ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

09/12/31 日本ウェンディーズ最後の日に並んでしまった(^^ゞ

2009-12-31 23:59:22 | つれづれなるままに

今年は珍しく年賀状書きを大晦日まで引きずらずにすんだので、その分のエネルギー掃除に割くことができた。ところが昼のTVニュースで日本ウェンディーズ営業最後の日という報道を見てしまった。米国ウェンディーズとの契約更改交渉がうまくまとまらずに今年一杯で全店閉店するということは既に知っていて、その前に一度食べておこうと思っていた記憶が甦る。

そこでお正月の軍資金をATMから引き出すため、北浦和駅前に出かけるついでに西口駅前にあるウェンディーズに行くことにして夕方4:30頃に出発。
店の前には写真のような行列ができていたが、まぁ記念だからと4:45くらいから並んでみた。携帯で撮影する間にも行列が増えていてあせって最後尾につく。寒いから足踏みなどで身体を動かしたりしてようやく店内に入ってビックリ!

店内で列が折り返していたのだ!!しかしここまで並んだらもう意地になってきて、アメリカンポップスの流れる店内でボーっとしながら少しずつ移動。
店内の掲示物などでウェンディーズの来歴なども確認。1980年に銀座に一号店を開いてからおよそ30年だったのかぁ。ちょっと前のニュースの記憶では最初の経営者は確かダイエーの中内功だったよなぁ。途中からダイショーが引き継いだけれど、撤退して「すき家」とかに集中するとか。
Wikipediaの「ウェンディーズ」はこちら

クリスマスには常連客の一人から感謝のカードをつけた花籠も贈られていて、カウンターに飾ってあった。こういうのに弱いんだよな(T-T)今の家に引っ越してきてから北浦和店に入るのは2回目だろうか。池袋かどこかで食べたこともある。チリソースでミンチやビーンズを煮込んだチリは美味しかったなぁ。マクドナルドなどと比べて高いせいで積極的には利用しなかったっけ。

そしてついに待つこと2時間超。ようやく順番が来て、チーズバーガークラシックのセットを店内で食べる用に、デミグラスバーガーとホワイトマッシュルームチキンバーガーを家で待つ娘と食べる分で持ち帰り用に注文。
あまりに待って寒くなっていまったので持ち帰りだけにするはずを変更。2階の席でパクつく。「パティがおいしいウェンディーズ」のキャッチコピーに違わずに四角いビーフパティは美味しかった。ハンバーガーに合うということでキリマンジャロ100%のフェアトレードのホットコーヒー(220円)はちょっと温かったけれどスッキリ系の味。フレンチフライポテトは30円増しのチーズソースにからめて食べたら美味しかった。これで600円台半ばかな。美味しかったが今の不況の世の中だとなかなか採算がとれないかもしれないと納得。
また時代が変わったら日本でも別の経営者が再スタートさせるかもしれないけれど、ひとまずはさようならだ。最後まで頑張っていたスタッフに拍手を贈ろう。

しかし、最後に五分の一ほど残ったコーヒーをひっくり返して着ていた物を洗濯するハメになった私はかなりマヌケだ。
紅白歌合戦にも間に合わなかったし、この2時間は意地になってこだわってみてしまったという思い出になるだろうか(^^ゞ

紅白を見ながら年越しのにしんそばもしっかり食べた。年越しハンバーガーにはしなかったこともご報告(笑)

09/12/26 ポストクリスマスの夜は更けて

2009-12-27 12:10:16 | おでかけ、旅行

12/26の歌舞伎座千穐楽は昼夜通し観劇。
昼の部は玲小姐さんと並んで観て、夜の部の2回目の幕間はyukari57さんと久しぶりにおしゃべりでき、さらに土曜日の千穐楽ということで何人ものブログのお仲間さんとお会いできました。
昼の部の昼食休憩は関西からのかずりんさんと東京の麗さんが並んでご覧になっている1階席のところにお邪魔してお弁当をパクつきながらおしゃべり。麗さんは初めてお会いできて嬉しかったです!

