2月20日 日曜日
●来週の「美の壺」は大谷石特集らしいですね。
ぜひみたいものだ。
谷啓が亡くなってから、いちどもみていない。
ジャズの名曲をBGに使ったあの番組が好きだった。
いまでも音楽はかわっていないのかな。
いまはどなたが解説をしているのかしらない。
みなくなった理由は、単純だ。
谷啓と、わたしがほぼ同じ世代だからだ。
●このところ同世代の物故者がつづく。
人は歳をとれば死ぬ。
しかたのないことだ。
●さて、わがやの石塀はきょうの午前のブログにものせたが。
大谷石と表現されている。
実は、深岩石だ。
これは地元鹿沼のひとでもなかなか区別がつかない。
大谷は鹿沼から東に12キロに位置している。
餃子で有名な宇都宮市の郊外だ。
深岩は鹿沼の西1キロのところにある。
●岩肌が深岩石のほうがキメもこまかい。
薄い青味をおびている。
キメがこまかいだけに硬い。
頑丈だ。
見た目にはほとんど区別がつかない。
●日光の太郎杉のある街道を300メートルほどいくと。
右側に日光教会の建物がある。
パンフレットの紹介に「鹿沼石で建造されている」とあった。
地元贔屓のわたしだから非常にうれしかった。
鹿沼石とはもちろん深岩石のことだろう。
だれがみても、大谷石にしか見えない。
だが深岩石、鹿沼石だ。
得意になって、帰京したわたしは友だちにこのことを吹聴したものだ。
「わが故郷鹿沼の石で、あの教会は建てられているのだよ」
それに間違いないと思う。どなたか地元のかた、検証してみてください。
●石は不滅だ。
この深岩石の塀だって何百年ももつだろう。
●人は死ぬ。
そう思うと恐怖。
戦慄を覚える。
常に死を思うこと。
死を忘れずに生きる。
●Memento mori. メメント・モリ。死を忘れるな。
●なんとも恐ろしくも寂しい限りだ。
昨年は野口恭一郎クンはじめ、おおくの友だちにのために弔意を記した。
悲しかった。
ことしは、鬼籍に入る友だちがいないといいな。
●深岩石の塀をたたきながら、人は死ぬ……だからこそ……「おれは不滅の小説をかくからな」と嘯いた。
●追記。午前中にアップしたプログを見てください。深岩石の塀がかすかに青味をおびています。ご鑑賞ください。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。
にほんブログ村
●来週の「美の壺」は大谷石特集らしいですね。
ぜひみたいものだ。
谷啓が亡くなってから、いちどもみていない。
ジャズの名曲をBGに使ったあの番組が好きだった。
いまでも音楽はかわっていないのかな。
いまはどなたが解説をしているのかしらない。
みなくなった理由は、単純だ。
谷啓と、わたしがほぼ同じ世代だからだ。
●このところ同世代の物故者がつづく。
人は歳をとれば死ぬ。
しかたのないことだ。
●さて、わがやの石塀はきょうの午前のブログにものせたが。
大谷石と表現されている。
実は、深岩石だ。
これは地元鹿沼のひとでもなかなか区別がつかない。
大谷は鹿沼から東に12キロに位置している。
餃子で有名な宇都宮市の郊外だ。
深岩は鹿沼の西1キロのところにある。
●岩肌が深岩石のほうがキメもこまかい。
薄い青味をおびている。
キメがこまかいだけに硬い。
頑丈だ。
見た目にはほとんど区別がつかない。
●日光の太郎杉のある街道を300メートルほどいくと。
右側に日光教会の建物がある。
パンフレットの紹介に「鹿沼石で建造されている」とあった。
地元贔屓のわたしだから非常にうれしかった。
鹿沼石とはもちろん深岩石のことだろう。
だれがみても、大谷石にしか見えない。
だが深岩石、鹿沼石だ。
得意になって、帰京したわたしは友だちにこのことを吹聴したものだ。
「わが故郷鹿沼の石で、あの教会は建てられているのだよ」
それに間違いないと思う。どなたか地元のかた、検証してみてください。
●石は不滅だ。
この深岩石の塀だって何百年ももつだろう。
●人は死ぬ。
そう思うと恐怖。
戦慄を覚える。
常に死を思うこと。
死を忘れずに生きる。
●Memento mori. メメント・モリ。死を忘れるな。
●なんとも恐ろしくも寂しい限りだ。
昨年は野口恭一郎クンはじめ、おおくの友だちにのために弔意を記した。
悲しかった。
ことしは、鬼籍に入る友だちがいないといいな。
●深岩石の塀をたたきながら、人は死ぬ……だからこそ……「おれは不滅の小説をかくからな」と嘯いた。
●追記。午前中にアップしたプログを見てください。深岩石の塀がかすかに青味をおびています。ご鑑賞ください。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。
にほんブログ村