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厄介な遺物の例の一つ - 4 ( 現実を見ない人々 )

2024-08-29 12:59:25 | 徒然の記

    「識者評論」 「地方自治法改正案」

 識者阿部記者の最後の意見を、紹介します。

  ・さらに、国会軽視・役割縮小の側面も無視できない。

  ・改正後は、指示の規定を設ける個別法改正の必要が生じても、手間暇のかかる国会審議や批判を回避するため、時の政権が法改正を避けることも起こりうるためだ。

 最後にしては、分かりにくい意見です。今回の改正案が「包括的な定義」をしているから、今後は個別法の改正をしなくて済むようになったと、そこに文句がつけたいのでしょうか。

 国民の命を脅かす大災害や敵対国の武力攻撃に、迅速に対応できる改正なら喜ばなくてならないのに、阿部記者はこれを「国会軽視・役割縮小」と反対に解釈します。

  ・南西諸島へのミサイル配備やシェルター建設をはじめ、各種有事を想定した防衛費の大幅増が進む中、今回の改正案が何を意味するのか、国民一人一人も自らに問いかける必要がある。

 これが最も力を入れている結論ですから、驚くというより拍子抜けします。

 「世界で一番悪い国が日本で、日本が何もしさえしなければ、世界は平和であり続ける」

 「日本国憲法」の最大の欠陥は、この「自虐史観」にあります。「日本だけが間違った戦争をした悪い国だ」、こう言って連合国が復讐をしたのが「東京裁判」だったと、現在で知らない国民はいません。

 ところがこの記者は、亡国の「日本国憲法」を「平和憲法」と称えています。

 令和3 ( 2021 ) 年時点での、各国が保有する核弾頭数は次のとおりで、赤字は内数で、実戦配備済み核弾頭数です。

  ・アメリカ   5,550発  1,800発 

  ・ロシア       6,255発      1,625発

  ・イギリス   225発   120発

  ・フランス      290発        10発

  ・中国     240発   

  ・インド         60 ~ 80発

  ・パキスタン    70 ~ 90発  

  ・イスラエル    80発 

   ・北朝鮮       10発 

   核弾頭を搭載できるミサイルを、中国は日本に向けに1,000基設置し、北朝鮮は 200 から 300基設置していると言われています。

 中国と北朝鮮のミサイルが、既に日本を射程内に入れているのですから、敵対国に一番近い南西諸島へ、ミサイル配備やシェルター建設を進めるのは当然の対策でしょう。

 私たち日本人の多くは、現在の核弾頭の威力が、どの程度のものであるのかを知る必要があります。核弾頭一発の威力は、広島長崎に投下された爆弾に比較すると、1,500倍ですから、2、3発来れば日本は壊滅です。

 共同通信社はこうした情報を報道せず、愚かな自社の人間を「識者」と持ち上げ、見当違いの危機感を煽らせています。同社が事実を報道すれば、「自治法改正反対」どころか、「敵国司令部」への先制攻撃がされて当然と言う話に変わります。
 
 「平和憲法」信者の彼らは、中国や北朝鮮、ロシアから核攻撃を受けても、「平和憲法を守れ」「戦争反対」とお経を唱え続けるのでしょうか。
 
 ・今回の改正案が何を意味するのか、国民一人一人も自らに問いかける必要がある。
 
 阿部氏はこう言って記事を締めくくっていますが、国民はすでに現実を知っていますから、自らに問いかける必要があるのは「阿部記者自身」ということになります。
 
 罪深い「日本国憲法」の実情が、阿部記者のお陰で明らかになりました。二つの例の紹介で終わってもいいのですが、せっかくなのでもう一つ反日左翼の親玉の例を上げたくなりました。
 
 ・もうこんな茶番劇をそろそろお仕舞いにして、日本の独立を取り戻しませんか。
 
 こんな気持で、次回は最後の紹介をいたします。
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