06/10/26 芸術祭十月大歌舞伎夜の部①「髪結新三」

芸術祭夜の部も千穐楽で観劇。最後の演目から感想を書くのをお許しいただきたい。なんだかそういう気分なのだ。

1.『梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)』「髪結新三」
「髪結新三」は昨年、勘三郎襲名公演「髪結新三」と前進座の吉祥寺での公演を観た。
昨年の勘三郎襲名公演「髪結新三」の感想はこちら
前進座公演の感想はアップしていないが、こちらの記事で簡単にふれているが、梅雀の新三をはじめとしてとてもよかった。さて今回は幸四郎初役の新三を千穐楽で一回だけ観る。夜の部はまず仁左衛門の「勘平」を観るのに全力を使ってしまったので、こちらになるとちょっと脱力状態に陥る。冒頭などは睡魔に襲われてしまった。
配役は以下の通り。
髪結新三=幸四郎 手代忠七=門之助
白子屋後家お常=吉之丞 お熊=高麗蔵
加賀屋藤兵衛=男女蔵 下女お菊=宗之助
家主長兵衛=弥十郎 家主女房おかく=鐵之助
車力善八=錦吾 下剃勝奴=市蔵
弥太五郎源七=段四郎

白子屋見世先の場。高麗蔵のお熊だけはちょっとイメージが違うような気がした。先月の「鬼揃」のようなキリッとした役がよかったので、この馬鹿なお嬢様の役というのがやはりピンとこない。後の配役は吉之丞、男女蔵、錦吾、宗之助が手堅くてよかった。男女蔵は今までで観た中で一番よかったと思う。
門之助の忠七はよかった。二枚目の時もけっこう気に入っているのだが、今回の忠七はお店のお嬢様に惚れられるのも無理からぬと思わせる色気もある。

さて幸四郎の新三の登場。評判通り、のっけから新三とはかなり違うなあという感じがしてしまった。武士だった男が髪結い姿に身をやつしているがやつしきれないような感じで立派過ぎ、重すぎるのだ。昨年の勘三郎でさえ重すぎると感じてしまったので幸先悪いスタートだった。忠七をおためごかしで騙すのだが、こんなんじゃあ警戒心が働いてしまうのではないかという気もする。幸四郎が一生懸命芝居をしているという感じがストレートにしすぎる。
永代橋川端の場で本性を現す時も小悪党ではなく、悪党で、圧倒的に門之助の忠七が気色ばんで見せて一瞬成り立って、それからバランスがくずれる感じがなくてつまらない。

ひたすら可愛そうな忠七を川に飛び込む前に見つけて命を救う段四郎の弥太五郎源七がハマリ役。昨年の勘三郎襲名の時の富十郎は持ち前の明るさがこの役にはふさわしくない感じがした。段四郎の控えめで渋いところが盛りをすぎた親分の感じにぴったりだった。

富吉町新三内の場で出てくる市蔵の下剃勝奴が予想以上にいい。幸四郎とのバランスもいいというのがあるだろう。この汚い長屋の住人というしみったれた感じがあっていいのだ。勝奴とのやりとりになると幸四郎の新三もほぐれる感じがした。段四郎の弥太五郎源七をあしらう新三・勝奴組の息もぴったりでこの三人のバランスもいい。
弥十郎の家主長兵衛には感心した。初役らしいがこの人は本当に多彩な役をこの人らしくこなしてしまう。鐵之助との夫婦も本当に因業な雰囲気が出ていてよい。
そしていよいよ新三内での対決場面。重厚な幸四郎の新三をも圧倒する弥十郎の家主。この迫力でたたみこまれたら新三・勝奴がひっくり返るという芝居もまああっていいかなあと思ってしまった。

深川閻魔堂橋の場で新三と弥太五郎源七がいつまでも斬りあって動いたまま幕が閉まるという演出。通常は新三が一太刀浴びて髪もザンバラになってふたりの見得で終わるのではなかったろうか。フーンという終わり方。

幸四郎は世話物の初役に挑戦すること今の自分に課しているようだ。まあニンではない役に初役で挑戦していることこそ買ってあげないといけないのだろう。ただし、世話物の台詞の軽さを出そうとしているのか、低音の声にビブラートがかかって聞き取れないところもあって台詞のききとりにくさには今回も泣かされた。
いついつまでも新しいことへの挑戦を続けるのが幸四郎らしさなのかもしれない。『弁慶のカーテンコール』を文庫で買って読んで少し応援する気になっているので、最後はエールを送っておこう。

そして今回は脇の配役のいいお芝居にめぐまれていたことが最後までなんとかめげずにそれなりに楽しめた最大の要因だったと思う。

写真は歌舞伎座正面のライトアップをバックに絵看板のところに紅葉の飾りがついていたのを携帯で撮影。芸術祭十月大歌舞伎と書かれた提灯の赤さと紅葉の赤さが美しかった。
関連の感想記事はこちらですm(_ _)m
10/26夜の部②仁左衛門の「勘平」
10/15昼の部①「寿曽我対面」
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06/10/29 さい芸で映画『オペラ魔笛』鑑賞

