っていて痛いのがわからなかったみたいだ。爪を切って手当をして、お風呂はパス。
サッカーは延長戦に入ったところでギブアップ。寝てしまって、日曜日のお昼のニュースで優勝を知った。
ハイ、おめでとうさん。

ゴム手袋をはめて炊事やお風呂もこなしたが、もう指先が痛くてパソコンはギブアップ。またまた近況報告記事で恐縮ですm(_ _)m

11/01/26 シネマ歌舞伎「わが心の歌舞伎座」はおすすめ+近況報告

2011-01-26 23:54:21 | 観劇

このところ仕事に行くのと観劇やら勉強会やらのスケジュール(今月の観劇予定の記事にも書いた)をこなすだけで精一杯で、いただいたコメントへのお返事もできなくて恐縮に存じます。

22日の土曜日は浅草歌舞伎を昼夜レンチャンで観劇。23日の日曜日は近くのシネコンMOVIXさいたまでシネマ歌舞伎「わが心の歌舞伎座」を観てきた。主に歌舞伎座さよなら公演をたどっていく3時間弱のドキュメンタリー映画。歌舞伎界の主だった役者たちの名演技とインタビューをつづっていきながら、脇役の大部屋やとんぼ道場、舞台の裏側で支えるいろいろなスタッフたちの仕事も丁寧に拾った素晴らしい作品に仕上がっていた。ここ数年間集中的に観ていた私などは、一気に引き込まれて何か所も泣いてしまい、ハンカチを忘れたためにブラウスの袖やらティッシュやらを動員するハメになった。
1/3に亡くなった中村富十郎丈もスクリーン上のインタビューでは矢車会の話をされていたし、映画の最後にご冥福を祈るという追悼文で締め括られるのも切なかった。そういう名優たちもまた劇場も世代交代しながら文化が継承されていくのだと痛感。

MOVIXなどの全国のシネコンでも現在上映中なので、皆様にもおすすめさせていただきたい。

今日も仕事をフレックスで早く上がって新橋演舞場の歌舞伎の千穐楽夜の部を観劇。さちぎくさんとご一緒していたが、二人の会話にフレンドリーに飛び込んでいらしたティナフジワラさんと意気投合!終演後、デニーズで盛り上がった。新しい出会いに感謝!!

明日から2日連続で仕事の後で勉強会なので週末までブログがまともに書けそうにない。それでは取り急ぎ、近況報告まで(^_^)/
(2/5写真を追加)
「わが心の歌舞伎座」のチラシの上に昭和26年の4代目歌舞伎座の開場時のチケットとチケット袋のデザインを復刻した前売り券を置いて携帯で撮影。

11/01/20 亀治郎をフジTV「5LDK」で見ていたら、直後のニュースでO先生登場

2011-01-20 23:58:53 | 観劇

しばらくぶりに仕事帰りにスポーツ会館接骨院へ。右足の甲から土踏まずにかけて引き攣るように痛いし、膝も股関節も痛いので身体がゆがんでいるのだろうと推測。院長先生に申告すると案の定、横になると右足の長さが左足より1㎝短くなっているという。骨盤のところで歪んでしまっているのを整えていただいた。原因は毎日右側を下にして寝ていることのようだ。少し前は左側を下にして寝て頸椎が突き指のように入ってしまって首が痛くなってしまったっけ。
気管支喘息になってから仰向けに寝ると苦しくて横になって寝るようになってしまった。少し上体を上げるようにするといいらしい。蒲団の下に座布団でも入れてみようかしら。

9時半くらいに帰宅。昨晩のカレーを温め直して遅番のバイトから帰った娘と一緒に10時からフジTVの「外交官・黒田康作」を見ながら食べる。黒田=織田裕二の上司役が鹿賀丈史で今日は声だけの出演だが母娘とも「やっぱり声がいいねぇ」と悦る。先輩の元外交官である霜村=香川照之のパーマ頭が胡散臭くていい。とか、映画「アマルフィ」の延長でお気楽に見ている。

続く番組がTOKIOの「5LDK」でゲストは市川亀治郎!この従兄弟どうしをTVで続けざまで見ることになるとはスゴイもんだ。電車に乗るのが大好きという話題で、「じゃじゃ馬の蜷川先生の舞台でさいたまに電車で通ってました」と言っていたけれど、稽古帰りにJR与野本町に向かうところで握手してもらったもんねぇ(笑)