2列前にはスキップさんもいらして賑やかになる予感。昼夜の間に地下食堂を予約されたスキップさんに便乗して、夜の部のお食事をかずりんさん、麗さんと4人で囲むことができました。初体験の幕の内弁当2100円もなかなか美味しかった!
観劇後は、その4人で歌舞伎座横の「茜屋珈琲店」でお茶会。995円の風情ある本格ブレンド珈琲が美味しかった。奥にあるのはスキップさんのココアです。短時間でしたが盛り上がりました。

かずりんさんのリクエストでカクテル体験に行くことになり、スキップさんと3人でタクシーでペニンシュラホテルへ。わ~、私から自発的に行くことは絶対ない高級ホテル!!26階のラウンジは満席のため、夜景をチラっと見ただけで1階へ戻り、ロビーラウンジでカクテルを1杯ずつ飲みました。

写真は私の頼んだオリジナルカクテル「東京ジョー」。上の漏斗状のグラスを下のタワー部分から持ち上げて飲むという洒落た入れ物に入った赤いカクテルは梅酒ベースでさっぱりと美味しかったです。お洒落に盛り付けられたピクルスたちも美味。ポストクリスマスの夜が更けていきながら、お芝居の話、役者さんの話で盛り上がる熟女3人でありました。私が滅多に味わえない高級なムードも堪能しつくました。お誘いいただいたことに感謝ですm(_ _)m

観劇の感想はまたゆっくりと書きます!

09/12/24 クリスマスは家族団欒だけの日ではないはず

2009-12-24 23:58:08 | 医療・介護・福祉など

いよいよ仕事で取り組んでいる50年の年表づくりの締切りが迫り、職場を出たのが夜8時を過ぎた。夕方5時過ぎにもその時にも上智大学内のカトリック麹町聖イグナチオ教会の鐘が華々しく打ち鳴らされた。多分クリスマスイブのミサの関係ではないかと思う。

また、JR四谷駅前からは楽隊が演奏しているのが聞こえてきた。暗い中だったが若者たちの楽隊でサンタクロース風の赤い服を着た女の子も何人かいた。上智の学生さんがクリスマスイブということでやっているのかなぁと、遠目で見ながら通り過ぎ、改札へ向かった。

日本人の文化にはもともとないキリスト教がらみの行事で盛り上がることが多くなっている。何かで盛り上げて関連の商品を買わせるというマーケティング戦略が成功していることが多いようだ。日本は外来文化を取り入れることへの抵抗が少ないせいだろう。日本ほどいろいろな国の料理が美味しく食べられる国は少ないらしい。いい面と悪い面があるが、まぁいいとしよう。

小さい頃に読んだ本でサンタクロースの起源の話があった。貧しい家にキリストの生誕祭の夜に食べ物が毎年届けられるようになった。ある年、隠れて見張っていると聖ニクラウスが袋に食べ物を詰めてきて、貧しい家に配って歩いていた。そのセントニクラウスがサンタクロースになったという。

貧しい人々とともにあったキリストの生き方に学び、その教えを自ら実践するというクリスチャンの姿には敬意を表したい。
今から100年前のクリスマスイブに神戸のスラム街に棲み込み献身生活に入った若者がいた。結核を患い、残りの命をキリストのように生きようとした賀川豊彦だ。その時の経験を小説「死線を越えて」に書き、ベストセラーになった。属していた宗派からアメリカのプリンストン大学に留学させてもらった時、労働者のデモ行進に遭遇し、救貧活動だけではなく防貧活動が大事だと気がつき、帰国後は労働運動・農民運動・協同組合運動などの社会運動に力をいれるようになった。著述業から得た収入は惜しげもなくそれらの運動につぎ込んでしまったという人だ。
ノーベル平和賞に推薦されながらも1960年4月には亡くなってしまったので受賞はならず。今年になってノーベル文学賞にも推薦されていたという情報が公開された。今年は献身100年、来年は没後50年ということでスポットが当てられて、各地で記念行事が取り組まれた。
「Think Kagawa!」のサイトの12/22の記事をご紹介