今日は大学時代の友人とさいたま芸術劇場にベルイマン監督のオペラ映画で『魔笛』を観に行く。有名な夜の女王のアリアを聞きたいと娘もバイトの休みをもらって一緒に観る。

「埼玉県芸術文化振興財団」のメンバーズだと500円の割引があるのでずいぶんと元がとれたのも嬉しい。
ウィキペディアで『魔笛』はこちら
イングマール・ベルイマン監督について詳しい方のサイトはこちら
TV映画用にスタジオ内に実物そっくりの舞台を作って撮影したようだ。客席には老若男女で肌の色も多様な観客を配し、視覚的にひまな序曲の間はその顔を映し出していた。その中の女の子の表情は幕が開いてからも度々表情の変化を映し出す。
これは子どもが観ても親近感をもつことができて、オペラの入門用にはとてもいいのではないかと思いながら観ていた。
今回は余裕がなくて全く予習なしで観てしまったのでお話自体があまりに他愛ないのでちょっと肩すかしをくう。自分の心構え不足が大きい。
内容は以下のような感じ。
王子タミーノは、夜の女王の娘パミーナがザラストロにさらわれているので救出を頼まる。その時に魔法の笛が与えられ、それがタイトルの由来。
しかしながら、そのさらったとされるザラストロはパミーナの父で、母親にふさわしくない夜の女王から娘を引き離すために手元に連れてきていたのだ。パミーナをもうけるまでに至った夫婦が別れることになった理由は最後の最後までわからなかった。それがちょっと釈然としない。
森で出会った鳥刺しパパゲーノがタミーノの連れとなるのだが、こちらは道化役。今回のキャストはとても童顔でチラシ写真で一番大きく写っているのだが、子どもだとばかり思っていたほどだ。歌いだすとバリトンでそのギャップにちょっと驚く。パパゲーノは魔法の鈴を与えられる。その鈴を使った歌やパンの笛を使った歌も映画『アマデウス』などで聞いたことがあって耳になじむ。
タミーノはまあまあハンサムだったが、パミーナはいかにも北欧の女性だったがあまり美人とは思えなかった。まあ歌えることが優先だろう。
夜の女王はけっこう美人の迫力のおばさまだった。ミュージカル『モーツァルト!』でもちらっと出てきたアリアは「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」だった。娘にザラストロの殺害をけしかける歌だった。こういう場面で歌われる歌だったというのも予想外で驚く。

後半はザラストロが娘を託すに足る人物かどうかをタミーノを3つの試練を与えて試すという話になっていく。ザラストロがその仲間たちのリーダーなのだがテーブルについて話をしている場面などはダ・ヴィンチの「最後の審判」のようなイメージが湧いた。モーツァルトがメンバーだったフリーメイソンの影響らしいが、普通にキリスト教的な感じもした。
そこでも紆余曲折がある。タミーノの心を疑ってパミーナが自殺しようとして三人の童子に救われる場面。浅はかな女だなぁとあきれてちょっとひいてしまった。恋人を欲しがっていたパパゲーノもめぐりあったと思ったらすぐに姿を消されてしまって自殺を企てて童子たちに救われる。魔法の鈴を使って再びパパゲーナにめぐりあえる。
タミーナとパミーナも試練を一緒に乗り越えたあたりが睡魔の絶頂だった。そこに夜の女王たちが最後の巻き返しにきてくれて睡魔から私は救われる。
そして太陽が夜を駆逐して最後はハッピーエンド。パパゲーノとパパゲーナ夫婦には早くも何人も子どもが取り巻いていてその幸せを増幅して、幕!だった。

歌もよく知らないし、俳優も知らない。話の筋も全くわからないではやはりとっつきがあまりよくなかったようだ。
オペラはやはりもう少し歌も聞きこんでから行かないと私には楽しめないのかもしれない。NHKでやったベルリン歌劇の舞台を録画したビデオもっていて観ないまま。今見てきたら1998年録画だった。うわっ、中心部に近いところに白カビ発見。

確かこういうののクリーニングサービスあるって何かで見たなあ。変に感心した記憶が残っているのだが、いざ、どこだったかとなると思い出せないものだ(^^ゞ

その後は3人でカラオケで2時間。私はリクエストもあって越路吹雪のシャンソンも中島みゆきもユーミンも沢田研二も歌う。美空ひばりは挑戦してみようとしたがやはりやめた。今日はオペラからカラオケまですごい日だった。

