ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

11/03/31 被災者支援活動へのカンパ(1)AMDAの被災地診療活動

2011-03-31 23:51:22 | 住まい・地域を考える
喘息で身体を使うボランティアには不向きな私。物資提供とともに取り組んでいるのが被災者支援活動へのカンパ。被災者の皆さんへの募金も大事なことだと思うが、本来的には「社会連帯」として税金による再分配としての措置をきちんととってもらうことだと考えている。
「自分が動けない代わりにより一歩前へ出る気持ちの募金」ということで、被災者支援活動に取り組んでいるNGOやNPOの中で具体的な活動に賛同し応援したいと思ったところへのカンパを優先。いくつかの団体へのカンパを送金したので、それを順々にご紹介していきたい。

いち早く目にとまったのはブログのお仲間の恭穂さんの記事で紹介されていたAMDA。
アムダの公式サイトはこちら
「25周年記念 AMDAの軌跡」のところには、「1984年に岡山市に設立されたAMDAは、2009年に25周年を迎えました。「困った時はお互いさま」をモットーに、紛争による難民や災害による被災者に対する緊急救援活動を50カ国、120件実施してきました。」とあった。今回の東日本大震災でも、直後から被災地での診療活動を行っている。
活動の様子は上記のサイトに頻繁に記事アップされている。
これはもう絶対に応援させていただこうと即決。郵便局で振り込んできた3団体のまず一番目にご紹介させていただいた。


11/03/30 被災者への物資提供活動のその後の情報に嬉しくなる

2011-03-30 23:59:38 | 住まい・地域を考える

北浦和のLO&PE365というグループの物資提供活動に賛同して、私も自転車で2回ほど届けにいってきた。その後の様子をHP「LO&PE365」で確認させていただいて得た情報を下記に転載で紹介させていただく。地域の女性が中心になったボランティア活動のイメージをもっていただきやすいと思う。

3月26・27日に集めた支援物資は段ボール300個ほどになりました。
ありがとうございます!
これらの物資は今週の木曜日に浦和バプテスト教会の東北に向かうトラックに積む予定です。
日々変わる状況の中、できることを探して行動に移していけたらと思います!(被災地も日々必要な物が変わるそうです。)
①皆様の義援金の行き先
LO&PE365の物資回収で集めた義援金は今のところ13万円ほどです。
☆3/20
(株)関根エンタープライズさんに44,000円(ガソリン代など)
第一便2t×三回
東北・石巻方面
☆3/24
浦和バプテスト教会さんに30,000円
段ボール180個
東北・仙台・若林、宮城・石巻、とめ等
☆3/27
ランドセルプロジェクト
20,000円
ピンポイントで送る為、送料代を一部担いました。
今回、128個のランドセルが仙台市立高森中学校に出発しました!
教育委員会を通して宮城県内の小学生に渡ります!
☆3/29
釜石の被災地へ。
お友達が今週現地に入るとのこと。
お家がすべて流された地区にご両親が住んでいます。ご健在です。
30,000円
今のところ以上です。
②北浦和東口の周辺でLO&PE365が活動できる場所を探しています。
現在まで使わせてもらっていたオレンジブロッサムの横は4/3までとなりました。
現在、仕分けた物資はオガワインテリアさんの二階事務所をお借りしています。
ご縁のある方、ご一報をお願いします!
③「商店元気情報局」というコミュニティが始まりました!(浦和の商店&街を活気付けたい想いから。)
ご商売をされている方、個人の方、停電中はこんなアイデアで対応しています!など情報をお願いします!
LO&PE365ロープでは、ソックモンキーのプロジェクトを進めています!
今日もたくさんのソックモンキーが完成しました!いろんな話をしながらのこの時間も大切にしていきます!

私も物資提供に行った際に、仕分け活動などのお手伝いができないので些少ですがとカンパをさせていただいた。そのお金をどのように使ったのご報告があったのも嬉しかった。

11/03/30 地元自治体の救援物資募集活動の様子

2011-03-30 23:48:50 | 住まい・地域を考える
北浦和のLO&PE365というグループのHPで、私の住んでいるさいたま市でも救援物資の受付と被災地へ届ける活動が取り組まれていることも教えてもらった。ところが我が家から遠い三橋総合公園体育館一箇所での受付だったため、LO&PE365さんに2回目も物資をお届けした。→その後の情報は次の記事で書かせていただく。
関連ということで、地元自治体さいたま市と埼玉県の救援物資募集活動の様子もご紹介しておきたい。いずれもいったん締め切りとなっている。なかなか機動性の発揮というのは難しいことがよくわかる。

