温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2011静岡県高校野球秋季中部地区大会準決勝

2011-08-31 22:16:56 | 野球審判活動

今日仕事中にY木審判長から携帯に電話。 

今週3日土曜日、中部地区大会のj準決勝ができないかとのお誘い(!?)。 

さっそくのお誘いありがたいが、すでにその日の午後所用が入っている。 

たんに断ろうとしたが、わざわざ仕事中に携帯に連絡を入れたという事は切羽詰まった状態。 

よくよく聞くと、Y木審判長は、土曜日ながら仕事とのこと。 

ではしがない印刷屋審判員はと思ったが、それはわざわざ聞く必要もない。 

しがない印刷屋が、どこでどうなっていようとも、知ったこっちゃあない。 

ということで、土曜日草薙球場中部地区大会準決勝の1塁を受けたが、実はその裏で、台風の動きを頭に描きながら、もしかすれば3日は中止、順延との確率が高かったので、引き受ける。 

しかし、無責任に割り振りに応えたわけではない。

いくら台風が接近していようとも、今の段階では、天候がどうなるか不明である。 

したがって、当日雨が降れば中止だが、雨が降らなければ、当然に所用をなげうって審判をさせていただく。

ところで、中部地区準決勝と言えば、今でも思い出す、おそらく20年ほど前の中部地区大会準決勝。

まだ夏の大会を経験していなかった当時、割り当てに何のためらいもなく、のこのこ草薙球場へはせ参じ、着いたはいいけどいきなり準決勝の1塁であった。

まだまだ審判技術も未熟で、単に大きな声とよく動くことでごまかそうとしていた頃。

おそらく、その時の対戦は、静岡高校と同じ静岡市内のどこかの高校。(データベースを見ればわかるが・・・。)

その試合を今でも覚えているのは、いきなり地区大会の準決勝のジャッジをしたということもさることながら、この静岡球場の審判控室には、当時の高野連審判を君臨していたOKU川部長が陣取っていて、審判の動きを逐一観ていたのだ。

そして、試合後の4人のクルーの反省会の時に、OKU川部長が私にいろいろ指導していただいた言葉が、一つずつ思いだされる。

まず言われたのが、一生懸命さはわかるが、やはり動きはできていない。

つまり、プレーひとつひとつに対する動き、各審判員との連携が出来ていないということを率直に言われた。

また、あの時ボークがわからなかったか、との投げかけも。

おそらく、1塁へのけん制の時、踏み出しが甘かったのだろう。

しかし、その指摘を受けた時には、何が何だか分からず、走者がピッチャーと重なり見えなかったと答えた。

実際、そうだったのだが、その時OKU川部長は、すかさず位置取りが悪かったのではとのご指摘。

そのころは、ジャッジはなるべくベースに近い位置で、との頃で、いやがうえにもちょろちょろする走者が、ピッチャーとの視界に邪魔ではあった。

その後、ジャッジの位置がベースから離れていったことは、経験として素直に納得した。

OKU川部長が反省会の後、回りにいた関係者に、地区大会も準決勝ほどになると、審判員を指名していかなければならないな、と言っていたのを覚えている。

特に当日の私の審判でトラブルになることはなかったが、おそらく、審判部長としては、ハラハラドキドキであったのだろう。

その後指名制があったのかは定かではないが、というか、おそらくは地区大会ではまだないと思うが、それでもそれなりの経験を積んだ審判員を派遣するとの指示のもと、割り当ての担当となる各支部の審判長は、気を使いながら、それなりの審判委員を派遣するようになった。

そして、それなりの私が、今度の準決勝のジャッジをすることに。

あれから、20数年。

ようやく地区大会の準決勝を平常心で迎え、普段通りのジャッジができる自信を持って試合に臨むことに・・・。

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2011台風12号接近中

2011-08-30 21:24:28 | 日記・エッセイ・コラム

こころなしか風が強くなってきた。

しかも風向きは、日ごろとは違う、しかも、一定ではない。

遠くには、海鳴りの音。波浪が高く、3キロほど海から離れた私のところでも、波の怒涛が聞こえる。

今週の日曜日は、地元細江区の区民大会。

いわゆる地元の体育祭である。

定番の二人三脚、ムカデ競争、綱引きなどがあり、変わり物としてはリンリンリレー(自転車のタイヤがない車輪を棒を使って前に押し出し走る競争)やチューチュー餅引ききリレー(ボールを入れたひも付きのショミを、ボールが出ないようにひもを持ちショミを引っ張る)などがある。

