13/07/28 母娘三代でジブリの「風立ちぬ」を観て食事とスイーツ


参議院選挙投票日の夜に私の神経を逆なでして激怒してしまった母をようやく赦す気持ちになってきた頃に珍しく母から電話がかかってきた。携帯は壊れていなかったからという連絡で謝るという気持ちは全くなさそう。それでもまぁいいかと思って、日曜日に天気とお互いの体調がよければさいたま新都心のシネコンでジブリの映画「風立ちぬ」を一緒に観ようということにしていたら、条件が揃った。

ついでに娘も一緒にくることになり、母娘三代が久しぶりに揃う。娘に映画の座席指定チケットを買いにやらせてデニーズで順番待ち。ランチをして、ヨーカドーものぞいて15:10からの上映回へ。観た後もまたデニーズに行って私と娘はスイーツを、母は夕食を食べて帰って行った。冒頭の写真は「風立ちぬ」のプログラムと桃のミニパルフェを欲張って一緒に撮影したもの。
 
シネコンには数種類の大型ポスターが貼りだされており、そのうちの1つが以下の画像のもの。

飛行機の残骸が単体のものと死屍累々状態のものが使われていて、ゼロ戦賛美のスタンスではないことがはっきりと打ち出されている。82歳の母にはちょっと難しかったようだが、自身が体験した3月10日の東京大空襲と重なったという場面もあった。

主人公堀越二郎の精神的な師匠であるイタリアのカプローニが「飛行機は戦争のために使われる宿命を背負った呪われた夢」というようなことを言う台詞があった。また、飛行機の残骸が死屍累々と横たわる大写しになる場面は衝撃的で、飛行機が並んで残骸になるということは滅多にないだろうから、これが人間だったらとイメージしてしまい、ゾッとした。美しく空を飛ぶというイメージと表裏一体!
しかしながら、きちんと堀辰夫の「風立ちぬ」のヒロイン菜穂子をもってきて二郎との恋愛・結婚も盛り込まれた30数年の物語は、従来のファンタジー作品とは別の次元の作品になっていた。
「大正大震災」「昭和の恐慌」「戦争」の3つが今の時代とまさに重なってくる。さすがにジブリは今の時代に合わせてきたなぁと痛感。

しばらく映画を反芻して、いろいろ考えるつもり。
さらに9月公開の高畑監督の「かぐや姫」の予告編に引きつけらた。姫の表情が凛々しい!これは絶対観ないといけない!!
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13/07/27 大宮の歯科から大久保の接骨院へ身体メンテナンスのハシゴ


今週の仕事中に奥歯に違和感を感じた。詰め物のところが舌にひっかかるのだ。親知らず抜歯のための紹介状を書いていただいて以来、しばらく歯医者にいっていないから覚悟を決めてすぐに土曜日に予約を入れた。ついでに娘の分もと思ったが、一人分の空きしかなくて、翌週に2人分の予約も入れておく。
大宮ソニックシティの中にある本多歯科へ。パスポートセンターの隣に埼玉県物産観光館「そぴあ」がリニューアルオープンしていた。来週も娘と来ようっと楽しい気分になる。

受診した結果は、歯の詰め物の問題ではなく隙間から虫歯になっていて本格的治療が必要とのこと。少し削って抗菌剤を詰めて来週からということになった。マウスピースの劣化点検の方はまだ大丈夫とのこと。次回から麻酔かなぁとちょっとめげる。

JR大宮駅から湘南新宿ライナーに乗って新宿へ。そこから大久保に回って佐々接骨院へ。
日曜日の夜、私の神経を逆なですることを平気で言ってくれた母と電話で喧嘩になってしまい、胃痙攣とともに右の首が攣ってしまった。その痛みが肩甲骨の内側の痛みとなって残ってしまい、モーラステープを毎晩貼ったらかぶれてしまい、痛み止めの薬を飲みながら1週間過ごしてきた。
低周波治療の後でほぐしていただき、首も矯正。これでやっと痛み止めからは解放される。

冒頭の写真は、院長の佐々先生に片岡鶴太郎さんから届いた「七福神」の絵。私にも「福」のおすそ分けをお願いしたいなぁ。

喘息症状もひどく苦しいまま一ヵ月になるので、前日の26日には小川耳鼻科で気管支拡張剤の種類を変えるという処方になった。様子見で4日処方なので週明けにはまた行かなければならない。メンタル的な状態がよくならなければ、喘息もよくならないとのご指摘をいただいたが、気の持ちようとはいいながら、まぁなかなか難しいかなぁと・・・・・・。

