ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

前田健治 ピアノリサイタル

2010年08月20日 | コンサート
昨夜は、大分県出身で、芸大ピアノ科を首席で卒業したという、新進気鋭のピアニスト、前田健治さんのリサイタルを聴きに行ってきました。

プログラムは、前半バッハ=ケンプ編曲の3曲と、ショパンのマズルカ、ノクターン、バラード4番。後半は、武満徹の作品3つと、メシアンから3曲。

前半も後半もそれぞれ、冒頭に分かり易く、本人による曲の解説トークをしてからの演奏でした。バッハも、ショパンもとても美しい音色で全体がコントロールされていました。音楽が落ち着いた雰囲気の中でずっと流れている感じでした。

後半は、ご自身も「ずっとあたためてきた」とおっしゃる通り、メシアンがとても素晴らしかったです。細身の前田さんですが、メシアンを演奏中の前田さんが大きく見えて、ピアノと一体になっている感覚を覚えました。メシアンの独特なキャランキャラン(私には本当にそう聞こえる)と乾いた、しかし、透明感のある和音が心地よく、何種類もの音色をもって表現して、メシアンを楽しませてくれました。

左の耳のピアスがお辞儀の時、キランと光って、おしゃれでした!

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