ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

花に教えられる

2013年04月20日 | レッスンメモ
昨晩から、冷えてきましたね。今朝も肌寒いです。このところ日替わりで気温の変化が激しくて、身体がついていかないのではと心配です。皆様、体調は大丈夫ですか?

私たち人間は寒がったり暑がったり毎日気にしていますが、植物たちは、日々の温度変化にいちいち文句を言ってるようには見えません。どっしりかまえて「季節」というもっと大きなくくりに身をゆだねているようです。その姿勢は毎年、絶対にぶれないですね。あっぱれです。

庭に咲いたボタンの花。ゴージャス~!


新緑がみずみずしいカエデの木。


一昨年苗木を買ってきて植えたライラック。初めて花をつけてくれました。


一方、寒がりで暑がりの私の方は毎晩天気予報をチェックして翌日の気温を確認し、着るものの準備を整えます。それでも一日中エアコンをつけたり消したり、ほんとに落ち着きません。まるで楽譜の中の1小節を一日とすると、その中の音符を一つ一つ虫眼鏡で見るようにこまかく分析しながらあたふたしているようなものです。

音楽も人生も、あまり小さなところにとらわれ過ぎるとよくありませんね。全体の流れをつかんで、それにうまく身を任せるということも大切です。日々の気温の変化に一喜一憂するのではなくて、もっと大きな季節の変化を楽しむ心持ち。自分の人生という交響曲(ピアノ曲?)にも全体を通して見れば季節感に相当するような、何か大きなくくりの流れや変化がきっとあるはず。

色々なことにいつも一喜一憂している私は、その花の姿を見習わなきゃと思います。励まされます。植物は無言で元気をくれます。この植物たちのように、流れに応じて、しかもぶれることなく、自分らしく生きて行きたいと思っています。

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コメント
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