05/07/31 『NINAGAWA十二夜』千秋楽昼の部、堪能しました

シェイクスピアの『十二夜』は、山崎清介たちの「子どものためのシェイクスピアシリーズ」で1度、大地真央主演の東宝ミュージカルで2度観ている。そして今回は蜷川幸雄演出の歌舞伎版。アレンジなしの舞台は未見。トレバー・ナン演出の映画版でもDVDで観てみようかなと思っている。
だから、シェイクスピアの原作の登場人物の名前の方がぴんとくるので、以下、人物一覧に付記しておく(表記は私の読んだ松岡和子訳より)。
斯波主膳之助(セバスチャン)、獅子丸(シザーリオ)実は琵琶姫(ヴァイオラ)=尾上 菊之助
大篠左大臣(オーシーノー公爵)=中村 信二郎
従者幡太(ヴァレンタイン)=坂東 秀調
従者久利男(キューリオ)=尾上 松也
織笛姫(オリヴィア)=中村 時蔵
丸尾坊太夫(マルヴォーリオ)、捨助(フェステ)=尾上 菊五郎
左大弁洞院鐘道(サー・トービー・ベルチ)=市川 左團次
麻阿(マライア)=市川 亀治郎
比叡庵五郎(フェイビアン)=市川 團蔵
右大弁安藤英竹(サー・アンドルー・エイギュチーク)=尾上 松緑
海斗鳰兵衛(アントーニオ)=河原崎 権十郎
舟長磯右衛門(船長)=市川 段四郎
役人頭嵯應覚兵衛 坂東 亀三郎
こうして見ると、名前からしてよく考えて翻案してある。これで最後の麻阿の「トービー」「アンドルー」 にひっかけた台詞もわかると思う。今回は小田島雄志翻訳の脚本を下敷きに今井豊茂が上演台本を書いているが、なかなかよくできていると思った。シェイクスピアの芝居は韻を踏んだダジャレがとにかく多いので、それを英語からそのまま日本語にはできない。多少意味が違っても韻を踏んだ言葉でその感覚を楽しむのだ。だから翻訳者が違うと大分違う言葉があてはめられていたりする。それもまた面白いのだが。

しかしながら、室町時代末期の日本に舞台を置き換えていて、最も無理があるのは道化のフェステだ。「阿呆」と翻訳されるが、日本語にするとどんな存在なのか今ひとつピンとこない。また、原作では乱心したとされるマルヴォーリオをさんざん馬鹿にするのは道化の役回りなのだが、菊五郎がマルヴォーリオと道化の役を二役でこなすためにフェイビアンの役回りに書き換えられている。そうなると道化の存在意義がまた薄くなる。「阿呆」といつも呼ばれている人間がマルヴォーリオを「阿呆」よばわりするのが面白いのだ。無理に二役にしなくてもよかったのではないかなと思うが、まあ、菊五郎を情けないマルヴォーリオのままにせず、最後に花道で引っ込ませたいとなると道化にせざるを得なかったのかもしれない。
それとヴァイオラとシザーリオだけでなく兄のセバスチャンまでを菊之助の三役にしたのも無理があったと思う。いくらそっくりのラバーの仮面を作っても最後の兄と妹の再会の場面で会話もあったり、2組の恋人たちを並ばせたりもするのに仮面の身替りは興ざめだった。
あと、二幕目の冒頭のオーシーノー公爵の恋病みをなぐさめる宴席のシザーリオの踊りは長すぎて眠くなってしまった。けっこう話が長いし、場面転換でも時間をとられるのだから、踊りの途中からにするなど短くして欲しかった。


