05/09/30 タイガースも高裁も大阪はエライ!!

熱烈ファンではないのだが、神戸と大阪に8年間住んでファンになった阪神タイガースのリーグ優勝が嬉しくて昨晩ここに書かせていただいた。早速、共感、驚きのコメントもいただき、ありがとう。

写真は阪神タイガースの旗。阪神タイガースの公式HPのデザインワークについてのコーナーから。
転載元はこちら
「球団旗や胸マークのロゴから袖章の虎のマークまで、創設時の基本スタイルを守り続けているのは、日本球界ではこの球団だけである」とのこと。最初からの虎のデザインが優れていて古びないのだと思う。またデザインを変えてファンをひきつけ直す必要がないほどコアなファンが常にいるのだろう。

さて、小泉首相の靖国神社参拝について昨日の東京高裁は「私的参拝」としたのに、
今日の大阪高裁は「公約で掲げていた」「福岡地裁で違憲判決が出るまで私的参拝と明言していない」などなどの理由で「政教分離原則」に触れるとして違憲判断をしたのだ。さすがに大阪である。同じ高裁でも東京はとみに政権よりの判断をする傾向があるのだ。やはり中央べったりでないところがいいなあ。

昨日も今日も少し機嫌がよくなることが続く。
戦没者は宗教性のない慰霊施設をつくるべきだ。その際にドイツの例を学んで作って欲しいと思っている。ドイツの「ホロコースト記念碑」について下記で書いているのでご参照していただければ嬉しい。http://blog.goo.ne.jp/pika1214/d/20050511
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05/09/29 祝!阪神タイガース優勝!


2年ぶりに阪神タイガースが優勝した。それも甲子園球場で読売ジャイアンツをくだして決めてくれた。
私は何を隠そう、阪神ファンである。就職して神戸・大阪の事業所に配属され、地元の人たちの応援する姿に共感したことが一番大きい。梅田に職場があった年(「神様、仏様、バース様」のあの年)に優勝し、会議室で祝勝会をやったりした。それに読売新聞は与党自民党の応援団論調がはっきりしていてジャーナリズムの恥だと思っているので、アンチ巨人だというのもあった。

とにかく阪神ファンのコテコテの感じが大好きだ。馬鹿っぽい入れ込み方も大好き。優勝の時の恒例のようになってしまった道頓堀川への飛び込みは心配していたが、2年前の優勝の時はお一人が亡くなってしまった。今年はマジックがついたらすぐに柵を設けたりの工事が始まった。かに道楽の蟹も壊されないように屋根に上れないようにしたり、食道楽人形も避難させたり、飲食店も早くに自衛している。
「報道ステーション」の解説の加藤さんもニコニコしているし、優勝を報道する時間は私も一緒に喜んでしまった。気鬱なことがいろいろ続いているが、こういう気晴らしになることがあると嬉しい。
娘は明日まで関西方面への修学旅行に行っている。大阪生まれの娘も阪神ファンだし、本場の盛り上がりを味わっているだろうか。
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05/09/23 歌舞伎座でモリゾー&キッコロに遭遇、翌々日万博閉幕

私は万国博覧会というものにトンと無縁である(^^ゞ
小学校高学年の頃の大阪万博にも行かなかったし、就職してから8年間、神戸と大阪に住んでいたのに「ならシルクロード博」にも結局行かなかったし、「おおさか花博」の開幕前に転勤で戻ってきてしまった。「つくば科学博」(だっけ?)も行かなかった。名古屋には妹一家が住んでいるのに今回の「愛・地球博」にも行かなかった。

要は、混雑するところで行列をすることが嫌いなのだ。子どもが小さな頃はディズニーランドは確かに何回か行ったが、ディズニーシーはまだ行ったことがない。
今回の「愛・地球博」は開幕前に環境破壊を懸念する反対運動が起こり、規模を縮小しての開催となったが、それでも環境へのマイナス影響は回復可能なレベルにおさまったのだろうか?マンモスの冷凍された部分も最新のロボットもとりあえず自分の生活には関係ないし、見て何かを得られそうにもないから全くの無関心。
...のはずだったのだが、モリゾー&キッコロのキャラクターだけはちょっと反応してしまった。