1)さいたま市:「市民の皆さんからの救援物資を仙台市に届けました」
救援物資の募集及び災害ボランティアの活動について以下のとおりご報告します。
市民の皆さん、ご協力ありがとうございました。
 さいたま市では、平成23年3月18日から24日までの7日間、三橋総合公園体育館にて、東北地方太平洋沖地震被災地への救援物資の受付を行い、救援物資受付窓口に2,794人(企業を含む)の方からお届けをいただきました。
 多くの皆さんのご協力をいただき、誠にありがとうございました。
 また、物資の整理や仕分け作業等にご協力いただきました多くのボランティアの皆さん、誠にありがとうございました。皆さんのお力により、8日間にわたる救援物資の受け入れを行うことができました。
 心より感謝申し上げます。
詳細は、さいたま市のWebサイトこちらの記事へ。集まった物資の明細やボランティア活動の様子も写真付きで紹介されている。

2)埼玉県
以下は、埼玉県ホームページ支援物資に関する記事からのコピペ。同じ行政の記事アップでも書き方によってずいぶん違うものだと痛感!
「個人の提供者さまへ(救援物資の受付を一時停止しました)」
 被災地への救援物資の受付は、3月28日(月曜日)をもって一時停止いたしました。
 皆様からのご厚意により、多くの救援物資が集まりました。温かいお心遣いに心から感謝いたします。
 すでに受け付けた救援物資については、順次、被災地へお送りしていますが、予想を超える物資が届けられたことから、輸送計画も数週間先まで決まっている状況です。
 そこで、県といたしましては、3月28日(月曜日)をもって、受付を一時停止させていただきました。すでにいただいた救援物資は、順次被災地にお届けしています。
 今後、避難生活が長期化する中で、支援の形も変わってまいります。
 引き続き、このホームページで新たな情報を発信します。皆様のご協力をお願いいたします。
お問い合わせ先
 埼玉県災害対策本部(救援物資担当)
 電話:048-830-3184
 午前8時30分~午後5時

さきほど北本の妹2から物資提供をしたいけれど、どこにもって行けばいいのと質問されてしまった。ネットで検索をしてみてごらんと答えたが、なかなか難しい。口コミネットワークもやっぱり大事だと痛感した。

11/03/16 井上ひさし追悼ファイナル公演「日本人のへそ」観劇企画を決行!

2011-03-29 23:48:21 | 観劇

東日本大震災は日本の演劇界にも激震を走らせた。影響を受けたエリアの劇場の当日や翌日の公演は中止となり、その後も大きな影響が出ている。
当初12日の夜の部で観る予定にしていたNODA・MAP「南へ」も中止となり、28日に当日券で観てきた。先に16日の夜の部で職場の観劇企画を決行した時のご報告からアップしたい。
余裕があまりないのと、職場の皆さん向けに書いた緊迫感もわかっていただけるように、労組の電子掲示板に掲載された報告書よりほぼ抜粋の形にさせていただく。

【日本人のへそ】
こまつ座第九十三回公演
 テレビ朝日共同主催・Bunkamura提携
井上ひさし・作 栗山民也・演出
小曽根真・音楽 謝珠栄・振付
冒頭の写真は、縦に開く今回の公演のチラシの内側のデザイン。

