大会の中休みを利用して(!?)のカット打法論議。
初お目見えの「山の審判員ウルフ」氏からコメント。
「日々ご活躍のこと、又、ブログ毎日楽しく読ませていただいております。
カット打法ついて、全軟の競技者必携 P36(2)スリーバンドについてでは、2ストライク以後に、故意にファルとするために意図的に、、、とあります。
我々の連盟では、この項を適用し、カット打法はスイングでは無いと指導し、スリーバンド失敗で打者アウトとなります。
4、5年前よりこのような打法をとる打者はいなくなりました。
特に、Aクラスのチームに多く見受けられました。」
mmm・・・、考えるに、バントの定義は、「バットをスイングしないで、内野をゆるく転がるように意識的にミートした打球」であり、その構え、打ち方が片方の手はグリップで、もう一方はバットの先端を持つなどとは決められていない。
と言うことは、とかくスリ-バントというとバントの構えでなければならないと考えてしまうが、その目的が「スイングしないで・・・意識的」なら、スリーバントに該当するということか・・・。
いいですね、連盟支部特別ルール。
それが、バッターのマナー向上に一役買っている。
山の審判員ウルフさん、これからもお越しください。
で、少しプライドが傷ついたのか(!?)、M・Bridge氏が猛勉強。
「私が、2ストライク後のカット打法について、調べた結果報告です。
野球規則6.05打者アウト
(d)2ストライク後の投球をバントしてファウルボールになった場合。
≪規則適用上の解釈≫
1.全軟連
スリーバントについて
2ストライク以後に、故意にファウルボールとするために意識的にカット打法をしたときは、球審は、動作によっては、スイングがないとして、ファウルボールとしないでバントとして第3ストライクを宣言する場合がある。
2.日本高野連特別規則(前回、SSK48氏も言ってますが)
No17 バントとは、バットをスイングしないで、内野をゆるく転がるように意識的にミートした打球である。自分の好む投球を待つために、打者が意識的にファウルにするような、いわゆる「カット打法」は、その時の打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、球審がバントと判断する場合がある。
上記より、『カット打法は、規則上問題はないが、アウトにされる場合もありますよ。』って事なので、一発で、スリーバント失敗でアウトにしてしまうのも難しいですが、野球のマナーから考えると。。。『こんな野球をやって楽しいの?』と考えさせられます。
私が調べたところ、野球発祥の地アメリカでは、意図的なカット打法を頻繁に使用した場合、球審はアウトのコールをしないが、投手は必ずビーン_ボール【bean
ball】を投げるため、乱闘になるそうです。
このため、打者もカット打法を使わず、正々堂々と勝負し打つそうです。
指導者の皆様、仮にカット打法で全国大会で勝ったとしても、静岡県の品位と印象を下げるだけなので、勝ちにこだわる野球ではなく、正々堂々とした野球を少年達に教えてください。
よろしくお願いします。
「カット打法についての結論」
規則上問題はないが、野球のマナーからして、故意的なカット打法は使用させないように指導する。
この指導に監督が従わない場合、最終手段として規則適用上の解釈を説明し、カット打法を使わないように指導する。これしかないと思います。
ここまで指導したら、大半の監督は従うのでは?
長くなり、ゴメンです。
明日は、高校野球の3回戦です。ミスしないように頑張ります。」
よく調べていただきました。
しかも、アメリカの事情まで持ち出していただき。
カット打法の解決方法が乱闘だなんて、さすがアメリカ(!?)。
これで、いままで御存じなかった(!?)M・Bridoge氏も、万一カット打法でツーストライク後故意にファウルを狙ったときにも、即対応が出来ますね。
ただ、私の中では、スイングをしっかりしてのファウル狙いはどうするの?との疑問がまだ心の底にはあるのですが・・・。
要は、学童の頃からしっかりとした指導をしていただきたいとの気持ちは、どの審判員も同じと思います。
さあいよいよ大会が再開。
静岡さんからもコメントいただいています。
「お久しぶりです。
みなさん楽しそうですね。
3回戦の割り当てをいただきました。
浜松球場で1塁を担当します。1試合目か2試合目か忘れてしまいましたが(汗
当日は中部、東部から審判員が浜松球場に派遣されるのでしょうか?
他地区の審判員の方と審判をするとすごく楽しいので楽しみです。」
皆さん頑張ってください。
今日土曜日は、曇りで暑くもなく、天気が審判員に味方してくれています。
思う存分力を発揮してください。
またのご報告をお願いします。
なお、私は今から娘と大阪へ。
娘の子どものころからの友人のYUUさんが、いままで娘と同じ大阪で学生生活を送り、娘は戻ってきたが彼女は大阪に就職。
そんなYUUさんが、なんと職場を退職し、アフリカへ青年海外協力隊に参加するとのことで、大阪を離れることに。
だから、もう大阪に行く機会もなかなかなくなるとのことで、YUUさんに会いに行きながら大阪見物に。
では、また。