と、先に気になった点をつらつら書いてしまったが、ひとことで言うと堪能できた舞台だった。冒頭の満開の桜の木の下で、ローマ法王へ送られた天正の少年使節を思わせる少年たちがチェンバロの演奏で歌うところから室町末期のあでやかな世界にすーっと入ってしまった。いろいろな方のブログで評判だったチェンバロ、期待にたがうことはなかった。
奥の鏡と手前のマジックミラーを多用した舞台は美しかった。特に左右にも鏡を置いたので三面鏡のようになり、今日は奮発して2階東席で観たのだが、オーシーノー公爵の登場場面で本人と鏡2箇所に写った姿で3人の姿まだ見ることができたのはなかなか面白かった。とにかく客席までが写りこむ今回の舞台は、これまでも特設の対面の客席を作るのが好きな蜷川幸雄らしかった。海の場面でも波布プラス波を表現する照明で迫力満点。オリヴィアの屋敷の庭にある2つの橋も鏡で4つになり、そこを人物がわたってくるのも美しい。回り舞台による舞台転換が多い歌舞伎の奥行が半分になる舞台を鏡で効果的に奥行を倍にするという効果で「歌舞伎座の奥行のない横長の舞台」も自分好みに変えてしまった。
その回り回って時間のかかる舞台転換もチェンバロや三味線の音色の中で前の場面の余韻を楽しめる時間になった。ピアノと違って弦をはじくチェンバロの音色は三味線ともなじみがいい。舞台装置、照明、音楽、どれも斬新でよかった。

今回は蜷川幸雄の初めての歌舞伎演出だったが、今後もぜひ取り組んで欲しいと思う。今日お隣の席に座った方は蜷川幸雄の舞台がお好きで観にいらしたとのことだった。こうして歌舞伎座に普段いらっしゃらない方にも観ていただけたのだから、
勘三郎が野田秀樹とコラボレーションしたのと同様、これからも続いていって欲しい。そうそう『桜姫』のコメント欄での盛り上がりの中で書いたが『NINAGAWA桜姫』なんてどうだろう。舞台でなくて映画でもいいけれど。映画なら菊之助の姉の寺島しのぶなんてどうかな?などと勝手な企画をしてしまう。

さて、主要キャスト評。
菊之助
『源氏物語』の紫の上から観ているが、「兼ねる役者」として立派に成長してくれていて嬉しい。私はどちらかというと姫の扮装よりも若衆姿の方がきりりとしていて好きだ。さらに小姓として主の前にいるのに姫の本心がにじみ出てうっとりする場面は可愛らしさにあふれ、3つの役で表情、しぐさとも表現が自在で魅力的だった。口跡がいい上に3つの役で3つの声の使い分けもしっかりできているのもさすが。
時蔵
八重垣姫で初めて観て、先月の小万でかなり贔屓度をあげたが、今回も端正に美しい姫姿。気位が高いくせに年下の可愛い男に惚れると途端に可愛くなってしまう姫を十二分に可愛く演ってくれた。
信二郎
「子持山姥」の夫役で観たが、線が細い印象だった。今回はお髭姿で正統派の二枚目。時蔵との兄弟共演がこんなに美しく決まるとは予想以上だった。この3人の舞台写真を買ってしまった。
左團次
天衣無縫なキャラがぴったりだった。今まで観た中で一番好きだと思う。
松緑
ここまでの三枚目をやれば今後こわいものはないと思う。でも写真を売ってないのはこの姿をファンにいつまでもとっておいて欲しくなかったのかなあ。もっと開き直ってつきぬけてくださ~い。
亀治郎
コメディエンヌ?ぶりがすごい。こんなに活き活きと演じている姿を初めて観た。こういった役ももっともっとやってほしい。

写真はこの公演のチラシ写真(松竹のHPより)。
11月の新橋演舞場の『児雷也豪傑譚話』が早くも楽しみ。奮発しそうでこわい。
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05/07/30 古本屋で野田秀樹の戯曲、他をGET

先日の『もとの黙阿弥』に続き、古本屋で戯曲物の古本をGETした。105円コーナーで野田秀樹の戯曲『野獣降臨』を入手。「のけものきたりて」と読む。昭和60年発行だから20年くらい前の古本!岸田戯曲賞を受賞した作品らしい。野田版のオペラ、歌舞伎、『走れメルス』と観てきて、野田秀樹をちょっと深めてみようと思っていた矢先なのでちょうどいい。解説はなんと井上ひさしだ。これは買いだ~っと買ってきた。
あとは、美内すずえの『ガラスの仮面』文庫版の「紅天女」編の始まる20巻(解説は蜷川幸雄だ~)から22巻までを約半額でGET。105円コーナーで木原敏江の「夢幻花伝」(世阿弥を主人公にした話)が入った文庫本。
ああ、隔週のクリニック通いの際はついつい古本屋に寄ってしまう。うー、買うばかりではなく、売りにもいかなければ増えるばかり~。