まさに年越しテント村のような取組みをしている人とも重なってくる。クリスマスは世の中の恵まれない人たちのことに思いを馳せる日にもしよう。

そんなことを思って帰宅して見たTVのニュースでも、クリスマスケーキのチャリティの話題が報道されていた。
さらに、アメリカでも医療保険制度改革が上院で法案が可決されたというニュースも入ってきた。しかしながら野党共和党の反対で公的保険制度の導入は見送られたという。自己努力が足りない人は自分で責任を負うべきで社会で支えるしくみは必要ない。そういうのをつくるのはアメリカを自由主義の国から共産国にしてしまうという考え方をとる共和党。なんでも平等ということの弊害もあることは認めるが、格差を大きくしすぎることが人間の尊厳を損なうことが今ここまで明らかになっている。
そんな世の中を少しずつでも変えていく方向に向かっていることを信じて、やれることをやっていければと思う。

写真は、昨年の旅行で一番心に残ったフィレンツェのサン・マルコ修道院のフラ・アンジェリコの壁画「受胎告知」。カードを買ってきたのを携帯で撮影。けれど、レストラン「サイゼリヤ」の壁にもでっかい模造の絵があって、そこでも見ることはできるんだけど。でもやっぱり修道院の壁にあった本物の絵はやっぱり凄かった。フラ・アンジェリコの思いが伝わってきた。人間の思いを伝える芸術というものの力を痛感した思い出が甦る。聖夜の記念にアップしておこう。

09/12/23 母へのクリスマス・プレゼントに映画「ティンカー・ベルと月の石」を観る

2009-12-23 23:07:48 | 映画(映画館、DVD、TVを含む)

先週末に引越しをすませたばかりの名古屋の妹1一家がお正月には帰省しないことになり、実家の母を囲んでの親族のお正月の集いをどうするか、頭を悩ませている今日この頃。明日の24日は介護保険の認定の更新ということで市の高齢者福祉課職員が訪問調査にやってくるのだが、そちらの対応は妹2に頼んでいる。
今年の12/23の休日はちょうど水曜日なのでレディスデイだし、母へのクリスマス・プレゼント代わりに映画を一緒に観ようと誘った。土曜日にも実家に行って昼ごはんを食べてきて、お正月に映画でも観ようかという話題がでて、そこでアニメ映画がいいという話が出ていた。
「カールじいさんの空飛ぶ家」が観たいと言われたが、私はもう娘と観てしまったし、日本語版は3Dなのが母親には向かない。ディズニー映画の「ティンカー・ベルと月の石」もいいんじゃないかと提案しておいた。
残業で遅くなった昨日の夜、電話を入れたら体調もいいので行きたいと大喜びし、朝起きてから天気と体調を確認して決行することにした。めざす14:40からの回の残数をネット検索したら15!すぐにMOVIX会員カードでネット予約して、13時集合にした。

ランチを食べるデニーズの傍らの広場で地元の小学校の吹奏楽クラブがハリーポッターの音楽を演奏していた。実家のあるエリアとの文化レベルの違いに二人で感心してしまった。結局ギリギリに着席(^^ゞ

【ティンカー・ベルと月の石】
「ティンカー・ベル」シリーズは彼女がピーター・パンと出会う前の物語で4部作になるのだという。今作はその第2弾!予告編を観て映像が綺麗だし、ティンカー・ベル(愛称がティンク)がまるでピーター・パンのような服を着て冒険に出かける話のようだったので興味をひかれていた。
「MOVIE Collection」サイトの「ティンカー・ベルと月の石」のページはこちら
いくつかのサイトを見比べたが、上記のサイトのストーリーが一番正確だった。
「ピクシー・ホロウの妖精たちは、秋の到来の準備に忙しい。もの作りの妖精、ティンカー・ベルもいろいろな道具を作っていた。そんな時、ティンカー・ベルはクラリオン女王から呼び出され、魔法の力を持つ“月の石”を納める“聖なる杖”を作る任務を与えられた。月の石は、妖精の命ともいえる重要なもの。慎重に作業をしていたティンカー・ベルだったが、完成間近というところでイライラして親友テレンスと口論をしたあげく、失敗をテレンスのせいにしてしまう。そのとき、月の石が壊れてしまい……。」
前作の内容はWikipediaの「ティンカー・ベル」の項を参照するとよくわかる。

