田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

花の季節を引き延ばしたい。麻屋与志夫

2024-04-17 10:07:56 | わが家のニーユス
4月17日 水曜日
御殿山と千手山の桜が散った。
わが庭の藤の花が咲きだした。
藤の花は咲きながら花房がしだいにのびていく。
それを毎朝眺めるのが楽しみだ。

小説を書くのにももっとも適した季節だ。
わたしは歳を取ってからすごい寒がりになった。
気力がなくなったというよりは、体力が衰退している。
今朝は、小雨が降っていた。
右手に杖。
左手に傘で散歩にでるのは危険だ。
両手がふさがっているときに、転倒して額をわった。
手をついて受け身をとるのが遅れたのだ。
だいたい、倒れるときには何の予告もなく瞬間的に倒れてしまう。

だから年寄りは倒れて怪我をする。
そこで寝込んでしまう。
こわい。こわいな。

思い切って杖なしで出かけた。
なんとか30分いつもどおり歩ききった。
小説を書き、わたしの頭に咲く花の季節をまだまだつづけたい。
花の季節を引き延ばしたい。

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