最近のRickは、いたって元気。
実は、1月2日に14歳を迎えたラブラドールレトリーバのRick。
もう人間で言えば90歳を超えるご老体と思っていたが、改めて犬種年齢表を見ると、なんと113歳というサイトもあった・・・。驚き!
しかし、誕生日を迎え、1月寒暑の寒さにも普段通り朝5時におき、おぼつかない後ろ足と腰ながら、毎日の散歩を私よりも(当然)楽しみにしながらひたすら恒例の道を歩いて回っていた。
ところが、2月の中旬になって、それこそ突然、後ろ足が麻痺したように踏ん張りが効かず、歩こうにも腰砕け。
そのうち食欲もなくなり、それからは人間で言えば、介護状態。
腰が立たず、14年間続けてきた朝と夕方の散歩ができなくなったRickは、私たちが慌てふためいている数日でトイレが思うようにできず、腰が立たないまま、そのままおしっこなどを室内でし始めた。
これは困ったもんだと、とにかく部屋に、排泄シートとタオルケットを重ねたRick専用のベッドを作る。
しかし、それでも前足だけはなんとか使えるRickは、後ろ足のことなんかは考えず(考えているかもしれないが)排泄シートのことなどは構わず、前足で体を動かし、部屋のそこら中で排泄をする。
おそらく、自分の寝床のベッドの上では排泄はしたくないという、本能が表れているのかもしれないが、こちらとしては、排泄するならベッドの上で、という願いで、排泄シードや毛布などを重ねている。
これにはさすがに家族同様のRickだからといって、見過ごすわけにはいかない。
さっそく犬用のおむつを買ってきたが、一番大きい3LでもRickにとっては小さい。
仕方がない、人間の大人用でなんとかしのいだ。
もう、大型犬のおむつは、人間用を使えということか・・・!?
それにしても、四六時中Rickにつきあっているわけにもいかず、平日は私も女房も仕事で不在になる間、Rickは、部屋で悪戦苦闘。
こちらも初めての経験で、人間用おむつを身体に巻くような形でつける。
おそらくRickも初めての体験。
そんなある日、我慢しきれなく、やむなくベッドの上でしたおしっこに、わずかな血のかたまりが。
さすがにこれはビックリ。
医者に連れてゆき、膀胱炎との診断。
部屋の中でしてはいけないと思っているのだろう、出たいおしっこを我慢していて膀胱炎に。
その場で点滴と薬をもらう。
ところで、犬の点滴を初めてみたが、人間の点滴とは全く違う。
人間は、腕から針を入れ、心臓の負担を軽くするため、一滴一滴ポタリポタリ落としていくが、犬の場合は、背中から太い針を刺し、背中の皮と体幹の間に圧を入れながら一気に探しこむ。
おそらく500CCほどある点滴を一気に流し込む。その間およそ10分。
その栄養剤を注入される背中は見る見る間に膨らみ、大きなコブと化した。
しかしその点滴が功を奏したのだろう、2月末から3月中旬の半月続いた元気ないRickが、元気を取り戻すとともに、学習能力があるというのか、この人間で言えば100歳を超えるところを、最後の踏ん張りというか、この頃のRickは、食欲も旺盛になり、後ろ足の麻痺ながらも、歩行サポーターで支えながら以前よりはしっかりと歩けるようになった。
そして何より、排泄はベッド、部屋の中ではなんとか我慢でき、私たちが家にいて補助できる朝昼晩夜まで待てるようになった。
この順応性は、頭が下がる。
一時期、もうだめかと思ったが、復活。
そんなRickを遠巻きながら心配そうに見ていた老猫「もも」も、最近では、Rickの元気さに安心したか、いつものように近づき、一緒に過ごすようにもなった。
さあ、元気になったRickは、これからラブラドール長寿番付のトップを目指すぞ!
実は、1月2日に14歳を迎えたラブラドールレトリーバのRick。
もう人間で言えば90歳を超えるご老体と思っていたが、改めて犬種年齢表を見ると、なんと113歳というサイトもあった・・・。驚き!
しかし、誕生日を迎え、1月寒暑の寒さにも普段通り朝5時におき、おぼつかない後ろ足と腰ながら、毎日の散歩を私よりも(当然)楽しみにしながらひたすら恒例の道を歩いて回っていた。
ところが、2月の中旬になって、それこそ突然、後ろ足が麻痺したように踏ん張りが効かず、歩こうにも腰砕け。
そのうち食欲もなくなり、それからは人間で言えば、介護状態。
腰が立たず、14年間続けてきた朝と夕方の散歩ができなくなったRickは、私たちが慌てふためいている数日でトイレが思うようにできず、腰が立たないまま、そのままおしっこなどを室内でし始めた。
これは困ったもんだと、とにかく部屋に、排泄シートとタオルケットを重ねたRick専用のベッドを作る。
しかし、それでも前足だけはなんとか使えるRickは、後ろ足のことなんかは考えず(考えているかもしれないが)排泄シートのことなどは構わず、前足で体を動かし、部屋のそこら中で排泄をする。
おそらく、自分の寝床のベッドの上では排泄はしたくないという、本能が表れているのかもしれないが、こちらとしては、排泄するならベッドの上で、という願いで、排泄シードや毛布などを重ねている。
これにはさすがに家族同様のRickだからといって、見過ごすわけにはいかない。
さっそく犬用のおむつを買ってきたが、一番大きい3LでもRickにとっては小さい。
仕方がない、人間の大人用でなんとかしのいだ。
もう、大型犬のおむつは、人間用を使えということか・・・!?
それにしても、四六時中Rickにつきあっているわけにもいかず、平日は私も女房も仕事で不在になる間、Rickは、部屋で悪戦苦闘。
こちらも初めての経験で、人間用おむつを身体に巻くような形でつける。
おそらくRickも初めての体験。
そんなある日、我慢しきれなく、やむなくベッドの上でしたおしっこに、わずかな血のかたまりが。
さすがにこれはビックリ。
医者に連れてゆき、膀胱炎との診断。
部屋の中でしてはいけないと思っているのだろう、出たいおしっこを我慢していて膀胱炎に。
その場で点滴と薬をもらう。
ところで、犬の点滴を初めてみたが、人間の点滴とは全く違う。
人間は、腕から針を入れ、心臓の負担を軽くするため、一滴一滴ポタリポタリ落としていくが、犬の場合は、背中から太い針を刺し、背中の皮と体幹の間に圧を入れながら一気に探しこむ。
おそらく500CCほどある点滴を一気に流し込む。その間およそ10分。
その栄養剤を注入される背中は見る見る間に膨らみ、大きなコブと化した。
しかしその点滴が功を奏したのだろう、2月末から3月中旬の半月続いた元気ないRickが、元気を取り戻すとともに、学習能力があるというのか、この人間で言えば100歳を超えるところを、最後の踏ん張りというか、この頃のRickは、食欲も旺盛になり、後ろ足の麻痺ながらも、歩行サポーターで支えながら以前よりはしっかりと歩けるようになった。
そして何より、排泄はベッド、部屋の中ではなんとか我慢でき、私たちが家にいて補助できる朝昼晩夜まで待てるようになった。
この順応性は、頭が下がる。
一時期、もうだめかと思ったが、復活。
そんなRickを遠巻きながら心配そうに見ていた老猫「もも」も、最近では、Rickの元気さに安心したか、いつものように近づき、一緒に過ごすようにもなった。
さあ、元気になったRickは、これからラブラドール長寿番付のトップを目指すぞ!