さあ、いよいよ明日は7月歌舞伎座千秋楽昼の部で『NINAGAWA十二夜』。楽しみ~。なるべく早く感想を書くようにします。
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05/07/27 『キレイ~神様と待ち合わせした女』で松尾スズキワールド体験

映画『真夜中の弥次さん喜多さん』でクドカンワールドに入れた私は、松尾スズキワールドも一度味わってみようと思っていて、初演で好評で今回再演された標記の舞台をなんとか観たいと思っていた。他の何人かの方のブログの記事なども観て、どうしても観たいとこだわったらどうにか観ることができた。急遽観ることになったので双眼鏡もなく2階席3列目のセンター席から目を見開いて観劇。

舞台装置は上に橋のようなものがあり、『レミゼ』のパリのスラム街の装置のようだった。そこに線路がUが横倒しになったように走っていて、トロッコのような車体がいろいろな場面で登場していろいろな登場人物を乗せてくる。この装置はけっこういいと思った。
ところがである。これはミュージカルのはずなのに、冒頭の主役のケガレ役の鈴木蘭々の歌の歌詞がほとんど聞き取れない。いきなりの不合格である。ケガレに惚れるハリコナ役の阿部サダヲはTVでおなじみのあの個性がばりばり全開。歌詞もちゃんと聞こえるし、歌って踊ってそこそこ見せてくれる力があり、合格。前途多難なすべりだしだった。
宮藤官九郎のマジシャンがケガレを誘拐し、地下室に監禁して十年。そこであった忌まわしい記憶を封印してケガレは地上に出てくる。地下室にいた神(的存在)に「地下室を出たら穢れる」と言われ続けた彼女は記憶をなくし、そのケガレというキーワードを自分の名にして地上で生きていくことになる。地上に出て出会ったカネコ一家の稼業を手伝って小銭を稼いで生きていく。小銭はキラキラ光ってキレイだし、ごはんを買えるからだ。
出てきた地上は、3つの民族どうしが戦う日本で、兵士の不足を補うために植物タンパクから合成した兵士=ダイズ兵が発明されて戦闘に加わっている。戦死したダイズ兵を回収して植物タンパク食料に作り変える会社に売る仕事がカネコ一家の稼業。父親のジョージ(松尾スズキ)は家出中で母親のキネコ(片桐はいり)が仕切っており、長男のジュッテン(大浦龍宇一)は目がみえず、次男のハリコナは胎児の時にハチに脳をさされて知恵遅れ。ダイズ兵買い上げの会社ダイダイのひとり娘カスミ(秋山菜津子)とケガレは不思議な友情で結ばれていく。
この作品の面白さはケガレとハリコナの成人後の姿を舞台に同時に登場させることである。ケガレの成人後、本名のミサと呼ばれる役は高岡早紀、ハリコナの成人後は岡本健一が演じているのだが、このふたりと鈴木蘭々、阿部サダヲが同時に舞台に立っても違和感はあまりなく、そういった面での作劇は巧みである。
物語としては以下のような大きなスジがあると思いだしながら書く(HineMosNotariさん風?!)
①ケガレの記憶を取り戻すための展開
②戦争の不条理さとその中でも逞しく現実的に人間が生きていくという姿
③人間のご都合で生み出されたダイズ兵の中の変種(生殖機能をもたされた)ダイズ丸が人間性をどんどん身につけていくという皮肉
④大会社の身勝手なセレブ娘が純粋な人間に変わっていったりする意外性(ジュッテンとの純愛などもある)
それなりにメッセージ性はあったと思う。しかしながら、ちょっともりだくさんすぎである。パンフレットで松尾スズキは「好きな女性のタイプ」との問いに「自分の芝居を長いと言わない女」と答えているが、そういうのが彼の作品の特徴なのだとわかったが、ストレートプレイならいいだろうが、ミュージカルではもう少し絞り込んだ方がいい。そうしないから途中休憩15分のみで3時間半ということになってしまったのだ。

