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「同じような条件にあう放置家屋を探してみて」
指令室に戻ってきた。
百子がパソコンの前の玲加にいう。
夜もだいぶ更けている。
「美香がたまたま駈けつけてくれたからよかった。
かなり手強い相手だった。
コウジにはけっきょく二度も逃げられるし」
「空き家。で……家主に連絡がつかない。
もうひとつは、付近で行方不明者、
あるいは誘拐事件の発生しているところ」
「おかしいわ。青山と池袋に何軒かある」
「両方とも霊園の地下に吸血鬼都市のあったところね」
「百子。たいへんだ、
ワタシ見過ごしていたことおもいだしたよ」
放置家屋にVが住みついている。
そこをアジトとしているのだ。
まさかとは思い、見過ごしていた。
百子はさっそく自衛隊異能部隊長の父に連絡をいれた。
それから、翔子に。
「Vセクションのお父さんにも連絡いれといて」
玲加は雑司ヶ谷の地下都市を急襲したときの映像をスクーリンに映し出した。
「ほら、見て。煙のでているビルや家屋があるでしょう」
なるほど、アップにするとさらによく見える。
発煙弾の茶褐色の煙が噴き出したビル、マンホール、民家は調べた。
あのとき調べたのだが見落としはないか。
とくに、空き家を調べることにした。
その空き家をあたらしいアジトとして。
吸血鬼が街にちらばったのだ。
深夜。
吸血鬼の能力がフルパワーとなる。
だが、彼らのアジトで囚われ。
血をすわれている犠牲者がいるかもしれない。
クノイチ48は出動した。
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指令室に戻ってきた。
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夜もだいぶ更けている。
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かなり手強い相手だった。
コウジにはけっきょく二度も逃げられるし」
「空き家。で……家主に連絡がつかない。
もうひとつは、付近で行方不明者、
あるいは誘拐事件の発生しているところ」
「おかしいわ。青山と池袋に何軒かある」
「両方とも霊園の地下に吸血鬼都市のあったところね」
「百子。たいへんだ、
ワタシ見過ごしていたことおもいだしたよ」
放置家屋にVが住みついている。
そこをアジトとしているのだ。
まさかとは思い、見過ごしていた。
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それから、翔子に。
「Vセクションのお父さんにも連絡いれといて」
玲加は雑司ヶ谷の地下都市を急襲したときの映像をスクーリンに映し出した。
「ほら、見て。煙のでているビルや家屋があるでしょう」
なるほど、アップにするとさらによく見える。
発煙弾の茶褐色の煙が噴き出したビル、マンホール、民家は調べた。
あのとき調べたのだが見落としはないか。
とくに、空き家を調べることにした。
その空き家をあたらしいアジトとして。
吸血鬼が街にちらばったのだ。
深夜。
吸血鬼の能力がフルパワーとなる。
だが、彼らのアジトで囚われ。
血をすわれている犠牲者がいるかもしれない。
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