いずれも、年齢を若者から高齢者に分け、幅広い年齢層を参加させようとしている。

私は出場の予定はないが、今年地元の班長。いわゆる取りまとめ役。

出場者の招集や参加賞を配ったりと、終日会場で動くことに。

4日日曜日には台風も過ぎ、秋の好日となりそうだが、この頃のように、残暑が厳しければ、終日小学校のグラウンドにいるのは、結構きつそう。

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2011全国から注目の「イカのおすし」!!??No3

2011-08-29 20:35:56 | おやじバンド

N藤氏から届いた子どもさらい犯罪阻止ソング「イカのおすし」の譜面であるが、3ページにもわたるので、このままでは演奏の時に3枚広げるわけにはいかない。

 

このような場合は、私は紙1面で終わるように、歌詞とコードを移し替えたオリジナル譜面に作り替える。

 

ところが、いつもN藤氏の譜面から新たに私なりの譜面を作ろうと思うと、途中で行き詰まる。

N藤氏の譜面は、音符が一応書いてあるが、これが、実際のメロディー、コードと違う。

また、N藤氏の譜面を見ながら歌詞も入力していったが、この歌詞もこの前来たカセットテープに入っていた「イカのおすし」の歌詞とは違っている・・・。

一体正解はどちらなんだ、と文句を言いながら、何とか歌詞を入力し、コードを書き込む。

 

そうなると、もちろん前奏、間奏なんか譜面どおりではない。

とりあえず、テープを元に譜面造りをした。

 

【写真↓:送られてきたN]藤氏手書きの譜面】

P8190032

P8190033

【写真↓:移し替えた私の演奏用譜面】

P8190032

その、N藤氏からだいぶ前からコメントが入っていました。

 

「♪毎日~毎日~♪ ギター練習というより、趣味で弾いて歌っていますと、松山千春をはじめ、アリス、チューリップ等々、感動曲がある。この先、時代は移り変わっても残したい曲。大切にしたい[E:#xE041]」

どうも、古い曲に感動を覚えている。ということは、けっこう独身生活にさみしさを感じているのか・・・。ナーバスになっている。

一度こちらに帰ってくる時に、ご連絡をください。

練習でも、飲み会でもやりましょう。

くしくも、今日はアルデンテS山氏から携帯にメールが入る。

10月9日に金谷の方で演奏の依頼がアルデンテ氏にあったとのこと。

いい機会だが、残念、私の地元の村祭り。

特に今年は班長ということで、終日屋台についていかなければならない。

残念ながらアルデンテ氏に断りの連絡をした。

ただ、私は都合がつかないが、他に都合がつくメンバーは、ぜひ、アルデンテ氏にご連絡を!

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2011静岡県高校野球選手権大会反省会No6

2011-08-27 21:29:34 | 野球審判活動

さっそく静岡さんからコメント。

「有名人になってしまいましたね(笑
トラブルで名前が挙るよりは良いですが・・・

私のブログは気にしないでください。
これからは温故知新さんのブログにコメントをしていきます。

今日は、会社に体調不良と言ってずる休みをして高校秋季大会の審判を2試合ジャッジ(3塁・球審)してきました。

S幹事に全体的にはよかったが低めをもう少し厳しくジャッジしても良いのではないかと言葉を頂きました。

笑いながらですが、ジュラルミンマスクのフレームは白(銀色?)は好ましくないと新しいマスクを買えと言われました(笑

5~6試合やればマスク買えますよね?
何にしようかなウイルソン?POS?ダイヤモンド?ミズノ?候補がいっぱいあります

明日も割当ありましたが・・・泣く泣く断りました(泣
仕事バカヤロウー!!」


あまり心配しなくても、IKE田との名前は出てきたが、県下審判委員でIKE田の名前を聞いて彼か、とわかる人は、おそらく西部地区の審判委員のごくわずか。

しかし、この勢いだと、そのうち県下に名をとどろかせる名審判となるでしょう。

ジュラルミンマスクなのかチタンマスクなのかよくわかりませんが、シルバーのフレームのマスクを着用している審判は、いますよ。

しかし、彼の名前を聞けば、誰もが納得する審判グッズマニア(!?)。

清水のNABE田氏と言えば、なく子も黙る。

ただし、実力が備わっているからみんな納得。(静岡氏が実力が備わっていないなどとは決して言っていません。)

