12/03/31 春の嵐の中、「三十三間堂棟由来」で女流義太夫を初体験


昨夜来、風が鳴っていたが、今日はもう春の嵐。地下鉄銀座線三越前の改札待ち合わせに逆算してぎりぎりに家を出て、上野行きに乗り換えて向かったが、途中で電車がストップ。車内放送によると川口~赤羽間の橋梁の風力計が規制値を超したので運転見合わせだという。
遅れる旨をメールして、結局30分くらい遅れたが、ランチ時の店の混雑でお昼はご一緒できた。

お誘いいただいたのはさちぎくさんで、チケットを長唄の先生からいただいて文楽好きの私にお声をかけていただいた次第。冒頭のチラシに大きく「素浄瑠璃の会」とあるが、邦楽振興基金助成事業「第9回女流義太夫 鶴澤三壽々勉強会」で、三壽々さんが相三味線をつとめる竹本駒之助師匠とのコンビで「三十三間堂棟由来」平太郎住家より木遣り音頭の段がお江戸日本橋亭で上演された。
道に迷いながらも開演時間に間に合ったと思いきや、開場時間と間違えて早く着いてしまい、平場席のすぐ後ろ椅子席の最前列にゆうゆうと陣取った(自由席)。さちぎくさんの長唄のお仲間のKさんが二人を見つけてくれ、その勘違いにようやく気づき(笑)、結果的にはよかったかな(^^ゞ

演芸場ということで小さな会場での女流義太夫初体験となる。三壽々さんの三味線はやわらかく響いて心地よし(これが女流の音の出方なのか、開場が小さいせいなのかはわからないが)。駒之助さんは四世竹本越路大夫にも師事した人間国宝ということだったが、あまりよく聞きとれず、途中から配布されていた詞章を見ながら聞くことにした。文楽デビューも字幕の電光表示がされるようになってからの私であり、「三十三間堂棟由来」も今回が初めてということでまぁ、仕方がないかなぁと思った。

「三十三間堂棟由来」については、篠原安心院さんの「古典芸能入門 ブログアーカイブ」 (Vol.167Vol.168)が詳しい。(さらに詳しい資料もみつけたのでこちらにご紹介)
「芦屋道満大内鑑」の葛の葉子別れと同様、いわゆる異類婚譚。男に命を助けられて女の姿に変化して夫婦となって恩を返していたのに、いよいよ本性を顕さざるをえなくなって夫と子どもと泣く泣く別れていくという悲しい物語だ。ただし動物ではなく樹木の精であるということは、「三輪山伝説」に重なった(男女が逆ではあるけれど)。
文楽や歌舞伎でもまた観る機会がめぐってくると思う。
また、配布物の中に「乙女文楽」の公演チラシもあり、これまたびっくり。文楽は三人遣いになっているが、乙女文楽はそれを人形や操り方を工夫したひとり遣いでみせるという。現在では人形劇団ひとみ座のメンバーの中堅と若手が取り組んでいるとのこと。
日本の古典芸能は、様式性が高く、なかなか男女で同じ舞台に立つことは難しいが、女流で義太夫にも文楽にも歌舞伎にも取り組んでいる人がいるのはなかなか嬉しいことだと思っている。

さて、下の写真はランチでいただいたオムライスセット。日本橋三越新館地下1階のイートインコーナーにある「たいめいけん」は行列ができていた。先に食べ終わってしまったボルシチスープ(といっても野菜だけだったのでミネストローネに近い)がついていた。キャベツは細すぎないコールスロー。かかっているのは具だくさんでちょっと辛いアラビアータソースにしたが、キャベツがあるので私でも大丈夫だった。目にも綺麗で美味しかったし、これで1260円なら実にリーズナブル!
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12/03/24 浅草のおみやに仲見世金龍山の切山椒