妖精たちがみな可愛いし、それぞれの仕事に励む様子もコミカルさも強調されているので微笑ましく気持ちが和らいでいい。
ティンクはもの作りが仕事で、妖精の粉の管理の仕事をするテレンスが親友なのだが、この二人の関係がまたまた可愛い。女の子と男の子とではあるが、恋愛とは違う友情というところが実に安心して見ていられるというか、小さいお子様に見せるにも良質という感じがいい。チューっとなんてやらない爽やかな親友どうしの友情がゆらいだり、結び直されたりするのが見どころなのである。

ハートウォーミングな一時間半の短めの作品で、終ってみてシアターが明るくなると小さいお子様連れの家族が大方をしめていた。やっぱりなぁだった。
私の母は、「私はこういうのがいいの」と実に満足してくれたので、誘った甲斐があったというものだ。
観たあとにアイスクリームショップでリクエストのラムレーズンを食べてもらってさらにご満悦。
駅の改札まで送って別れた。
「こういう機会もあと何回でもないと思うからまた作ってね」と言われてしまった。ハイハイ、やれる限りは調整して機会をつくっていきますよ。

写真は今回の作品のチラシ画像。封切初日に観てしまったんだよなぁ。

09/12/20 ホールケーキへの執着(笑)

2009-12-21 23:59:44 | つれづれなるままに

12月に入って娘が言ったこと。
「今月はお母さんの誕生日とクリスマスでホールケーキを2回食べられるね」
私「そこまでホールケーキ食べたいんかい?!」
娘「食べたいよ~!」

娘は小さい時にちゃんとホールケーキを買って食べさせてもらえなかったから今になっても言うのだと言い張る。
一応、生協の配達でスポンジケーキを買って、甘すぎないようにヨーグルトと缶詰の桃とかを真ん中に挟み、周囲にホイップクリームを塗ってイチゴを飾ったりということも一緒にやったのだけれど、ちゃんとしたのをケーキ屋さんで買ってもらいたかったらしい。

私の子どもの頃はホールケーキは高いからとショートケーキを家族人数分しか買ってもらえなかったのに、なんて贅沢な奴だと思ってしまう。
一方、私が小さい時にソフトクリームの大腸菌汚染問題などもあったし、娘3人に買ってやると高くつくしということで一回も食べさせてもらえなかった反動から、今ではついついソフトクリーム食べたい発作に襲われているという一面もあるのも事実。

その子その子でこだわってしまうところが違うのかと思い、ここ数年の12月にはあまり高くないホールケーキをねらって買って食べてしまっている。
先日、母娘でSATYのケーキコーナーでクリスマスケーキの予約チラシを見て、通常の時期のホールサイズのものとの価格の違いに驚いた。ケーキ屋はクリスマスケーキはちゃんと儲けているのだと納得してしまった。

そこで12/14の私の誕生日はショートケーキですませた我が家だが、クリスマス直前の日曜日の12/20が通常のホールケーキを買えるギリギリだと聞いて天邪鬼的に6号サイズを予約!誕生日のケーキということにしてしまい、プレートまでつけてもらって6つに切って3日に分けて食べることにした。
写真がそれである。名前を白く抜く方法を娘に教わって初めてトライしてみた次第。

その節約分というわけでもないが、シネコンで封切直後の「のだめカンタービレ最終楽章前編」を12/20の昼間、郵便局のバイトが終わった娘と待ち合わせして一緒に観て来た。めちゃくちゃ面白かったし、オーケストラの場面はやはり大きなシアターで観て正解だと思った。4月封切りの後編ももちろん観るつもりだ。