木曜日の夜に「身体はどう?」などと猫なで声で珍しく母の方から携帯で電話が入った。「携帯は壊れてなかったの。お掃除のヘルパーさんが充電器をずらして拭いてくれた時にはずれてしまって充電がうまくできてなかっただけみたい」との報告あり。
実家の方に行かなくてよいなら、1週間かけてようやく赦す気持ちになってきたこともあり、ジブリの映画が好きな人なので、日曜日に天気がよければさいたま新都心のシネコンで一緒に観ようということにした。
今晩の隅田川花火大会はゲリラ豪雨で中止になってしまったようだ。明日、天気になぁれ。そして年老いた母と喘息の私が熱中症にならない程度の気温でありますように!
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13/07/25 娘関係の役所廻りと美味しいベーカリーランチ


7/15には娘の大学の指導教官と面談していただき、23日には娘が一人でカウンセリングの打合せに行ってきた。29日から本格的に始めていただくことになったようだ。
さいたま市の方の相談窓口への相談と年金の更新手続きも今月いっぱいに書類提出ということで、7/25は一日休みをとって、娘と一緒に役所廻りを決行。

冒頭の写真に写っているチラシは、さいたま市消防音楽隊が庁舎東側広場でランチタイムコンサートをやっていて配布していたもの。「住宅用火災警報器」の点検のすすめと「緊急時安心キット」の紹介が載っていた。よくみると我が家は申請すればいただける世帯のようであり、支援課に行ってさっそく申請してみた。

ところが申請が滅多にないらしく、職員さんが聞きまわってようやく知っている人に行きついたらしいことが窓口からよくわかってしまった(^^ゞそれでも在庫がきちんとあって、お渡しいただいて説明を受けたのが右に写っている。
いざという時に救急隊が正確な情報を把握して救急搬送態勢を整えるためのもの。中に「緊急情報シート」があって、緊急連絡先や持病や障害の状況、かかりつけ医療機関を書くようになっている。それを入れた筒を冷蔵庫の中に入れておくのがポイントで、その目印になるシールが2枚、玄関入ってすぐと冷蔵庫に貼っておいて救急隊によくわかるようにするというしくみになっている。

実は独居老人世帯の実家の母のところにも民生委員さんから届けられたキットがあって、私が「緊急情報シート」を書いて入れておいた。そういうわけでチラシをもらっただけですぐにピンときたというわけだ。

さいたま市の相談窓口は夕方の予約だったので、娘といったんいつもの「サイエスタ」でランチ休憩。
下の写真は、ランチプレートの後のお替りパンを自家焙煎コーヒーと一緒に撮影。お部屋の雰囲気もわかるように撮ってみた。

帰りがけに、店の入り口に私がよく物品提供をしている社会福祉団体のチラシがあったので、そういう話になった。主宰者さんは若い女性なのだが、障害をもった方が作業所や授産施設などでつくる作品でもきちんとした商品であればしっかりしたルートで販売するべきだというお考えの方だということがわかって嬉しくなった。
「サイエスタ」で開かれている手芸教室などもそういうったことにつながるといいなぁという第一歩なのだとのこと。
娘もとりあえずは大学だが、その後の社会参加の道を探っていきたいので、お味方が近くにいてくださったことがわかった。本当に心強い。

その後はさいたま市の保健所の地続きにあるセンターをめざしていき、相談の面談。今回は区の方の窓口で、ここからさいたま市の方につないでもらうことになった。壊滅的な娘の部屋の片づけも相談員さんとヘルパーさんで応援を受けられるということもわかったのも現実的に嬉しい。
有難いことだ。
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13/07/21 【参院選】改憲勢力3分の2に達せずということに希望が残ったが、母からの言葉に涙腺決壊


第23回参院選の投票率(選挙区)は毎日新聞の集計で、全国平均52.61%にとどまり、前回の2010年参院選の57.92%を下回った。過去最低は1995年の44.52%で、92年の50.72%に続き、過去3番目に低い投票率を記録しそうだ。
世論の反映しにくい選挙制度という問題も明らかだし、ネット選挙を導入しても若い世代の投票率の低さに対しては抜本的な対策とはなっていないようだ。
『産経新聞』の報道では、憲法改正に積極的な自民、みんな、維新など各党の議席は非改選と合わせて、改憲の発議に必要な参院3分の2である162議席には達しないことが確実となったという。産経らしい報道だが、そこに私はかすかな希望をもつことができた。
(この部分追記)環境権など新たな理念を書き加える「加憲」を掲げる公明党(非改選含め20議席)と合わせると計164議席となり、3分の2に到達したとのことで、やはり油断は全くできない。

