2014/01/23 紀尾井ホールのバッハコンサートで感涙(T-T)


名古屋の妹1から今月初めに紀尾井ホールのバッハコンサートのチケット2枚があるけれど行かないかと電話があった。ツレアイくんが株主チケットを抽選で当てたという。バッハは歌舞伎観劇仲間のhappydragonさんが大好きで、何かのコンサートに行きたいのに出かけすぎということで我慢しているという話が耳に残っていた。2枚セットで引き取りが条件だったので、彼女が行けるならもらうことにして連絡し、即決!
紀尾井ホールの中ホールは初めてなのでかなり嬉しい。

「紀尾井ホール」のウェブサイトより演目を確認して、アマゾンでその曲が入ったCD(中古)をGETして予習に励んでいた。
『バッハ:ブランデルブルク協奏曲(全曲)』ゲーベル(ラインハルト)=2枚組で今後を考えれば全曲あってもよいし、BWV1044まで入っているのは好都合。
『バッハ:ヴァイオリン協奏曲集』クイケン(シギスヴァルト)
シギスヴァルト・クイケンは今回の寺神⼾亮さんの師匠のようだし、ちょうどいいや。

【寺神⼾亮が名手たちとともに贈るバッハ協奏曲名作選】
<出演者>
コンチェルティーノ:寺神戸 亮(ヴァイオリン・ソロ)、菅 きよみ(フルート・ソロ)、チョー・ソンヨン(チェンバロ・ソロ/通奏低音)
リピエーノ:佐藤泉、戸田薫(ヴァイオリン)、朝吹園子(ヴィオラ)、懸田貴嗣(チェロ)、西澤誠治(ヴィオローネ)

<曲目>《オール・バッハ・プログラム》
フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲イ短調BWV1044
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ⻑調BWV1042
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ⻑調BWV1050

冒頭の写真は開演前に撮影したもの。舞台中央にチェンバロが見える。
予習はしていたが、音が全く違って聞こえるのに驚いた。CD録音はもっと音が尖って聞こえたが、生の音はホール全体に反響して柔らかく身体全体を包み込むように聞こえた。
楽器も古楽器ということで、ヴァイオリンもその弓も今の物と違ったし、フルートも木管のものを初めて見た。プログラムによるとフラウト・トラヴェルソというモダン・フルートの前身の古い木管楽器のようで、音がとにかく柔らかい。
室内楽は王族や貴族などの上流階級の限られた人々が楽しんだわけで、その時代の楽器は大きな音がしない。弦を弾くチェンバロも然りで、より小さい音と大きな音をメリハリをつけて出せる弦を叩くピアノが後から生み出されたと音楽の時間に習ったような覚えがある。

BWV1044は一番予習が足りなくて緊張もあったが、BWV1041からはすっかり世界に入り込んでしまった。そうか、曲目が替わる度に楽器も変わるので演奏者が引っ込んでスタッフが楽器や譜面の位置を動かすのかと感心。
楽章と楽章の間に演奏者は微妙な音合わせをし、客席は咳払いをするのも妙に感心。こういうところはCDにはないしね。
各演奏者が身体をいっぱいに使っての演奏する姿や、各人が息を合わせるところを見るのも楽しいということを痛感する。
早いテンポの第一楽章、ゆっくりした第二楽章、またアップテンポの第三楽章という組み合わせで、そのメリハリがはっきりしているのがよかった。
BWV1042第二楽章は、たっぷりとした情感があふれていて、その音に身を任せているうちに「私が生きてあがいていることを肯定していいのかな」という感覚が満ちてきて、涙があふれてしまった。
モーツァルトは高揚、バッハは安らぎというイメージをもっていたが、さらに演奏によっては、バッハに人生の肯定感を感じることができるのかと、嬉しく有難くなった。

前日に「生きていることへの自信がなくなる感覚」に襲われて泣けて仕方がなかった私だが、バッハの生演奏に包まれることでこんなに気持ちが安定することに驚いてしまった。

つっぱって生きるだけでは駄目で、身を委ねることができるという感覚がもてるということは大事なんだとあらためて思えた。命の洗濯の機会を与えられたことに感謝!

四ツ谷アトレの中の「PAUL」でhappydragonさんとワインとキッシュで乾杯!帰宅途中で妹1にも御礼の電話をしておいた。
さぁ、明日からまたやれることをやっていこうと思う。
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13/08/06 「2013フェスティバルFUKUSHIMAプレイベント 坂本龍一×大友良英トーク+ライブ」に行ってきた!