こんなくだらない近況報告で恐縮m(_ _)m
週末も医者通い、実家通いもあり、仕事もつんでいるので、まともな観劇の記事を書く余裕がないのです。
もう少し落ち着いたら、書きたいと思っています。

09/12/05 鎌倉散策(2)「鎌倉宮(大塔宮)」

2009-12-17 23:47:18 | おでかけ、旅行

鎌倉散策の締め括りで「鎌倉宮」を書く。
12/5の鎌倉日帰り旅行の食事編 散策編(1)「覚園寺」
鎌倉駅から「大塔宮(だいとうのみや)」行きの京浜急行バスに乗って終点で下車すると「鎌倉宮」の入り口に到着。明治天皇が大塔宮(おおとうのみや)護良親王を祀る神社の造営を命じて造られたとのこと。「大塔宮」は地名は音読み、宮号は湯桶読みなのが面白い。
Wikipediaの「鎌倉宮」の項はこちら
護良親王は父の後醍醐天皇が鎌倉幕府を倒す動きに加わるために天台座主になっていたのに還俗して戦い、建武の新政で征夷大将軍になるが足利尊氏と対立。鎌倉の東光寺に幽閉され9ヵ月後に殺された。その土牢があったところに神社を建てて祀ったわけだ。
その土牢(再現?)は二段に掘られていて柵越しに上から覗けるようになっていて、中にスポットライトが当てられている。親王はどのように幽閉生活を送ったのだろうか?食事はどのようにさせたのだろうか?私はハシゴで降りていき、食事が終ったらハシゴを引き上げてしまう仮説。紐で膳を吊るして渡したのではないかという説も出た。歴史的遺跡では想像力を膨らませてこういう話をするのが面白いのだ。

宝物館を見た時に、明治の軍人たちが多く参拝にきていることがうかがわれ、護良親王を祀った時代的な意味がなるほどとわかった。
楠正成や北畠親房とともに「太平記」の英雄らしいが、私はあまり護良親王に関心はなかった。ただ、父方が新田義貞の家臣の末裔なので、少々この時代には関心を持っている。妹1のツレアイくんの実家のある福島県霊山町は北畠顕家の家臣の末裔の地ということで、不思議な縁が結婚式でわかって驚いたものだ。向こうのお父さんが「北畠公が・・・・・・」としゃべるときは居ずまいを正していたのにもびっくりしたっけ。

また、この境内にオガタマの木があって、初めて見た。天岩戸の前でアメノウズメが持って踊ったのは鈴ではなくて、この木の枝だったといい、だから神社に植えられるのかと納得。

さて、この写真の獅子頭をお土産にしっかり買ってきた。護良親王が兜のなかに忍ばせて自身の無事を祈ったお守りからきているという。
一緒に行ったお仲間全員が買ったくらい、なかなかいい感じなのである。小サイズで紐の色が2色で組み合わされた1800円の夫婦獅子を買ったのは一人。あとの4人はこの1200円の中サイズをお買い上げ。

帰宅したら傘から紅葉の葉が玄関に落ちていた。落ち葉が濡れた傘の生地にくっついて鎌倉から連れて帰ってきたらしい(^^ゞ

09/12/14 Happy birthday to me (^^ゞ 皆様に感謝m(_ _)m

2009-12-14 23:59:13 | つれづれなるままに

本日、50歳の誕生日を迎えた。
誕生日を祝うコメントをこちらのブログへのコメントやミクシイメッセージでもいただいて、嬉しく有難く思った。
さらにマンションの集合ポストから夕刊紙やらDMと一緒に2通もお祝いのハガキやクリスマスカードが届いていたのもうれしい。
そうそう一番早かったのは携帯メールに届いたお祝いメール。超短かったけど(笑)

先にこちらの記事で御礼申し上げます。
皆様の温かいお気持ちを励ましとしっかり受け止めて、人生を折り返したつもりでやれることをやっていこうと思っています。
そして、今後ともよろしくお願い申し上げます。