あのマシンN金氏でさえ、県外講習に行った時に、その当時は希少のNABE田氏のキャスター付きバッグを借りていったとのこと。

まあ審判用具に凝りだすと、いくら審判料を溜めても追いつかない。

私なぞは、マスク以外は先輩のお下がり。

レガースは今は亡き杉江氏、プロテクターは、あの当時インサイドと言えば、飛ぶ鳥の目を射抜くほどの勢い(!?)であったOHASHI氏から・・・。

いまでも重宝しています。

仕事あっての趣味。仕事と審判とをバランスよくやっていきましょう。

では、反省会の続きに戻って・・・。

この他に留意事項として出たのは、問題点、留意点を抱えるようなチームが勝ち進んだ場合、当該球場の審判幹事又は球場主任から次の試合の会場となる球場関係者へ、申し送りをすることが必要であるとの意見が出された。
問題点、留意点を抱えるチームとは、不正な行為をしたチーム、試合中何度注意しても修正されないような行為を繰り返すチームなどである。
たとえば、コーチがキャッチャーのサインを盗みバッターに教えた、得点時ベンチから出てみんなでハイタッチを行う、攻守交替が遅いなど・・・、またチームばかりでない、紛らわしい牽制をする投手、なかなか座らないキャッチャーなど・・・。
118校のチームは、その環境、伝統、経験などにより、大なり小なりいわゆるチームの癖を持っている。
KA藤審判幹事の言葉では、チームの特性とのこと。
この特性を次の試合球場へ事前に申し送りすることで、球場関係者、審判委員は事前に情報を知り得て、注意をしながら対応できるということだ。
これは必要なことである。
特に、審判委員にとって、突然の対処をするより予備知識があれば、少し余裕を持って対処できる。
ただ、毎回大会開始前には、球場間での連携、申し送りは確認しあっているようだ。
ただし、どの程度の事項までを申し送りするかどうかは、その球場関係者の判断に委ねられているようで、その程度の差が、KA藤審判幹事などから見れば、申し送りが甘いと見受けられるのだろう。
来年度具体的なケースを示し、新たな徹底事項になるだろう。
また、ルール上の解釈で、一つ為になったケースがあった。
どの球場かは解らないが、ランナー2,3塁でピッチャーが何を考えたか、1塁へ軸足を外しボールを投げるまねをしたとのこと。
この時、当該審判委員は、特に何もせずそのままプレーを続けたようだ。
このケースでは、一般的にランナーがいない塁に向かって余分な動きをした、ということで遅延行為でボークではないかと考える。
ここで、平成19年に全国講習会に参加した東部の審判幹事から、明確に次の回答があった。
「遅延行為と認められなければ、単なる勘違いとしてボークにはしない。」とのことであった。
競技者必携には出てこないケースを一つ覚えた・・・。

たまには、夏の選手権大会の反省会議に出てみるもんだ。

ただし、それが気付いた今年が、大会最後の年であった。

終わり・・・。

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2011静岡県高校野球選手権大会反省会No5

2011-08-26 20:47:03 | 野球審判活動

静岡大会117試合を重ねれば、やはり何らかの問題となるケースがでてくる。
117試合とはいっても、仮に9回裏まで戦えば、54アウトのジャッジがある。それが117試合だと6,318アウト。まあ5回コールドなどもあるので、そこまでの数にはならないが、でも5千は超える数。
また、その中身は、1試合の投手の平均投球が仮に120球くらいだとすると、それの両チームで240球、そして117試合は28,000球余りもの投球打球判定をすることとなる。
こんな数のジャッジの中には、すんなりアウトになるものばかりでなく、きわどいもの、あるいは複数のプレーが重なり、それを正確に判断することを求められるケースが数多くあっただろう。
しかし、今大会で試合が止まるような、あるいは試合後抗議を受けるような大きなトラブルの報告はなかった。
ただし、気になったのは、そのようなトラブルではなく、全体として各球場から数多く報告された選手の熱中症、足がツルケースであった。
あるチームでは、9人のレギュラー中7人が不調を訴えたとのこと。
私も、静岡球場での担当の前の試合でも、打席に入ろうとした打者が急に足の故障を申し出て治療のため試合を中断。
 

その後この打者が打撃を終え、守備に着く時もまた足の治療で試合が始められないというケースを見ていた。その間10数分を要している。
実は、この場合の中断時間は、試合時間に入ってしまう。
チームとしては、その選手を治療に時間を要してまでも使わなければならない状況であったのかもしれない。
 

しかし、試合時間の短縮を命題とする高校野球では、この時間はもったいない。
しかも結局その選手は、いったん守備についたが、その後すぐに交代した・・・。
また、今年は、審判委員の熱中症による途中交代も1件報告された。
いくら健康管理をしているとはいっても、体調が優れない時もある。
いや、熱中症は前兆なく突然表れる場合もある。
そういえば、このブログ仲間の湖西静岡さんの名前もこのとき出てきた。
静岡さんが以前このブログで急きょの交代があったことがコメントにあったが、まさにそのことが話題に。