2月のル・テアトル銀座の歌舞伎公演の宣伝のためにGETできた時間は10秒。自分の「お染の七役」と染五郎の「油殺し」チラシを見せながら、詳しくはネットで「亀治郎」でみてと言ってベニヤ板が落ちてきて終了。30分で短かかったがけっこう面白かった。やっぱり変で面白い奴だねぇ。

続けてニュースを見ていたら、花粉飛散直前の特集あり。ここ10年で一番飛散量が多かったのは2005年ということで、なんだ私が気管支ぜんそくを発症して半年休職をした年じゃないか!とあらためて納得。
今年はそれと同じくらいの飛散量になりそうという話にゾッとする。お医者さんにきくコーナーで登場したのは、私のかかりつけのO先生だったのでビ、ビ、ビックリ!!!

いつものあの診察室の先生の机のところで、「早めに受診して薬を飲んで」と素敵な笑顔でお話ししていたけど、いつ取材があったんだろう。
先週金曜日に風邪で受診して、お芝居の見過ぎじゃないのとご指摘を受けたばっかりだった。娘を急いで呼んだけれど、バイト疲れでベッドで居眠りしていて間に合わず(笑)

さぁ、明日もう一日お仕事で、土曜日は亀治郎出演の浅草歌舞伎の昼夜通し観劇だ。日曜日にはMOVIXさいたまでシネマ歌舞伎「わが心の歌舞伎座」を観たいと思っているところ。昭和26年当時の歌舞伎座チケットの復刻デザインの前売り券を無駄にしてはいけない。
来週は演舞場の千穐楽夜の部観劇や、職場の勉強会のレンチャンなどがあるが、気力体力の振り絞り時かも。頑張れ、自分!!!


11/01/16 風邪で引きこもった日曜日+TVで富十郎さん追悼と亀治郎

2011-01-16 23:59:38 | つれづれなるままに

先週は前半から一日の終わりに喉が痛くなってしまい、手持ちの風邪薬を飲んで寝て騙しだましで過ごしていた。14日の金曜日に減感作療法の注射でかかりつけのO耳鼻科へ行って熱を測ると微熱が出ていることを確認。
処方していただいた風邪薬を飲んで、土曜日にかけてと日曜日にかけては11時くらいまでぐっすり寝る生活を2日間続けたらずいぶんとラクになった。

スギ花粉が飛び始めたという情報もあるが、ラストチャンスと判断して布団を干す。ベッドパッドは使わずに薄い敷布団をベッドの上に敷いているが、蒲団屋さんで1万円くらい出して買った除湿シートを挟んでいるのが実にいい感じで、花粉のシーズン中の蒲団干しをしなくても平気でいられる。

娘が「実家でお婆ちゃんに食べさせてもらったお惣菜が美味しかったから、自分でも同じようにつくってみたい。だからカボチャ買って」と言われて買ったカボチャがずいぶんと放置されていたが、バイトの2連休でようやくつくる気になったのが昨夜。大騒ぎをしてつくったのがカボチャのジャムのようなもの。
日曜日のブランチに私も久しぶりに全粒粉を使ってホットケーキを焼いた。そのカボチャジャムをヨーグルトと一緒に添えて食べたら美味しかった。

そんな報告もしようと実家の母に電話をしていたら、「今日は歌舞伎の番組があるはずだから、そろそろなんじゃない?」と言われて、富十郎さんの追悼番組に間に合った。母は嵐やスマップのファンなので新聞の番組表のチェックを欠かさないので、それでしっかり目にしていて、助けられた次第。感謝m(_ _)m

NHK教育TVの追悼番組には評論家の渡辺保氏と中村吉右衛門丈が出演していたが、ここ数年の富十郎×吉右衛門丈の芝居は実に見応えがあったことを今更ながらに納得できるお話だった。若かりし頃の「頼朝の死」で寿海の頼家との畠山重保でのやりとりも青果の台詞劇を堪能させてくれる名場面の映像で、台詞の達者さの原点を確認させてもらった。歌舞伎座での最後の矢車会での「勧進帳」で富十郎の弁慶と吉右衛門の富樫による「山伏問答」は実に聞き取りやすく、引き込まれた。再晩年は足が弱られて衣装も「船弁慶」の弁慶が着る様な軽い衣装で、引っ込みも飛び六法を踏まないものだったが、弁慶の気持ちが十分に伝わる舞台だったと思った。
最後はNHKホールでの「春興鏡獅子」をたっぷりオンエアしてくれたが、弥生の時の踊りの実に的確でわかりやすい振りに感心至極。歌舞伎座の建て替えの間に世代交代がすすむ予感を抱いていたが、このように現実になってきてしまったなぁと痛感。