写真は『オペラ映画 魔笛』の今回のチラシを携帯で撮影。
追記
2007年4/8にMETライブビューイングで「魔笛」を観た。その感想にこちらをリンクして読み直してみて誤字に気づき修正しておいた。やはり2回目だからか、演出が私の好きなジュリー・テイモアだからかMETライブビューイング版はとても面白かった。これからは「魔笛」を初めて観る方にはMET版の映画をおすすめしたい。
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06/10/16 最後が楽しかった 『獅童流 森の石松』

2004年の中村獅童主演『丹下左膳』は観ていないが評判がけっこうよかったので今回の作品も気にはなっていた。10月は観劇予定が少なくしかも後半に集中。厚生企画で早く帰れる日があって勿体ないので急遽チケットウェブ松竹でポチっととってしまった。
獅童の叔父の錦之助が1960年に主演した映画『森の石松鬼より恐い』が原案だという。脚本:サタケミキオ、演出:本木克英
お話の内容は以下の通り。
石井(中村獅童)は若手舞台演出家。初日まであと3日に迫った舞台「森の石松」の演出がうまくいかずに役者を怒鳴りつけ、制作の岡田(高岡早紀)や大道具の長さん(笹野高史)に当り散らす。コンビを組む脚本家の松田(橋本じゅん)の脚本が悪いのだから書き直せと言って口げんか。その夜、ふたりが公園の屋台の女将(角替和枝)を訪ねるとそこに落雷。
いつの間にか江戸時代の清水港にタイムスリップ、自分自身はなんと石松本人に、松田も石松の相棒、松五郎に変身していた。長さんは清水の次郎長親分に、掃除のおばちゃん(吉田日出子)はその妻のお蝶に、支配人の小松(高橋和也)は小政に、屋台の女将のダンナ(ベンガル)が敵方の親分になっている。
そこからは「森の石松」の大活劇を体験するハメになっていく。そいつが石松を金毘羅参りの帰りに閻魔堂でだまし討ちにすることになっているのを知っている石松たちはなんとかその運命から逃れようとするが.....。結局、大立ち回りとなった上についに石松は討たれてしまう。えええっと思って観ていると!

「どうだった~?」などと言いながら石松が石井となってニコニコ登場。劇中劇になっていて、3日間のうちにこんなに舞台がよく仕上がったと楽しくエンディング。

さらに~、宝塚のグランドロマンのように最後はショーが始まってしまったのだ!!カーテンコールをショー形式でそれもロックバンドでやってくれたのである。だから開演前は何やらロック音楽がかかっていたのね(開演直前のすべりこみのためよく把握できなかったのだが)。幕間は懐かしい時代劇の音楽が流れていたし(「アンタッチャブル!大江戸操作網」なんて心が躍るし、そうじゃないのもあって「なぜにショーケンもの?」とか思いながら聞いていた)。
まいりましたm(_ _)m

笹野高史はトランペットを吹いてくれるし、吉田日出子と一緒になってまるで伝説の『上海バンスキング』の世界じゃないか。獅童も若い頃はバンドをやっていたというし、最初の金髪ツンツン髪がこの場面でやっと納得がいった。あんまり歌はうまいと思えないけれど。
ドラムスを叩いていた(→キーボードに訂正)深沢 敦がやけにオカマっぽい仕草をするのでハタと思い出した。チラシの女装写真のみで知っている三軒茶屋婦人会の一人だと気づいた。この人が最初の舞台のキャスティングで石松だったからおかしかったんだとやっと納得。

中村獅童は最初の切れてしまって怒鳴りまくっている場面で観ていて不快感を催す。声もかすれちゃっているし、ヘアスタイルも変だし、とにかく見苦しいことこのうえない。ところがチョンマゲの場面になってからはよかった。橋本じゅんあたりから最近の痛い経験で成長したよな的なからかい台詞をもらって、しおらしくしていると客席からはかなり笑われていた。客席を見渡すとかなり空き席も目立ったのでかなりのマイナスがあったと推測したが、まあこれからが問われてくるだろう。
その橋本じゅんが一番よかった!!冒頭の脚本家は虚弱体質の喘息もちの設定。石井にかみつかれると発作が起きて携帯用の酸素吸入のマネをしていたが可笑しいのなんの(でもあんな吸入器使うんだろうかと疑問も起こる)。チョンマゲになってからは丈夫になってバリバリと立ち回る。最後の立ち廻りシーンの迫力は劇団☆新感線の舞台まではいかないまでもかなりすごかった。そういう場面も含めて橋本じゅんの魅力を堪能。実は彼を観にいったようなものなのである。正解だ!!