ただし、始めはケースを伝えるのみで、個々の当該審判委員の名前などは出る状況ではなかった。
ところが、このケースで球審が倒れたので、1塁塁審を球審に代え、控え審判をしていた静岡さんを急きょ1塁に起用し再開したのだが、その後の静岡さんの本来の割り当てであった3試合目を、ちょうど居合わせた当日割り当てのなかった審判委員に用具を家まで取りに帰らせ支度させ、代えたことに前審判部長のOKU川御大がひと言触れたところから会議の様子が少し細かくなってきた。
 

そして、いつのまにか誰がどうなったのかとの具体的な名前を出しての討議となった。
要は、浜松球場の球場主任から静岡さんの起用の仕方で、審判委員は1日に2試合をジャッジしては駄目だとの本部の指示で、静岡さんを3試合目には当てず、他の審判員としたとの報告に対し、OKU川御大は、2試合ジャッジしては駄目なのかとの疑問を持ったのだ。
 

今回たまたまフリーの審判委員がいたため代理が効いたが、これが、誰もいなくても、審判をしなければならない、との御大の言葉。
OKU川御大の記憶では、駄目ではなく好ましくない、のではないかと言うことである。
案の定、本部からは、好ましくないとの指示を受けたとの球場審判幹事の報告。
そうなると、さすがOKU川御大である。
高校野球の特別ルールから審判の起用まで全てに精通した生き字引(!?)。
ただ、浜松球場もそのあたりは理解していたが、ちょうど空いている審判員がいたため、静岡さんの健康も考え静岡さんを2試合ジャッジさせることは避けたと思われるが。
思わぬところで、静岡さんの名前が出てきて、さぞクシャミが出ていたことでしょう・・・。

ちなみに、この頃静岡さんのブログにアクセスしようとすると、パッと画面が外国文字のフリークリック画面になるが、なぜ・・・?

 

つづく・・・。

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2011静岡県高校野球選手権大会反省会No4

2011-08-25 21:08:46 | 野球審判活動

反省会の主役(!?)しがない印刷屋審判員からコメント。

「いや~厳粛な緊張感に満ち溢れた反省会でした。

会場は、この暑かった夏をジャッジした屈強な男達で溢れ、みな真っ黒に日焼けした顔で満足感と自信に満ちて会に臨んでいた。

ただひとり服装の事を気にしていた温故氏であったが、県庁の星fuji原氏と焼津市役所の北リバー氏の良識ある公務員と同じ服装であった事に私は安堵しておりました。

宴会ではいろいろな方とお話をさせていただきましたが、審判長と何を話したかは忘れてしまいました。ただ、席を立とうとした審判長に『まだ話があるだよ』というニュアンスで再び座らせた記憶がある・・・・。

この秋の県大会は割り振りが来ないかもしれません。

あっ温故氏のラストイヤーの榛南地区の反省会を開催しなくてはなりませんね。いつにしましょうか?

服装はやっぱり高野連のポロシャツでしょうかね。」

おいおい!公務員は囚人服ファッションと同じ体たらくだと受け止めかねない表現、huji原氏とkita川氏のファッション感覚と同じにしてもらっては、彼らの迷惑である。

それにしても、も~取り返しのつかないことをしてしまった。

審判長が席を立とうとする前に、もじもじしているのが気付かなかったのか!

