温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2012今週の審判No4

2012-08-31 07:09:54 | 野球審判活動

ここにきて、だいぶ仕事が忙しくなってきた。

会議+資料作りなどが主だ。

来週は、なんと!月曜から金曜日まで必ず一日に1回は会議が入るスケジュール。

しかも、内部ではなく外部の委員などを呼ぶ会議ばかり。

ここを乗り切ると、今度は再来週は、昨年の経理状況を審査してもらう決算審査。

今年今のところに異動してきたので、昨年の支出の様子がわからない。

しかし、分からないでは済まされない。

調べて資料作りなどをして、質疑に備える。

さあ今週もあと1日。

明日は、防災訓練、明後日は、県下都市対抗の審判。

ゆっくり休む暇がないが、でも私の休暇はこれでOK。

仕事から離れ、存分に休日を過ごし、来週に備える。

皆さんもこの暑さにめげず、がんばりましょう。

では行ってきま~す。

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2012いつまでも残暑

2012-08-30 07:10:41 | 野球審判活動

朝のRickとの散歩のときは、なんとなく秋らしい明け方の空の様子になってきた。

2012082805050000

2012082904590000

しかし、昼間はまだまだ厳しい暑さ。

そして一番おかしいのは、夜の気温。

例年なら、明け方は少しは涼しい風が吹くころだが、今朝も風が全くなく、蒸し暑い。

秋の清清しい朝の中をRickと散歩というよりは、よどんだ空気の中で、だらだらと散歩である。

老犬のRickは、この夏の暑さにだいぶ応えているようで、ハーハーと舌を出しながらの息遣いが荒く、足取りも後ろ足をずりながら重い。

早く涼しさがきてほしいものだ。

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2012今週の審判No3

2012-08-29 06:45:08 | 野球審判活動

焼津支部若手ユウタ氏からコメント。

「こんばんは。

今年は都市対抗が志太地区であるのでどこもてんてこ舞いですね。

僕は24日に大阪に戻る間、秋季中部大会を11試合やってきました(笑)

結構ハードでしたね(そのうちひらひら氏とは3試合組みました)・・・。

温故さんとSSKさんが出くわしたオブストラクション?ですが、その日に焼津地区の割り当て部会がありもう情報がはいっていました。

O球場主任はクルーが下した判定に関しては何も言ってませんでしたし、どう説明するか、どう対処するかについての話をしてくださりました。

後日榛南の新人審判と話す機会がありましたが、あの時焦って咄嗟にコールができなかったそうです。

本人も勉強不足だと反省してました。

新人に一番近い僕?からすると打ち合わせの際は昔どういうプレーがあったとか、こういうケースがあるといったことを打ち合わせでたくさん言ってしまうとプレッシャーになってしまい頭の中で整理ができなくなり、本来のフォーメーションやジャッジまで影響してしまいそうな気がします。

思いっきりのびのびやらせて1つ1つのゲームの中で覚えていくのがいいのかなと思います。

というのも今回の大会優秀な年下の審判員とクルーを組んで改めて思ったのです。」

中部大会を11試合も???