高岡早紀は『キレイ』以来だったが、その舞台ではもう少し存在感があったのだが、時代劇場面になると全然魅力がない。石松が惚れる女の役なのだが、なぜにこんな女に惚れるかなというくらい人形のように薄っぺらかった。女優ではやはり吉田日出子と角替和枝の存在感が貴重。
最後の場面の仕切りは橋本じゅんで、次々と出演者をよどみなく紹介していく。中村獅童だけでは芯が弱いのでこれからもコンビで出たらいい組合せなんじゃないかなあと思った。笹野高史とベンガルも脇できちんと支えていてくれていたし。
高橋和也も背は低いが目鼻立ちがくっきりしているので舞台向きなんじゃないかと初めて観て思った次第。

時代劇は昔から好きなので、演舞場の3階席で観てこれくらい面白ければ、まあ一回は観てもいいと思う。これからの歌舞伎会ゴールド会員維持のためにも必要だ。
写真は公式サイトより今回の公演のチラシ画像。
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06/10/27 チケとり2件と11月の予定、55555アクセス突破

『朧の森に棲む鬼』はゴールド会員の友人に頼んでプレビューの12/30の夜の部と千穐楽の3階B席を2枚ずつGET!ゲキ×シネで『SHIROH』にハマった娘が劇団☆新感線を観てみたいというので一緒に観る予定。年末のバイトの予定がわからないので悩んだが2枚×2回分とってしまった。カウントダウン公演は昔『レミゼ』で経験したが、終日運転とたかをくくっていたら本数が予想以上に少なくて駅で震え上がっていたという厳しいオマケつきだった(後悔はしていないが)。埼玉の住民で病人の私は自粛した次第(^^ゞ
しかしながらゴールド会員の先行はさすがだ。来年は私も自分でゴールド会員の先行が利用できるはず!!今まで枠を貸していただいた友人に有難うであるm(_ _)m
鹿賀丈史ファイナルの『ジキル&ハイド』の先行予約は4/29の千穐楽のみねらいでエントリーしたがとれなかった。前楽の4/28から仕事がGW休みに入るので悩ましい。名古屋の妹の家に行くつもりなので予定を空けておきたいような気もするし、やっぱり悩ましい。
さて、11月の予定は今のところは下記の通り。
4日:演舞場「花形歌舞伎」昼の部
5日:銀河劇場「ペテン師と詐欺師」千穐楽
12日:歌舞伎座昼の部
23日:歌舞伎座夜の部
24日:演舞場「花形歌舞伎」夜の部
29日:コクーン「タンゴ、冬の終わりに」千穐楽
6回も観るんだなあ。またまた感想が滞りそうな感じ(^^ゞ
昨日の歌舞伎座千穐楽で夜の部を全部観てきて舞台写真入筋書も買ってきた。バテバテだったので幸四郎の新三は睡魔に襲われてしまった。ちゃんと書くつもりではある(しつこいのが私の身上!)。
あっ、今日前編をTVでやっていた『デスノート』も11/3に封切りだなあ。また鹿賀丈史ファンの友人と観に行かなくちゃ。

劇場界隈でお会いできそうな皆様、またよろしくお願いしま~す(^O^)/
追記
日をまたいで10/28の午前1時少し前くらいに55555アクセスを越したようです。皆様、今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
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06/10/11 『フラガール』でボロボロ泣き(T-T)

隣の駅前にシネコンができてからというもの娘と頻繁に観に行くようになっている。『フラガール』は実話を基にした物語と知ってから観る気満々。
娘はバイトが休みの10/10に友人と誘い合わせて先に行ってきた。南海キャンディーズのしずちゃんが『ラブ★コン』に続いていいらしいので観たいということだったが、かなり泣けたと報告あり。プログラムを買ってきてもらい、ストーリーを読んだだけで涙が出てくる私。『学校』シリーズのシナリオ読んだだけでも泣いてるし、最近とみに涙腺がゆるい。

翌日の11日はレディースデイ。仕事の後に直行計画を決行。同じように仕事帰りと思われる女性でシアターはいっぱい。
あらすじは以下の通り。
昭和40年代、世の中のエネルギー源は石炭から石油への大転換がすすむ。本州最大の常磐炭鉱もリストラ・転業計画をすすめている。会社は地熱を利用した温泉でハワイアンセンターをつくろうとしている。労働組合も闘っているが人員削減はすすみ、先行きが見えない重苦しさが覆う炭鉱住宅。
ハワイアンセンター担当の吉本部長(岸辺一徳)の元に東京からダンス教師のまどか(松雪泰子)がやってくるが元SKDで活躍していただけに都落ちのほぼアル中状態の惨めな姿をさらしている。
早苗(徳永えり)はハワイアンダンサーの求人の貼紙を見せて親友の紀美子(蒼井優)に一緒にやろうと誘う。早苗は小さい弟妹の母親代わりをしながら中学卒業後は選炭婦として働いている。紀美子の父は落盤事故で亡くなり、母(富司純子)は選炭婦、兄(豊川悦司)が炭鉱夫として働いて紀美子を高校に通わせているのだ。紀美子は家族に内緒で一緒に応募。応募者は吉本が見せたダンス映像におじけづく者が続出。候補生は父に連れられてきた小百合(山崎静代)と会社の総務係で子持ちの初子(池津祥子)と結局4人しか残らない。
まどかは母親の借金を背負い、金が欲しくてここまでやってきた。借金取り(寺島進ほか)も押しかけてやってくる状況。自暴自棄になっている彼女の前に残った生徒たちの真剣さにうたれ、次第に情熱が甦る。次第にダンサー志望者も増えて厳しいレッスンが続く。
いよいよキャラバンツアーが始まるが.....。ここからが泣けるところへ突入。