あのお歳になると、トイレが近くなる。

席を立とうとしたのは、即察しなければ。

それを引きとめたということは、審判長は、半分ちびりながら、m(_ _!)mしがない印刷屋達と付き合っていたということ。

酔っているとはいえ、これは榛南審判部では、納めきれないこと。

もちろん県大会は、KITA川氏を同類扱いにした時から、もうご遠慮願いたいところ。

私のというよりは、しがない印刷屋の反省と今後の身の振り方を、じっくり話し合う場を考えなければならない。

おって連絡します。

つづく・・・。

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2011静岡県高校野球選手権大会反省会No3

2011-08-24 20:45:28 | 野球審判活動

審判委員の中には、会議には出なかったが、後の懇親会にしっかりと出てくる、酒好きの会議には都合がつかなかったけど何とか懇親会にだけは出なければならないとの責任感が強い者が何人かいた。
川根のSSK氏やSAWA口氏、WADA氏、焼津の巨体MURAMATU氏など・・・。
しかし、こんな飲むだけに会議には出ない連中でさえ、支給ポロシャツではないにしても、白やグレーの単色ポロシャツ。
いかにしがない印刷屋の横じまポロシャツは、群を抜いていたか。
しかし、乾杯の後酒も進み、会が盛り上がるころには、立つ者、輪になって話し込む者、幹部の前で正座をして一言も聞き漏らさないようにと真剣になっている者など、烏合の集団になっていた。
そうなるとそこでは、しがない印刷屋のファッションは、かえって場に調和し溶け込んでいた。
しかも、その溶け込みながらもやはり目立つ囚人服は、人をひきつけ、なんとあのおか乃審判部長自ら、しがない印刷屋の席に来て、話をし出す。
しかもほんの数分ではなく、10分から15分ほども長居するほど。
後から聞いた話では、審判部長は毎回甲子園で静岡県チームの試合を甲子園審判幹部と一緒に観戦するのだが、そのときの様子や話題などを一生懸命しがない印刷屋に話してくれたとのこと。

その中では、今回の静岡高校と習志野高校の試合は、きびきびした試合とテレビでは見えていたが、なんと、甲子園審判幹部の目からは、まだまだ攻守交代が遅いとのご指摘を受けたとのこと・・・。
めったに聞けない部長直々の甲子園での話が聞けたのは、言うまでもない、囚人服のお陰。
しがない印刷屋の計算された囚人服に、感心した次第である。

話を会議に戻すと、午後3時から始まった反省会は、各球場での次の項目を球場責任者から報告され、それに対する意見、検討を行うといった内容で、5時過ぎまで行われた。
1 各ゲームの平均試合時間、最長・最短試合時間
2 各チームのマナー、態度(不備な用具や試合に臨む姿勢など)
3 試合でのトラブル、気づいた点
4 各審判委員のジャッジの様子
5 その他気づいた点など
これを県下10球場を東から報告し始める。
会場は、他球場の様子、特にトラブルとか課題などは気になり、みんな真剣に聞いていた。

つづく・・・。

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2011静岡県高校野球選手権大会反省会No2

2011-08-23 20:12:01 | 野球審判活動

夏の選手権大会の反省会場に着いたら、なんと、出席者はたいてい私と同じ格好である。
むしろしがない印刷屋の格好が異様に見える。
やった!形勢逆転。
しがない印刷屋の格好は、こうなるとどう見ても横じま囚人服。
しがない印刷屋は何とか同類を見つけようと必死に探すが、いっこうにラフな格好の審判委員はいない。
唯一見つけた紺の粋なポロシャツを、その襟を立ててさっそうと髪を掻きあげる後ろ姿があった・・・。

しかし、しがない印刷屋が見つけた同じラフな格好は、事務局焼津KITA川氏。
でもこれは別格!
氏にとやかく文句を言う審判委員はいない。
文句を言えば、とんでもない球場へとばされる(?)・・・。
その他に見つけた支給ポロシャツ以外の審判委員は、静岡セリ澤氏とHUJI原氏(実は彼は浜松だが)、それと藤枝HIRA野氏の3人。
ただし、3人とも単色のポロシャツ又はワイシャツである。

ましてや、HIRA野氏は、これまたしがない印刷屋の腹回りの数割増しの体型。 

もう体型に合う支給ポロシャツはないので、仕方なくワイシャツを着た、といった感じである。 

HUJI原氏は、私と同じ今年引退組で、もうどうでもいい(!?)部類。 

いずれにしても、しがない印刷屋のように、横じまハデハデポロシャツとは雲泥の差。
もう、会場のどこにいても、しがない印刷屋は真っ先に誰もが目に付く存在。
しかもである、よくよく靴下を見ると、なんと!靴下も数色のギザギザ模様。よく冬のスキー帽に見られるあの幾何学模様である。
 

だれもが、白、紺、灰色などの単色靴下をはいている中、この模様柄は、思わず噴き出すほど。
反省会の会議会場では、スリッパを履くので、この靴下はわずかしか露出しないが、この後の懇親会は、おか乃の座敷。
ということは、靴下でそのまま歩き回る。
なんとしがない印刷屋は、会議ばかりでなく懇親会の席までも、この間抜けな格好をさらけ出すのか・・・。
ところが、このしがない印刷屋の格好は、会議室ではただ目立つだけの存在であったが、その後の懇親会では、酔いが回ってきた懇親会の雑踏の中で、実は不思議と溶け込む格好であった。
ということは、しがない印刷屋の屈強営業マンとして、実は周到に計算されていた演出であったのだ・・・(!?)。

 