写真はキャラクターの入ったレギュラーコーヒーの缶。スーパーで見かけてしっかり買ってしまった。ハハハ。

9/23には歌舞伎座でモリゾー&キッコロに遭遇。昼の部の『東海道中膝栗毛』が「江戸日本橋の場から尾張地球博の場まで」という内容で、大詰でモリゾー&キッコロの着ぐるみやロボットじみた仁王像もある中で尾張万博守が締めくくる大団円ということになったのだった。富十郎と吉右衛門が楽しそうに弥次喜多を演っていて、思ったよりは楽しかった。
そして翌々日「愛・地球博」は閉幕したのだった。ぎりぎりの協賛公演だった。安西水丸さんの弥次喜多のポスターに「愛・地球博」のマークも入っていた。まあ、こういう時局ネタも歌舞伎座にはありでしょう。
歌舞伎の感想は、また後日m(_ _)m
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05/09/24 『天保十二年のシェイクスピア』予習?


2002年の劇団☆新感線の舞台のDVDをゲキ×シネ『SHIROH』を見た際に買ってしまった。今年の“NINAGAWA VS COCOON”シリーズをしめくくる舞台を観る前の予習ということとご贔屓になっている上川隆也主演の舞台が観たかったのだった。
作者は井上ひさし。『リア王』『リチャード三世』『ハムレット』『ロミオとジュリエット』『十二夜』などというシェイクスピアの名作をからみあわせて生み出された新たな物語なのだ(追記:全37作品が盛り込まれているのだそうだ!シェー!!)。それを蜷川幸雄がどう料理するか、9/25にシアターコクーンに観にいく。

その前に頭の整理のため、2つの舞台のキャストについてメモを作成。今回の舞台を先に書く。( )内に2002年の劇団☆新感線のキャストを書いた。ただし劇団☆新感線の女優さんの区別がつかないので省略もあり(→花梨さんから教えていただいて加筆。ありがとうm(_ _)m)。

佐渡の三世次=唐沢 寿明(上川 隆也):リチャード三世やイアーゴーのような役
鰤の十兵衛=吉田 鋼太郎(小林 勝也):リア王のような役
〃長女お文=高橋 惠子(村木 よし子/新感線):リア王長女ゴネリルやハムレットの母ガートルードのような役
お文の夫紋太=西岡 徳馬(橋本 じゅん)
その弟九郎次=西岡 徳馬(池田 成志):ハムレットの父の弟クローディアスのような役
〃次女お里=夏木 マリ(西牟田 恵):リア王次女リーガンやデズデモーナのような役
お里の夫花平=壤 晴彦(栗根 まこと)
お里の愛人の尾瀬の幕兵衛=勝村 政信(古田 新太):マクベスやオセロのような役
〃三女お光=篠原 涼子(沢口 靖子):リア王三女コーディリアやジュリエット、十二夜の双子のような役
お光の双子の姉妹おさち=篠原 涼子(沢口 靖子)):十二夜の双子やアンのような役
きじるしの王次=藤原 竜也(阿部 サダヲ):ハムレットのような役
お冬=毬谷 友子(高橋礼恵)*オフィーリアのような役
狂言回し=百姓隊の隊長=木場 勝己(狂言回しの夜鷹=熊谷 真美) 
閻魔堂の老婆=白石 加代子(熊谷 真美):マクベスに予言を与える魔女のような役
大前田の栄五郎=沢 竜二
佐吉=高橋 洋(*劇団☆新感線には登場しない)
〃母おこま婆=白石 加代子(*)
浮舟太夫=毬谷 友子(*)