<観劇企画のご報告 井上音楽劇の原点『日本人のへそ』>
1.実施方法
渋谷東急Bunkamuraシアターコクーン公演を3/16(水)夜の部で観劇。終演後、感想会も実施した。
2.企画について
お正月の国立劇場歌舞伎公演の観劇企画を参加者に喜んでいただき、今回は8人参加で企画。ところが3/11の東北関東大震災で状況が一変した。物流関係の方から「泊まり込み体制になっていてとても行けそうにない。代わりにどなたか観てください」というメールを皮切りに、「○○の物流センターに徹夜の応援要請を受けた」「計画停電の混乱で電車が動いていない区間なので出勤できない」と連絡がきて幹事は大混乱。
影響のあるエリアの演劇興行は、国立劇場が3月の公演は全て中止となったが、商業演劇全般は震災当日と翌日の公演は中止になったものの以降の公演は続行されている。こまつ座も同様だが、相談しようにもいつもの営業部と電話がつながらずにどうしようかと逡巡。こういう時だからと何事も禁欲的になるのは違うと判断し、代わりに観てくれる方を探して企画を成立させる努力をしようと決断した。その結果、ぎりぎりの時間にピンチヒッターのお二人を含めて5人でなんとか労組の自主交流企画として成立。
終演後、食事をしながら交流し、初めての顔合わせという同士も含め演劇鑑賞歴の長短はあるものの、演劇という文化のもつ力をあらためて認識できる機会となったと思う。
3.参加 5名
4.感想(5名全員分の中から私の分だけ以下に抜粋)
1969年という70年安保で世の中が高揚した時代、井上ひさしが34歳で舞台用の戯曲を初めて書いたのがこの作品。井上作品は初期のものから音楽という要素が重視されている。生前最後の作品となった「組曲 虐殺」(小林多喜二の評伝劇)でジャズピアニストの小曽根 真が初めて作曲・演奏で組んだが、今回の「日本人のへそ」再演は小曽根が全曲を書き下ろした話題の舞台だった。
私はこの戯曲をかなり以前に読んでいる。初期の作品は猥雑なストーリーをものすごいテンポで展開していくものが多く、近年は蜷川幸雄も好んで演出しているくらいだが、この作品もストリッパーが主人公ということで妙に納得した記憶がある。栗山民也演出の今回の舞台は、小曽根 真の起用や日本の演劇界から幅広く実力魅力のあるキャスティングで贅沢な舞台になることは予想していたが、一幕から三幕までワクワクさせられっぱなしだった。いつもながら、井上ひさし戯曲の言葉を最大限に活かしきる舞台になっていて、実に満足した。
先月は同じシアターコクーンで三島由紀夫の対になった戯曲の二本立て「ミシマダブル」を観た。三島という人間は大嫌いだが、戯曲の素晴らしさは痛感したところだった。日本の現代演劇の二大作家が井上、三島であり、価値観は正反対の人間が作品としてはそれぞれが素晴らしいというのがまた実に興味深い。人間というものの奥深いところだと思う。
人間というものは愚かなところも素晴らしいところも多面的な存在であるということに、近年になって気が付いて人生がより深く味わえるようになったと思う。私にとってそのための重要なツールが演劇なのだ。職場のお仲間とまた何か機会をつくってご一緒させていただけると有難いと思う。

今回の報告書は「企画について」という部分をあえて加えた。その中にもあるように、流通業関係の職場でもあり、震災直後から職場全体は臨戦態勢となった。その中であえて観劇の企画を中止せず、観に行ける人をまとめて決行したという気持ちをわかっていただきたかったからだ。日頃お世話になっているこまつ座さんとの関係もあるが、こういう事態の中で禁欲的にすべてを自粛するムードに染まる必要はないのだと胸を張りたかった!
震災直後から、私の資料室の業務として「阪神・淡路大震災の時の対応」「チェルノブイリ原発事故の時の対応」等についての当時の資料の問い合わせが相次ぎ、後方支援をつとめている。
持ち場持ち場で役割を果たすこと、身体が動く人は現地支援にも行くこと、私のように持病もちは皆さんの足を引っ張らないこと、地域のボランティアへの協力、募金への参加、等々、被災地の皆さんに気持ちは寄り添いながら支援のあり方は多様でいいのだと思う。
私も無理せずに自分でやれることをやり続けていくつもり。

11/03/26 物資提供ボランティア後、演舞場千穐楽、オフ会

2011-03-27 23:59:23 | 住まい・地域を考える

先日来、こちらでご紹介している北浦和のボランティアグループへの被災地への物資提供ボランティア情報を女子高時代のお仲間のうち浦和近辺のメンバーに転送して呼びかけたところ、お一人から川口市の物資受付の方に持っていってくれるとメールがきた。もうお一人とは北浦和でお茶くらいできるようになり、朝から用意していると叔母さんが亡くなったとかで残念ながらまたの機会ということになった。それにしても情報提供にさっそく二人も反応してくれて嬉しいことだった。
私は昼寝をしたら寝過ごしてしまい、14時ぎりぎりに自転車ですっとんで行き、ダウンジャケットとフリースケット、タオルなどを届けてきた。ネイルスクールの横に確保したスペースで仕分け作業をしているようで、皆さんせっせと作業中。その作業のボランティアの姿に頭が下がる。