昼には亀治郎出演のフジテレビの「ウチくる!?」も初めて観てしまった。亀治郎、実にいま注目度アップだ。ご本人のキャラの面白度がウケているようだが、私もそういうところが大好き!歌舞伎界では染五郎がいま同じ方向を向いていると言っていた。2月のル・テアトル銀座の歌舞伎公演が楽しみが増した。「亀治郎の会」の写真を撮り続けているカメラマンさんも登場。「カメラの前に立つと亀治郎という役者が消えて、その役の人物がいるのがすごい」とものすごい惚れ込みようだったが、よく理解できると思った。
少しずつ片付け物などをして、引きこもってゆっくり過ごせた日曜日。こんな日がたまにあるのもいいんじゃないかな。



11/01/14 細川俊之さんを悼む

2011-01-14 23:59:18 | 観劇

細川俊之さんが亡くなった。表情はあくまでクール!色っぽいソフトなお声が大好きだった(やっぱり声フェチなのだ)。
高校時代に観劇仲間に誘われて、おこづかいを奮発してパルコ劇場のかぶり付きの席で観た「ショーガール」を思い出す。木の実ナナさんが表情豊か、身体じゅうにエネルギーを爆発させて歌い踊るのに対し、細川俊之さんは何を考えているのかわからない謎の表情のまま、彼女に突き動かされるような演技。これって漫才のボケとツッコミの役割分担ということかと今更ながら納得する。

「ラカージュ・オ・フォール」は市村・岡田コンビの名古屋公演で初めて観ているが、それより以前の公演で細川俊之さんとのコンビで予定されていた時に細川さんの体調不良による降板をその前のキャストだった岡田さんが短時日でピンチヒッターをこなしたというエピソードをカーテンコールで聞いたものだ。昔から演劇の公演のチラシを集める趣味もあって、観ていない市村・細川コンビのものも持っているんじゃないかな。(その岡田真澄さんも亡くなってしまっている。)

細川さんのご冥福を祈ります。
(7/5追記)
3/11東日本大震災の後しばらく、TVは特別な番組編成がされていて、ドラマの再放送企画も多かった。そういう番組の録画が残っていて、5/16の昼に録画しておいた『相棒』season2の#13で細川俊之さんが少女の家出を助けて両親をさとす神父さんの役で出ていた。病気から復帰した後のようで台詞も少し言いにくそうだったが、温かい声は昔のままだった。
懐かしかった。


11/01/13 ようやく娘によるPC占拠終了!

2011-01-13 22:56:37 | つれづれなるままに

昨年の11月末くらいから娘のPC不調が極まり、私のPCが当たり前のように占拠されてしまっていたが、年末にようやく買い替えを決めてネットでマウスコンピューターに注文していた。
年末年始を挟んでいたのとカスタマイズ注文のため、1/11出荷予定になっていて、しっかり翌日には届いた。
そのまま大きな箱が廊下を占拠状態へ(笑)
今日13日にバイトが休みだったため、ようやく開梱され、娘の部屋の奥行きの短い机の上にセットアップ。でっかいタワー本体の端っこがはみ出しているのがご愛嬌。
いろいろな設定も一所懸命にやって、「壁紙を設定したから見てみて!」とか呼びつけてくれる(^^ゞ
さっそくネットゲームに興じているが、さすがにゲームパソコンのカテゴリーから選んだだけに、快適だという。ディスプレイもiiyama製でディスプレイカードもいいのにしたということで画面が私のものよりはるかに綺麗。そうなると、私のPCには見向きもしないからゲンキンだねぇ。
写真は、娘の買ったPCの一部画像。とにかく本体がでっかいでっかい。シャープのノートPCメビウスを使っていただけに、キーボードが平たくて小さいのがいいと、先にビックカメラに行って買ってきてそちらを接続して使っている。

おーい、ダンボール箱や詰め物の発泡スチロールをごみ出し前はどこに置くんだよ~。ダンボール箱の解体や縛ってまとめるのくらいは手伝わせなくては!!

11/01/09 初春歌舞伎「四天王御江戸鏑」観劇企画の幹事のお役目終了!