しかしながら、実家の母が背中から鉄砲を撃ってくれてブチ切れてしまった。
夜になって電話が入り、携帯電話が使えなくなっているというので、私が同行して来週ソフトバンクショップにいくことにした。それはよかったのだが、前日7/20が母の誕生日なのに娘3人の誰も電話してきてくれないと愚痴る。

さらに地元のおばさんでいつも頼みにくる人がいて、その人にこられても投票したことがない政党から、浦和の方の市議会議員が来て、選挙以外のいろいろな話をして共感してしまい、車を出してくれるというのを断ってちゃんと自分で行ってその党に投票してきたよと得々としゃべったのだ。これまで入れてきた政党が何もやってくれないから今回はそちらにしたんだとのこと。

私がその政党が嫌いだということを何故わかってくれていないのか?選挙結果にうちしおれながらもやっとしのいでいた私の耳にそれをわざわざ入れて欲しくなかったことを猛抗議している間に、なんて情けない母なんだろうと悲しくなって涙腺が決壊してしまった。

母は私の反応に驚いたようだったが、やがてその政党に自分が入れてどこが悪いんだと噛みついてきた。「アンタはせっかく法学部に入ったのに政治家にならなかったんだから、アンタにそこまで言われたくないよ。私は私なんだから」とのたまう。アンタの方の気が変だといろいろな悪口を言い出す。

あきれはててしまうが、そのことは赦すことができたとしても、私という人間の思想信条をちっともわかっていてくれず、そんなことを話したら私がどんなに嫌がるか、悲しむかを想定できないのだ。もっと娘がどんな人間かを理解して神経を逆なでしないようになってほしい。
ひたすら母へのお願いは「愛情をお金で示すよりも、私の気持ちをわかって優しくしてほしい」と泣き続けてしまった。

週末までに私が赦せる気分になるかどうかでソフトバンクショップに同行するかどうか決めるということにした。時間は私をそこまでクールダウンして赦す気持ちにしてくれるだろうか?

北本の妹2に泣きながら聞いてもらったら、「更年期の精神不安定障害の典型だねぇ」と指摘あり。娘やら何やらで私には母親の誕生日の電話を入れる余裕がなかった。母親にはそこまで期待しても無理だよとのこと。彼女も取り込み中で誕生日の電話どころではなかったという。名古屋の妹1から何気なく誕生日のお祝い電話が遅れたことを謝ってもらう作戦でいくことにした。
50代の娘三人が82歳になった母親に振り回されている。
これも人生ということなのだろうか・・・・・・。
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13/07/20 参議院選挙投票日の前日、ジョンとヨーコが訪れた銀座の「樹の花」でランチ


7/20は七月花形歌舞伎夜の部「東海道四谷怪談」を観劇するために、観劇仲間3人がまず集合。
「歌舞伎座ギャラリー」の夏の展示を観てから、ランチをどこにしようかと歌舞伎座の周囲を散策したところ、歌舞伎座裏の「小諸そば」の向かいのビルの2階にある「Flor de Cafe 樹の花」が目にとまった。以前から気になっていた店だが、一人ではなんとなくもったいない気がして入ったことがなかったが、リーズナブルプライスのランチプレートもあったので、行ってみたら奥の席にすぐに座れてラッキー!

なんとジョン・レノンが亡くなる前年にヨーコと一緒に訪れた喫茶店だという。
「Flor de Cafe 樹の花」のHPはこちら
冒頭の写真がスペイン風オムレツとイングリッシュマフィン、ミニサラダとスープのランチプレート。美味!
食後のオリジナルハーブティーもペパーミントがきいていて、いま喘息症状のひどい私には有難かった!!