つづく・・・。

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2011静岡県高校野球選手権大会反省会No1

2011-08-22 20:58:30 | 野球審判活動

21日は、夏の選手権大会の審判会議。
大会の総括、課題、反省などを確認しあい、来年の大会に活かそうというもの。
大会参加の県下審判委員が対象なのだが、大会開始前の審判割当てが配られる全体会議と比べ、出席者は少ない。
各球場の審判幹事、球場主任などの役員がほとんどで、私達のようなヒラ審判委員は、会議会場がある中部地区ということで、にぎやかし(!?)に出席。
それにしても、そのにぎやかしの盛り上げ役の意味をしっかり理解してのことなのか、単なる緊張感のない、会議の後の懇親会がメインと考えているのか、当日のしがない印刷屋審判員の出で立ちには驚き。
実は、この日私の娘が私としがない印刷屋を藤枝の会場まで送り届けてくれたのだが、その車の中で、私としがない印刷屋との格好のあまりのギャップに、娘も唖然!
私は,通常球場入りの時には着用が義務付けられている高野連支給のポロシャツとスラックスの格好、いわゆる審判委員の制服である。一方、しがない印刷屋は、カジュアルシャツと綿パンであるが、そのシャツの柄が、白地に青の横じまの目立つもの。
どう見ても、今から夏の選手権大会の反省会に行くというよりは、そのままディズニーランドに行ってミッキーマウスと記念写真を撮るといったものである。
したがって、これを見た娘は、私の格好があまりにも堅っ苦しく見え、また懇親会も考えると場違いでは、と言う始末。
挙句の果てに着替えに戻る?とまで・・・。
そういえば、会議とはいっても要は大会を振り返って、各球場の出来事、気がついたことを確認し、来年のために対策を少し考えるようなもの、むしろその後の懇親会が最も大事で、有意義に反省(!?)しなければならない。
そう考えると、出席者はきっとラフな格好で、胸襟を開いての飲み会、ということは、私の格好はそんな親睦の雰囲気を台無しにするもの。一方、しがない印刷屋は、場の雰囲気にジャストフィットした、ナイスファッション。
しがない印刷屋は車の中で涼しげに、余裕顔。
あ~、娘の言うように、着替えに戻るか、とちょっと心配になってきた・・・。

しかし・・・。

つづく・・・。

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2011静岡県高校野球秋季中部地区大会No8

2011-08-21 13:22:34 | 野球審判活動

今、島田球場から戻ってきた。

今日は、中部地区大会の勝ち抜き4回戦。

雨が心配であったが、何とか降られずに終了。

ただし、気温が高めで湿度があるため、じとっとした汗ばむ陽気であった。

今日の試合は地区大会ながら有料ゲームということで、審判も気合いが入る。

メンバーは、球審、夏の選手権大会決勝の球審であった島田HIRAI氏、1塁私、2塁川根SSK氏、3塁久しぶりの清水M.Bridge氏であった。

3人の塁審は、このブログでの仲間。気楽に審判ができた。

試合は、東海大翔洋高校対藤枝明誠高校。

この一番を勝てば、県大会出場権が与えられるということで、両チームとも最初から気合いが入っていた。

その気持ちが試合の展開にも表れ、追いつ追われつの攻防。

翔洋が2回の裏3点を取れば、次の回表明誠が3点を取り追いつく。

しかしその裏また翔洋が2点を取り5対3で中盤まで来る。

6回の表(?)明誠が1点を返し追い迫る。

しかしその裏に翔洋が2点を入れ突き放す。

その後も翔洋は追加点を挙げ、結局8対4で翔洋が勝利。

点の割には難しい審判の動きのケースはなかった。

また、気心の知れたメンバーだったので、連携についても特に課題はなかった。

むしろ、両チームのマナー、試合への取り組みについて、いくつかの指摘事項が取り上げられた。

両チームとも、ランナーコーチがコーチャーズボックスからよく出て、時には審判員のジャッジの妨げになるような位置にまで出た。

これはその場で注意したが、その後も何度か出てくることがあった。

また、ピッチャーがロージンではなく土を指先につける、攻撃チームは、打者、次打者しかベンチの外に出られないが、その次の次次打者(?)までもバットを持ってベンチの外で待機していた・・・、などなど。

チームとしては、3年生が抜けた後の新チームで、まだまだこんなマナーには気が行き届かないかもしれないが、この中には、トスの時に、両チームのキャプテンと責任教師に注意をしていたことも入っている。

