12月6日 Thu.
●夜は寝床で『本』を読む。
机にむかって、本を読んだことはほとんどない。
これはわたしが、子どものころ、病弱だったからだ。
●最近はスマホで読むようにしている。
スマホであれば枕元の明かりをつけることもない。
ところが、イヤ―なことに気づいてしまった。
●オフにしてある、暗い画面になにやらジジイが映っている。
眉は細くなり、頭髪はのこりすんなく、皺のよった目尻――じぶんの顔だと気づくまでに数秒かかった。
「えっ。こんなジジイになっていたのか」
とびっくり仰天。
怒髪天をつくような、歳月のながれの敏速さにたいする恐怖の怒りがこみあげてきた。
もっとも、つらつらスマホの画面を眺めてみると、天をつくほどの髪はもう残存していない。
細くなったよわよわしい毛髪がサザエさんのパパほどではないが、残っているだけだ。
●これはもう自虐的になるほかには、精神のバランスをとる手段はないと覚悟した。
「おい、ジジイ、きょうは何枚小説を書いた。なに、五枚しか書けなかったのか。まあ、凡才、非才、鈍才、無才の身にしては上出来ではないか」
これでは、クサシテイルのか誉めているのかわからなくなってしまう。
GGはかくのごとく、イイカゲンナ男になりさがってしまった。
●毎晩ジジイはGGとの会話、内的な声に耳をかたむけている。
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
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細くなったよわよわしい毛髪がサザエさんのパパほどではないが、残っているだけだ。
●これはもう自虐的になるほかには、精神のバランスをとる手段はないと覚悟した。
「おい、ジジイ、きょうは何枚小説を書いた。なに、五枚しか書けなかったのか。まあ、凡才、非才、鈍才、無才の身にしては上出来ではないか」
これでは、クサシテイルのか誉めているのかわからなくなってしまう。
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