下の写真は、そのお店の壁に飾られていたジョンとヨーコのサイン。「小野洋子 日の神は女神だ!?夢をもとう」と書かれている。

ジョン・レノンの「イマジン」は、オリジナルも、忌野清志郎がカバーしている曲も大好きだ。
忌野清志郎の歌詞をネット検索していたら「空の深さ」さんの記事をみつけて驚いた。NHKアーカイブスでオンエアしていた忌野清志郎の番組で紹介された彼の実の母のエピソードも紹介されていた。
>実母のことは何もしらなかった忌野清志郎が反戦反核でずっと歌を作ってきたことについて、彼は「何かDNAの中に組み込まれていたのかと思った」と話している。

忌野清志郎の『瀕死の双六問屋』を読んだ時の記事はこちら
そこにも掲載されていたような記憶があるが、清志郎の文章を以下に引用させてもらおう。

一体この国は何なんだ。

俺が生まれて育ったこの国のことだ。
君が生まれて育ったこの国のことだよ。
どーだろう……、

この国の憲法第九条は、まるで
ジョン・レノンの考え方みたいじゃないか?

戦争を放棄して、
世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。
俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。

戦争はやめよう。
平和に生きよう。
そして、みんな平等に暮らそう。
きっと幸せになれるよ。

観劇後にはおしゃべりの仲間は4人になって選挙の話にもなった。
「棄権」は「棄権」だと書いた私のブログの記事を読んだから今回はちゃんと投票に行くと言ってくださった方もいて、ブログの発信をした甲斐があったと嬉しくなった。
実は私、この間の精神不安定がひどかった時期にあった「さいたま市長選挙」投票を忘れるという大失敗をやらかしている。当日の朝は覚えていたのに観劇に出かけて帰ってきたらすっかり忘れてしまっていた!遠距離の転居によって住民票の移動の期間の関係で投票できなかった時を除き、投票に行かなかったのは初めてだった。ここに懺悔しておこうm(_ _)m

明日の参議院選挙の投票には、娘と一緒に私もちゃんと行くつもりです。
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13/07/17 『植木枝盛選集』→「映画 日本の青空」憲法研究会の鈴木安蔵につながる


職場の友人に岩波文庫の『植木枝盛選集』をすすめられ、お借りして読んだ。
なんと編者は教科書裁判で有名な家永三郎氏。母校中央大学で私のお隣の政治学科の教授に着任された時に、一度授業を傍聴しにいった。マンモス私大の大教室がいっぱいで、いかに話題の人かを痛感したものだ。申し訳ないがお話の仕方はあまりインパクトがなかったので、それっきりになってしまったが、『植木枝盛選集』の巻末の解説の文章を読んで30数年ぶりに後悔した。あまりにも面白い文章で一気読みした。

戦前、憲法学者で法制史家の鈴木安蔵が植木枝盛を研究し、終戦後に民間の有識者で結成された憲法研究会に参加。研究会が1945年12月に発表した「憲法草案要綱」で、鈴木安蔵は植木の憲法案を参考の一つにしたと明言している。
鈴木安蔵は「映画 日本の青空」の主人公だっけと、映画を観た記憶とつながった。高橋和也が好演していて、高野岩三郎役の加藤剛も存在感があった。

Wikipediaの「植木枝盛」の項はこちら
戦後は家永三郎によって研究が進められたということで、この選集も家永氏による。解説文を読むだけで「いい仕事をしていますねぇ」と唸らされた。

本文を読まずに解説だけで感想をアップされている「amamuの日記」さんの記事に共感。
この本全体については、「法学館憲法研究所」の水島朝穂さんの紹介記事がわかりやすい。

植木枝盛は、人間の生きる目的を幸福になることとしており、そのために必要なのが自由であり、その自由は何者にも保障されるべきだと考え、民権を主張する。立憲民主主義の根底にその思想がある。身分や納税額や男女などあらゆることでの不平等もなくし、教育をきちんと受けて主体的に生きる人間がそれぞれ幸福になることを追求しながら、皆の参加で力を合わせてつくりあげる社会を描き出す。地方自治を徹底し、地方の組織を調整するために中央政府が必要と考えられる。

世界の国々の関係についても同じように発想され、世界公法のもとに無上政府(国連のような組織?!)を組織し、大国と小国も対等平等に関係を結ぶという論を展開する。それぞれの国民の幸福のためには大国もどんどん小国に分割して運営していく方が主体的に関わっていきやすいという考え方にはびっくりさせられる。国家というものが不要になる時代の到来もイメージされている。

家永氏の解説に触発され、植木枝盛本人の著作を読み進む。さすがに明治時代の文章ですいすいと読めるというわけではないが、自由民権運動の演説の口調という風な文章もあるし、「民権数え歌」というものも付記されていて、リズム感に乗ってしまえばなかなか快感だった。
家族制度からの個人の解放論も婦人参政権を含む男女同権論は、今からすると当然すぎるが、敗戦によってようやく実現したのだとあらためて感慨深い。