さて、親きょうだいとの誕生日をめぐるやりとりは様子が大きく違う。以下、ギャップをお楽しみください(笑)
1)実家の母親に仕事から帰って夕食を食べてから電話を入れてみる。
私「今日は何の日でしょう?」
母「?あ、あ~!さっき○ちゃん(=妹1)と話してたよ。誕生日おめでとう。」
私「(親きょうだいの)誰からも電話こないし、みんな薄情だよ~」
母「薄情なのはどっちよ。昨日の日曜日も誰からも電話かかってこないし、日曜日が一番さびしいんだからね」(後略)
やぶへびになってしまった(^^ゞ
2)妹2とは昨晩電話で話したので妹1に続けて電話を入れる。
私「今日は何の日でしょう?」
妹1「知ってるけど、お姉ちゃん、もう嬉しくもないでしょう?」
私「だからって今年は大きな区切りの50歳なんだよ」
妹1「まぁねぇ」(後略)
今度の土曜日に新居への引越しを控えているのでそれどころではないらしい。いろいろと予定が後ろにずれこんでしまって、正月もこちらに帰ってこないという話も出て、私はガッカリ。そこでお祝いを上げようと思っていたのだが、こちらからやはり出かけていく機会をつくらなくてはならないかも・・・・・・。

(12/15写真追加)四谷外濠公園の山茶花

09/12/05 鎌倉の「覚園寺」は予想以上の見ごたえあり!

2009-12-13 23:58:32 | おでかけ、旅行

12/5の鎌倉日帰り旅行の食事編を先にアップしていたが、メインの散策部分をまず「覚園寺」から書こう。
Wikipediaの「覚園寺」の項はこちら
参拝は自由にできず、定められた時間に集合して寺側の案内者の先導で拝観することになっていて、午後1時の拝観案内に間に合うようにかけつける。ランチが盛り上がりすぎて、門の前の石段を駆け上がるハメになったらちょっときつかった(^^ゞ
集合場所の愛染堂から拝観開始。これ以降の写真撮影も禁止ということで、写真はその前に撮ったもののみ。この一枚などは雨の中の紅葉の美しさを少しは感じていただけると思う。

鎌倉幕府2代執権北条義時が建立した大倉薬師堂が覚園寺の起源とされ、北条家の代々によって大事にされたという。その後、鎌倉幕府を倒した後醍醐天皇や足利尊氏も手厚い扱いをしたというのは、北条氏の恨みを封じ込めるために祀ったに違いない。
時代による栄枯盛衰によりまとまって同じ時代の建物や仏像が残っているのではなく、いろいろと移築されたり仏像も移されてきたりで今の状態になっているらしいが、それでもかなり見ごたえのある仏像がたくさんあって、仏像鑑賞が大好きな私にとっては実に興味深く拝観させていただいた。
1)愛染堂
明治初年に廃仏毀釈で廃寺となった大楽寺に所属していた堂が移築されたという。本尊の木造愛染明王坐像、木造阿閦(あしゅく)如来坐像と珍しいという鉄造の不動明王坐像といういずれも鎌倉時代の仏像あり。

2)本堂(薬師堂)
茅葺きのお堂というのは初めて見た。覚園寺は禅宗寺院ではないのに建築様式が中国の宋時代の禅寺風で花頭窓があったりするのは当時の流行だからというのが面白い。今現存するこの本堂は足利尊氏によって再建、改築修理をしているということだが、天井の梁の下面には尊氏自筆の銘が残っていて、そこも説明の上で懐中電灯で見せてくれる。長い銘文だが、本人自筆は尊氏の二文字らしい(^^ゞ
本尊薬師如来と脇侍の日光・月光菩薩の三尊像がいずれも坐像で予想以上に大きく、お顔の表情がそれぞれにいいので大満足だった。薬師如来の薬壺の持ち方が珍しいらしい。左右に六体ずつ十二神将像がそれぞれの干支の札とともにあって、生れ年の像を拝むといいようだ。また移されてきた阿弥陀如来坐像を鎌倉に住んだ川端康成が愛したということで、その柔らかな表情に孤独な作家が安らぎを感じたのがわかる気がした。
またこのお堂の前にそびえ立つイヌマキの巨木は創建当時からのものとのことで樹齢約800年という。槙の木というのも初めて見たが、古い大木のもつ重厚感で近くで見て圧倒される。