すぐにとってかえして、新橋演舞場に千穐楽夜の部の観劇へ。玲小姐さんと待ち合わせし、さちぎくさんと並んで観劇。終演後は久しぶりにyukariさんとそのお友だちとご一緒して総勢5人。デニーズでオフ会となった。さすがに節電ということで夜10時で閉店ということでさっさと食べてぎゅぎゅっと濃密におしゃべり。4人がサーロインステーキ単品というのが実に元気だ(笑)といってもたいしたボリュームじゃないし、ポテトもついているのでパンや御飯がいらないのでちょうどよかった。
yukariさんにあけみちゃんさんをご紹介いただき、さっそくマイミクになっていただいた。
皆様、楽しい時間を有難うございましたm(_ _)m

翌日27日は一日家にこもって家を片付けた。娘のいない間に部屋の散らかり放題の本をペットボトルのダンボール箱を半分に切ったものに詰めてベッド下に入れてしまう作業を断行。なぜ私がやっているのかというと、電子辞書を探すため!
伯母の家に疎開した娘は壊れかけたノートPCを持っていったのだが、伯母のマンションにはインターネットできるようになっていなかったため、何もすることがないので、英語の勉強を始めたいと言ってきたのだった。

私は昔からきちんと勉強する時は、英和中辞典を使えと言って、革装の辞書まで買ってやったのに、ちゃんと使ってくれず、安易に電子辞書を使うのが気に入らなかった。しかしながら、両方送ってやろうと電子辞書を一日かけて探したが見つからない。
文法の参考書と英検のテキスト等と一緒に英和辞典、和英辞典をリクエストのあった花粉症の目薬とともに送る準備を整えた。あと欲しいものを急いで考えてもらっているところ。
なんだかんだと娘へも必要物資を送るボランティアをやってしまったようなものだ。

夜はうちの母娘が大好きなTVドラマ「金八先生ファイナル」を録画しながらも見て、画面の中の人物と一緒に泣く。最後はNHK「蒼穹の昴」最終回にしたが、こっちは泣けない展開。2本立てのようなもの(笑)
(3/28追記)
娘への荷物は、追加としてルーズリーフのバインダーと何冊かの本と葉酸の小瓶、ビタミンBとCの錠剤を小袋につめたもの等を入れて、生協の産直みかんの2㎏の空き箱につめ、セブンイレブンで宅配便で出してきた。ちゃんと勉強が続くように祈ってみよう!

11/03/25 福島原発事故、これからをどう考えるか

2011-03-25 23:59:39 | 住まい・地域を考える
私は基本的には脱原発の立場にたっていると先日も書いている。アメリカのスリーマイル島の原発事故、ソ連のチェルノブイリ原発の事故からずいぶんと年月が経過し、世界的な関心も地球温暖化の問題の方にシフトして、原発がクリーンエネルギーとして見直され、先の事故で原発推進に慎重になっていたヨーロッパまで推進の方に向いていた矢先に今回の福島原発の事故が起きた。

大体、アメリカのゴア元副大統領が地球温暖化対策を訴えて世界を駆け巡っていた時に、その資金源として原発産業界のお金が使われているというのは知る人ぞ知ることだったわけだ。
今回の事故であらためて認識したのは、日本がいつの間にか世界で第2位という原発の数をもっているということ。原発の安全神話が作られて、日本の中の経済格差で弱い方の地方に多額の補助金と引き換えにどんどん作られてしまった。
そうなるとその電力をどんどん使ってほしいわけで、エコロジーでエコノミーな生活のためにもオール電化住宅が推奨され、かなりな戸数になっているようだ。
今回の原発事故は、このようなエネルギー政策を世界的に見直すきっかけになっているようだ。事故対策への世界各国からの支援も有難いが、人道的支援とともに、各国での原発推進にあまり水を差されたくないという思惑も一定あるように感じてしまう。
現状は、そのまま受け入れるしかないだろう。最大限の対策をうつしかないし、いたずらに不安になってパニックになるのも違う。冷静に無理しないでできる範囲のことをするしかない。
私ももう50歳を過ぎ、これからガンになる確率が少々増えてもそれはもうそのまま受け入れようと思っている。ここまで原発が増えるのを黙認してしまった責任をとろう。昔の私だったら反原発の自分まで巻き込まれる理不尽さに怒りの感情が抑えきれなかったかもしれない。しかしながら、国のエネルギー政策を動かすような世論までつくれなかったのだから、悔しいことは悔しいが受けとめるしかないと思うようになった。健康への悪影響がすぐに表れずに、長い時間をかけた人体実験の一人になることも甘受しようと思っている。