日本の金融機関でいち早く脱原発宣言をして注目された城南信用金庫。昨年7月に理事長の吉原毅さんの講演を聞いたが、理事長の年俸は支店長職と同じにして、現場を元気にする経営改革を先にすすめていたところに2011年の3.11に直面されたのだという。それ以降、日本の企業のトップの中でも先進的な取り組みをされてきていて、自分の職場のトップにも吉原さんのようになって欲しいものだと強く思ったものだった。

毎年「よい仕事おこしフェア」ということで城南信金の取引先である中小企業の合同就職説明会とも連動したイベントを開催されているとお聞きしていたが、今年はその2013年フェアに行ってきた。
仕事を終えてから、夜の企画「2013フェスティバルFUKUSHIMAプレイベント 坂本龍一×大友良英トーク+ライブ」で有楽町の国際フォーラムホールBへ。8/6の広島行動に精神的に連帯する気持ちで、女子高時代の友人Aさんと一緒に参加。

坂本龍一さんは早くから脱原発の声を上げ行動してきていて、昼のシンポジウムにもパネリストとして参加。夜のトーク企画にも参加。今回の選挙結果への失望感を漂わせる発言もあった。3.11で意識を高めた人もいるし、わけがわからないままどうしてよいかわからない人もいて二極化がすすんでいるというのが今の日本人の全体像だと私は思っているがで、坂本さんは金官行動(金曜に官邸を包囲するデモ)にも参加して、意識の高い人たちとばかり接しているのではないかと推測してしまった。

トークのお相手は高視聴率をマークしているNHK朝ドラ「あまちゃん」の音楽担当の大友良英さん。ご実家が福島市の縫製工場ということで、東日本大震災と東京電力の原発事故後の福島で何かできないかと2011年から8月のお盆に福島でフェスティバルを開催してきたという。昨年の2回目から福島駅前での開催となり、坂本さんも毎回出かけていってピアニカを吹きながら参加している映像も流されていた。大友さんのご実家の縫製工場で1回目は放射能汚染の大地を覆う大きな風呂敷、2回目は旗、3回目の今年は浴衣を縫っているという。大変なのにいろいろな人が集まって縫うのが楽しいと盛り上がっている。

昨年はヒッピー風ということで地元の方々からは少々浮いた感じだったようで、より地元の方々にも参加してもらいやすくしようということで「納涼盆踊り」になった。しかしながら櫓は1つだけでなく何本も高さの違う櫓を立ててつないで演奏して輪になって踊る、それも新作の12分もの長さの音頭を変な振り付けで!!そういう映像も紹介されて、実に面白そうだった。
大友さんは盆踊りのような音楽を否定してジャズやノイズをやってきたが、曲をつくるとなるとやっぱりお馴染みの音のフレーズが身体に沁みついていることを自覚したという話になるほどと思わされた。「あまちゃん」の中で「ダサイのなんか我慢しろよ」という台詞があったことが衝撃だったとも言う。確かに古いもの=ダサイというイメージを持ってしまいやすい今の風潮だが、長く民族や地域の中で育まれた文化というものは一度踏まえて自分の中で消化する価値のあるものだと私も思っているので共鳴してしまった。

トークゲストで出てきたアサノコウタさんは櫓の設計者でプロジェクト事務局でもある。彼の解説で動く設計画面を映像で見て若い世代の感覚に感心至極。

もう一人のトークゲストは福島生まれで福島でご両親と建築士の仕事をしている遠藤知絵さん。30歳独身女性を強調したのは今はまだ子供のいない人間の感覚で、本当に悩んでいるのは小さい子どもを持ったお母さんたちで、その気持ちを受けとめながら仕事をしていこうと思っているとのこと。さらに「今日は広島に原爆が落とされた日ですが、広島・長崎・沖縄・神戸の方々の苦しみと生きてこられた先人の方々に学んで福島でやっていきたい」という言葉に私も共感!坂本、大友両氏もこういう人がいれば安心して託せるというようなことを言っていた。
トーク企画は大満足!

続いて「大友良英×テニスコーツ アコースティックライブ&トーク」。テニスコーツの曲がまともな歌詞があまりない歌が続き、とまどう。大友さんもバンジョーやエレキギターで加わっている。バンジョーの丸い面を叩いたり音叉で弦を叩いたりしてノイズを出して音を彩る。面白いんだけどね、ちょっとこういう音楽は苦手なんだよねぇ。

ある曲の歌詞に「好みじゃないもの」「のぞみじゃないもの」「面白いんじゃない」という繰り返しが出てきて考えさせられる。
自分の好みじゃないものでも望んでいないことが起きても面白がってそういう状況の中でやっていけるようになれっていうことかなぁ?
最後の曲は子どもの時代の学校の校庭で遊んだイメージの歌のようだったが、切れ切れのイメージをつないだ歌詞というのが私にはなじめず、少し我慢の修行モードで聞いていた。詩も自由詩はあまり好みではなく定型詩の方が好きなので仕方がなかった。
最近では、私も自分の好みではない作家の本にも少し手を出して、自分を揺さぶっているので、今回のライブもそんな体験になったと思えばいいのかなぁ。

民主主義の根幹は多数決ではなく、自分とは違った考えの人とも対話をして一緒にやれることを探っていくことだと思えるようになった。しかしながら、実践はなかなか難しい。議論好きではあるが対話はうまくできていないかも......。今からでも努力しないといけないなぁと反省。
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13/03/17 RC SUCCESSION『カバーズ』、プリプリのもう一度『ダイアモンド』


忌野清志郎の『瀕死の双六問屋』(小学館文庫)を読んだことを書いたが、やっぱり『カバーズ』が聞きたくなり、久しぶりにTSUTAYAに行って借りてきた。レンタル料金がけっこうするので驚いたが著作権料ってことかな。
CDコーナーはジャンルごとに分けて置かれているが、「Jロック」のコーナーになく、「Jポップ」にも勿論なくて見つからない。スタッフさんにお聞きして案内されたのは「フォークソング」「ニューミュージック」のコーナーだった。RC SUCCESSIONも初期の頃はフォークが主体だったらしいので無理はないのか・・・・・・。それとも時代の区分なのか、とにかく謎だ。