3)地蔵堂
愛染堂背後にある小さいお堂。本尊は黒地蔵の通称がある木造地蔵菩薩立像。地獄の中で業火の地獄の獄卒に代わって火焚きをして自分に炎を向けることで亡者の苦しみを和らげた為、焼け焦げているという言い伝えあり。

残念ながらこの日は途中から雨になってしまったので、境内の中の鎌倉名物のやぐら(岩倉からきている言葉という)の中にある「十三仏」見学はとりやめになった。足場が悪くて滑って危ないからだという。この回の参加者は何十人もいてゾロゾロと大人数で歩き回り、一人の方が階段部分で滑って転んでいたくらいなので仕方がないと思った。朝から雨だと拝観も中止になってしまうので、私たちはラッキーだったのだとつくづく思った。

「十三仏」参りというのが鎌倉ではあって、巡礼の札所めぐりのようにお参りするとご利益があるらしい。それを一箇所でお参りできるようにと、境内の中のやぐらの中に「十三仏」を置いてつくったらしい。その「十三仏」を黒い地に金の色で線描した絵図が2000円で売られていたが、買っても飾れないしで買わなかった。黒に金は私が一番好きな色の組合せなのでちょっと引きつけられたが理性で制御!
その中に阿閦(あしゅく)如来もいたので、初めて名前を知った仏様だがようやく親しみを感じることができた。
Wikipediaの「十三仏」の項はこちら

今回の散策で、「十三仏」も見逃したし、もう一度くらいじっくり仏像を見たいので、お庭の見物にいいという梅の季節と紫陽花の季節のうち、梅の見ごろのころということで3月2週くらいにと話がまとまってしまった。
午後2時の回の方は参拝者が十人くらいで少なかったので、次回はその辺りの時間をねらうことになりそうだ。

「鎌倉宮」はまた別途書こうと思う。

09/12/12 三十万アクセスの御礼+誕生日が近づく!

2009-12-12 23:59:21 | つれづれなるままに

12/12のいずれかの時間に30万アクセスを超えたようです。皆様のご訪問に厚く御礼申し上げますm(_ _)m
今月の予定の記事でも書きましたが、仕事の方であるテーマで50年の年表をつくるというがけっこう根気のいる詰めた作業に取り組んでいます。自分で仕事上のライフワークのテーマとしていることなので、当然かなり気合を入れてやっています。帰宅してからは疲れてしまってPCを開けるのもおっくうでなかなかブログをアップする余裕がない状態が続いています。
先日はその疲れからか、胃腸がおかしくなって大変で、お腹に電気アンカを乗せて寝て翌日もフレックスのコアタイムに間に合うかどうかという感じで滑り込みました。渋谷からこの作業のために四谷に回ってきて一緒に作業をしている方が来る日はやはり休めません。

それとこのPCもキーボードの具合がここの所よくなくて、立ち上げてしばらくは打っても出てこない文字が多数あり、その段階でやめてしまうという感じです。
本当はそろそろデスクトップ型PCに買い換えたいのです。年末一時金も10日に無事に出たけれどが、それを考えるのも気力が湧かない状況。

今日は今日で娘の通院で赤羽と大宮の2箇所をハシゴして大疲労。天気がよいので急遽毛布を洗濯して遅くなり、先に一人で行ってと頼んでも「それなら行かない」とか言い出すし......。
気力体力と相談しながらのマイペースでブログの方も頑張りたいと思っています。
どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