今月も浅草へ出かけ、24(土)に平成中村座第一部を観劇。地下鉄銀座線浅草駅から仲見世通りを通って二天門を出て隅田川沿いを歩いていくが、週末の10時半すぎの仲見世はかなりの人混み。しかしめげずにどんどん奥へすすみ、金龍山の「切山椒」をお土産に買い求めた。元祖人形焼の「木村家本店」のサイドの少し雷門方向にあるお店で、メイン商品は揚げ饅頭のようだ。
冒頭の写真は、600円の小さい方の包み。紐結びが手に吊り下げる部分をつくっているのが可愛らしい。
「木村家本店」の人形焼と同様に、浅草が大好きというさちぎくさんに切山椒も美味しいと教えていただいていた。確か、観劇の幕間に何切れかを食べさせていただいたように思う。上新粉に山椒を練りこんでのしたお餅を切り分けたお菓子だと思われる。白、ピンク、緑色、茶色と4色あるが、茶色だけ山椒が入っていないらしい。
「いと おかし」さんのサイトの記事をご紹介

翌日に実家に行くので、帰宅してから母親に電話で確認してみた。
「お母さん、切山椒って知ってる?」
「知ってるよ、お酉様とかの夜店でも売ってたと思う」
「食べる?」
「私好きじゃないからいらない。餅菓子って好きじゃないからね」
「やっぱりそうだと思ったよ。職場へのお土産にするからいいよ」
翌日、実家に行ったら「うちの娘は親にお土産をちゃんと持ってこないよね」とか言ってくれたが、お土産を持っていく甲斐のない親だから仕方がないと思うけどねぇ。

26(月)の昼休みの職場で、平成中村座で歌舞伎を観てきて仲見世で買ってきたお菓子をどうぞと一人一人に一切れずつとってもらって食べてもらった。口々に美味しいとお褒めの言葉をいただく。しかしながら面白い感想あり。「何かの味がするけど、これ生姜の味?」ときたので、山椒だと説明。ある方は「鰻が食べたくなるねぇ」とのこと。確かに今現在では鰻の蒲焼と一緒でなければ山椒を食べる機会はなかなかないわなぁと納得。

最後の一切れを持ち帰り、娘にも食べさせる。
「これ、ニッキ味?」ときた。はずれ~(笑)
職場で生姜と聞かれた話やらいろいろと盛り上がる。600円でここまで楽しめれば御の字だ。
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12/03/27 梅は咲いたか桜はまだかいな・・・・・・+JR四ツ谷駅がエコステに


何年も暖冬が続いたが、この冬は久しぶりの厳冬となり、梅の花がなかなか咲かず、梅の産地では花咲く梅林の観光シーズンがずれこむと、その後の農作業に取りかかれるのが遅くなってお困りだという。少しでもその負担が少なくなるように念じつつ・・・・・・。

自宅からJR与野駅まで自転車で走る途中の道沿いの家のお庭から梅の花が満開の見事な一本に目が吸い寄せられた。白梅でもなく紅梅でもない。ピンク色というか淡紅色というかの花色も美しく、枝や幹も見事で、丹精されているのが伝わってきた。
昨日も今日も自転車を停めて携帯で撮影させていただいたが、昨日は曇り空であまりうまく撮れなかった。今日は空も青く晴れあがり、満開の花木とのコントラストもはっきりしてまぁまぁうまく撮れたのでアップさせていただく。

ちょうど今読んでいる本は、主人公が11代目の團十郎の妻と思われる宮尾登美子著『きのね』。その中で主人公夫妻が間借りをして住んでいた離れの庭に咲いた豊後梅の場面があり、私が見惚れた梅の木もおそらく豊後梅だろうと思い当った。

大分県の県の花ということで、大分県のサイトで県花の「豊後梅」の情報はこちら
梅の中では遅咲きなのだという。3月上旬から中旬にかけて咲くというが、今年はさらに遅れて今頃になっているのだろうと思われる。

出勤途中、天気がよいのでJR四ツ谷駅の構内も明るく、この間気になっていた「エコステ」の看板を撮影。3/14に駅ビル「アトレ」のリニューアルと合わせて駅の構内も改装された。天窓も2箇所つくられ、自然光が入って今日のような上天気だとかなり明るい。
さらに「創エネ」=太陽光発電設備設置、「省エネ」=LED照明への切換え、「蓄エネ」=蓄電設備設置の3つもしたということで、提携したパナソニックとJRで連名のポスターだ。
公共の施設でこういう取り組みをすすめることはいいことだと思うので、ご紹介した次第。
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12/03/26 演舞場夜の部観劇前、歌舞伎座建築工事現場をチェック