しかしながら、今後はエネルギー政策を転換していって欲しいと思っている。人間ごときが原子力を制御できると考えていたことの傲慢さを思い知らされた事故だったと思う。今ある原発からの依存を少しずつ脱却し、原発以外の自然エネルギーによる発電をどんどん実用化して進めていって欲しい。
さらには電気を浪費する産業のスタイル、生活スタイルの両方を見直すことだと思う。家庭や職場のエコ温度設定とか言っておいて、日本中にあふれる自動販売機をそのままにするなんておかしいと思っていた。自販機がないと困る自販機設置者や清涼飲料メーカーに少し補助金を出してもいいから自販機をなくすとか、思い切った政策をとって欲しい。政策の見直しで痛みがあるところには脱却のための補助金ということも必要だ。これは禁煙治療でニコチンを少しずつ減らすというやり方に似ているが、こういう進め方も大事だと思う。

それと、オール電化の家に今からガスを引くのも大変だろうから、太陽光発電をつけてもらうのを推奨し、補助金を出したらいいと思うのだが、いかがだろうか?

そのようにして原発から少しずつ脱却していくことで、子どもや孫たちの世代に放射能汚染の危険がある社会を長く残さないようにしたいと考えている。

以下は、友人HAOWちゃんの原発情報の転載の続編。

【転載歓迎】
(これをご覧になられた方へお願いがあります。あなたの家族や友達など大切な人に伝えて頂けないでしょうか?このバトンが日本中に回ることを期待しています)
小出裕章さん【原子力の専門家が原発に反対するわけ】
http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk
2011年3月20日に行われた小出裕章さん(京都大学原子炉実験所 助教)の講演です。小出さんは原子力の研究者という立場から、原子力の危険について、40年以上に渡り警鐘を鳴らし続けて来られました。その警鐘空しく、私たちは東日本大震­災で福島原発の大事故を招いてしまいました。今も現場では作業員の方々が命がけで復旧に取り組んでおられますが、まだまだ予断を許さない状況が続いています。空や海に広がる­放射能の影響も心配です。 
この苦しい経験から私たちは学ばなければいけません。同じ過ちを繰り返さないように。子供たちに安心して暮らせる世界を残せるように。この地球に生きるすべての人に届けた­い。隠される原子力・核の真実。あなたの大切な人に伝えてください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
PS.こちらもおススメです↓
なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち〜
http://video.google.com/videoplay?docid=2967840354475600719#
「一人一人が動くことでしか変えられない。自分が変わることからすべてが始まるのだと感じます。」
上記はHAOWちゃんの言葉だが、まさに同感!!

11/03/23 北浦和物資提供ボランティア活動の続報(品目変更あり)

2011-03-23 23:54:57 | 住まい・地域を考える
3/18付けと、3/20付けの記事で救援物資提供の北浦和のボランティアグループに物資を届けたことを書かせていただいた。本日、その続報のメールが友人からきた。
その後の状況をわかっていただきたいということもあり、以下、転送の形でご紹介させていただく。

前回急に受け取りが中止になってしまったので、まだお手元にまとめた荷物があります~というかたもいらっしゃるかもしれませんね。災害地に直接運びこんでくださるトラックだそうです。すぐに役立てていただけることが嬉しいですね。よろしくお願いします。

こんにちは!
地域の皆さんの力を感じています。
前回東北へ向けた物資は段ボール300個ほどでした。現在LO&PE365(ロープ)で預かっている物資は段ボール170個ほど。
行き先が決まりました。前回と別のルートです。浦和バプテスト教会のトラックです。(教会は三回現地に入っており、四回目に加えてもらいます)
金曜日までにはオレンジブロッサムの横が空になるので、今週末(3月26日&27日)に物資受付を再開したいと思います。
【受付物資】←その後のHPで品目変更あり!
粉ミルク(0-6ヵ月用)・スリッパ・紙皿・紙コップ・プラスチック皿・割り箸・文房具
水・食料(長期保存可&手軽にできるもの)・調味料・生活用品(衛生品、医薬品)・ハブラシ・赤ちゃん用品・粉ミルク・オムツ(ベビー&大人)・子供衣料・運動靴(全てのサイズ)・靴下・防寒着・ダウンジャケット・フリース・ホッカイロ・タオル・新しい下着・防寒具・毛布など。
※お手数ですが、仕分作業短縮の為、「タオル」などは箱からだして下さい。
また、今必要でないものはお持ち帰りいただく場合があります。ご了承下さい。
【受付できない物資】←その後のHPで品目変更あり!
スーツ・Yシャツ・おしゃれ着・家庭で使わないキッチン用品・婦人おしゃれコート・かばん・本・おもちゃ・敷き布団など。
また被災地へ向けてのメッセージなどもとても嬉しいそうです!
ご家庭で準備していただけたらと思います。
また友人へ転送する場合、その後の情報も責任もって回して下さるようご理解ご協力お願いします!
LO&PE365