『カバーズ』(紙ジャケット仕様)の商品説明の「メディア掲載レビュー」には以下のようにあった。
当時親会社が原発との関連があったため所属していた東芝EMIからは発売中止となり、急遽キティレコードから発売された1988年の問題作。往年の名曲の数々に清志郎が`反戦・反核`の意訳の詞をつけたカヴァー曲集。単なる日本語訳詞ではなく、歌詞は清志郎のオリジナルとも言える曲もある。山口冨士夫、三浦友和、泉谷しげる、変名で桑田佳祐ら豪華ゲストが参加している。

聞いてみる。2曲目の「風に吹かれて」はPPM(ピーター、ポール&マリー)だったからまぁホントにフォークソングか。
3曲目の「バラバラ」の原曲は昔昔にちゃんと聞いたことがあって驚いた。ネット検索したらレインボウズの「バラバラ」だった。
4曲目の「シークレット・エージェント・マン」は大韓航空機爆破事件の歌。坂本冬美が参加しているのにびっくりした。
5曲目の「ラヴ・ミー・テンダー」は反核ソング、7曲目の「サマータイム・ブルース」は反原発ソング。
9曲目の「サン・トワ・マ・ミー」は越路吹雪バージョンで私も歌うが、男の立場で歌うとこうなるのかぁ(笑)
最後の「イマジン」は何かで聞いたことがあったなぁ。♪「夢かもしれない でも その夢を見てるのは一人だけじゃない 世界中にいるのさ」♪

キヨシローは美声とはいえないが、愛嬌たっぷりの可愛い声だ。背も高くないけれど敏捷に身体が動いて魅きつけられる(あれ、勘三郎にちょっとかぶるなぁ)。
TVCMで歌っていた♪「昼間のパパはちょっと違う(中略)昼間のパパは男だぜ」♪というのはけっこう知られていると思う。温かい声でもある。
冒頭の写真は『カバーズ』(紙ジャケット仕様)。

今日は録画がたまってしまったHDDの整理をしながら1/13に録画した「プリンセス プリンセス再結成~もう一度“ダイアモンド”~」を見た。女性ロックバンドとして注目していたので当時CDも一枚買ってみたが、たいしたことはなくてあまり聞いていない。ところが東日本大震災の被災者を励まそうと1年だけ再結成してチャリティコンサートを8会場で開き、昨年大晦日の紅白歌合戦で活動を休止した。
そのドキュメンタリー映像で泣かされた。メンバーのみんながみんなすぐに再結成のよびかけに応じたわけではない。それでもいいよと受けとめてとりあえず見においでと声をかけられたことが嬉しかったというメンバー。みんなの必死な練習を見る中で自分もやってみようという気になった最後の一人。
岸谷香が今のメンバーの方が昔より愛すべき人になっているというのにぐっときた。私も女子高仲間との昔の思い出よりも今の方がいい。“ダイヤモンド”は昔の思い出の中にあるだけでなく、生きていく中で増えていくものだという。
仙台ライブのMCも初めて考えに考えて話をしたという。被災してつらい思いをしている人に簡単な慰めの言葉をかけることはできない、それよりも自分たちの気持ちを伝えようという、その気持ちに共感した。つらい気持ちを自分たちのライブの間は忘れて楽しんでほしい笑って欲しいという。
そのあたり、被災地でのいろいろな人のパフォーマンスに今ひとつ納得がいかないところがあったが、生きる元気が出る一つの機会になればということなんじゃないかな?!

忌野清志郎の『瀕死の双六問屋』第14話でこう書かれていた。
「しかしぼくは、いつもこうやって、くだらない文章を書いているけど本当にみんなに言いたいことは自分から死ぬ必要はないぜっていうことなんだ。いいかい?自分で自分を殺すことはないぜ。どうせ、いずれ俺達は死ぬんだ。誰でも時がくれば死ぬんだよ。」
この強い精神で医者のすすめを断って喉頭がんを切らずに治して完全復活してみせたんだなぁ。それでも転移したがんで死んでしまったけれど。
このぎりぎりまで生きるための努力をした忌野清志郎のロック魂を今知って今、元気をもらっている。結局、私ってロックやっぱり好きなんだなぁ。まぁ、今は精神をいただくということで(^^ゞ
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08/06/07 源氏物語千年紀特別企画「源氏物語の誘惑」


梅雨の晴れ間、自転車で10分のさいたま芸術劇場へ。さちぎくさんのピンチヒッターで源氏物語千年紀特別企画「源氏物語の誘惑」に行ってきた。この劇場では「源氏語り五十四帖」シリーズを連続開催していて、通われているさちぎくさんにその魅力をかねがねお聞きしていたので喜んで引き受けた次第。今回はその一環の特別企画のようだ。
蜷川幸雄演出の舞台で通っているさいたま芸術劇場だが、音楽ホールは初めて(公式サイトよりの写真参照)。