3/26(月)は朝から月次会議やら来客対応やらで忙しかったが、予定通りフレックスで早上がりし、新橋演舞場三月大歌舞伎千穐楽夜の部へ。地下鉄銀座駅から歌舞伎座建築工事現場前を通った時に携帯で撮影したのが冒頭の写真。
2/19に演舞場昼の部観劇後に撮影した時の写真の記事と比較すると、劇場部分の工事も進み、奥の高層のオフィスビル部分が顕著に上へと伸びている。

来年にはいよいよ新しい歌舞伎座ができるのか!という期待を膨らませながら、観劇へ向かうのはいい気分。


しかしながら、その直前、銀座のスクランブル交差点で、身なりがそんなに悪くないお爺さんが、赤信号になっているのに歩道からフラフラと交差点に入り込んでいくのに遭遇。
若い男性も声をかけているが無視してどんどん進んでいってしまう。これは痴呆気味の方かなと心配になり、行き過ぎていたのを引き返し、「赤信号になっていますよ」と声をかけながら背中に右の掌をあてて、歩道側に回っていくように誘導した。
車が明らかに待っているのが気になったので「車も待ってくれてますからね」とさらに声をかけたら、不機嫌そうに「わかってるよぅ」と返事が返ってきたら、プーンとお酒臭さが漂ってきた。酔っ払いさんだった。
どういう事情があるかはわからないが、放置して何かあれば私も寝覚めが悪いのであえて引き返して誘導したのだが、歩道に入ってくれてふらふらしているのを確認後、開演まで時間もないのでそのまま別れて演舞場へ急いだ。
咄嗟に無理しない範囲で関わらせていただいた顛末のご報告。

(写真追加)
本日、演舞場の売店で買ってきたミントンのポケットティッシュケースが下の写真。昼の部でいいなぁと思い、今日、大きさを確認するため正方形のポケットティッシュを持参して入るかどうかを確認の上で買うことを決定。通常の横長タイプだけでなく、宣伝用のものは正方形タイプが多いので、持ち歩くのにケースが欲しいとおもっていたら、いいものが見つかった。
先日、浦和の伊勢丹にあったものはリバティのプリントものだが、私が持つには気恥ずかしい柄(^^ゞ今回の黒に花模様くらいが私にはちょうどよい。裏はファスナーがついたポケットになっているが、マスク入れにでもする予定。
中に入れて取り出すテストをしたところ、コーティングされているためか少々硬く、破れないように出すには少々のテクニックが必要のようだ(苦笑)
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12/03/10 両国・深川散策企画(3)深川の富岡八幡宮→永代橋を通って帰るもよし


03/10両国・深川散策企画(1)ちゃんこ鍋ランチ、回向院詣での記事 (2)開創310年の深川不動堂の記事はこちら
深川不動尊から富岡八幡宮へはほんのすぐ近く。お隣という感じで隔てる小道を渡ればすぐに本殿脇の入り口から八幡様の境内。ご一緒しているさちぎくさんが昔、富岡八幡宮でご親戚が結婚式を上げた時に本殿にも上がったとお聞きした。その途中に「富岡斎場」という建物もあり、神葬祭がここでできるようになっているようだ。なるほど、深川八幡では、結婚式もお葬式もできるのかとちょっと驚く(これまで知っている神社は慶事対応のみをしているところが多かった)。
「富岡八幡宮」の公式サイトはこちら

冒頭の写真のように本殿が二層構造になっていて、かなり立派なので驚いた。また、元准勅祭神社である東京十社を巡拝する「東京十社巡り」というのがあって、それに因んだ十社の小さな記念絵馬が可愛かったので、富岡八幡宮の分を買ってしまった。