本文を読み終わって、家永氏の解説を読み直している時に、他の本を買いに東急百貨店本店にある「丸善&ジュンク堂書店」に行ったら、岩波文庫のコーナーで見つけてしまった。これは自分でも持っていようとしっかり買い込んだ。
「映画 日本国憲法」上映会&監督講演会の記事とともに、歴史的な参議院選挙の前に書いておかなければ一生後悔しそうなので、頑張ってアップした次第。
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13/07/15 娘の大学での面談と映画「モンスターズ・ユニバーシティ」を観てきて思うこと


7/15は海の日だが、私立大学は祝日でもやっている。月曜日に祝日を移動させて連休にするようになってから月曜日の講義にしわ寄せがくるので開講日にしているらしい。
それで仕事も休まずにすむので、娘の指導教官との面談日程をとっていただいて今後のご相談をさせていただいた。先生からは学力的には問題がないとのことで、私からは娘のメンタルの病状をご説明。本人はせっかくだから続けたいと思っているけれど、鬱がひどくなると家を出る気力もなくなってさらに自分に自信をもてなくなるという悪循環に陥っているらしい。
通院しつつ、7・8月も学校のカウンセリングルームでのカウンセリングもしていただきながら、秋に向けて気持ちの準備をしていくことになった。

続けてカウンセリングルーム(談話室)につないでいただき、カウンセリングの予約を来週でお願いすることができて安堵。談話室の階下にはひとりでゆっくりできるスペースもあり、友達といることができない時はここでゆっくりさせてもらえるとのこと。
なんと隣が保健室で、常連さんになっていたのに隣の部屋の利用などは思いもよらなかったらしい。保健室で養護の先生に頭痛薬をいただいて久しぶりのご挨拶もして、励ましていただいて、母娘ともにようやくなんとか頑張れそうな雰囲気になった。

帰りにJRでさいたま新都心で下車。映画「モンスターズ・ユニバーシティ」を観てきた。「大学に続けて行ってきちゃったねぇ」と娘と二人で笑いあった。
前作の「モンスターズ・インク」も娘と一緒にて大いに楽しんだ。私は「俺はまだ本気出してないだけ」の方がよかったのだが上映回数が一日一回になってしまったのであきらめた。

結果的には「モンスターズ・ユニバーシティ」で正解。サリーとマイクが出会って親友になった学生時代を描いた続編なのだが、最後にモンスターズ・インク(会社)に就職するまでが描かれて、前作につながっている。
サリーとマイクがモンスターズ・ユニバーシティ「怖がらせ学部」に入学するが、マイクはキャラがちっとも怖くないので、どんなに頑張って怖がらせる理論と技術を身に着けても見込みなしとレッテルを貼られる。サリーは名門一族の出身の自信家で秀才肌のマイクを馬鹿にしている。二人の喧嘩がもとで学部を追い出されるが、ユニバーシティの中の最底辺の落ちこぼれ集団に加わって、「怖がらせ大会」で優勝することで面目をとりもどそうとする。
マイクが作戦を練ってメンバーの必死の努力、チームワークのレベルアップで勝ちあがり・・・・・・となる中で、サリーの抱えた問題も明らかになる。
最後の二人の苦闘の中でお互いが一気に成長し、信頼関係が築かれて・・・となっていくのが観ていて気持ちがよい。
そして最後には二人そろってモンスターズ・インクの花形職種「怖がらせ屋」になったところを見届けられるのが他愛もなく嬉しい。

サリーとマイクのように、我が娘も自分に自信をもって生きていけるようになって欲しいという願いを重ねてしまう。
それを私もちゃんとサポートする力が発揮できますように!気力体力が続きますようにと祈る気持ちで連休が終わる。
明日からまた仕事。次の週末は参議院選挙だ。
娘のような社会的弱者をきちんと包摂してくれる社会になっていってほしい。その願いの実現を促進できるように、少なくても大きく阻害するような結果にならないでほしいとそれも強く祈っている。
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13/07/13 七月花形歌舞伎昼の部観劇の日に音羽屋の吉報を知る


七月花形歌舞伎は昼夜とも怪談もので、久しぶりに花形役者を綺麗に撮った特別ポスター・チラシがつくられた。夜の部の「四谷怪談」もカットされることが多い「夢の場」を菊之助のお岩、染五郎の伊右衛門というビジュアル系コンビで久々に上演するということで、その場面のイメージでのチラシをしっかりGETしてファイリング済み!