2011-01-12 23:59:34 | 観劇

職場の勉強会のお仲間からのリクエストで、国立劇場大劇場の初春歌舞伎「四天王御江戸鏑」観劇企画の幹事をお引き受けし、1/9(日)昼の部で6名で観劇、終演後、麹町のジョナサンで食事をしながら感想を出し合って交流した。

後からすぐに携帯メールでいただいた女性の後輩の感想が実に新鮮だったので、ご本人のご了解をいただいてこちらで紹介させていただく。

華やかな舞台、劇場の入り口の大きな鏡餅、着物で観劇に来た人々…国立劇場の初春歌舞伎公演は、「ああ、まだ1月だ!お正月なのだな…」と、嬉しい気分にしてくれました。今回の演目は、四天王御江戸鏑。初めは、話についていけるかな、と心配していたけれど、イヤホンガイドに助けられ、それなりに理解。舞台演出や役者の動きも面白く、歌舞伎初心者の私でも楽しく見る事が出来ました。時蔵さんのお婆さん姿や菊之助さんの蜘蛛の精が良かったなぁ。
一緒に行った他部署の方と話をできたのも収穫です。見た後に感想や近況など、おしゃべりできました。良い機会でした。また、こういう企画があったら、行きたいなと思いました。

男性の先輩の感想もご紹介。
「若い頃は映画や演劇をよく見ましたが、歌舞伎だけは敷居が高く感じて行くことがありませんでした。歌舞伎通の幹事さんが、企画していただいたおかげで、初の歌舞伎を体験することができました。
イヤホンガイドや幹事さんの解説のおかげで、ストーリーや見所など歌舞伎を楽しむことができました。歌舞伎見物という言葉がありますが、本来、エンターテイメントだったんだなということがわかりました。平家・源氏の時代の内容も大変興味深かったです。」

私は以下のようなことをお昼ご飯を食べながらしゃべっておりました(^^ゞ
歌舞伎や文楽は、能と違って庶民の娯楽、エンターテイメントだったのですが、明治維新以降、「富国強兵」路線の中で欧米に引けをとらない芸術があることを示すため、「演劇改良運動」が提唱され、「勧進帳」などの能から歌舞伎に仕立てたような芸術志向の作品が増えていきました。戦後もしばらくは高尚な作品を中心にした興行が多かったので、「歌舞伎は堅苦しい」というイメージが定着してしまったのです。歌舞伎本来のエンターテイメント性を重視した舞台を始めたのが市川猿之助で、その潮流は中村勘三郎以降の中堅・若手の世代に引き継がれ、1月は東京だけでも4劇場で歌舞伎公演がかかるくらいのブームになっているのです。

皆さんに楽しんでいただけたようでホッと安堵している。

さて、ミーハーなできごともこちらでご報告しておこう。
今回の作品は場面転換の関係で休憩が3回あり、最初の長い休憩(30分くらい)が昼食休憩。2階の喫茶「さつき濃」(100円の濃いお茶が美味しい)で6人席1卓を確保して各自が持込の弁当を食べる予定だったので、私が通路脇の席に陣取って席取りに走った。
3階席も下の方に降りての出口からだと2階に出るので、私たちの席は花道から遠い方でしたが、そこから出口を出て2階ロビーを走った時に、菊之助の土蜘蛛の宙乗りで放った和紙のきれっぱし(蜘蛛の糸)が落ちていて、何故ここに??と思ったのですが、席の確保で急いでいたために拾わずに走っていってしまった。先に出ていた男性の足にからまっているところを見つけたので、それもあってサッと拾うことができなかったということもある。

あとから、菊之助の衣装についていた蜘蛛の糸が、2階ロビーを走って楽屋に引き上げた時に落ちたのだと気がついて、拾えばよかったとガッカリ。
以前、海老蔵の衣装から落ちた花びらの紙は拾ったことがあるので、あとから見当がついたのだった。

写真は劇場ロビーの飾り凧。

11/01/10 歌舞伎座建築工事、杭打ちが始まってました!

2011-01-10 23:59:50 | おでかけ、旅行

新橋演舞場で壽初春大歌舞伎の昼の部を観て、JR有楽町駅まで歩く途中で歌舞伎座の工事を定点チェック。
今まで解体工事の様子の写真をアップしてきたが、杭打ちが始まっていた!