こちらにも横綱力士碑や大関力士碑があった。八幡様は戦勝を祈願する神様であり、相撲とりの信仰も厚かったことがしのばれる。
また、境内には17社におよぶ末社があるらしいが、全部きちんとお参りする時間はなかった。婚儀殿の裏手にあるお社には松尾芭蕉命が御祭神というのもあって、へぇ~と感心(生涯で最も長く深川に住んだことかららしい)。
八幡様ができる前からの地主神の七渡弁天を祀る七渡神社は池の中にあった。なるほど、弁天池というのが弁天様を祀る時にはセットになっているらしいと今回初めて気がついた。水と弁天の関係について、機会があったら調べてみようっと。

Wikipediaの「富岡八幡宮」はこちら
深川八幡祭は、山王祭、神田祭と並んで「江戸三大祭」の一つで、深川は特に大小の神輿が繰り出すのが特徴のようで、境内の「神輿庫」にはガラス越しに「日本最大の神輿」が見える。きんきらきんで立派だ!!一回くらいお祭りを見に来てもいいかもしれないと思えるが、人混みが苦手なので無理かもしれないなぁ(^^ゞ
正面の大鳥居に向かって進む逆廻りでのお参りになったが、大鳥居横に伊能忠敬の銅像があった。測量の旅に出かける時は毎回この八幡様に参拝していたことによるらしい。

その像の近くに「深川めし」を出す店があり、ちょうど夕方の開店時で、私たちが見ている前で開店を告げる暖簾を店内から持って出てきた。下の写真には伊能忠敬の銅像とそのお店が写っている。次に来る時は、「深川めし」を食べて散策するというのがいいなぁ。


今日は、門前仲町駅からの参道にあったジョナサンで軽食やらスイーツとお茶やら各自のお腹と相談して食べて散会。帰りは都バスで永代橋を通って東京駅に出ることにした。
暗くなってライトアップされた永代橋も風情たっぷり。橋の上からは川下に月島の高層マンション群、川上にはこれまたライトアップされた東京スカイツリーが見えて、散策の最後も満足、満足。
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12/03/10 両国・深川散策企画(2)開創310年の深川不動堂に感心しきり


3/10両国・深川散策企画(1)ちゃんこ鍋ランチ、回向院詣での記事はこちら
地下鉄大江戸線を門前仲町駅で下車し、構内の案内板通りに地上に出ると商店街が並ぶ参道に出る。なるほど、いきなり深川不動尊や富岡八幡宮に近いところに出ないで参道を楽しませるということかと納得(笑)
Wikipediaの「成田山東京別院深川不動堂」はこちら
深川不動堂の境内に入ると、やたらに華々しいし、透明なアクリル樹脂の棒を使った新しい手水鉢にもびっくり。正面のお堂の左隣には斬新なお堂が新築されていて、一行6人はもうびっくり。手水鉢の隣にはお願いごとを書いた紙を龍神様のお水の中に入れると溶けているのにも感心しきり。最新技術じゃないか!

今年が開創310年ということで昨年建立された新本堂にご本尊を移し、旧本堂に新しく大きな不動尊像をつくって「おねがい不動尊」とし、簡単なお参りはそこを外から拝むだけでもよいようになっているようだ。混んでもいないし、時間もあったので立派な新本堂の参拝もすることにし、靴を脱いで入っていくと、エレベーターまでついていて4階までお参りができるようになっている。これならお年寄りにもラクラクお参りできるとこれまた感心至極。

「深川不動堂」の公式サイトはこちら
(境内に入った時、ちょうど4~5人の僧侶たちが東日本大震災の義援金を呼びかけていたので協力させていただいたが、このサイトに義援金御礼と翌日の東日本大震災1周忌期追悼法要が行われたことも報告されていた。)
元禄年間、江戸で不動尊信仰が広まり(歌舞伎の市川團十郎人気もあったという)、元禄16年=1703年4月に初の江戸でのご本尊の出張開帳(江戸出開帳)があり、これが深川不動堂の起こりだとのこと。

