日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

初秋の一齣:我が娘(こ)の書を見遣りながら

2018-09-09 20:42:09 | 愛しいもの

来宅した娘が`書`を揮毫する。ためらいなく三筆。観ていて溜息が出た。此の書を師匠に見て戴き、赤の入ったこの書を参照して更にトライ、相互に得心するまでその繰り返しをするという。わが娘とは言え、ものを`創る`という真髄にトライしているのだと感じるものがある。

此の娘(こ)は、書だけではなくて、書画にもトライしている。                           

たまに来た我が家でもためらいなく執筆に挑むその姿を見ていて、はるかに`俺を超えた‘と想わないでもないが、我が創造力(苦笑!)が蘇り、さてどうしたものか,とふと考える。そして俺には俺のものがある!写真だ、と言いたくもなるが、そのパワーが!と付したくもなる。どこからか`それじゃあ駄目ジャン!という声が聞こえてくるが、娘が出展している著名な展覧会場での書画展を見ると、この娘(こ)を指導される師匠に まずは敬意を表したくもなる。

そして我が身。小学生時代の先生、高校時代の教師の指導に得心、そして想うのは、その教師の`好奇心の賜物`だとも想う。中学生の頃、殴り書きをしたような僕のスケッチに、先生の好奇心が刺激されたのではないかと、ふと想ったりもするのは、その絵をクラスの代表としてセレクトして下さっての展示、そんなことだがあったが、さて現在(いま)の僕を視たら先生はどう想われるだろうか!でもその先生方は一昔前に亡くなられたが、時折りそんなことを想う日々を僕は過ごしている。

一言添えると、此の一文を仮に妻君が眼を通すと、その妻君のあきれた顔が浮んでくる!

<提示する書・上記我が娘の試作>



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