写真は劇団☆新感線のDVD。劇団☆新感線の舞台ではキャストが歌うだけでなく、岡崎司筆頭のバンドがちょくちょく舞台に出てきてそのシンガーが歌ったりもしていた。おふざけネタもチャンバラも炸裂していて、楽しめた。『SHIROH』のDVDも買うつもりだ。並べているだけでも嬉しいかも。
追記:上川隆也、この作品でも歌っているが音をはずしていた。四郎の時は格段に上手くなっているのだと再認識。阿部サダヲ、『キレイ』でも群を抜いて歌が上手かったがこれでも上手かった。
もひとつ追記:正確には2002年の公演は劇団☆新感線版ではなくいのうえひでのり演出版というのが正しいそうです。花梨さん、ありがとうございます。
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05/09/20 喪章にも不良品、その顛末

ずいぶんとお世話になった前の前の部署の時の上司の上の息子さんが7月初旬に亡くなった。休職中でもあり、弔電を打たせていただくだけにして息子さんのご冥福を祈りOさんが元気になってくれることを願った。復職後は職場が元の渋谷ではないのでお会いする機会もなかった。

ところが、連休明けの9/20に出勤すると今度は職場の電子掲示板にご夫君の訃報が掲示されていた。とるものもとりあえず、その晩のお通夜に四谷から何人かで行った。カジュアルな格好で仕事に行っている私は文房具屋で腕章型の喪章を買って行った。

Oさんは下の息子さんと並んで立っていたが、半年ぶりくらいにお顔を見たことになるがかなり憔悴していらっしゃった。四人家族が2ヶ月でお二人になってしまわれたのだ。どんなにおつらいことだろうと言葉もかけられなかった。8年間同じ職場でご一緒し、ご夫君のこともおききしていたので、私もかなりつらかった。
お清めのあと、帰る私に、彼女は私を心配して(娘のことも含めて)声をかけてくださった。有難かった。今度ゆっくり渋谷に行った時に顔を出してこようと思う。

タイトルの喪章の不良品の顛末について
文房具屋で買った喪章はテープファスナー(マジックテープ)でとめて腕章のようにする型だったが、どうにもうまくとめられず、安全ピンで留めて脇の下に挟んでごまかしてつけていた。動きが自由にならずに困ってしまった。それであわててしまってゆっくり言葉をかけられなかったのもあるのだ。
よくよく見てみたら、テープの素材が両方とも凸凸のパーツになっていた。翌々日に文房具屋で見せて他のものも見てもらったらそちらはちゃんと凸凹になっていた。しっかり交換してもらってきた。しかしながら、あまり使う機会はない方がいいと思った。
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05/09/18 『ジキル&ハイド』チケット入手

東宝ミュージカル『エリザベート』を17日に山口トート、18日に内野トートで2日連続で観てきた。そちらの感想はまた書くので、お待ちくださいm(_ _)m(って最近もう遅筆堂の孫弟子って私も名乗ろうかというくらいお待たせしており、申し訳ないです。体調もあまりよくないので、今日久しぶりにこれを書いてます。ボチボチ行かしてください。)

皇帝役で出演していた私のイチオシ・マリウスの石川禅ちゃんがよかったので、その勢いで帝劇のチケット売り場に行き、『ジキル&ハイド』のチケットをついに買ってしまった。千秋楽のチケットが買えてしまった。キャンセルが出たらしく前から2列目の通路脇!平日の昼だけどいいや、お仕事休み決定!
私の中でミュージカル俳優ご贔屓度のNO.1、2を争う鹿賀丈史が主演しているので、初演、再演とちゃんと観ている。今回も最初から観る予定だったのだが、知念里奈降板、鈴木蘭々が代役という話で勢いがそがれ、出遅れたのだった。大枚はたいたのだから、蘭々、頑張ってくれよ~。