受け付け日時は3/26(土)、27(日)で、受付時間 10:00~14:00
※雨天、また、26日(土)の物資の集荷状況により、27日(日)は中止
以前お知らせしましたこのグループさんのHPでご確認くださいませ。
災害に遇われた方へのメッセージも募集しています。という情報が新たに追加されています。

「受付できない物資」という例示まであるのがいい。普通のバザーの延長線上で集まってしまったのかもしれない。私がお届けした絵本・児童書はあくまでもスーパーアリーナに避難している方々向けだった。東北の避難所向け物資にはまだそういう余裕はないのだろうと理解。

今回は、お正月の福袋で買ってほとんど手を通さないままタンスに眠っているチャンピオンマークの黒の長めのダウンジャケットを持っていこうと思いついた!
あとは娘が袋に詰め放題で買ってきている使い捨てカイロミニがたくさんあるのだが、有効期限切ればかり。使えるか実験して大丈夫だったらその旨を書いて貼ってもっていこうかどうしようか、悩み中・・・・・・。
→(3/25追記)実験しました。2種類あるうち1社の方はほとんど温かくならないし、もう1社のは最初は熱くなるが、持続時間が短すぎる。ハイ、やめときます!

11/03/21 計画停電のなかった3連休、実家に2回顔を出す

2011-03-22 23:48:46 | 医療・介護・福祉など

もともとは名古屋の妹1が帰省してくるかもということで土日の予定を空けていたお彼岸の3連休だったが、この震災で妹1の帰省は延期。オツレアイが実家の母に名古屋にしばらくこないかと声をかけてくれたのだが、気持ちだけ受けて断ったという。1週間くらい遊びにいくのならいいのだが、長逗留になると介護保険で利用している通所リハビリの枠などがなくなってしまうのだ。
さらに千葉に住んでいたオツレアイの親戚が名古屋のウイークリーマンションに避難してきたという。ライフラインが復旧するまでの逗留だ。そんなにおつきあいのある親戚ではなく、先方も先に探した大阪や京都のウイークリーマンションが既にいっぱいなので名古屋に来たらしい。そうはいっても少しはお世話しないといけないんじゃないかなぁとのこと。
北本の妹2は週3回の人工透析がかかせない。震災直後はクリニックの設備も使えなくなり、復旧するまで2日間も待ち、定曜日で再開しても計画停電によって開始時刻や受けられる時間がコロコロ変わってしまい、大変苦戦しているようだ。

そうなると私が実家の母のフォローを頑張らないといけない。まぁ、精神不安定の娘が先に伯母さんの家に疎開していて私は気楽だし、と少しは頑張っている。ソフトバンクの携帯をもたせていて24時間通話料がかからないので、最近は毎日電話をしている。

連休1日めの土曜日19日は、物資提供ボランティアのために実家に預けてあった絵本や児童書を取りにいくということで出かけることにして、10時頃に予告電話を入れた。午前中は形成外科への通院があるのは知っているが、2時すぎ3時すぎに家電話、携帯ともちっとも出ない。そうそう時間もつぶせずに4時すぎには実家に到着したが、不在。携帯電話でコールすると母のベッドサイドで鳴っている。いつものことだが、やっぱり持って出かけていない。思いついて着信履歴から母の友達のところに電話をかけたら、やっぱり一緒にデニーズにいた。母が携帯で電話をやりとりするのは娘たちがほとんどで、今のところ友達はその人しかいないのを知っていたからね。
そこで夜ご飯を食べて帰宅。
2日めの日曜日20日は、物資提供ボランティアで北浦和まで荷物を運んだだけでグロッキーとなった私。あとはお風呂掃除とか5%オフのイオンに眠気覚ましのガムの調達を主な目的に出かけて、大河ドラマ「江」と「蒼穹の昴」を見たくらいのものか。それにしても「蒼穹の昴」は登場人物をかなり絞り込んでわかりやすく安直な展開につくりかえられていて感心(苦笑)していたが、ラス前の今回の話の運びに唖然とした。