新本堂の不動尊への護摩祈祷の場所は階段状に座れるようになっているのも親切。ちょうど御祈祷の後だったようで、作務衣の若い僧侶が祈祷の道具を磨きあげていた。
十二支守り本尊や四国八十八ヶ所巡拝所まであって、そのそれぞれに賽銭入れが設置されているのもすごい。悪いところに一枚300円の金箔紙を貼り付けて平癒を願う仏像もある。小金もいくらでも納められる設備をつくっているところがさすがといえよう。

また、家名を入れて奉納する不動明王、吊灯籠、透明なアクリル樹脂の五輪塔なども大きさによって価格はさまざまに用意されているようで、あまりの集金能力の高さにいちいち驚き感心。施設のあちこちに僧侶の姿を見かけたが、この人数もこれでこそ支えられるのだろうなぁと納得させられた。

定価50円の『深川不動尊だより』のバックナンバー(昨年12/28付け)をいただいてきたのを読んで、新本堂の外壁の梵字模様はお不動様の真言を連ねたものだとあった。さらに、おねがい不動尊を樹齢700年の楠から彫り出し、その御用材で作られたお守りも限定で発売されているとあった。御用材がなくなり次第終了だとのことだが、そう書かれるとなんとなく欲しくなってしまった。まぁだからと言ってそれだけをまた買いに行くのも面倒なので、まぁ我慢ということで(笑)
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12/03/19 会議室の新しい椅子が好評!+職場のピザランチ歓送会


3/17(土)のうちに会議室の新しい椅子が入替えとなり、週明けの今日、どんなもんかと楽しみにしながら出勤。(16日の記事に以前の古くて重たい椅子の写真あり)
まず外見は、ちょっとちゃっちいかなぁという印象。
ところが背もたれに指が入るところもあって、さっと後ろにひくのがラクだし、かる~い!そして座ってみてびっくり!背もたれが少ししなってからそのラインが背中に添ってくれるし、座面のクッション性が意外によい。ということで予想以上に座り心地がよいのだ!!

今日、会議室を使った人何人かに早速感想を聞いてみた。
「軽くていい~」「座面のクッション性が見た目よりいいですねぇ」「役員のHさんがこりゃぁいいと言ってましたよ」

さらに、古い椅子がたっぷり吸いこんだ埃のアレルギーで会議室で座って会議をするたびに涙目や鼻がくしゅくしゅになっていた敏感な方にもお聞きした。
「今日の昼休みに早速座っていたけれど、症状が全然出なかったわ」
よかった、頑張って椅子の入れ替えの仕掛け人をした甲斐があったというものだ。本部の施設管理の担当者にも具体的に声を届けて感謝のメールを入れておこう。

それと歓送迎会のシーズンも最終盤。職場の労組の分会の執行部は若いメンバーばかり。3月に入ってから昨年の期中の人事異動者の歓迎会企画の案内がきて、驚きかつあきれてしまった。
「シーズン的に定年退職者も含めた歓送会と組み合わせるべきでしょう。ちゃんとやっているのですか?」と指摘した。
あわてた執行部の一人から「誰が退職するのかわからない。辞めるのかというのも聞けないので、人事に聞いたけれど教えてくれませんでした。どうしたらいいでしょう」と質問がきて、さらにあきれた。

日常的なコミュニケーション不全ではないかと指摘。執行部メンバーがそのくらいは頑張って把握してねと、激をとばした。

年度末ぎりぎりの月曜日、昼休みではあるけれど、歓送会ランチをするという案内メールがきた。労組の分会は渋谷が本体でうちの職場は離れ小島。ブランチオフィスが複数ある分会なので昼の活動にはなかなか参加できない。以前の上司(昔は労組副委員長)はなるべく参加していいからねと言ってくれていたので、年に一回くらいは前後に用事をつくって四谷から渋谷に出かけていって参加している。
会議室フロアに駆けつけたら、今回は初めての宅配ピザランチにしたということだった。若い人のセンスだねぇ。紙パックの飲み物と組み合わせて自分の好きなピザを紙皿にとっていただいた。そういう工夫もあり、20人くらいは参加があった。