全国に散っているフラダンサーの第一期生を尋ねて取材もし、しっかり丁寧に書かれた脚本がいい。斜に構えて観るとストーリーは相当クサイかもしれない。しかしこれは時代の変化に翻弄されながらも多様な立場で必死に生きた人々の生き様がしっかり描けている。
今はこんなに死と隣り合わせのキツイ労働現場を想像するのもたやすくない時代になってしまった。坑内の落盤事故で多くの人が亡くなっている。主人公の父もそうだという。しかし残った家族は山を捨てない。「一山一家」の信念で誇りを持って息子は炭鉱夫を継ぎ、女は選炭婦となって働いている。その誇り高さを富司純子が方言バリバリで熱演。
そんな誇りも時代の変化は打ち砕いていく。炭鉱はダメになる動きは加速し、その中でみつけたダンサーになる夢。もちろん食べていくためということも大前提。紀美子は母と対立して家出。稽古場で寝泊りして意地を通す。
男たちも演奏者や植物係、接客スタッフに人事異動になった者が出てくる。食べていくために必死に習い覚えるのだ。もちろんそういう声がかからなかった人間との軋轢も生まれる。
会社が成り立たないと大量解雇が行われる。一緒にやろうと誘った早苗の方が父親の解雇によって夢をあきらめざるを得ないのだが、義理をたてて自分もやめるという紀美子にそんなことをしたら親友やめると言い放って思いを託す。
小百合を連れてきた父がツアー最終日に落盤事故で亡くなる。すぐに戻ろうという吉本部長に小百合自らが「躍らせてくんちぇ」と泣きながら訴える。涙腺決壊~。しずちゃんってちゃんと女優してるじゃない~。

まどか先生がアル中生活から立ち直っていくのも、若い教え子たちが必死にひたむきに自分を頼ってくる気持ちに応えようとしたのだ。当初のまどかの態度のひどさに激怒した吉本部長が「アンタ、いい女になったな」とまで言わしめるのだ。松雪泰子がその幅のある演技をなかなかに演じてくれて見直した。岸辺一徳はTVCMの面白さそのままにいい味を出している。

私はダンスはあまりどうでもいい人間であるが、ダンスシーンは見ごたえがあった。まどか先生が稽古場でひとりで踊ったタヒチアンダンスの迫力は紀美子を本気にさせる。稽古を積んだ紀美子が稽古場でひとり踊る。届け物にきた母がそれを見て心を動かされる。
温泉パイプ工事の遅れから枯れそうになった椰子の木を石油ストーブで暖めてなんとかオープンにこぎつけた。
いよいよハワイアンショーが始まり、ゆったりとしたフラから激しいタヒチアンダンスまで。見せる魅せる!メインキャスト以外は現役のダンサーさんたちなのだが、その中にいてもおかしくないくらいメインキャストたちが立派に踊っている。最後にひとり踊る蒼井優。なぜにこんなに上手なのか?
プログラムを最後まで読んで謎がとけた。ミュージカル『アニー』で舞台を踏んでいた経歴の持ち主だった。なあるほど~。

在日三世である李相日監督の作品は今回が初見。初めてエンタメ路線の作品に取り組んだらしいが、ただのエンタメ作品ではなかった。ちゃんと時代や人間がしっかりと骨太に浮き彫りになっていた。今年の邦画では今のところ『有頂天ホテル』がよかったと思っていたのだが、『フラガール』が邦画のマイベスト1になるのではないだろうか。

『フラガール』公式サイトはこちら)
写真はジェイク・シマブクロによるオリジナルCDの画像。

あっ、しまった。これを書いていたら生協のインターネット注文の締め切り時間を忘れてしまった。来週は配達がない。重量物どうしよう.....。
追記
邦画のマイベスト1予測ですが、「今年の」と書きもらしておりました。紛らわしくて申し訳ございませんでしたm(_ _)mこれまで観てのベスト1って何かな~。ゆっくり考えてみます。
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06/10/23 娘の虫垂炎?騒動

昨晩、中国映画祭から戻って休憩していたら娘がバイトを早退してきた。吐き気がひどいとのこと。実は金曜日くらいから右の下の方のお腹が痛いと言って『家庭の医学』などに目を通していたのだった。様子見しているとケロリとしてしまって、歌舞伎の幕見にも出かけたくらいだった。