3日めの春分の日21日は、演舞場歌舞伎の昼の部観劇。歌右衛門十年祭の「伽羅先代萩」があまりにひどく驚いたが、その前後がよかったのでまぁいいとしよう。特に当代菊吉の「御所五郎蔵」が予想以上に面白くてホクホク。
ご一緒していたさちぎくさんと並んで観ていたら、お隣から声をかけていただいてビックリした。ありすさんだった。計画停電がなかったら実家に行く約束だったので、ワッフルの店「マザーリーフ」で短時間でお茶会。初めてご紹介したが、歌舞伎観劇歴の長いお二人はすぐに話も盛り上がる。終演後にくるといつも並んで待つ店だが、時勢がらお店は空いていてすぐに頼めたのでラッキーだった。

地下鉄日比谷線→東武伊勢崎線で1時間ほどで実家へ。外食はやめて家にあるもので夜ご飯。「一緒に食べる人がいると食欲が出るよ」と母は喜んでいる。「帰っちゃうの?帰っちゃうの?」とまた言い出すが、「明日から仕事だし!」とビシッと言う。これか?!妹が帰省して名古屋に戻る前に受ける攻撃は!!
また電話するよと振り切って帰る。空の手では帰らないことにしているので、今日は何を持って帰ろうかと探して、預けてあった昔のアルバムを引き取ってきた。女子高時代の写真が貼ってあって懐かしい。今日のTV報道で、被災地で自衛隊の方が活動する中で写真やアルバムの残骸など思い出の品物を拾い集めて被災者に届けることをしているのが紹介されていた。フエルアルバム方式だと写真の上にフィルムがのっているので津波の水をかぶっても、むき出しの写真よりも保存状態がいいようだ。家がなくなってしまうつらさは大きいが思い出になるものを失うつらさは火事にあった方から聞いたことがある。私は昔の写真への思いが深い方なので実に胸を打たれた話で、目頭が熱くなってしまった。

冒頭の写真は「マザーリーフ」で私が食べた「さくらあずきワッフル」とディンブラーのミルクティーのセット。さくらフレーバーのアイスと削りチョコだけでなく塩漬けの桜の葉が敷きこんであって美味しかった。松竹歌舞伎会カードを提示すると5%引きというのも有難い。

11/03/20 被災者への物資提供ボランティア活動のご報告!

2011-03-20 16:23:20 | 住まい・地域を考える

とりあえず、物資提供ボランティアのご報告。
我が家の近くにある「さいたまスーパーアリーナ」には福島からの避難者が次々と入ってきて、友人のネットワークでそこに必要なものを届けようという呼びかけがあり、私も準備をしていた。
昨日19日には浦和での女子高ランチ会後、越谷の実家に回った。昔、カナダのウィスラー・ブラッコムにスキーに行った際に娘が使っていた赤いカート(しょい紐付き)に母親が読むという『鬼平犯科帳』の文庫本を詰めて持っていき、預けてあった娘の絵本をぎっしり詰めた。母親がラジオが使えるようにしてほしいというので、父の遺したラジカセの電池の点検と詰め替え、使用方法を教えたり、書類仕事をする。
そんなことをしていたら午後7時前に震度4の余震。一緒にしのいで、帰ろうとすると帰ってほしくないと愚図愚図いう。明日はこの絵本をボランティアグループに届けるからと説得。さらに使っていないマフラーがないか聞いて、洗ってタンスに入れてあるのを何枚も出してもらった。駅前の「すき家」で一緒に夜ご飯を食べて、東武伊勢崎線→JR武蔵野線→京浜東北線と乗り継いで帰ろうとすると、最初の駅でさっそく困難にぶつかる!
来るときは動いていたエレベーターやエスカレーターが止まっている。さきほどの余震も影響しているようだ。しょい紐を出して階段下でモタモタしていたら、若い男性がホームまでお持ちしましょうかと声をかけてくださって手伝ってもらった。事情を説明してお礼を申し上げた。

エレベーターやエスカレーターが動いていたのは最後の与野駅だけで汗だくになってしまった。駐輪場で自転車に積めるか確認したら、先日買い替えたブリジストンの新車は鍵をかけると前輪もロックされるので実に安定していて安心して積むことができた。それで自宅まで持って帰れて助かった~。

昨晩の情報では20日日曜日は物資の受付中止となっていてビックリ!物資受付初日に集まったものの整理作業をするとのこと。予想以上に集まったということで大変なのだろうし、地域の女性グループなのでけっこう臨機応変にできる感覚なのだろう。けれども21日は出かけないといけないので、紹介してくれた友人にあわてて問い合わせ。事情を話したら受け付けてくれるだろうとのこと。彼女もスーパーアリーナで歌のボランティアをしてきたとのこと。お役人の頭の固い人と柔らかい人の両方に遭遇しての苦労も聞いた。善意を寄せてもスムーズにつながっていくとは限らないし、それでもあきらめないことが大事みたいだ。