労組員では人事異動する人を送り、定年退職者は労組員ではいなかったが、非労組員のKさんをご招待。一人一人から挨拶と、その方への質問や贈る言葉を言いたい人が言うというなかなかなごやかな会になった。
特にご招待したKさんからは、中途採用された半年後の春闘で半専従をやったことや、全国の事業所でバラバラだった土曜日の就労時間の統一で苦労したこと、1時間の時限ストをやったこともある等、労組活動をした頃の思い出も語っていただいたことが若い人には新鮮に受け止められていた。
ユニオンショップの労組なのだから、もっと堂々としかも民主的な運営を丁寧に、一緒に働く仲間の交流を大事にして、いろいろと工夫しながらなるべく多くの人の参加が得られるように努力しなければ、その存在意義がわからなくなってしまうだろう。
派遣職員だった方も直接雇用を促進する法律ができ、今年からは我が職場でも切換えに応じた方たちもユニオンショップで労組員にお迎えした。その方たちの歓迎会もあらためて企画するということだったが、今日も何人かが参加してくれて、女性が多いのでちょっと雰囲気が和らいだような気がする。

というように、私は業務上でも、労組の中でも「御意見番」としての役割を果たしていかないといけないなぁということが続いている。
「大久保彦左衛門」的なババァをめざすというような話を若い人にしたことがあるが、「大久保彦左衛門って誰ですか?」と言われてガックリしたものだ。勿論「一心太助」もご存じないのは当然だった(^^ゞ

めげないで、私は私らしい役割を果たそうと開き直ることにしている。


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12/03/17 コクーンモールで見た美しいもの、美しくないもの


今日はシネマ歌舞伎「高野聖」の封切り日。2008年7月の初演時の修行僧は海老蔵だったが、2011年2月博多座公演時の撮影なので獅童との共演。それもあって泉鏡花作品三部作の連続上映の中でもこの作品は絶対観たいと思っていた。13日にさいたまスーパーアリーナで医療費還付申告をしてきたついでにコクーンモールのMOVIXさいたまで前売り券を買ってきて、封切り初日が一番行ける可能性が高いので、雨の中、頑張って行ってきた。
この作品は舞台をそのまま撮影した映像だけでなく、別撮りの映像もうまく使って幻想的な雰囲気をよく出していた。冒頭の玉三郎丈が作品への思いを語る場面もよかった。おすすめです!
2008年7月歌舞伎座で観た「高野聖」の記事はこちら
これがコクーンモールで見た美しいものだ。

さて、美しくないものについて以下に書いておこう。
娘の大学入学式までに履きやすい靴を買っておこうと浦和で待ち合わせをしたので、駅に向かおうとしたところ、コクーンモールのイベント広場で見かけたキャンペーンで眉をひそめた。

H社の自動車の年度末決算セールのキャンペーンだと思う。2台の車が並んでいて、白い小型車フィットに親子連れがたむろして、何やら車体を楽しそうになでているように見えた。
近寄ってみて驚いた!赤いジャンパーを着た若いスタッフが親子にクレパスを渡して落書きを勧め、それに応じてクレパスを動かしているのだ。正面に回ると「くるまにらくがきコーナー」という看板もあった。

ムカッとしたが、急ごうと上りのエスカレーターに乗った。その上から黒いスーツ姿のスタッフもいるのが見え、今回の企画の現場責任者だと思えた。若いスタッフに言うのは酷だろうが、責任者には言っておこうと思い直して下りのエスカレーターに乗って降りていった。

以下、私が言ったことを書いておこう。
「ちょっとよろしいですか?
車に落書きをさせるというのは親子連れに車に触ってもらって親しんでもらおうということだと思うけれど、こんなことをして、子どもが車に落書きをしてもいいと思ってしまったらどうするのですか?いくらここではよいけれど普通の時はいけないとか言っても、分別がつく子どもばかりではないでしょう。
天下のHさんとあろうものが、こんな企画をしていいとは思えませんよ。
見ていて嫌な気持ちになりました。今後の企画のためにも、このような企画を見て不快な気分になる人もいるということを、きちんと上の人たちに伝えてください。」
黒服姿の現場責任者らしい男性は、「はい、ご意見を確かに承りました」とか答えて、ペコペコと低姿勢に聞いてはくれましたが、しばらく怒りは収まらず・・・・・・。
ものを売るためのキャンペーン企画の検討で、倫理的にどうなんだろうとかいうチェックがかからないような状況って、今の日本は恥ずかし過ぎるぞ!!