別に痛いとのた打ち回っているわけではないが、またまた看護士だった妹に相談。電話でききながらお腹を触診するとやはり痛いという。虫垂炎だった場合、娘は太っているので破裂して腹膜炎を起こすと手術がすごく大変になる。数日前から痛いというのが進行しているのではないかと気になるからとにかく今晩のうちに受診するように指示が出てしまった。

救急車でお任せにすると後が大変なので、119番や県民案内電話にかけて相談。自転車で行ける総合病院だと今後も有難いのでそちらに電話相談したが、×。当直に内科医しかいないので抗生剤投与しながらの様子見ということも判断できないとのこと。

他の病院でもしも入院になっても私が仕事と病院通いが両立できるところを探す。以前住んでいたところの近くで土地勘のある病院でようやく「応急処置しかできないがそれでよければ来てください」と言っていただいた。
あらためて救急車に来てもらうように電話。我が家は3月の救急車騒動があるのであの大きなパーポーの音は近くに来たら止めてくださいとお願いしたが、道路交通法で鳴らすことが決められているとのこと。こちらからエントランスポーチに出ていて手を振ることにした。

どの方ですかと聞かれてしまうくらい娘は普通に歩いているので恐縮ではある。しかし土砂降りの雨の中、救急車で乗っていけたのは助かった。
病院ではレントゲン検査・血液検査を受ける。白血球の濃度が普通より高いが虫垂炎である確立は20%くらい。すぐに入院が必要ではないからと抗生剤を処方されて帰るようにと言われる。念のために紹介状も書いて欲しいとお願いしたが血液検査のデータの写しだけくれた。保証金として10000円をと言われて娘の財布から支払う(娘の方が手持ち金が多かった)。

今日も小雨が続く午前中、仕事は休んで隣駅近くの○△×★中央病院へ自転車で同行。事情を伝えるとそれなら直接外科でよいということでそちらへ。初受診なのでカルテをつくったりいろいろとかかった上で医師が一人休診ということで受診まで2時間かかった。昨日の検査データを見て触診の結果、可能性はあるがすぐに手術の必要はなく、抗生剤で炎症を抑えて様子を見ることになった。位置的には卵巣の炎症の可能性もあるけれど、それも同様の処置になるとのこと。様子見していておさまらなくなればCTなどの検査で患部を確認するが、今日のところはこれ以上の検査も不要とのこと。
今回一度受診しているので夜間救急の事態になったら内科医しかいない日でも対応してくれるということ(専門外医師の受診歴が大事なのね。要は専門外の医師は責任を持てないから断るということねと理解)だった。
今回の先生はけっこうイケメン(原田大二郎さんに似ている)で、説明も熱心にしてくれて娘ともども◎評価。
他に胃腸が痛いことがなかったかときかれたので理由を聞くと、虫垂炎の前に胃腸炎があることが多いという。その炎症が局部に残ることが原因という可能性があるらしい。納得~。

診察券は娘に自分で持っておくようにさせ、私がいない時に痛くなったらひとりで行くのだと言い含める。この近さであれば大丈夫のよう。
バイトも休むと連絡させて、昼食後に薬を飲ませ、自宅で安静にさせる。
休憩後に私は昨晩の病院に清算に行く。浦和まで出てバス。1時間に3本しかないので往復に2時間弱。

帰り際に買い物に寄った店のおもちゃコーナーに救急車のミニカーが2006年10月新発売で並んでいた(写真)。
帰宅後にまた休憩したら片づけにミスしてプラスチックトレイを落とし、トレイとコーヒーカップを割ってしまう。疲れすぎてる~、お気に入りだっただけに大ショックだ。

そしてこれを打っていたら、キーボードの「C」がとれてしまった。これって修理に出さないとダメかしら??
これもかなりの打撃。どうしよう(T-T)


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06/10/22 大宮ステラタウンに三姉妹集合、その後「ションヤンの酒家」

同じ県内に住む妹が手術後の具合がよくなくて食事の用意がきちんとできず、名古屋に住むすぐ上の姉にSOSの電話を金曜日に入れた。そちらも思春期の娘を抱えているので迷った末に娘を連れて新幹線でやってきた。最寄駅には終電で到着したという。

そして数日のフォローでなんとか落ち着いたようでひと安心。せっかくなので三姉妹集合して食事ということになった。

大宮のステラタウンに集合し、自然食バイキング「わらべ」で6人で会食(写真は店のサイトよりバイキングの木皿に料理をとったところ)。そこで今回の状況をきくと、妹が食材の宅配サービスなどについて調べて手配してくれるように頼んだのに仕事中心の夫がいい加減に対応したらしい。専業主婦の妹がいつもしっかりしているので、今回は切羽詰っていたのを見抜けなかったようだ。そこで今日の会食はそのご夫君の奢りということにあいなる。私はなんにもできなかったんだけど、ご馳走様であるm(_ _)m