この緊張感の持続は、まあお馴染みの役者たちのそれぞれのウケネタがてんこもりだったことからまあ可能だったのだが、これではそういう観客でないとかなり苦痛だと思われる。私はまあ一回は観ることができてよかったが、二回目は招待されても辞退するだろう。次回はストレートプレイで一度観たいとは思った。
ミュージカルとしてはまあ、みんな頑張っていたがちょっと合格は出せない。早いテンポの曲だけ字幕が出ていたが、今回の歌は全て字幕が必要だったと思う。パンフには歌詞が全曲載っているが、これを読んでから観る人はいないだろうから、ちょっと自分たちのファン向けの内輪向けに仕上げてしまった作品だと思う。
確かに松尾スズキの意欲は買いたい。ただし、好みの問題として、彼の孤独な世界観が強く迫りすぎて観ていてちょっと苦しくなってしまった。

キャスト評を少し。
一番良かったのは秋山菜津子。昨年の『SHIROH』のお光役で注目していたが、歌はもちろん上手いし、なんと20歳のお嬢さんの役!を立派に魅力的につとめてくれ、後姿で脱ぐシーンは主演した『ルル』のチラシでも美しい裸の背中を見せてくれていたが、今回も美しかった。
ダイズ丸の橋本じゅんも『SHIROH』以来だったが、三枚目なのにだんだん人間らしくなっていき、ケガレに人生の全てを捧げる切なさがにじみ出ていて見直した。岡本健一は賞をとった『タイタス・アンドロニカス』以来だが、こんなコメディでも活躍できる有能さに感心した。

高岡早紀は芝居も歌もまあまあだった。透明感があってそれはこの役に合っていると思う。鈴木蘭々も芝居の部分はよかったが、なぜ歌はこうも一本調子なんだろう。最後のテーマの歌は歌詞は聞こえたのだが歌唱力で胸をうたない。
役者としての宮藤官九郎を初めて観たがとにかくカッコよくて見直した。ケガレを誘拐して監禁する役は初役だとのことだが、最近実際に起こった「王子」とよばせながら育った誘拐監禁犯人をモデルにしたそうだが、異常な神経質さを垣間見せてそれが不気味という演技でなかなかのものだった。
松尾スズキは家族の前に時々帰ってくるがまた姿を消す父ちゃん役で確かに面白いが、どうもこういう屈折したような面白い演技は私は苦手。阿部サダヲ、荒川良々はTVや映画でも魅力的だが、舞台で観てあらためてその魅力がよくわかった。

写真は、bunkamuraのHPより。
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05/07/28 土用丑の日、鰻食べました

昨日は急遽『キレイ』を観てきたので、歯医者の予約は変更していたので、今日、抜糸してきた。「親知らず」の抜歯跡はなかなかふさがらないらしい。抜糸したら終わりだと思っていたのに~。甘かった。痛みどめがまだまだ欠かせないので、消毒に何回か通いながら抗生物質も飲まないといけない。続けて左下もと思っていたが、そうは簡単ではなかった。

生協の配達のお兄さんが2週間前の配達の際、生協の真空パックの鰻のおすすめトーク。職場でおすすめ鰻商品の試食会をして特徴を勉強して説明してくれた。静岡産はさっぱりしてちょっと高め。大隈産はこってりしてちょっと安め。年配者には静岡産、若い人には大隅産が売れるだろうなあ。

我が家は娘の好みを優先して大隅産を注文しておいた。ご飯を炊いて、鰻をお湯で温めてのせて食べた。もずくも娘は三杯酢のまま、すっぱいのが苦手な私だけきゅうりと一緒に食べる。娘は濃い味好み、私は薄味好みと味付けの好みもだいぶ違うのでけっこう文句を言われる。薄いと食べられないと卓上塩を使われることもしばしばだ。健康のためという説明は役に立たない。長生きしたくないと言われればおしまい。
今日は鰻蒲焼のタレがついているので文句は言われない。山椒も少しかけて食べられるようになったらしい。しかし、あいかわらず茗荷とかは食べてくれないお子ちゃま味覚なので、私は食べたくても食べられない。

鰻、痛くない方の顎で味わって食べました!少しだけ幸せ?!