今朝10時半くらいにネットをあけたら東北に物資を送る緊急告知があって、11時半までの受付だという。あわててその分も用意!!
自転車の荷台にくくりつける水ペット2本、生理用品2パック、ホテルで昔ガメテきた歯ブラシや石鹸とかもまともなストックに加えて、時間に間に合うよう行ってきた。スーパーアリーナ向けの絵本と襟巻きも今日は限定品目の受付なのでと言われたが、明日はこれないからと話したらリーダーに聞いてもらって受け取ってもらえた。
仕分けの手伝いも申し出たが、もうあらかた目途がついて物資回収のトラックを待っているところだった模様。大体、そういう作業には私は不向きだし喘息で手伝えないから些少ですがとカンパもしてきた。こんな私でも行ってよかったと思う。

「買占め」に走っている人が増えていることが問題になっているが、買占めしないことはもちろん、ストックがある場合は分け合ったらいいし、そのためにこそ、ネットワークやネットの情報などを役に立つといい。

冒頭の写真は、赤いカートを乗せた赤いブリジストンの新車。値段が高いと思ったけれど、積み込み時に安心、踏み込みもラクで、重たい物資を運ぶのに大活躍。夜のライトも明るいし、本当に買ってよかった。これからもこの自転車には活躍してもらえそうで嬉しい。

明日は演舞場で歌舞伎昼の部を観る予定。東京での歌舞伎の公演は全部観ることにしているので、そういう機会をきちんと活かしていくことも大事だと思っている。
それと、いろいろなNPOが活動していて、ブログ仲間さんが記事アップされている。私も寄付をさせていただこうとしている活動団体について、今後記事アップする予定。

11/03/18 さいたまスーパーアリーナに避難している方へのボランティア情報

2011-03-18 23:59:30 | 住まい・地域を考える
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東日本大震災から今日18日で1週間。埼玉県内でも地震被災者や原発事故の避難者の受け入れが始まり、最寄駅の隣駅のさいたま新都心にある「さいたまスーパーアリーナ」には福島からの避難者が次々と入ったとのこと。避難の受け入れは31日までの予定で、埼玉県は各市町村に、避難所確保を要請したという。

ボランティアによる炊き出しも始まっているようだが、女子高時代の友人からの情報(救援物資を届ける)に反応!
こちらの記事でご紹介したHAOWちゃんの地元の友人の友人がメールで呼び掛けてくれてのボランティア情報。北浦和でネイルスクール&サロンをされていて、さらに布ぞうり教室、ソックモンキー作り、お料理教室、本の会、写真、親子で味噌作りなどさまざまな活動をしている方のようだ。
そのサロン=オレンジブラッサムの横の店舗を借りて、3/19~21の3連休に救援物資の受付をするという。
受付場所 オレンジブラッサム
     浦和区北浦和1-22-19柴田ビル一階。
     北浦和駅東口から徒歩7分。北宿通り沿いです。(駐車場はありません)
     詳しくはこちら
受付日  19日(土)、20日(日)、21日(月)の三連休
受付時間 午前10時~16時
【集めたらいいと思うもの】(省略)=元の記事を参照
それ以降の受付は、また、別途、お知らせします。

「子供が読める児童書」に反応!!娘が子どもの頃に読んだ絵本が実家にたくさん預けてあるのだ。
昨年はネットニュースで知った福島県飯舘村の「あなたにつなぐ飯舘絵本リレー」の呼びかけに応じてダンボールにひと箱送らせてもらっている。御礼状と特製切手シート等が送られてきて感じ入ったものだ。残りがまだあって暇をつくって荷造りして飯舘村にもう一度送るつもりがすっかり忘れてしまった。先日その残りの山を見て3/31が締切だったことを思い出し、3月中旬の週末に実家に行って作業をするつもりでいた矢先の大震災・・・・・・。飯舘村も被災してしまい、さらに福島第一原子力発電所からの放射能の影響を受けるエリアになってしまっているようで、断念していたところだ。

その絵本、スーパーアリーナに避難している子どもたちに届けてもらおうかしら?でも手元にはないし、また実家に取りに行って届けようかどうしようか??
うーん、この間の疲れもあるし、頑張れるだろうか・・・・・・。
悩みつつ、皆様にもこんなボランティア活動があるということを先にご紹介させていただこうとアップさせていただいたm(_ _)m