以下、いつもの「である調」に戻す。
そして、12/14の討入りの日=私の誕生日が近づいている。50歳を迎えてしまうのだが、「ついにか!」という思いが強い。そういう時期に50年の歴史をまとめる仕事をしているということもまた感慨深いが・・・・・・。
「人生五十年・・・・・」という時代ではないが、やはり一区切りという気がする。ちょっと生きるのに飽きたり疲れたりしている気もする。
そういう時に「人生はもともと苦しいもの」という仏教的な考え方をすると開き直れる気がしている。そうして開き直って生きている間はやれることをやっていくしかないようだ。明日は急遽、前進座の「法然と親鸞」を観に行く予定。

写真は昨年の旅行の写真。ローマのヴェネツィア広場のヴィットリオ・エマニュエル二世記念堂からの眺望。手前のはっきりわかる丸屋根の奥に小さ~く見えるのがバチカンのサン・ピエトロ大聖堂のはず。
私にとっては仏教もキリスト教も面白くて仕方がない。最近話題の『聖☆おにいさん』ももちろん4巻とも読んでいる(笑)

09/12/05 鎌倉ランチでミニミニ同窓会

2009-12-08 23:59:43 | おでかけ、旅行

与野のマンションに引っ越してきてから、女子高時代の友人とのランチ会に参加する機会が増えた。さらにUさんが鎌倉在住になっているので、鎌倉散策とランチを組み合わせる企画も増えた。湘南新宿ラインでラクラクに行けるのも便利。
その上に日本史専攻の玲小姐さんが幹事で鎌倉の史跡めぐりをするにも解説つきだし、Uさんがお洒落なランチやお茶休憩のお店を探しておいてくれるので、実に充実の企画となる。

8/29の鎌倉散策の後で、新聞の切り抜き整理をしていた時に「鎌倉のおすすめの仏像」というような記事があり、ベスト1の鎌倉大仏、2位の長谷観音は観ているのに、3位の覚園寺薬師三尊が未見で、なかなか見ごたえのありそうな様子に心を動かされていた。そこで玲小姐さんにリクエストしたところ、鎌倉の紅葉が見ごろになる12月初頭ということで企画してもらった。

残念ながら途中から雨になってしまったのが残念だったが、今回の参加者はJR大宮集合が3人(玲小姐さん・北西のキティさん・私)と新宿からSさん、大船でUさんが合流して5人になった。

鎌倉駅から京浜急行バスに乗って「大塔宮」で下車し、10分くらい歩く。
今回のランチは「ラ・ポルタ(LA PORTA)」。隠れ家的レストランが流行りということだが、まさにそんな感じのお店だった。5人で予約してあったので個室的な一角に通してもらい、ゆっくりとできてよかった。
前菜と主菜が選べてフォカッチャなどのパンがつき、デザートと食後の飲み物つきで2300円のコースを選ぶ。5人もいるので違った料理を選ぶとそれぞれの違いも楽しめてよかった。盛り付けの綺麗なプレートをデジカメで撮影したりするのも楽しかったし(笑)
今日の前菜の盛り合わせ(写真参照)→藤沢産みやじ豚肉のローストが美味しかった。パンもお替りさせてもらったし、話も盛り上がって危うく覚園寺のお坊さんの解説付き拝観時間に遅れるところだった。

その覚園寺と鎌倉宮の散策はまた別記事にするが、雨の中ではあったが紅葉が実に綺麗だったし、史跡としても見ごたえがあって充実した時間を過ごせて大満足!!

前回の散策後、鎌倉駅の近くでカキ氷が美味しかった「納言志るこ店」へ。お汁粉を今度こそ食べようということだ。
粒餡の田舎しるこを全員が頼んだ(^^ゞ冷たい雨が降る一日だったが、温かいお汁粉と御餅でおなかがいっぱいになったらあったかくなった。
あまりの今日の覚園寺と「ラ・ポルタ」がよかったので、また来ようという企画が持ち上がってしまう。受験生の母が2人いるし、梅の見ごろのころということで3月2週くらいにと話がまとまる。すごいねぇ。

お土産をゆっくり買って帰る3人が残って散会。Sさんの娘さんのリクエスト「鎌倉カスター」を私も3種類を1個ずつ買って帰り、娘と半分ずつ食べたが、美味しかった~。