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05/07/27 『キレイ~神様と待ち合わせした女』、急遽みました


この作品はずっと気になっていた。このところ気にしている「大人計画」の面々が出るし、松尾スズキ初のミュージカルだというし。3月か4月に用事で渋谷に出た際に駅頭で松尾スズキに遭遇した。黒の革のパンツにTシャツで誰か女の人と話していた。あの髭面は間違いない。「きっと神の啓示だ、観なくては!」はおおげさだが、背中を押された気がしていた。
bunkamuraに『天保十二年のシェイクスピア』のチケット引取りに行った時、bunkamuraの建物の内側の吹き抜けのシアターコクーンの前の当日券買いの列がそんなに長くなかったのを確認。「ようし、観よう」と決意し、学生さんと思しき若いカップルさんたちに混じって壁によりかかり床座りして並んで文庫本を取り出し『元の黙阿弥』を読みながら待つ。お隣の女子学生さんは「宅建」の資格試験のテキストを読んでいる。そちらもカップルさん。

発売開始まであと30分というところで、若い女性に声をかけられた。一緒に観る予定のお友達が都合が悪くなってS席のチケットが1枚あるという。前に何人もいたのにここまで何故声がかかったんだろう?二人連れが多いのと予算オーバーで誰もすぐに応じてくれなかったらしい。ラッキー!高校時代によく宝塚を立ち見で観ていたが、私はもう若くない。さっそく譲っていただいた。

遅い昼ご飯をマクドナルドへ食べに行き、薬を持って出てなかったので抜歯後の顎が観劇中に痛くならないようにバファリンを購入。準備万端で、シアターコクーンの2階席に座ったのだった。
感想は近日中にアップします。
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05/07/26 台風+アマゾンのインターネット注文、初体験!

私が不在でも『桜姫』のコメント欄が盛り上がってくださって嬉しい限り。今回でコクーン歌舞伎初体験の私は、これまでは2~3年に一度だったということを知らなかったが、次は来年もやってくれるかもしれないなあ。勘三郎不在でも中堅・若手でしっかりした舞台ができることが十分アピールできたようなので。次は何をやってくれるかもう楽しみ。その前に『NINAGAWA十二夜』千秋楽、8月の歌舞伎座での初串田演出『法界坊』もきっと期待以上の舞台だと信じてるけど。歌舞伎が今、熱いのがとても嬉しい。

今日の夕方には台風が関東地方に最接近するという。以前に住んでいた中古の一戸建ての家で、床下浸水→畳上げを経験したことがある。一段低くなっていた勝手口脇の納戸は浸水してしまい、台風が去った後も大変な思いをした。その後、下水道の処理能力を上げる工事がすすんだためにその地域も冠水しにくくなったようだが...。今はマンションでそういう心配をしなくていいので安心だが。今もニュースで台風に備えて雨どいを掃除していた人が屋根から落ちて怪我をしたとか報道している。怪我や亡くなる人が出ませんように、農作物などの被害が出ませんように祈るばかりだ。先日の地震といい、台風といい、自然の力の前には人間は謙虚にならなければならないと思い知らされる。

さて、台風で家に引きこもっているからということでもないが、アマゾンで本のインターネット注文を初体験した。一度やってみたかったのだが、キャンペーンで本を3900円以上買えば特性ブックカバープレゼントというのをやっているというのも意欲を喚起した。やはりキャンペーンというものは購買意欲を刺激する効果は高い。
初めてなのでいろいろな登録があり、すすんでいったつもりだが、いつの間にか終わってしまっていて危険を感じた。確認すると、キャンペーン適用になっていないし、代引き手数料をとられるようになってしまっている。これではたまらない。ヘルプ画面に飛んで、未発送の分はキャンセルできるというのでキャンセルして、初めからやり直してクレジット払いで、キャンペーン適用も手続きの説明をもう一度よく読んで登録してようやっと納得いく注文ができた。しかし私がドンくさいのか、けっこう時間がかかった。

調子にのって、OCR注文書を書くのが間に合わなかった生協の個配の注文もインターネットで初めてやってみた。けっこう間に合わなくて電話注文することがよくあったのだが、電話代は自分持ちなので一度インターネット注文をやってみようと思っていたのだった。これも試行錯誤でようやくできた。慣れれば便利なのだろうなと思った。先方も入力のテマヒマを省けるし、力を入れてネット注文普及をはかるのがよくわかる。でもやっぱりOCR注文書に書いて出すのが簡単だなというのが私のレベル。


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05/07/25 インターネット、メール復旧しました!