7/13に昼の部をHappydragon21さん、さちぎくさんとご一緒し、2階エレベータ前にあった4~6月の筋書の原画展もしっかりチェック。6月の筋書は中島千波がガクアジサイを描いた「七変化」というタイトルの表紙が気に入って即決で買ったくらいで、原画をしっかり見入ってしまった。5月の「瑠璃鳥」はちょっと地味だが、描いた上村敦之は上村松園の孫とのことだった。
4月の牡丹の絵と6月の紫陽花の絵がいずれも金の地色の上に描かれているのが私の好みかな。

3月末に結婚した菊之助がこのところ頑張っているし、瓔子さんは父の吉右衛門に似たきりっとした面差しで受付でよくお見かけする。終演後もしっかりその姿が見たくてわざわざ正面から出てくるくらい私たち観劇仲間は瓔子さん贔屓になっている(^^ゞ
デニーズオフ会でしっかりしゃべって、帰宅したら、マイミクさんの記事で音羽屋の吉報を知った。菊之助・瓔子さんにお子さんが授かって12月に生まれる予定とのこと!
安定期に入っての発表だったようで、このところの吉右衛門の明るい舞台は「花嫁の父」効果だと思っていたが、どうやら初孫ができた嬉しさも加わっているようだと推測してしまった。

実は、先月6/16に六月大歌舞伎を第一部第二部を観劇した後、3階から乗った下りのエレベータでの中で瓔子さんと富司純子さんとご一緒してしまった。Happydragon21さんと私が先に乗ったところにお二人が駆け込んでいらした。あまりに嫁姑の仲がよさそうでお二人から幸せオーラが出ていたのに圧倒される嬉しいひと時だった。1階で手振りで「お先にどうぞ」という風にしたら、純子さんが「それではお先に失礼します」と優しいお声をかけてくれたので、二人で感激してしまったのだった。
その頃、もちろんオメデタがわかっていたのだろうし、幸せオーラの源に今さらながら納得してしまった次第。
世の中に明るい話題が少ない昨今、実に嬉しい吉報だった。

下の写真は、同じ日の第二部の幕間にエレベータ内から3階の売店が見えるように撮影したもの。歌舞伎座カラー?の赤い色が気に入っていて、1階→3階、3階→1階の移動の際はしっかりと使わせてもらっている。
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13/07/12 猛暑の中で大ショック・・・・・・+7・8月の観劇などの予定


先週末、梅雨がいきなり明けた。その前が梅雨の最終盤、7/7から日中が35℃以上の猛暑日が4日連続し、一日微妙に下回ったがその後も熱中症患者搬送が激増している。
私はずっと喘息の症状がひどくて、7/7に小川耳鼻科で久しぶりに気管支拡張剤の吸入処置を受けた。昨年から過量摂取による血圧低下の副作用により半量処方となっていた気管支拡張剤を元の量に戻しての服用となったが、それでも息苦しさが続いている。

さらに、うすうす気がついていた娘の大学での不登校もはっきりとわかってしまい、5年でも卒業できそうにないと本人がようやく口を開いた。大学進学を後押しした父親に確認してみると、4年卒業の頃に定年退職となり、その後の学費は出す気がなく、やめさせればいいと言うのを聞いて愕然としてしまった。

毎日の体調の悪さに加えて、この大ショック!我ながらよく持ちこたえているものだと思う。当然、歌舞伎以外のチケットとりの意欲が萎えてしまった。蜷川芝居にもである。

娘の鬱病もそれだけでなく、根本に周囲とのコミュニケーション力が不十分という発達障害による
ものという指摘もこの間受けていて、そちらの対策もいよいよ必要と思われ、メンタルクリニック通院ともども調整をしつつ、親が死んだ後も社会の中でうまく生きていけるようにするために動き出すことを決断することになった。
大学の指導教官の先生との相談にも、メンタルクリニックにも、発達障害の相談窓口にも、それぞれ行かなければならない。


冒頭の写真は、自宅から最寄り駅までの途中で迫力をもって咲くノウゼンカズラ。毎日毎日自らを叱咤激励しつつ泣きながらでも、やれることをやっていかなくてはならない。その中でも歌舞伎を中心に観劇、映画鑑賞、読書、散策などで気晴らしをする機会を確保しつつ、もがきながらしのいでいくつもりです!!