私には頼れないのだろう。確かに娘の入院の際にもその妹を頼りにしたくらいの私だしなぁ。お姉ちゃんはまず娘の面倒をちゃんと見てということなのだ。こんなことでもないと離れて住む三姉妹も顔を合わせられないのが現実。お互いに励ましあって別れたのだった。

本当は今日は彩の国さいたま中国映画祭で『単騎、千里を走る』を観るはずだった。しかし時間が合わない。会食には娘だけ置いてきて、私は東京駅への見送りにもう一度行こうかと思った。娘に「もうあきらめなよ~」と言われてしまい、「そうだよな~なかなか三人で会えないんだし」と納得(観たいものへの執着心強すぎ!?)。
ゆっくり食べてショッピングモールもぶらつきながらしゃべる。娘のバイトに間に合うように一緒に引き上げてきた(疲れてしまって少し遅れて行ったけど)。

私はチケットが勿体ないので別の中国映画を観ることにして、自宅から自転車でさいたま芸術劇場へ。『ションヤンの酒家(みせ)』を観た。けっこういい映画だった。
主人公の女性ションヤンの強さに感動。父も弱く兄も弱く弟も弱く、孤軍奮闘。自身の離婚・流産で甥っ子の乳母代わりもつとめて甥も可愛がる。ついに愛する男性と巡りあったかと思うとただの愛人としか考えてくれないことに失望。涙を流しながら毅然として別れる。たくましい~。中国映画、なかなか侮れずだ。今年観た『フートンのひまわり』もよかったし~。
来週はベルイマン監督の『オペラ魔笛』を観る予定。
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06/10/21 本日、2度目の「勘平」幕見

仁左衛門丈の写真集を娘に見せたところ、「この人が出る歌舞伎観たい」と言うので今月夜の部の「勘平」の幕見に連れていくことにしていた。
土曜日は娘のバイトが休みなのだが通院もある。バイトが休みだと昼過ぎまで起きられないことも少なくない。わざわざ通院のない今週に予定していたのに先週分を今週に変更していたので大忙しのはずだった。ベッドから追い出すのに大変な思いをしたが、通院には間に合わず。

これから一週間を漢方薬だけで様子見することにして、今日は歌舞伎幕見だけは行くことにした。先週は幕見にも間に合わずに隣駅のシネコンで『ブラックダリア』を観た。観終わってふたりとも「予告編に騙された。長く感じちゃったね~」と意気が下がったけど.....。今日はなんとかなりそうと追い立てる。

一人で4階までダッシュで席を探す。間に合った、なんとか座れた~。イヤホンガイドも与えたら、イヤホン部分を自分のiPodのパーツに入れ替えて聞いていた。耳の中に突っ込んで聞くのができない人なのだ。音漏れチェックもちゃんとしてOK!写真は開演前の幕見席よりの花道方向を見たところを携帯で撮影。

「今日も仁左さま、カッコいい~」と見惚れつつ隣の娘を見れば寝ていない!幕間の休憩なしで1時間50分を入れ込んで観ていたようだ。
「ハマってしまった」
「やっぱり仁左さま?」
「そうだよ、だってカッコいいじゃ~ん。最後の方は泣いちゃったよ~。次は私の分もチケットとってよね」
ええっ、そこまで本気?カッコいいおじ様好きの娘ではあるが予想以上のハマリ様だ!海老蔵もカッコいいけれど、仁左さまの足元に及ばないという。おかるの菊ちゃんは声がいいねと言っていた。私と同様、声フェチのようだ。

観終わってクレムリで10月のマロンパフェを食べて充実の締めくくり!
まあ、これから声は一応かけてあげることにしよう。これまでチケットとっていてスッポカシの前科がある娘なので甘やかさないことにしようと思う。





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06/10/20 2つの会員カード届く。運勢「吉」のはず

さいたま芸術劇場をもっと利用しようと「埼玉県芸術文化振興財団」のメンバーズに申し込んでいた。10/29の映画『魔笛』を会員価格で観ようと思い立ってあわてて申込書を送っていた。
国立劇場利用のために「あぜくら会」にも入会を申し込んだことは先日こちらで報告していた。

昨日それが同時に届いた。一度不在扱いになったが娘に頼んでおき無事に受け取り完了。これで会員関係は5箇所になった。まあ一箇所は解約しようと思っているが、会員番号とかちゃんと控えておかないと持ち腐れることになる(^^ゞ

実はここのところ、かなりヘバッている。厚生企画の日帰りツアーの後、ひとり観劇企画まで入れて遊び過ぎなのか?風邪をひいたのか?
朝はちゃんと観る予定で昨晩まで覚えていたのに起きたらすっかり忘れていてNHK「この人にトキメキ!富司純子」が途中からになってしまったし.....。