案内役はシリーズの解説者の三田村雅子さん(フェリス女学院大学教授)。

第一部「六条御息所のまなざし」
お話・原岡文子(聖心女子大学教授)
テキストには源氏物語から六条御息所に関わる抜粋。その各場面の解説の中で六条御息所が何を見つめているかを解説。年上の知性的な女性ということで藤壺の身代わりに通っていたが、若い源氏はどんどん冷めていく。六条御息所はどんどん思いを募らせていくという対照。魂が抜け出して生霊となって葵の上を取り殺し、死んだ後は死霊となって紫の上に取り憑き、往生できずに苦しむという業の深い女性だ。しかし私はこのような六条御息所に魅力を感じる。ここまで深く愛する男とめぐりあえた人生というのは素晴らしいんじゃなかと思える。六条御息所が能の「葵上」などいろいろドラマ化されているのもむべなるかなだ。「葵上」は一度観てみたいと思っている。

第二部「源氏物語の筝の琴」
お話と演奏・スティーヴン・G・ネルソン(法政大学教授)
ネルソンさんは雅楽の研究者だが、机上の研究だけでなく自分の説に基づく演奏を自らしてみているという。今回も復元された楽器による演奏をしながらのお話。
「筝」という楽器は和琴よりも一回り小さい。先月の文楽の「狐と笛吹き」でも三味線と掛け合いで弾かれたのはこの筝の琴だったと思う。今回は台に置いて椅子にかけての演奏。スーパー歌舞伎「新三国志Ⅱ」で諸葛孔明が空城の計で奏でたのもこれかもと思い当たった。
当時の演奏から雅楽に残る「筝」の演奏で違うのは3点。①左手の技法の伝承が絶えた、②調弦の違い、③独奏曲が多かった。
平安時代の譜面の巻物「仁智要録」からの復元演奏。そこに記された譜の読み方の解説や演奏する曲の譜面も全部テキストに載せ、丁寧な解説。「取由」などの左手の技法もちゃんと書いてあった。
調弦方法を2種類紹介。唐風の壱越性調と和風の平調。3弦と6弦を半音低く調弦するのは弦を押して半音調節することで表現を深めるためだったとか。確かに琴柱の向こうで弦を押したり引いたり、またその応用で左手を使わなかった時よりも表現ははるかに多様化する。なぁるほど!!

源氏物語の中の筝の演奏場面の抜粋を外国人の自分がと恐縮しながらも朗読された。男声による朗読もいいものだと思った。そこに演奏をする者としての解釈も加わった。小さい時の紫や明石の姫君の演奏場面でどこが可愛らしいのかも奏でる時の身体の動きつきで説明。2人の女性研究者もそれには思い至らなかったと感激していた。

休憩をはさんで第二部の冒頭から源氏物語にも登場する薫衣香「承和百歩香」がホールに広がった。再現した㈱日本香堂の担当の方の資料も詳細なもの。11種類が調合されてる。三田村雅子さんも日本香堂さんのご苦労を説明していたが、柑橘類の枝葉を3日間焦がさないように煮詰めているものや今回のために海外に飛んで調達されたものもあるとか。本当に贅沢な経験をした。宇治十帖の薫の君は生まれた時からこの香りがしたとのことだが、母の女三宮の念持仏供養の際にも薫かれたという高雅で仏教っぽさも感じる生真面目な香り。彼の性格もしのばれると三田村雅子さんがおっしゃったが、ガッテンであった。

こういう機会にめぐまれたことに感謝!そしてこういう企画に取り組む埼玉県芸術文化振興財団も応援したい。
私も入っているメンバーズ入会のサイトはこちら
追記:紫式部関係の記事をリンクしておこう。
「石山寺と紫式部展」 大地真央主演の「紫式部ものがたり」
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07/12/24 クリスマスイブはフレーバードティーと「ジュリーマニア」


なんと2週間も前からクリスマスケーキを予約してしまった。娘がもっと小さかった時はやったことがあるが、それ以来だ。
ローカルのパンとケーキのお店のチェーンだが、その日はちょうど買い上げ価格の半額金券セールだったのにつられてしまった(^^ゞその半額金券を活用して私の誕生日にもホールケーキを買ってしまうという、贅沢な12月となった。娘は美味しいケーキを少しだけよりもそれなりに美味しければホールケーキがいいのだと言う。私もクリスマスの10日前という誕生日なので自分の子ども時代もホールケーキなど買ってもらった記憶がない。記憶のない頃にはあったのだろうか(笑)

私も娘もあまりお酒を飲まないので、今年はアップルタイザーを買ってみた。果汁100%の炭酸入り飲料。生協で今年は忘れずにチキンレッグを買ってあったのを解凍し、サラダとおでんも作り、娘が夜シフトのバイトから帰るのを待って乾杯。

赤ではなく白い方のアップルタイザーにしたのだが、これが美味しかった。ハニー&アップル味のチキンレッグとよく合う。ごぼうときゅうりのサラダもさっぱりしてよし。娘を待ちきれずにみかんを3個も食べてしまった私はさすがに御飯までは食べられなかったがおでんも少し食べる。最後はケーキとフレーバードティー。

このお茶はバイト先のあるショッピングモールにルピシアの店があり、サンプルのフレーバードティーがあまりにもいい香りなので香りフェチの娘がクリスマスプレゼントだと買ってきてくれた。こんなことは初めてだ!以前、私がよく買っていたレピシエによく似ているので調べたら、同じ会社が統合して社名変更していた。やはり昔一緒に飲んだフレーバードティーが懐かしくなったこともあるみたいだった。

ケーキはスポンジ部分が美味しくていいと娘が言う。さすがパンも美味しい店だと納得。紅茶もドライフルーツとかいろいろ入っている甘い香りで幸せ気分。

そして自分で自分の誕生日プレゼントに買った沢田研二のライブDVD「ジュリーマニア」を一緒に観ながらのパーティにしたのだった。ずっと欲しかったのだが後回しにしていたら、私が入っている生協のネット注文会員が利用できるCD・DVDのネット注文システムで10%引キャンペーンを始めたのでエイッと注文。普通の個配と一緒に届くので送料もかからない。アマゾンよりいいかも!