以下は今月来月の観劇などの今のところの予定。
7/13(土)歌舞伎座こけら落とし七月公演の昼の部「骨寄せの岩藤」=初めて観る演目で楽しみではある。
7/15(月)大学で娘の指導教官の先生との面談
7/18(木)職場有志の勉強会+懇親会
7/20(土)歌舞伎座こけら落とし七月公演の夜の部「東海道四ツ谷怪談」=お仲間で総見
7/21(日)参議院選挙投票日=絶対に行きます!!!
8/10(土)玲小姐さんの歴史散策で藤沢散策をめぐる。さちぎくさんの父上の実家の旧家見学と遊行寺がメイン。
8/24(土)歌舞伎座こけら落とし八月納涼歌舞伎第二部・第三部
ご一緒する皆様、よろしくお願いしま~すm(_ _)m
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13/07/03 「映画 日本国憲法」上映会&監督講演会で「憲法停止」概念に戦慄する

冒頭の写真は『「映画 日本国憲法」読本』の表紙だが、この画像には写っていない吉永小百合さんの推薦の言葉が載った金色の帯がついている。そこには以下の言葉が書かれていた。
「日本が世界一強力ですばらしい武器を持っていることを知っていますか。それは憲法第9条です。『「映画 日本国憲法」読本』を読んで下さい。世界一の武器の秘密を教えてくれます。」
「映画 日本国憲法」は2006年9月に一度観ているが、会場がわかりにくくて遅刻してしまい、冒頭を観ていなかった。そのため、今回の企画のお誘いをいただいた時に即決した。前回の感想はこちら
そういえば、安倍が首相になって「憲法改正」と声高に言い始めていた頃に観たのだった。その後、2007年夏の参議院選挙で惨敗して辞任。それが昨年末の衆議院選挙で民主党が惨敗した後でゾンビのように首相に返り咲いた。そして自民党に代わる政権党としての民主党に寄せられた国民の信頼が冷めてしまった後での今回の参議院選挙。その公示日前日の上映会&監督講演会となった。そして冒頭の読本も入手した。
この本については、法学館憲法研究所というところでの紹介記事がわかりやすい。

「映画 日本国憲法」を2回目に観た中で印象に残ったことの1つ目。「今の憲法は押しつけだから改正が必要だ」という改憲勢力の言い分について。
大日本帝国憲法は天皇の主権に基づくもので、アメリカ占領軍GHQは当時の幣原内閣に改正案を提出させたが、松本国務相が中心になってまとめたその改正試案は天皇に主権をおいたままのお話にならない保守的な内容だった。出演者のひとり、日高六郎さんが毎日新聞がスクープした松本試案に家族であきれた話をしていた。

そこで日本の非軍事化を強く進めようとしたマッカーサーがGHQのスタッフに1週間以内の作成を指示し、松本試案の拒否とGHQ案を提示したのだった。スタッフたちは世界の先進的な憲法の条文とともに戦後、民間組織でつくられていた憲法案を手に入る限り集めて必死に草案を作った。その様子をベアテ・シロタ・ゴードンさんが語っている。C・ダグラス・ラミスさんが語った言い方がまさにぴったりする。「日本国憲法を政府に押しつけたのは、数か月の間だけ続いた占領軍と日本国民による一種の短期同盟でした。同一の目的をもつ彼らが、政府の権力を制限する憲法を日本政府にのませたんです。だから現在に至るまで、政府の人々の立場からすると、押しつけられた、彼らの権限を制限している、と感じるのでしょう。(中略)また、これだけ長続きしているのは、日本の人々が政府に押しつけ続けてきたからです」

ジョン・ダワーの話。「1947年に日本国憲法が施行され、翌48年には中国に共産党政権が樹立されることが確実となり、東西の緊張が激化する中で1949年に中華人民共和国が誕生し1950年に朝鮮戦争が勃発。その頃にはアメリカ側も日本の再軍備を臨むという政策転換の上で、第9条の改正の圧力を明確にかけてきた」という。
元CIA顧問のチャルマーズ・ジョンソンの話。「日本人は自国の憲法にもっと誇りをもつべきです。日本国憲法は、言うまでもなくアメリカ占領軍が思いついて作成したものではありますが、1950年代の反戦運動などで日本社会に深く根ざすようになりました」
朝鮮戦争が休戦になる前の1951年、自由主義国家陣営とのみ講和するサンフランシスコ平和条約と日米安保条約がセットで締結された。この日米安保体制こそがアメリカの押しつけだということ。