さて、チケットの売れ行きが今ひとつのようだが、これはなかなかいい作品なのだ。鹿賀丈史がこの作品に惚れこんで自分からやりたいと言って企画がすすんだのだという。『レ・ミゼラブル』2000回記念公演の特別カーテンコールでの挨拶で「善人を演じるよりもエキセントリックな役を演る方が自分には合っている」とご本人も言っているように、この作品の主役はジキル博士の悪の部分が人格として分離して出てきてしまったハイドを演じる時の鹿賀丈史は、本当に生き生きとしている。そして最後の二重人格の戦いの歌が凄い迫力なのだ。
そして、鹿賀丈史を凌駕する勢いで舞台を圧倒するマルシア。アンサンブルも『レ・ミゼラブル』初演の時からのメンバーも少なくなくレベルが高く、迫力満点。これは一度は必見の舞台だ。まだ未見の方はぜひとも今回一度は観ることをおすすめする。
それとこの間、メールを整理していたら2001年の初演の観劇後、友人に出した感想メールが2本見つかった。恥ずかしいが、参考までに抜粋してご紹介しておく。

18日(日)マチネを娘とふたりで観ましたが、鹿賀さんはジャンバルジャンよりも数段楽しんでイキイキと演じて歌っていましたね。
2001.11.30 「ジキル&ハイド」で涙
千秋楽は30日昼の部なのでまだ切符を売っていました。鹿賀さんのファン層って山口祐一郎よりは狭いからなあ。売り切れないんだろうなあ。
でも男性ファンも多いよね。カーテンコールは男声で「鹿賀!」とか「鹿賀、神様!」とか声がかかっていました。私も「鹿賀さん、最高!」とか「ブラボー」の他に声をかけてしまいました。
昨晩の鹿賀さんは18日よりもすごかった。もちろん、キャスト全員のノリが違う違う。ジキルの苦悩するシーン=セリフなしで両脇でエマ・ルーシーが歌うあのシーンでは鹿賀さんの目がうるうるでツーっと涙流してましたよ。あの冷めた鹿賀さんがウソーっていう感じです。
カーテンコールはスタンディングオーベーションとなりました。何度も出てきてすごかったよ。最後の演奏のところも手拍子になっちゃって指揮者が最後手を振って締めざるをえないほどでした。

という懐かしいメール内容だった。
私のもうひとりのご贔屓、市村正親は身体の許す限り舞台に立つと言っているのに、鹿賀丈史はある程度のところで引退するとか二人の対談で読んだ記憶がある。だから、鹿賀丈史の舞台は貴重なのだ。いつ最後の舞台になってもいいようにしっかり観ていかなくてはと思っている。ああ、けなげなファンの私。

写真は、『ジキル&ハイド』の宣伝用の画像より。
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05/09/14 杉浦日向子『一日江戸人』読み終える


一応「美術」のカテゴリーにしたけれど、イラストの本ではない。杉浦日向子さんが亡くなってしまい、本屋には追悼のコーナーができ、そこに並んでいた本の中で一番気に入った標記の本を古本屋で買おうと行く度にチェックしておいて9/10の土曜日にやっと見つけて少しずつ読んだ。
先日、お茶屋娘さんから講談社現代新書『サラリーマン武士道―江戸のカネ・女・出世』(山本博文著、絵=黒鉄ヒロシ)という本を借りて読んだところだった。これで江戸の武士社会と町人社会の生活実態と人々の意識がイメージできるようになった。

杉浦日向子さんは、NHKの「お江戸でござる」という番組で解説しているところをよく見ていてなかなか感じのいい方だと思っていた。ところが描いている漫画はかなり渋めの作品なのでなかなか手がでていなかったのだった。今回も追悼のコーナーにあった本は『風流江戸雀』や『江戸アルキ帖』など、かなり江戸について興味がないとつらいかなという本も多かったのだが、この『一日江戸人』はとっつきやすかったのだった。以下、少し引用。

江戸人は「キザ」と指摘されるのを何よりおそれていました。「キザ」は「気障」と書きます。...気障りな状態を言います。
粋(いき)、通(つう)といった、江戸人の美意識は、わだかまりのない、さらさらした、極上の水(うまい水)のようなものでした。「キザ」は、その対極にある感覚でありました。
→私は「粋」も好きだけど「キザ」も大好きだ。ハハハ(^^ゞ