娘と通っているカラオケでちょっと前まで本人画像で選ぶと沢田研二の主要曲はライブ映像が出てきた。最近は契約期間切れなのか出てこないのだが、映像が気に入って多分「ジュリーマニア」と同じ画像だろうと推測して注文したら、ピンポーン!1991年の武道館ライブなので若くてスリム!動きも軽いよ~。ノリノリになって大満足!!冒頭のスペシャル映像はライブに出る前のメイクシーンをアップで撮ったもの。うーん、歌舞伎の隈取みたいだぞ~。それがライブ映像ではあのレベルにしか見えないのだから舞台用の化粧ってやっぱり濃くないと目立たないみたいだ。
昼間には吉右衛門たちの忠臣蔵銘々伝・外伝の3作品を国立劇場で観てきたのだが、合い通じるものがあるってことね!

写真は手前がルピシアの“ピエロ”という名のフレーバードティー缶、ケーキの右にちょっとだけ写っているのが「ジュリーマニア」のDVD。
追記:沢田研二のウィキペディア情報を参考までに→こちら
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07/08/31 鴻沼福祉会コンサート2007の上條恒彦と仲間たち


昨年の標記コンサートは行けなかったが、一昨年は行って本当によかったと思った。
2005年3/26鴻沼福祉会コンサート2005『夢・仲間といっしょなら』の感想はこちら
毎年3月の最終土曜日に埼玉会館大ホールで開かれてきたが、今年は8月末の開催。8/12の高校時代の生徒会本部役員仲間中心のミニミニ同窓会で久しぶりに「鴻沼福祉会」の常勤理事をしている友人に会って直接チラシを渡され、ゲストが上條恒彦ということで即行くことにしたのだった。
ウィキペディアの上条恒彦の項はこちら。現在は憲法9条音楽家の会でも活躍している。
上條恒彦出演の舞台の感想は以下の通り。
マイ・フェア・レディ」 「紫式部ものがたり」 「メタルマクベス

第一部は「上条恒彦コンサート」。
「薔薇はあこがれ」で客席と一緒に歌おうと呼びかける。私は学生時代に通ったうたごえ喫茶で身についているのですぐに歌ったが、音域がちょっと合わなくて難儀(^^ゞ
聴覚障害者のために舞台右手に手話通訳者とOHPでの文字解説者がついている。プリント済みの歌詞を映し出したり、トーク部分はシートにマジックで書いてすぐに内容が伝わるようになっていた。歌詞を映し出してくれることは私にも有難かった。

反戦平和の歌が続く。「いぬふぐり」。冒頭から涙腺決壊!♪「クニさんを忘れない 戦争が起こらんようにする」♪という最後の歌詞が頭に浮かぶので歌いすすんでいくうちにもう落涙とあいなる。これは日本の太平洋戦争でお互いに思いあっていた男を死なせた女の歌。田舎で山に登るというデートをしていたというつきあいというなんという素朴さ。だからこそ最後の歌詞が重い。

続いて茨木のり子さんの詩「わたしが一番きれいだったとき」の朗読。その声も素敵。次は「父が息子に与える歌」(小室等作曲)。ベトナム戦争を闘う父親の歌なのだろう。ホーチミン市の郊外のクチ・トンネルに行った時のことを思い出す。
そして彼の昔のヒット曲「どこかで誰かが」(小室等作曲)。トークで拍手が少ないと語りかける。いくら「木枯らし紋次郎」の主題歌だってもう35年前の曲だから知っている人が少ないでしょうと笑いをとる。もっと有名な曲をと吉田拓郎作曲の「襟裳岬」を歌ってから、沖縄へ飛びますと「さとうきび畑」。
この歌はカラオケで歌うとテンポも変化させられないし長くて飽きられるのだが、自分でギターを奏でながら歌い、メロディもアレンジも加えながらの歌に聞き惚れる。森山良子バージョンと歌詞も違っているのもわかった。上条恒彦バージョン、心に沁みた。次は「玄蕃之丞」という朗読と歌を組み合わせたもの。狐が縄張りに開通した鉄道で恋人の狐を轢き殺され、機関車に化けて怨みの思いを人間にぶつけるという内容。ここで一部終了。
そしてトークの中で、自主制作CDを100枚持ってきているが、元はとっているので半分を鴻沼福祉会に寄付するし、希望者にはサインもするということが語られた。素晴らしい~。しっかりと休憩時間にCDを買っておく。