地震で不具合が起きていたマンション共用部の設備(一括契約のプロバイダの)のメンテナンスがすんで、復旧した。よかった。よかった。

DVDプレイヤーが再生できなくなったという故障についても、昨日連絡したら翌日すぐにメーカーのメンテナンスがきてくれて修理終了。このプレイヤー、買って一年以内にディスクトレイが出たままになる故障を起こして修理履歴があるので、そのことを連絡の際に申告しておいたら、今回も同じ部分の故障(今回はディスクの読み取りができなくなっていた)ということで無料で修理してくれた。ちゃんとこういうのは言ってみるもんですね。
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05/07/24 地震で自宅でネットできず、インターネットカフェ初体験!


昨日の地震でまた災難。夜中まではインターネットもメールもできていたのだが、起きたら娘が開口一番「お母さん、ネットつながらなくなってるよ」。ネットゲームを放置して寝る彼女のパソコンが朝起きたらページが表示されなくなっていたのだという。私のPCでやってみたけど、やっぱりダメ。

長期戦に備え、腹ごしらえのためにパンを痛くない方の顎で食べる。昼前にマンション一括契約のプロバイダに電話。すぐにつながって(引っ越してきてすぐに電話した時はつながるまでに30分以上かかった!)、オペレーターさんの指示通りにPCの画面でインターネット接続状況をいろいろ確認して修復ボタンを押してみるが、ダメ。娘のPCでも同様に確認したけれど、やはりダメ。
次に各戸内にあるという「情報分電盤」の確認の指示があり、収納庫の荷物をどかし、ネジ回しで蓋を開け、各部屋につながっているケーブルの状況を見る。指示の場所が見えずに手鏡まで持ってきて娘に懐中電灯で暗いところを照らしてもらってようやく読む。なんという見えづらいところに設置しているのだ!!

ライトが点灯している列で使用場所との関連がわかったが、点滅している段が共通しているのでそれを説明。電話でわかる不具合ではなかった。プロバイダの方から回線のつながり状況を調べてから電話連絡をもらうことになった。午後3時までPCをつけたままにしてほしいということだった。出かけるなら携帯に連絡をしてくれるというが、やはりおっくうになり待っていた。DVDを見たり、本を読んだりして待つが、4時になっても連絡がないのでしびれを切らして電話した。
やはり地震の影響らしいことがわかった。同じマンションの他の方からも同様の連絡があり、共用部分の設備に不具合が起きている可能性が高いということだった。今日は日曜日で管理人が不在でメンテナンスは明日以降になるとのこと。
初めてネットカフェに行くことを決意し、出かける用意をしていたら、プロバイダから電話があり、明日の午前中に調査するので午後には復旧についてのご連絡ができるとのことだった。

皆さんのところはどうですか?
ですから、今日明日と、とにかく復旧するまでは私への連絡がとれません。携帯をご存知の方はそちらでお願いします。
また、こちらへのコメントやTBに対してもお返事などがしばらく滞るかもしれませんが、そういう事情です。「桜姫」話題など、私が加わらなくてもどんどん盛り上がっていてくださっていいですよ。復旧しだい参加しますからね。

それと、これは地震の影響かどうかわからないのだが...。
DVDも壊れた。時間つぶしに観ようと思ったら、ディスクを読み込んでくれない。さっそく購入先に電話して「長期保障」をつけてあるので対応してもらうことになった。本来は「持ち込み修理品」なのだが、購入1年以内の保障期間内のメーカーからの出張修理履歴があるので、今回もメーカーからの出張修理を手配してくれることになった。明日きてくれるらしいが、これも面倒なことになった。
肝心の時間つぶしはプレイステーション2があるのでそちらをつないでDVDを観た。でも画面が縦長になって人物の顔が面長になって、変な感じ。

インターネットカフェでの話
最初に飛び込んだ店は分煙じゃないことが着席時にわかり、入会をキャンセル。そこの受付の女性に分煙の店(別の会社!)を教えてもらってこちらに来た。タバコは副流煙を吸うだけで血管が収縮するのがわかって気持ち悪くなる。こちらの方が快適。ドリンクコーナーにはソフトクリームもあったもんね。ウーロン茶もいろいろな茶葉を選べて陶器のカップだったし。滅多にこないとは思うけど、ここは気に入った。チェーンかどうか知らないのだが、店の名前を書いておく。「アプレシオ」だって。
ああ、もう1時間になっちゃうよ。そろそろ終わりにします。早く復旧してほしいよ。
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05/07/23 関東に強めの地震、歯医者に2駅分を自転車で...