本の裏表紙のところにも「江戸の人々の暮らしや趣味趣向がこれ一冊でわかる」とあるが、これ一冊でというところは少し割り引くにしても、江戸文化の入門書としてはこれはとてもいい本だと思った。自筆イラストもあの真面目な感じの絵と可愛いタッチの絵のバランスがとれていて、それも魅力的だ。
歌舞伎の世話物などを理解する前提として知っていたいことも多かった。武士社会の基礎知識になる『サラリーマン武士道』とともにオススメである。

しかし、今更ながら杉浦さんの早世は惜しい。同世代の女性として、かなり寂しさを感じる。
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05/09/13 十月歌舞伎座のチケット入手


自民党圧勝のショックにより、今日の歌舞伎会会員売り出しが頭からすっかりとんでしまっていた。午後、職場で思い出したが、会員番号などを書いたものがなくて何もできず、帰宅後にやっとインターネットでチケットを入手した。

さすがに昼の部は人気のようで、休みの日だと10/10の体育の日の三階A席をやっと取ることができた。夜の部の方は最後の日曜日10/23の三階A席を取った。
こうなると前進座の『髪結い新三』も観たいなあというふうになってくる。前進座の歌舞伎は初めてだし、梅雀さんも舞台で観てみたい。こうして毎週毎週観劇三昧で、大丈夫か?私。

観るばかりで書く方がやはり滞っている。8月歌舞伎も第三部しか書いてないし、文楽も書きますからね。宿題たまってきたけど、まあそれも楽しみと考えることにしよう。
今週末も17日に山口トート、18日に内野トートとレンチャンになってしまった。ダイエットした山口トートを観たいという誘惑に負けた。いずれの日もミニオフ会状態になりそう。それも楽しみ。皆さんに元気をいただきたいですm(_ _)m
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05/09/12 職場の厚生企画でぶどう狩り


昨晩のショックでなかなか寝付けなかったのに、今日はいつもより早起き。職場の厚生企画(レクレーション)で日帰り旅行だった。四谷の資料室だけでなく本体の渋谷の1フロアの参加者と「はとバス」の貸切で行った(うちは分室のようなものなのだ)。「はとバス」で貸切っていうのもやっていたというのは初めて知った。

私たちの乗った黄色い「はとバス」は9時過ぎに新宿西口を出発。保育園年中の男の子を連れたママさん職員もひとり参加。可愛い...私の娘がこのくらいの年に会っているよねって彼女に言われてしまった。それから何年たったのか...。
車中で、大学を出て10年以上イタリアに行っていて同期で入った男性と日本の民主主義について話し合う。市民運動が盛り上がって10年サイクルで大きな盛り上がりを見せるヨーロッパの国々とは大きな違いがあるとのこと。やはり日本の国民はもっと痛い目に合わないとダメではないかとのご意見。やっぱりそうなのかなあ。それでも目覚めない人が多かったらどうしよう...。
でも日本を出て行くことはできないし、苦しいなあ。民衆とともに苦しもうという宗教者のような心境にならないと達観できないかも。でも私、宗教には救いを求めないんだよね。まあ心持ちとしてはあるかもしれない。

