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父の遺した写真 65 名古屋港 港新橋

2018年01月25日 | 鉄道
父の遺した写真 65 名古屋港 港新橋

 港新橋(旧)は、東築地町と千鳥の間の堀川を横切って存在した道路の可動橋。現在はもっと新しい橋が名四国道の一部となっている。

65-1 港新橋 1957.8.10

65-2 港新橋 1957.8.10

65-3 港新橋 1957.8.10

 3枚の写真は橋を揚げて、船が通過するところを写したもの。名古屋港付近は、標高が低くて橋を高い位置に付け難い。一方当時は船による運送が盛んで、その通過のために橋げたの高さを要する。そこで生れたのが跳ね上げ型の可動橋であった。しかし船の通過の度に車を止めるのでは不便であった。
 可動橋港新橋は1961年2月に完成したが、4年後の1965年5月に閉鎖された。東側に跳ね上げ部分があり、それ以外は低い下路トラス橋だった。私も最近の様子を知りたくてちょっと前に訪れた。次の二枚の写真は私が撮影したもの。旧港新橋の跡はわずかに突き出た道路跡が東側に残っているが、西側には目立った遺構はない。

65-4 港新橋の遺構 2011.5.02

 港新橋の少し南に、別の可動橋があった。こちらも跳ね上げ型であるが、鉄道橋。名称は名古屋港跳上橋で、歴史は港新橋よりずっと古い。

65-5 名古屋港跳上橋 2011.5.02

 現在上げた状態で固定して保存されているが、状態はあまり良くない。父の写真には写っていない。
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