昨日の「親知らず」抜歯の後、2錠しか処方されなかった痛み止めの薬では足りず、自分の家の常備薬のバファリンを足す。お風呂は入ってはダメというのでシャワーを浴びるが、それくらいでも血行がよくなって、ちょっと血が出てしまい、また冷やして寝る。
ちゃんと寝ることができてよかったが、起きるとまた痛いからまたバファリン。
「翌日は消毒にきて」ということで、夕方、歯科医に出かけようとしたら、グラグラッときた。けっこう強めだな~と思ったけれど、予約時間は迫るし、自転車で駅へ急いだら...。OUT!

京浜東北線が止まっていた。歯医者に電話を入れて、電車が動いたらすぐに行くと連絡。線路の見えるマクドナルドでシェイクを飲んで待つ。土曜日なので夜6時までなのだ。
また、電話で相談。クリニックの都合で火曜日まで連休になってしまうという。そこまでに何かあるとヤバイ。少々遅れるが待っていていただけるということなので、動き始めた宇都宮線に乗るべくそれが停車する隣駅まで自転車で行くことにしてGO!
しかし、隣駅で電車は止まっている。これは自転車で行った方が早いと判断し、2駅分を自転車で走った、走った。

診察終了時刻を回ったが待っていてくださった先生に診ていただいた。やはり右下のリンパを触られると痛い。そこで冷やすように言われ、痛み止めと抗生物質を処方され、それでも痛みが治まらなかったら連休明けにきてくださいとのこと。大変でしたねとねぎらっていただき、待っていてくださった先生とスタッフに感謝m(_ _)m
薬局でまたお水をもらって早速飲む。薬局の方も気の毒がってくれた。

そしてまた、2駅分を自転車で帰宅。
明日もおとなしくしていよう。
追記
ねぎらいのコメントをたくさんいただきました。ありがとうございました。
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05/07/22 右下の「親知らず」抜いてきました


この間の予告通り?、お茶屋娘さんの娘さんのバイト先の歯科で、ついに今日の夕方抜歯してきた。やはり午前中からドキドキしてしまったので昼間のうちに精神安定剤を飲んでおいたのが、よかった。薬が効いてきたら怖くなくなった。
今の歯医者さんってすごい。治療台1台に1つ、ディスプレイがついていて、ウインドウズXPの待機画面になっている。前回、レントゲンを撮影してすぐにその画像をディスプレイで見せ、「親知らず」部分の拡大写真に切り替えてちゃんと説明してくれたのだ。
抜き方も説明を求めるとちゃんと説明してくれた。というか、私はけっこうきちんと理解してからやってもらいたい人なのだ。くさびを打ち込んで歯を脱臼させてから抜くのだそうだ。全部顔を出してないのでメスで切るかどうかも質問。やはり切ると事前に確認。
麻酔注射もそんなに怖くなかった。3箇所打ってしばらく放置。メスを入れても痛くなかったが、脱臼させる段階でちょっと痛かったので、追加してもらった。そうしたらもう終わったのって感じで抜けた。
血もあまり出ていないのでなぜか質問。麻酔薬に血管収縮剤も入っているのだという。納得。痛み止めを2錠処方されて、明日の消毒と1週間後の抜糸を予約して帰宅。ところが、もう薬局で薬をもらうあたりで痛くなってきたので、薬局の方が今飲んでいかれたらと言って水をくれたので早速飲んできた。
午前中に名古屋の妹に抜歯後の手当てについてばっちり指南を受けておいたので、その通りにした。帰宅したらすぐ氷でガンガン冷やしながらDVDを観ながら横になっていた。痛み止めが効いてずいぶんラクになってきた。
レトルトのおかゆを買ってきたので、それを食べてまた痛み止めを飲んで、早く寝てしまおう。
明日の朝、痛くて起きないかどうかがまた心配だけど。
励ましていただいた皆様、本当にありがとうございました。
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