しかしそれがベンチに伝えられていなかったということである。

両チームはこの後順位決定戦などの大事な試合に向かうが、今日注意されたことは、しっかりと直して、大事な試合に臨んでいただきたいとの審判反省会での指摘事項であった。

これらのことは、その後両チームに伝えられた。

ここまで勝ち進んできたチームであるので、きっと改善できることであろう。

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シラサギカヤツリ草

2011-08-20 17:44:55 | ガーデニング

いとこで私と同じように草花が好きな者がいて、特に山野草などを多く育てている。

そんな彼から、珍しい(私としては珍しいが、市販されているようだ。)、斑入りのシラザギカヤツリ草をもらった。

初めて見るもので、またその特徴のある花の部分がとても気に入った。

今はプラスチックの鉢に植えてあるが、たとえば苔玉にすれば、盆栽の添えになるかもしれない。

育て方は、難しいのか・・・。

単なる草の類で、水を多めにやって入ればいいような気がするが・・・。

P1010030

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2011全国から注目の「イカのおすし」!!??No2

2011-08-19 22:08:50 | おやじバンド

ついに来た、「イカのおすし」の譜面。

譜面とはいっても、いつもながらのN藤氏独自の手作り。

大作(!?)だけあって、3枚に至る。

しかし、要は、セーニョとかダカーポとかががあれはその半分になる楽譜を、単なるベタうちなので、3枚になる。

ようやくコードがわかって曲についていけるが、コードがわからなければ何を抑えていいのかわからない、N藤氏独自のオリジナルコード進行。

ただし、これは決してけなしているわけでは毛頭ない。

私のイメージ通りにコード進行が進まないところが、私にとっては難解だが、これが、いわゆるN藤氏のいつの間にかハマってしまう(!?)感性なのか!?。

なんとか人前で聞かせる曲にしなければ・・・・。

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2011全国から注目の「イカのおすし」!!??

2011-08-18 20:35:08 | おやじバンド

N藤氏から久しぶりに「コメント。

「まだまだ熱い 

沼津もイカしてますヨ! 

久々にサイトを覗いてスミマセン 

今、全国から注目の「イカのおすし」。 

先程楽譜を完成?!させたので、明日「時代」と一緒にファックスします! 

ヨロシクです! 

暑さをフッ飛ばそう

全国から注目というけれど、どこの全国か・・・!!??

それにしても、あの(私には)難解の「イカのおすし」の譜面がようやく出来上がったようだ。

楽しみに観てみたい。

どんなコード進行か!!??

だいぶ難しい宿題が与えられそうで、恐怖。

ただ、ついでに「時代」も一緒に送るとは・・・。

どうしても中島みゆきから離れられないか・・・!!??

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2011静岡県高校野球秋季中部地区大会No7

2011-08-17 21:46:00 | 野球審判活動

ぞくぞくとコメントいただき。

まずは、しがない印刷屋審判員から。

「暑い中審判活動ご苦労様です!

私も15日には島田球場にて2試合を消化してきました。

1試合目は7回コールド。2試合目は6回コールドと審判としては助けられた展開でした。

しがないが2試合をやると聞いて川根のM田さんN金氏が痛く心配してくれ至れりつくせりの1日でした。

お二人さんありがとうございました。

そして迎える20日・・・またまた草薙で2試合の割り振りが来た。

今度は静岡の幹事連中に気を使わせるんでしょうか??

ところで21日の反省会Y木審判部長は所要があってひとりで行くということですが、温故さんどうして行きますか。

バスで行くようにしますか?また連絡ください。」

雷雲をも呼び込み延々と試合を続けるしがない審判員にしては、珍しい2試合続けてのコールド試合。

少し楽をし過ぎている。

日ごろの運動不足を、ここぞとばかり熱闘高校野球で、ウエスト5センチほどひっこめるぐらいのひたむきな気持ちが、しがない審判員にとって必要と思うのだが。

また、M田氏もN金氏も何を至れり尽くせりであったのか・・・。祭ばやしの弁当を2食ぐらいしがないに与えてやったのか・・・。

それにしても、恐れ多くも高野連審判幹事のN金氏と球場副主任のM田氏をつかまえて、お二人さん、とはないだろう。

頭が高い、今度の審判反省会では、チクってやる!

