名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

楽天、日本シリーズを制し日本一

2013-11-02 10:04:13 | Weblog
2013.11.4(月)
 プロ野球2013年の日本シリーズ・楽天対巨人戦の第七戦は11月3日、パ・リーグの覇者楽天がセ・リーグの覇者巨人を3-0で下し、対戦成績を4勝3敗として球団創設9年目で初の日本一に輝いた。
 最高殊勲選手(MVP)には、2勝を挙げた美馬学投手が選ばれた。楽天の星野監督は中日、阪神時代を含めて監督として日本シリーズで初の栄冠を獲得した。
 今回のシリーズでは、楽天は第一戦では敗れたものの、第2戦以降は収支リードを保って優勢であった。
 楽天は、東京ドームで三勝目をとり、王手となって仙台に戻り、エースの田中将大で決着をつけるはずだったが、まさかの敗戦となって天王山の第七戦目を迎えた。
 第六戦まで、3勝3敗とはいえ、打力は圧倒的に楽天が優位であった。七戦を通じて楽天の得点は21点、チーム打率は0.267に対して、巨人は得点14点、チーム打率0.182である。楽天の勝利は数字から見れば当然の結果といえる。
 しかし全体を通じてみれば、どの試合も緊迫した熱戦であった。特に優勝を決めた最後の第七戦は、第三戦の勝利投手・美馬が先発で投げ、第一戦で敗戦投手になったといえ、好投した則本が2回を無失点で押さえ、最後9回を前日に160球を投げぬいた田中がヒットを打たれながらもゼロに抑えて、ついに栄冠を勝ち取ったことは、日本シリーズの結末として、東北・仙台の人たちへの最大の励ましであり、素晴らしい贈り物となった。

食材の誤(偽)表示 拡がる

2013-11-02 10:04:13 | Weblog
2013.11.2(土)
 阪急阪神ホテルズ(大阪)に端を発した食材の誤表示が、今朝の新聞によると、名古屋の名鉄グループ系のホテルなどでもあったことが明らかになった。
 例えば、名鉄グランドホテルでは、伊勢海老のテルミドールと表示していながら実際に使っていた食材はロブスターだったというものである。その他、フランス産フォアグラと言いながらハンガリー産を使っていたなどというのもある。
 「安いものを高く見せようとしたわけではないが、お客様に期待感を抱かせ、偽装と思われても仕方ない」と言っているとおり、誤表示ではなく、明らかに偽装である。
 景品表示法は、実際より優良であるかのような誤解を与える表示を禁じているが、調査権限のある都道府県に対して定期的な調査を義務付けていないことが盲点になっている。
 また、食品衛生法や日本農林規格(JAS)法などでは、店頭で販売する食品には、原材料や原産地など品質に関する表示義務を課しているが、店などで調理された料理には表示義務がない。
 法の不備とも言えるが、法令順守よりも儲け至上主義がもたらす弊害である。
 今から6年前の2007年10月、売れ残った赤福を冷凍して売っていた「赤福事件」が明るみに出たが、ほかにも老舗の船場吉兆なども期限切れの菓子をラベルを張り替えて販売していたなど、コンプライアンス違反事件が続出したことがあった。
その後もこうした違反は出ては消え、消えては出るを繰り返しているが、主として建設業の談合と同じで、終わることのない悪である。
 今回の事件で、主婦連合会の佐野真理子事務局長は「する必要がない表示を、あえて強調して表示しているわけだから、誤表示ではなく偽装。『利益を見て、消費者の顔を見ず』だ」と言っているが、そのとおりである。