第二部は「鴻沼福祉会の仲間たち、上條恒彦とともに」
開幕すると壇上には仲間たちや職員他の合唱メンバーがぎっしりと並んでいる。まず、昨年4月に施行された「自立支援法」で苦しめられている全国の障害者の仲間たちが共同作業所の全国連絡会で制度の見直しを求める運動に取り組んでいることが報告され、仲間たちが作文を読み思いを伝えてくれた。一人できちんと伝えられる人も職員の手助けが必要な人もいる。仕事の話、自立支援ホームの話、そこも出て一人暮らしも結婚もしたいという将来の夢。天国のお母さんに泣かないで頑張っていることを報告する手紙。一生懸命な思いがしっかり伝わってきた。
そして今回の特別イベント。東京大空襲で被災し卒業証書をもらえていなかった橋本喜代子さんは鴻沼福祉会の自立支援ホームで暮らしている。母校の協力も得て62年ぶりの卒業式をこの場で持つという。TVドラマ「3年B組金八先生」で社会の教師役をやっていた上條恒彦はきちんと黒いスーツ白いネクタイ姿に着替えて卒業証書の代読。橋本さんは作文につらかったこととともに‘戦争はない方がいい’と書いたのだという。「仰げば尊し」ではなくご本人の一番好きだという「ふるさと」を会場全員で歌ってお祝いをした。

そして合唱。地元の高校や地域の合唱団も出演して歌っていた。鴻沼福祉会が長年活動して築いてきたネットワークの力が発揮されたのだと思った。「この街・僕ら・青春と」「ぼくらは働けるのさ」「夢・仲間といっしょなら」。

元の黒の上下の綿シャツ綿パンに戻った上條恒彦がリードして「PIECE IN HARMNY」を皆で歌い、会場は最高にいいムードに盛り上がった。花束だけでなく仲間の女性が片手の麻痺で片手だけで折り上げた千羽鶴も贈呈され、上條さん大観劇。アンコールは「出発の歌」。最後に会場に語りかけた言葉がまたよかった。「障害者自立支援法と憲法9条改悪の根っこは同じ。みんなの力を合わせてやめさせましょう」というメッセージ!
今回のコンサートは演出家もつけたということで、流れもよく、社会福祉法人のチャリティコンサートのイメージを一新されてしまった。終演後はちゃんとサインをしてもらう列に並んで「ミュージカルでも観ています、メタルマクベスも」と声をかけたら「おおっ」というお答えがあり、握手もしていただいてしまった。列も長いのにすみませんm(_ _)m

今回は直前にお誘いのメールをあちこち入れまくり、シンガーソングライターをライフワークにしているHAOWさんも来てもらえた。鴻沼福祉会の友人がそれを大喜びしてくれたのがよかったと思った。もう少し早くお声かけを思いつかないところが最近のボンクラ状況の証だ。
終了後は、HAOWさん、玲小姐(元・お茶屋娘)さんと夜ご飯(これもオフ会!)。そこでHAOWさんも出演する「ちゃのみともだちLIVE」のお誘いを受け、行くことに決定。おしゃべりは福祉から環境問題まで盛り上がって散会。
翌日にまたまたあちこちお誘いしまくり、もう一人お仲間を増やした私だった。

写真は、コンサートのチラシを撮影。
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07/08/06 「ネパール音楽の夕べとシニアボランティア報告会」


昨年、職場の先輩がJICAのシニア海外ボランティアになるために早期退職され、10月からネパールに赴任していた(送別会の時の記事はこちら)。
その方が年に一度の健康診断も含めての一ヶ月の帰国をされた。その際に現地でネパール音楽を習っているサーランギ奏者バラット・ネパリ(Bharat Nepali)さんのバンドがフジ・ロックフェスティバルにアジアンレゲエバンドとして招待されて一緒に日本に行くので、職場でミニ演奏会を持てないかと連絡がきて、私たちのグループで急遽開催することになった。
夕方、四ツ谷で仕事を切り上げて渋谷の本部の会議室に到着すると......。約80名という予想を大きく上回る参加があり、かけつけて嬉しい驚きだった。

【ネパール音楽の夕べ】
サーランギという胡弓のように弓で弾く弦楽器、山羊の革を張った太鼓、キーボードを3人で演奏。曲によってキーボードをやめて銅鑼や鉦のような打楽器に持ち替えたり、部分的にサーランギをやめて鈴のような楽器に持ち替えたりと多彩な演奏。太鼓は主に撥は使わずに両手で叩く。大中小と4つ位あったかな(記憶が曖昧でごめんなさい(^^ゞ)。先が山菜のゼンマイのようにくるくると丸まった細い棒も使うこともあった。細長い太鼓は紐で両足を通して膝の上に固定して叩いたがかなり高い綺麗な音がした。シンバルの小さいような鉦は両手で打ち鳴らすが、近づけてお互いにくるくる回すとバイブレーションがかかって面白い音になった。

ネパールの山々や麓で暮らす人々の暮らしのイメージが湧いてくるような音楽だった。これは○○族の音楽、今度は△△族の音楽といろいろな部族の音楽だったり、オリジナルの音楽だったりした。仏教のお寺にお参りにいく時に奏でる音楽もあり、皆でワイワイ踊りながらのお参りというのがこれまた楽しい。立って踊ってくださいというので思わず我がグループメンバーは踊り出す(恥ずかしながら私も踊った(^^ゞ)。7~8曲もたっぷり演奏してくれたので本格的だった。