まずは「サントリー登美の丘ワイナリー」の見学。山梨ワイナリーを改称したとのこと。なぜか?ブランド名として地名入りのワインをつくったからだ!
30分の見学で若い女性職員さんが説明してくれる。ぶどうを破砕、圧搾して酵母菌で発酵させ、樽→瓶で熟成させて、出荷時にラベルをつけるという。自家農園の山の下を掘った地下貯蔵庫で熟成させているのだが、そこは自然に年間を通して13℃に保たれているとのことで、ひんやりと気持ちがよかった。
地上に出て試飲コーナーで一口ずつロゼ→白→赤と3種類のやや甘いワインを飲んだら、すきっ腹だったのでもう目が回った。専務が一瓶5万円の貴腐ワインを有料試飲していたところに皆でおしかけて一口一口ともらってしまった。干しブドウがお酒になったような味がした。いい経験をした。
同じところでバーベキューの昼食。ワインはちょっとだけにして肉と野菜を焼いて食べたが、今日一番おいしかったのはデザートに頼んだ「ぶどうのシャーベット」!十分満足した。
勝沼までバスで移動して次は「ぶどう狩り」。畑では食べ放題だというが、サービスで出てきたのは、まず冷やしたデラウェア。それが終わる頃冷えた巨峰。う、うまいやり方だ。安いデラでまず口を甘くする作戦と見た。木になったままの冷えてないぶどうを食べる気はせず、そちらは一口も食べずじまいとなった。バスの中のビンゴゲームで3位に入り賞品の巨峰をGETしていたので、自分では買わなかったし。とったのは写真だけ(笑)
帰りのバスはみんな寝ていて17:30には新宿西口に到着。お疲れ様でした~。
写真は、ぶどう園のネオマスカットを携帯のカメラで撮影。
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05/09/11 自民党の「歴史的圧勝」でメランコリー


86年の衆参ダブル選挙以来の自民党の「歴史的圧勝」だという。自民党はそんなに好きではないが「なんとなくカッコいい小泉純一郎」というイメージだけで投票した人が多いのではないだろうか。彼は「郵政民営化」を争点にしているのだが、それで投票した人はどれだけいるのだろう。「今回は自民党に入れてみよう」くらいの軽い気持ちで投票した人が多いのではないか。それでもこんなに自民党が勝つと怖くなっているのではないか。自分たちは「負け組」あるいは「勝ち組ではない」のに、「勝ち組」の改革派に投票して自分たちの首を絞めているのに気づいていないのではないか。

学生時代に選挙制度の各国比較を学んで、小選挙区制の国は嫌だなあと強く思っていた。小さい政党は国政にほとんど影響力をなくしてしまう、民主主義といっても多数決をはっきりとそれも多数派で争うための制度だ。少数派の声をきちんと反映せずに多数決でつっぱしる方法は民主主義とはいえないのだ。
それが細川政権の時に何か大きな改革をする必要があるという機運が盛り上がって、選挙制度を変えたのだが、日本新党やら社会党やらが自分たちが多数派になれると甘い幻想を持ってしまったために小選挙区制を受け入れてしまった。比例代表制との併用ならなんとかなると思ったんだろうけど、甘い、甘い。一番自民党に有利に働いたのだ。
今の制度だと得票で30数%とれば議席で過半数とれるんじゃないかな?選挙報道で「地すべり的勝利」とか福岡先生が言ってたけど、小選挙区制度はちょっと片方への支持が増えるとそうなるのが特徴だ。少しの差を大きく拡大してしまうのだ。アメリカの大統領選挙にも似ている。
第一次世界大戦後の大不況の末にカッコいいナチスのヒットラーの台頭を招いたドイツに似ていると思う。大不況の不安感から強いリーダーを求めてしまっているのだ。そのリーダーが正しいのかどうかはよくわからなくてもなんとなく支持してしまうことの怖ろしさ。

今もTVで精神科医の香山リカさんが「不安の中で単純な二者択一を迫られた結果ではないか」というようなことを言っていた。「よく考えた末に選ぶことができなかった」ツケはどこに回ってくるのか?
民間活力が最も重要視される社会というのは、弱者にはやさしくない社会だ。社会のどん底に落ちた人はその人が悪いのだから、国などで最低の生活保障などしなくてもいいという考え方をとるアメリカのような国にしたくないのだが...。そういえば今日はアメリカの9.11の日だ。イラク戦争への抵抗はわかるがあのテロが世界を急速にタカ派勢力を勢いづかせてしまった。

これで3年くらい寿命が縮んだ気がする。
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