昨年末には、玲小姐さん、あいらぶけろちゃんさんと日生劇場十二月大歌舞伎の千穐楽公演(25日)を観に行く前に、日本橋高島屋で開催されていた「わが心の歌舞伎座展」もご一緒した。その中の「生まれ変わる歌舞伎座」のコーナーで、2013年春に竣工予定の"第五期"歌舞伎座の竣工イメージが紹介されていたが、私はけっこう好感をもって受け止めた。石原都知事が「でっかい銭湯みたいな建物はいらない」という余計なことを言った直後に発表された半端なデザインよりも至極まっとうなファサードになっているのは何かで見ていたが、それをじっくり見て納得していた。幕見席等も確保されているという説明もあってホッともしていた。

そういう思いを抱いて工事現場を見ると、杭打ち機が何本も建って動いているのがなんとなく頼もしく思える。
2013年の春なんて、その時になるとあっという間だったなぁとか思えるのかもしれない。


11/01/08 松竹歌舞伎会ゴールド会員の記念品への注文と今月の観劇予定

2011-01-08 13:22:02 | 観劇

冒頭の写真は、「松竹歌舞伎会ゴールド会員のご案内」の一式を撮影したもの。青い冊子はカレンダー型の手帳。会員に毎月コンスタントにチケット購入をしてもらって書いておいてくださいということなのだろうと推測。しかしながら12月も半ばになって届いても翌年の手帳はとっくに買ってすでに1月以降の観劇予定を記入している方がほとんどだろう。会員特典としては間が抜けているといわざるをえない。
どんなものがいいかと考えてみたが、1年間に上演された演目の外題を勘亭流(でよかったかな?)で書いたものをデザインでちらした一筆箋を毎年いただけると嬉しい。
いかがなものだろうか?

以下、今月の観劇などの予定です。
1(土)MOVIXさいたま:「相棒 劇場版Ⅱ」=母と娘と3人で観て大満足
→この日から配布杉下右京役の水谷豊の写った記念ポストカードが多めにあるので、8日からの岸部一徳カードも欲しいので誰か交換してくれませんか(笑)
8(土)MOVIXさいたま:「最後の忠臣蔵」=前売りチケットを2枚いただいたのでこれも母と観る予定

9(日)国立大劇場:初春歌舞伎公演=職場で観劇企画をたて6名で観劇。幹事頑張ります!
10(月)新橋演舞場:大歌舞伎昼の部
22(土)浅草公会堂:歌舞伎昼の部・夜の部
25(火)四ツ谷の職場の労組で勉強会
26(水)新橋演舞場:大歌舞伎千穐楽夜の部
27(木)渋谷で職場の歴史の勉強会
28(金)渋谷で職場関連の世界の動きの勉強会
29(土)娘の保育所時代のママ友たちとの新年会

うわー、25日から29日まで怒涛のように夜のイベントが続く。
節分前後から花粉も飛び始めるので、体調に自信がない。大丈夫かなぁ。

ご一緒する皆様、よろしくお願いしま~す(^O^)/

11/01/07 中村富十郎さんを悼む(追記あり)

2011-01-07 23:58:10 | 観劇

7日は、3日に81歳で亡くなった中村富十郎丈のお葬儀だった。11歳の長男の中村鷹之資が喪主の母に代わって気丈に挨拶したという。
69歳の時に生まれた息子との共演の舞台も何回も拝見したが、芸の継承の時間は限られており、それを父も子も大事に大事にしているような舞台だったように今更ながら思い出される。
2010年3/28に歌舞伎座御名残三月大歌舞伎で天王寺屋父子の「石橋」千穐楽を観たときの感想はこちら
富十郎丈の劇場いっぱいに轟くような台詞をもう聞けないのかと思うと残念でならない。芝居では昨年の歌舞伎座御名残四月大歌舞伎で観た「熊谷陣屋」の弥陀六が最後だったろうか。藤十郎の相模に焦点をあてて感想を書いているので富十郎丈への言及がないのだが、吉右衛門、藤十郎、富十郎の大顔合わせで、この演目の感想を初めて書く気になるくらい堪能したのだった。
舞踊は昨年の新橋演舞場での秀山祭九月大歌舞伎で観た富十郎丈の「うかれ坊主」の記事が最後になってしまった。
矢車会での父子共演の「勧進帳」が話題になり、TVのドキュメンタリー番組もちらっとみて感銘しきりだったのも思い出す。録画に失敗してきちんと見ることができなかったので、追悼番組でこの番組を取り上げていただければ有難いと思う。

富十郎丈のご冥福を祈りつつ、演舞場の今月公演で「寿式三番叟」を踊る鷹之資を見守りにいくつもりだ。
(追記あり)
富十郎丈の訃報に接し、2009年の俳優祭で気さくにお話しいただいたお姿をしみじみ思い浮かべていた。その時の記事もリンクしておこう。