前日に和太鼓のグループ“鼓童”と玉三郎のジョイント公演「アマテラス」を観てきたところだったので、同じルーツが流れているのを強く感じた。「アマテラス」での演奏も和太鼓をメインに鉦や銅鑼などの金属の打楽器に琴なども加えていて、現代的でアジア的な音楽性を楽しんだ。今回のネパール音楽の演奏はネパールの伝統楽器にキーボードも加わっていて、やはり伝統を踏まえた現代のアジアの音楽の素晴らしさの認識を深めた。

終了後、閉館時間まで短時間ではあったがネパリさんたちを囲んで主催者の私たちのグループと懇親会を開催。シニアボランティアになった先輩が私を英語のサークルで一緒だったことがあると私を紹介してしまうのに困ってしまった。彼は文法が苦手だったから私と同じクラスだっただけで会話は不自由しない人。私は会話も単語を並べる永遠の初級者なのに(^^ゞ
しかし意を決して、「アマテラス」のプログラムを見せて「鼓童=ジャパニーズ・ドラムス・グループ」を知っていますかと拙い英語で聞いたら「イエ~ス」とくいいるように観ていた。そしてこの表紙はジャパニーズアクター玉三郎って言ったらそれも知っているって!世界の玉三郎、世界の鼓童なんだって思い知った。
ネパリさんが「タイコ」って言っていたので、“タイコ”ももはや世界で通用する言葉だと実感した。民族の伝統を継承しつつ世界へ現代的に発信しあって響きあう中で平和な地球が実現しそうな気がして、嬉しくなった。

【ネパールでのシニアボランティア活動報告】
短時間でプロジェクターを使ってパワーポイントによるビジュアルなご報告。現地でも研修センターで活動されているのを応用されている。ネパールの人々の抱えるいろいろな問題も自分たちで解決していくお手伝いをされている。そのことで日本にいた時よりも生きがいを感じていらっしゃる様子が伝わってきた。既に何回かインターネットでの活動報告のおたよりもいただいているが、具体的なお仕事の様子は今回のご報告でよくわかった。次の帰国の際も是非お話を聞く機会をつくっていただくと嬉しいとアンケート用紙に書いておいた。

私たちのグループでは継続的にセカンドライフ準備のための学習会を開いている。グループ内の学習会の時もあるし、広く参加をよびかける企画もある(今回は後者)。最初の連絡から2週間でここまでにした渋谷の本部のメンバーの機動力は素晴らしい。私はアンケートをまとめるお役をやらせてもらった。20代から50代以上まで幅広い参加者からいろいろな感想を寄せていただいて、嬉しい気持ちでいっぱいになった。

写真は、ネパール音楽の演奏をされている3人の皆さん。
追記
懇親会で日本の仏教で使う鉦とかに似ているという話が出て、ネパリさんが「シルクロード」で伝わったと言っていた。やはり仏教とともにこういう楽器も日本にやってきたのだろう。
また海外旅行大好きメンバーはネパールに行きたいと盛り上がっていた。シニアボランティアの先輩がいる間に行ってくればと煽ってしまった私。私は住宅ローンのメドがつくまで遠征関係は全てお預けだ(^^ゞ
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07/01/02 今月の観劇予定、波乱の一族新年会

1月の観劇などの予定は以下の通り。
4日:劇団四季『鹿鳴館』自由劇場
8日:歌舞伎座昼の部
18日:シネマ歌舞伎
19日:『梅初春五十三驛』国立劇場
21日:浅草歌舞伎第一部
23日:歌舞伎座夜の部
26日:『スゥィーニー・トッド』日生劇場
27日:『朧の森に棲む鬼』新橋演舞場千穐楽
28日:蜷川シェイクスピア『コリオレイナス』さいたま芸術劇場

2007年の初観劇は久しぶりに劇団四季。昨年好評で東京凱旋公演の千穐楽近くにやっと観る。また1月も歌舞伎が歌舞伎座、国立劇場、浅草とあるので歌舞伎だけで4回。シネマ歌舞伎もせっかくなので観たい。『朧の森に棲む鬼』はプレビューで観て娘ともども気に入ったので千穐楽も二人分とっておいてよかった。またもや3階B席だけど、ゲキ×シネ→DVD購入とすすみそうな作品だ。

正月2日、実家に私と妹の3家族が集まって波乱の新年会。
*以下はちょっと暗めの話なので、正月早々で読みたくない方はとばしてくださいm(_ _)m
直前までどの家でやろうかなどなどでもめにもめての開催。両親は弱っていて自宅での開催を渋る。妹宅は実家から遠いという。我が家でやれればよかったのだろうが、片付けが到底合格ラインに及ばないと思われて辞退。すったもんだの末に最終的には無理をしない範囲で準備をしてもらっての実家での開催となった。
母親をはじめとして言いたいことを言い合ってしまう一族なので、傷つけあったりしてけっこう大変な家族なのである。新年会の最中も一波乱あったが、私が酔っている勢いでビシーっと事態収拾。最後は墓問題まで方向性を提案してまとめた。
実家がすでに分家なので墓がない。娘3人で同じ姓をつぐ子どもがいない。私も喘息になってから発作で死ぬことも想定しているので集合墓に入るつもりになっている。他所の方々と一緒に入るタイプのもの。子どものない妹夫婦も両親も一緒に入ることを提案。見学なども一緒に行くことにした。
妹は腎臓が悪くて普通のおせち料理をつきあうのが苦痛なのに、おせち料理が並ばないと気がすまない親たち。準備の大変さも含めてこういう3家族揃っての新年会は今年で終わりにするかもしれない。
帰宅途中、ダイエーに寄って娘の服を何点か買って新春抽選券をもらう。希望商品の二者択一で娘は任天堂DS、私は地デジ対応TVの方にしようとなる。そんな大きいTVをどこに置くんだと真面目に言い合い。店員さんにクスクスされて当たってから喧嘩しようと仕切り直し。とんだ初笑いとなった。
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05/12/18 『ジーザス・クライスト・スーパースター』で鹿賀丈史を聴く

