今日は相良高校のオープン戦。
ただし、対戦はオイスカ高校と伊東商業高校の遠征同士。
それにしても西部と東部の高校が対戦するということは、この中部の相良高校が会場だからこそ可能なのかもしれない。
伊豆の高校が西部に行く、あるいは浜松の高校が東部に行くことはなかなかハードなスケジュールとなる。
そうなると、中部地区の高校は静岡県の東西の色んなチームと対戦でき、恵まれているのではないだろうか。
だから、いい経験を積み重ねれば、力がついて行くのだが・・・。
オイスカ高校は、今日見た限りでは部員10名。
しかも、その10人目の選手は、足にギブスを巻き松葉杖でベンチにいた。
ということはぎりぎり9人で試合をしていた。
試合の結果は、18対0で伊東商業の勝利。
序盤は何とか互角に戦っていたが、1点が入ると後は雪崩の如くであった。
塁にランナーが溜まりそこで適時打が出る悪いパターン。
しかも、内野ゴロを3連続エラーをするなど、ピッチャーの足を内野が引っ張った感じである。
野球の技術はまだまだこれからだが、しかしオイスカ高校はとにかくどんな状況でも互いに声を掛け合って励まし合って試合を続ける姿勢がとてもいい印象であった。
やはりエラーの後はチーム全体が静まりかえるが、誰かが気がついたように大声を出し始めると、みんなが声を掛け合う。
オイスカ高校は1試合目の相良高校との対戦もコールドゲーム。
しかし、とにかく負けても負けても元気いっぱいのチームであった。
なんとか夏の大会までには、力をつけてコールドゲームにならないように頑張ってほしいものだ。
今日の第3試合は、伊東商業対相良高校。
実は、伊東商業のエースが、いいピッチャーであるようだ。
実際投球を見ると、力強い速球をビシビシ投げてくる。
長身ながらスリークォーターで力まずに投げていた。
これがいいのだろう。調子のいいときは140キロを投げるという。
その初回の相良高校の攻撃は、先頭打者がうまくヒットを打つ。
やはりどんなにいいピッチャーでも、序盤はなかなかいい球が来ない。
また、ランナーを背負ってのセットポジションになると、コントロールが定まらない。
ということで初回に早くも伊東商業のピッチャーはランナー1、3塁の場面を迎える。
しかし、ここは実力をだし、0点に抑える。
そのゲームを2回まで見ていたが、所用があったので、そこまで。
結果はどうだったんだろう。
それにしても夏の大会が楽しみなピッチャーの一人であった。
ところで、帰りがけによくよく(!?)考えたら、今日の相良高校には榛原のTERA田氏、私、そしてBABAさんの3氏が出掛けた。
ということは、相良の審判はどこに行ったのか・・・。
聞くところによると、相良中学があったようだが・・・。
第3試合には、しがない印刷屋審判員の兄さんのYOSHIJIさんが来ていた。
全軟連の帽子をかぶっていたので、やはり中学でもやってきたのだろう。
まあ、久しぶりにいいピッチャーを見ることができたので、このところはあまり気にしないことにするか・・・。