ダワーの話。「問題なのは、平和主義的な政策を固守しつつも、アメリカの政策に完全に従属してしまったことです。アメリカの政策に追従するだけで、真の自治を放棄してしまった。そのことが問題なのです。」
2つ目は、憲法改正は国内問題ではなく国際問題だということ。ジョンソンは、第9条を日本の第2次世界大戦中の侵略行為への謝罪だと言う。「憲法第9条を破棄することは、謝罪を破棄することにほかなりません。そうなれば中国でも、東南アジアの華僑社会でも、朝鮮半島でも『日本はほんとうに謝罪したのか、戦争犯罪の重さをほんとうに理解する気があるのか』という問題が再燃するでしょう。」中国や韓国の出演者がまさにそのことを語っている。

そして上映会後に続いた、ジャン・ユンカーマン監督の講演が流暢な日本語で温かなお人柄が滲み出ていて実によかった。日本在住とのことでその経緯は以下のように映画のチラシの「監督のことば」にあった。
「私が初めて日本を訪れたのは1969年のことである。その頃、ベトナムのジャングルでは50万人以上のアメリカ兵が戦っていた。私は16歳だった。当時のアメリカには徴兵制があったから、いずれは自分も不当で無節操な戦争に参加しなければならないという不安を感じていた。日本の平和憲法は、アメリカにあふれ返る軍国主義と明確な対照を成す、悟りと知恵の極致のように思えた。そのことが日本にいるといつもやすらぎを感じられた理由の一つであろうし、私が長い間、日本に住み、日本で子どもたちを育てようと決めた大きな理由ともなっている。将来、私の子どもたちが、平和憲法をもつ国で子どもを育てる道を選択できなくなるかもしれないと考えると、恐ろしくてならない。」
 この映画をつくった頃の改憲の動きには、全国各地に「9条の会」ができ、その集まりで上映された。そして憲法改正反対の世論が多数派となり、政権交代もあって改憲の動きにストップをかけることができて希望をもつことができた。ところが今回の自民党の憲法改正案をみると、ゾンビどころかエイリアンというようなもっと恐ろしい改正内容が多岐にわたって盛り込まれている。
 そのひとつが「憲法停止規定」があるということ。第一次世界大戦後、ワイマール憲法という当時もっとも民主的な憲法をもったドイツがどうしてまた軍事独裁国家になったかというのは、「憲法停止規定」があったからで、大統領にその権限を与えてしまったことからだ。30数回の憲法停止があり、権力を握ったヒットラーが永久停止をしてしまった。自民党の改正案にはこんな規定まで盛り込まれている。憲法改定規定の96条を変えようとしているのは、自民党もさすがに一回の改定ですべてを変えることができないとわかっているので、今後の選挙で3分の2の議席がとれなくなっても少しずつ時間をかけて多岐にわたる改正を実現しようと考えているのだというご指摘だった。
 前回の時と異なる希望は、前回の時の上映会には50代以上の参加者が多かったが、今回は若い世代の参加者がかなり見受けられることだというお話に会場がどっと湧いた。
 監督ご自身は、続編として沖縄で映画を製作中とのことだった。やはり日米安保体制の一番のしわ寄せは沖縄にある。そこを問う作品の完成を待ちたい。
 しかしながら、「憲法停止規程」ということにはいろいろと考えさせられた。つい先だってのエジプトのクーデターで権力を握った軍部は、選挙で選ばれた大統領を拘束し、憲法停止を宣言した。大日本帝国憲法には天皇に非常大権があったが、適用されたことはなかったらしい。「国家緊急権」の概念だが、それが必要とされるのはクーデターの正当化の時くらいらしい。イギリスの名誉革命以来、国民が国家権力を制限するために「憲法」が生まれたのであり、国民に主権があるというのはそういうことだ。自民党の憲法改正の発想は国家権力に主権をもたせ、その中で国民を縛るものにするという本質がここに明確にあらわれているように思えた。
 今度の参議院選挙で、改憲勢力に3分の2を渡してはならないという思いでいっぱいである。

以下、参考情報をリンクしておく。
Wikipediaの「ヴァイマル憲法」の項はこちら
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