劇団四季によるオリジナル1976年東京キャスト盤の2枚組CDを持っている。『レ・ミゼラブル』初演の大阪公演で鹿賀丈史に惚れこみ、彼が出ていた作品ということで手に入れた。これはメジャー発売をしていないので店頭ではなかなか買えない。劇団四季が本拠地にしていたことがある日生劇場の近くということからか、銀座の山野楽器で買うことができたのだった。

久しぶりに出してきてMDにダビングしながら聞く。訳詩はこれも岩谷時子先生。出だしのギターの音のところ、昨年12月の『SHIROH』の出だしはこれそっくり。やはりジーザスを踏まえてつくってるなと再確認。
今からもう30年近く前の鹿賀さんの声。やはり若い。でも苦悩に満ちたジーザスの心の叫びの表現力がすごい。初めて聞いた時も「鹿賀丈史は人間の狂気を表現できる」と感動したものだ。
マグダラのマリアは久野綾希子だが、当時はまだ音大生で芸名でなくて本名の久野秀子を名乗っている。きれいな声だ。彼女の舞台は一度だけ、大阪のテント公演で観た『キャッツ』のグリザベラを観た。堂々としたプリマだった。
ヘロデ王はこのオーディションで入団した市村正親。本当に一場面だけでさらうと鹿賀丈史が評していたが、ホントそんな感じ。
ペテロは滝田栄。音程がやっぱり不安定。バルジャンも歌が下手だったので最初の頃に一回しか観てあげなかったなあ。キャストが一新される前にもう一回くらい観てあげればよかったかな。

その他の主要キャストは以下の通り。
イスカリオテのユダ=寺田稔
カヤパ=水島弘
アンナス=菱谷紘二
司祭=光枝明彦、吉谷昭雄、瀬下和久
ピラト=平野忠彦
シモン=沢木順
うわっ、ソウルガールのひとりは末次美紗緒だし、群衆の中の炉端の女に三田和代なんて名前もある。すごいメンバーの舞台だったようだ。

もう一回聞こうとしたら、娘がダメという。ユダが下手すぎて聞くに耐えないとのこと。まあそれはそうかもねと引き下がった。そこで『SHIROH』を続ける。これは2回聞いてましたね、娘は。その間にチケット引取りに彩の国芸術劇場へ行って帰ってきた。蜷川版『間違いの喜劇』をとったのでした。
続けて『スーパースター・クリスマス』を流す。一応、この日はクリスマス関連という選択だったんだけど、変かしら。
写真は、CD『ジーザス・クライスト・スーパースター』
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05/05/13 『さわりで覚えるオペラの名曲20選』を聴く

今日は何をききながら家事をしようかと思い、先日買ってきた『さわりで覚えるオペラの名曲20選』に付いていたCDを聞いた。「一流の演奏と歌手で聴きながら読む超入門書」と表紙に書いてあるが、ヴェルディからワーグナーまで9人の作曲家の20曲をきくことができた。

楽書ブックスというシリーズの1冊で詳細は以下の通りだが、古本屋で買ったので半額で入手。
加藤浩子著
CD付きで定価:¥ 1,680 (税込)
発行:楽書舘 (2004/11) 発売:中経出版
単行本 (ASIN: 4806121118)
CDをかけながら、何が入っているかをよく見ると、先日の『野田版研辰の討たれ』の最後に流れて、このブログのコメント欄でも話題に出ていた曲が入っていた!マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲。半額だったので中はパラパラっとしか見ないで買ったのに、「と、得した~」という気分。映画『ゴッド・ファーザー』にも使われたという。
家事をほっぽりだして、この本を読みながら2回もきいてしまった。どこかで聞いたことがあるという曲も多かった。20曲中全く知らなかったのは4~5曲くらいだった。世界3大テノールのホセ・カレーラスも歌っているし、私の好きなマリオ・デル・モナコも歌っているしで、もうご機嫌だった。高校時代の音楽の時間にカンツォーネを歌っているモナコを聴いたのだった。その声を思い出した。『カルメン』は一度観たこともあるし、カラヤン指揮のCDも持っているけど、その後あまり聴いていないので、探してみようとか思ってしまう。

なんか一気にオペラに親しみが湧いてしまった。家にはビデオにとったまま観ていない『魔笛』もあるし、そちらもそろそろ観てみようかな?
写真は、アマゾンのウェブサイトより。
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