田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

桜散る。   麻屋与志夫

2024-04-14 08:32:22 | わが家のニーユス
4月14日 日曜日
まさに咲き満ちた桜を今見ている。
美しさに息をつめて観ている。
はっと息をはきだすとひとひらひとひらと散り始めた。
満開の桜が散り始める瞬間にたちあえたことにかんげきしてごつごつした黒い幹に手をおいて囁きかけた。
おまえさん、こんな不格好なからだからどうしたらこれほどみごとな桜を咲かせることができるのだ。
あわい桜色の花弁がひとひらわたしのほほに張りついた。
みみもとでささやく声。
それは、ものごとは見た目だけで判断してはだめ、ごまかされてはだめなのよ。
美しい花を咲かせるには毛根から水分や栄養分をすいとることからはじまって、たいへんなくろうをしてくれているの。


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