写真は、先日行った帝釈天で面白さのあまり200円出してしまった御神籤。ミニ扇子が透明なプラスチックの箱に入っていてそこから取り出す。結果は「吉」。「お持ち帰りください」ってわざわざ近くに書いてあった。確かにこれは持ち帰りたい。きっと「凶」とかってないんだろうな、この御神籤には.....。お守りになるように携帯にぶら下げた。ちょっと邪魔だけど(笑)

追記
「この人にトキメキ!富司純子」で菊五郎と知り合った大河ドラマの『義経記』の画像を見た。撮り始めはポッチャリしていたのに最後はすごく綺麗になっていた。当時の菊之助はよく知らず周囲からは「歌舞伎役者は手が早いから気をつけろ」と言われていたのだという。そしてつき合い始めて3年で実家に挨拶に行った彼を父親が「3年待て」と言い、3年後には「1年待て」と7年後にやっと結婚。父親(俊堂プロデューサー)はあきらめさせようと思っていたというが、お互いに映画に舞台にと忙しかったからということだった。結婚と同時に引退。すぐにしのぶが生まれ、5年後に菊之助が誕生。学校に車で迎えに行って稽古に送って行ったとのこと。今の菊ちゃんがあるのは純子ママのおかげなんだ!
そしてご本人も子育て後に改名して心機一転の再スタート。今年は娘とも息子ともそれぞれ映画で共演できるという充実ぶり。本当にいい女優さんになっているなあ。
彼女も出演した『フラガール』の感想は書いている途中です。少々お待ちくださいませm(_ _)m
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06/10/16 厚生企画で都内めぐり②柴又で「寅さん記念館」、他

浅草からバスで柴又へ移動。
柴又は家族と一回きたことがある。その時は草だんごを「とらや」で食べたものだ。
川魚料理の「川甚」で昼食。団体さん用の大きな弁当箱できれいに詰められているので鰻ご飯部分が食べにくい。仕方がないので天ぷらを先に食べて小さい器を空けてそこにご飯と鰻を移しながら食べる。鮎を煮付けて輪切りが2つ盛り付けられていたのが珍しくて美味しかった。

食事の後が自由散策。
昔はなかった「寅さん記念館」にまず行ってみる。「寅さん」シリーズの映画は映画館だけでなくTVなどでも何本も観ている。全48作全部観ている人も世の中にはいるのだろうけれど、私は足元にも及ばない。(追記:いらっしゃいました!)
「男はつらいよ 全作品覚え書ノート」というブログをご紹介
記念館には寅さんシリーズの映画の撮影の雰囲気がわかる展示や松竹の大船撮影所から(正確にはその後しばらくあった映画村的な施設から?)移築された寅さんの実家「くるまや」のセットがあった。撮影が終わるたびに解体して松竹の倉庫で保管し、次の撮影でまた組み立てたのだという。
写真は記念館にあった記念写真撮影コーナーで写した合成写真。4つ選択できた背景のうち「くるまや」の店内を選んだ。
帝釈天の参道の商店街を一回り小さく復刻しているところもあった。

それを見た後で実際の参道を歩いた。三大だんご店のイメージを合成して「くるまや」を作ったんだなとわかった。参道の土産物屋とか川魚料理屋、骨董品屋までうまく雰囲気を再現していたんだなと思った。
駅前の寅さん像まで歩いてバスに戻る。帝釈天でのおみくじの結果は「吉」。
そこからバスで都電荒川線の乗車体験の乗り込み駅の「梶原」まで移動。そこでバスと別れてバスガイドさんに引率されて都電に乗る。

7駅先の「庚申塚」で降りて巣鴨のとげぬき地蔵の「高岩寺」へ。寺の前で解散となった。このお地蔵様は水をかけて身体の具合の悪いところをこするとご利益があるという。休日はディズニーランドの乗り物のような行列ができているが、平日の今日はすぐにできそうなのでやってきた。喘息がよくなるように胸をこすらせてもらった。
ここでのおみくじの結果は「小吉」。運勢には「このみくじにあう人は、何事にもよく辛抱をするという事が大切である。冬のあとからは春が来る、どんなに苦しんでもやがて願いが叶って幸福は巡って来るのである.....」と。あたっているような、あたっていて欲しいような。

お地蔵さんをかたどったぬれせんべいを娘への土産に買う。
午後4時にはJR巣鴨駅に着いた。こういう予定を逃す私ではない。
新橋演舞場の『森の石松』を観にいったのだった~。

追記
山田洋次監督の学校シリーズのシナリオを最近2冊読んだ。夜間中学を舞台にした1作目(岩波同時代新書)と北海道の高等養護学校を描いた2作目(ちくま文庫)である。先生と生徒たちとの交流を描きながら現代社会の問題も鋭くあぶり出している。シナリオを読んだだけで泣いてしまう私。現政権は教育改革を掲げるのであればこちらに焦点を当てていただきたいものだ。
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