浦和で合流した娘にこの話をしたら、さっそく携帯でmixiのつぶやき機能でさっそくつぶやいていた。悪いことはすぐにネットで広まるのにねぇ。
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12/03/16 四谷見附わかばの名物たいやき!+会議室の椅子をようやく入替え


仕事の最中、上のフロアからお呼び出し・・・・・・なぁにかな?久しぶりの包み紙が目に入る。
四谷見附わかばの名物たいやきを2つ!!
Mさんの差し入れとのことで、感謝、感謝である。
毎年、年末の大掃除の後にお疲れさまでよくいただくのだが、今日は何だったのだろうか?上のフロアで何かあったのかもしれないが、まぁそんなことはどうでもいいことにして、うちの部署の今日の出勤者2名でいただく。

う、うま~い。
しかしながら贅沢を言わせていただくと、ここの鯛焼きはちょっと皮とあんことのバランスが悪い。あんこが多すぎて皮が薄いのだ。私は最中もあんこが多すぎて苦手だし、お饅頭も薄皮饅頭より皮が分厚い方が好きなくらいなので、そう思ってしまう。

けれども今日のたいやきは、いつものよりもちょっと皮が厚めだったので嬉しかった。ああ、単純な私(笑)

さて、下の写真は明日で撤去される職場の同じフロアの会議室にある椅子。1998年からずっと使われてきたのだが、ついに新しいものと入れ替えてもらえる。
この椅子には泣かされた。2つの小さな会議室のスライディングウォールを動かして大きな部屋につくりかえて教室型に机と椅子を並べ替えたり、元の小さな部屋にロの字配置に戻したりするのに重たくて難儀し、広がって先が尖った脚を自分のすねにぶつけてしまうと痛いしひどい傷になってしばらく跡が残ってしまったことも数度。

座り心地はよいけれど、分厚い布地の部分にコーヒーなどがこぼれるとしみになって落ちないし、たっぷりオフィスダストを吸い込んでしまっていて、とにかく恥ずかしいほど汚くて、身体にも悪そう。

2月に入ってすぐくらいだったか、上のフロアの部署の会議の設営中、お一人が怪我をして「いた~い!」と声をあげたのでかけつけたら、やはり椅子の脚に足をぶつけてしまったとのこと。
この犠牲をいいチャンスに変えようと、渋谷の本部の会議室管理の部署の部長にダイレクトに電話して訴えた。まぁ私の部署の今の管理部署のマネージャーだから、言いやすいのだけれど(^^ゞ
今回のような事故は何度も起きてみんな我慢していること、会議室でダストアレルギーで鼻水が出る人もいること、お客様にも恥ずかしいこと、減価償却済みだろうから年度末までになんとかならないかと、まぁ、直訴したという次第。

その部署から施設管理の担当がオフィス家具のOK社の営業さんとやってきて、持ってみてすぐに「こりゃぁ重すぎる。換えましょう」と即断!「なんでこんな椅子を入れたんだろう」ということになった。
私がこの間、歴史的な情報収集によると、このフロアの会議室の備品調達は上のフロアの当時の総務担当者に一任されたらしく、その方は私も知っているが、見栄坊でケチな性格だったと記憶している。
バブル経済の最後の時期に、当時はやった見栄え重視で値段も高めの商品が売れ残っていて、それを「安くしておきますよ」とかなんとか言われ、当時のOK者の営業さんに丸め込まれたに違いない。その方は実際に作業する人の立場に立ってものごとを考えるという発想もなかったし、安く立派な椅子を導入できたことで自分は成果を上げたと満足していたんじゃないかとも推測。
そういう推理を話したら、今の営業さんは「当社はそんなことは致しません、云々」とも否定せず、「ハハハ」と笑って流された(^^ゞ