またまた20日も2試合。

あれほどまでに、健康管理には十分気をつけ、秋の大会までには少しでもスリムな体でジャッジをしろとアドバイスしていたのに・・・。

静岡のSERI氏、SHIBA氏にまたご迷惑をかけることに・・・。

少しでも心からのお詫びをこめ、吉田町名物ウナギの特上白焼きでもお土産に買っていきなさい。

でも、幹事がどんだけいるかわからない、それなら、安くて量がある、松浦食品のポテトチップが、夏場の塩分補給にちょうどいい。

反省会は、バスを考えています。

また連絡します。

次は、湖西静岡さんからコメント。

「静岡県内の審判マニアの皆さまお久しぶりです。

私は4連荘を無事に?こなせました(笑

12日 中学校オープン2試合(PU)
13日 高校秋季大会2試合(PU・3塁)
14日 中学校オープン3試合(PU) 
15日 高校秋季大会2試合(3塁・PU)

パチンコなら最高の4連荘です(最近経験なし・・・)
今後も過密日程が・・・
土曜日から仕事ですが(夜勤)

早速土曜日20日、中学校オープン2試合(PU)
21日高校秋季大会2試合(PU・3塁)
24日高校秋季大会2試合(PU・3塁)

今週夜勤でよかったなと(笑

夜勤の時にしっかり睡眠をとって審判をがんばります!!本業は審判で副業は仕事と言う事で(笑

県内の審判マニアの皆さま暑いですが頑張ってジャッジしましょう!!ハッスル!!」

この暑い時期の4連チャン。

しかも、よくよく見れば、1日平均2.25試合。

もうしがない印刷屋審判員も卒倒するほど!

さすが若さゆえ、なされる業。

でも、くれぐれも健康には気をつけて。

今は無理がきくけど、その蓄積が、あと後出てくる。

でも、頼もしい。球審が中心の割り振り。

きっと絶大な信頼を幹部からもらっているのでしょう。

今のこの若い時期から修羅場の球審を数多くこなせば、今後どんな大会だろうとも、楽しく審判ができるでしょう。

ところで、私は審判マニアではありません。

本業はあくまでも、仕事、といいたいが、最近はその熱も冷め(!?)もっぱら休日の趣味にいそしんでいます。

そのうちの一つが審判であり、健康のための大事な日課。

あとは、このブログを見れば一目瞭然。

少なくとも、一杯飲めば、最初から最後までズ~っと審判の話のHUJITA御大やIMAMURA御大のような熱狂的審判ファンではない。

かといって、隣で審判の話がでれば、思わず口をはさむことははさむが・・・。

まあ、いずれにしても、審判のその時は、集中してマニアックにジャッジしたいとは思うが・・・。

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2011静岡県高校野球秋季中部地区大会No6

2011-08-17 07:00:57 | 野球審判活動

若手ユウタ氏からコメントいただき。

「球審お疲れ様です。

結果を聞いた時に「あーすごい点差の試合を温故さんはジャッジしたんだなぁ」と思ってしまいました。

僕は13日に草薙、15日に焼津で審判をしましたが、13日には榛南の藤田さんが2試合もやっていました。

「なんで望月が2試合やらないんだ!」という周りの雰囲気に「代わるべきか?」と思いましたが、これは榛南の割り振りだと思い1試合だけやってきました(笑)

毎年思うのですが、この時期の2試合というのは本当に大変です。

18日に草薙で2試合やるのですが、その1試合が静市vs橘の球審…今から緊張してばっかりです。。。」

藤田御大の身体の事をご心配されているようですが、それは無用!

氏はよっぽど私たちよりも元気いっぱい。

むしろ彼の割り当てを変更しようものなら、叱られますゾ。

それほど審判が大好き人間。

18日の球審がんばってください。

適度な緊張で、ゆっくり目のジャッジでね!

ところで、ここにきてY木榛南支部審判部長は、ゆっくりさせてくれない。

昨夜連絡があり、私にも今度の日曜日21日、島田球場で1塁を割り当て。

勝ち抜き戦の県大会をかけた試合のようだが、対戦校の名前などは不明とのこと。

こちらは、いつもながら、対戦校は気にせず、マイペースでの審判に努めるだけ。

むしろ、審判のメンバーがどんな顔ぶれになるかが楽しみとするところ。

ただ、気になるのはこの暑さ。

夏の大会に向けて体調を整えてきたが、大会終了と同時に、健康を意識しないいつもの生活に戻る。

しかし、まだ暑さが続きそうな様子。

今度の日曜日も、まだまだ暑さが残りそう。

そうなると、すこしは体調管理を意識しなければ。

そういえば、その日の午後は、夏の大会の反省会。

夏の大会をジャッジした県内の審判委員が再び集まり、大会の総括を行う。

結構この時の反省点、問題などの指摘が、今後の審判活動に役立つものが多い。

その反省会の後、恒例の懇親会。

会場は、言わずと知れたおか乃。

夏の大会もこれで最後の審判となったので、あらためて、今までの面倒を見ていただいた方々に対し、お礼を言わなければならない。

コメント (2)
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