6年ほど前に私がこちらに異動してきてすぐに設営の手伝いをした時に怪我してからずっと考えていたことをようやく実現した。その間、マネージャーは何代も変わり、状況的にもチャンスが回ってきたのを逃さなかった。私の粘り勝ちかな(笑)

とにかく、実際に作業をする人の立場にたってものごとを考えることが基本だ。
新しく入れ替える椅子の選定にあたっては、会議室の使用頻度の高い部署の人の要望をヒアリングしてまとめ、施設管理担当さんと何度もやりとりして決定。
軽くてスタッキングもしやすくて、汚れが目立たない。できれば拭き取れる素材ということで、合皮レザー張のパイプ脚のものになった。単価も安いのでその分を従来の数よりも増やしてもらった。これで教室型にした時に参加者が増えても対応がしやすくなった。
20日締めぎりぎりの明日の土曜日、施設管理担当さんの立会いで入替え作業が実施され、次に私が出勤する月曜日には新しい椅子に対面の予定。実物は見ていないのでちょっと不安ではあるが、けっこう楽しみにしている。

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12/03/13 さいたま新都心で医療費還付申告後、三菱の原子炉跡をチェックして驚く!


今日は休みをとって、確定申告手続きに行って医療費の還付申告をしてきた。さいたまスーパーアリーナの会場に行って並んでいたら、娘のお友だちがスタッフとしてアルバイトしていて声をかけられてびっくり!元気そうでよかった、よかった。
今年は単年度分だけだったし、医療機関の領収書の計算はすんでいたので、ずらっと並んだパソコンコーナーに通されると、e-Tax(国税電子申告・納税システム)での入力にスタッフさんに何回かアドバイスをいただいて完了!

映画を観て帰るつもりが、MOVIXカードを娘に預けっぱなしになっていたので取りやめ。通常の1800円で観る気にはならず、シネマ歌舞伎「高野聖」の前売り券1800円だけ買った。コクーンモールのベーカリーショップでサンドイッチセットを食べ、紀伊国屋をのぞいて帰路へ。

帰り道に三菱の実験原子炉跡地をチェックすることにした。
先週だっただろうか?JR車両の雑誌の吊広告で気になった記事の記憶があったからだ。

「東日本大震災などのがれきを受け入れない埼玉県が、福島の原発事故で出た放射性廃棄物をコクーンモール近くに受け入れる」というような内容だった。
それであれば、三菱の原子炉跡地に決まっている!
この間、三菱マテリアルの研究所の社屋がアスベスト撤去ということで取り壊しになっていたのもチェック済みだった。今日、立ち寄ってみて広大な敷地がのぞけるところと入り口の2カ所からチェックして驚いた。本格的に地面を掘り起こし、トラックでの搬入をしているところだった。

入り口には工事現場に車を通す整理をするような作業員さんが二人立っていて、近くには冒頭の写真のような掲示があった。「さいたま市土砂のたい積等の規制に関する条例に基づく土砂のたい積の許可」とあった。
帰宅してネット検索をしてみたが、電車でみた吊広告の記事が全く引っかかってこない。これはスクープ後にいわゆる「原子力ムラ」からの情報規制の圧力がかかったのだと推測。

ネット検索をする中で、「三菱重工が福島第一原子力発電所に放射性廃棄物貯蔵設備の工事開始」というニュースもあった。日本の原子炉メーカーは日立・東芝・三菱の三社であり、三菱グループとして、原子炉をつくり、その事故の後始末を請け負い、それもちゃんと商売にしているのかと納得した。
さらに三菱重工は、福島県の復興事業の福島県沖の洋上風力発電の実証研究事業にも参加していることもわかった。

あらゆることを商売の対象にする企業というものの本質があらためて理解できた。
そういう存在と共存しながら社会をよりよくするということは、市民のパワーがもっともっと強くならなければならないと痛感!
今回の原発事故の犠牲を無駄にしないようにするためには「原子力ムラ」の思うがままにさせず、事実をもっと広く市民が知って考えられるようにし、方向性を決める場に参画していけるようにしなければならないと思う。
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