きっと審判手帳を出す時は、堂々と球場主任に出していたでしょう。

それに比べ、こちらは、白紙のページを差し出す。

もうこりゃ~ひたすら低姿勢。

もし何か言われたら、今年はいつになく仕事と親戚の法事が重なって、と言おうと思っていた。

それにしても、中部地区秋季大会での焼津球場でのミス判定が、その日の夜には焼津支部の話題になるなんて・・・。

さすが焼津支部の団結力&向上心。

まあ、判定の是非については、鬼塚主任ならおそらく問題にしないでしょう。

きっと、あの連中ならやりかねない、くらいのことは心の中で思っているかもしれない。

そしてしっかりと問題に対する対応のしかたを確認し合う。

これじゃ~焼津支部審判員の技術は、いやがうえでも向上すること間違いなし。

ユウタ君の後段のご意見了解しました。

事前にあまりプレッシャーをかけるというのも、ユウタ君の考えのようにかえって、適切な判断に影響するかもしれない。

それにしても、ユウタ君よりも年下の優秀な審判とは・・・、末恐ろしい、いや頼もしい審判だ。

また、コメントください。

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2012今週の審判No2

2012-08-27 21:10:06 | 野球審判活動

昨日は、榛原中学の練習試合。

対戦は、隣の吉田中学。

やはり、隣接の中学同士の試合となると、いやがうえでも力が入る。

ましてや、熱血S入吉田中学監督と、これまた激高タイプのH口監督との舌戦対決(!?)でもある。

もうこれは、試合前のシートノックから、その様相が伺える。

ちっとのミス、気持ちが入っていないプレーに、ノックの時間以上に熱い(!?)指導をその場で選手に向かって叫ぶ。

もうこれでは、シートノックの時間で試合開始時刻が当然に遅れる。

こちらは、いつ終わるともわからないシートノックをバックネット裏で黙って見ているだけ。

公式戦ではないので、シートノックも日ごろの練習の延長と(!?)時間を気にもせず、納得のいくまで続けられる。

まあこれは、この試合に限らず、中学、高校の練習試合は、シートノックは制限時間の観念がなくなる。

試合開始時間の9時を5分ばかり遅れて開始。

その立ち上がり、吉田中学のピッチャーは、緊張のためか、まだ新チームの経験の浅いゲームのためか、コントロールが定まらない。

プレー宣告後6、7球続けてストライクが入らない。

その投手の乱調の立ち上がりを効率的に攻めた榛原中学が、初回表2点を先行。

ただ、その後吉田中学も中盤榛原中学の失策をうまく点に結びつけ、1点を取るが、終盤榛原中学が加点し、4対2で榛原中学が勝利。

試合内容は、初回にタイムリーが出て点に結びついたが、あとの点は、相手の失策。

チーム作りとしては、まだまだこれからか・・・。

この試合での特記事項は、暑さであった。

今の時期としては大変暑く、時折吹く風も、何の役にも立たないほど。

それでも両チームとも大きな声をベンチから出していた。

しかし、球審の私自身が、昨日の審判は、今年の審判活動の中で、一番暑く感じられ、ギブアップ寸前であった。

それでも、中学生選手たちが、一生懸命ボールを追う姿を見ると、いやがうえでもしっかりしなければならない。

だから、給水タイムも、二回四回六回にしてもらい、とにかく集中力を欠くことがないよう、気を引き締めながら、何とか試合を終了させた。

試合が終わってバックネット裏に戻ってきたが、普段審判服がこんなにも汗が染みていたことはなかったほど汗ばんでいた。

それでも熱中症にかからなかったのは、前夜からアルコールは少し控え、水分補給を十分していたからのことか。

この次の日曜日は、すでに軟式野球都市対抗県大会の球審が割り当てられている。

島田第2球場。

この球場は、本球場の横にあり、サブグラウンド的な存在だが、結構大きな大会にも使われ、印象に残る試合を何度か経験している。

最近では、これは高野連の納会の野球親善試合で審判ではなく、プレーそのものの会場として印象に残るが、例の焼津審判部と駿遠審判部との壮絶な試合。

もうあんな試合を見ることも体験することもめったにないだろう。

http://blog.goo.ne.jp/oishi21/d/20101130

http://blog.goo.ne.jp/oishi21/d/20101202

http://blog.goo.ne.jp/oishi21/d/20101204

そして、古くは、今はしっくりいっていない(!?)韓国との中学日韓親善試合や全日本古希軟式野球大会、天皇杯などが思い浮かぶ。

あと1週間でこの暑さがいくらかでも和らいでくれないと、少し体力的に心配である。

今週は結構仕事的にもハード。

まあやるっきゃ~ない!か・・・。

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2012茶レンジバンド再開No4

2012-08-26 20:18:09 | おやじバンド

N藤氏からコメント。

「選曲~24時間テレビで感動したんですが「妹」やっぱり名曲!

自己満足にならない気持ちでチャレンジしましょう!」

最近忙しかったN藤氏。

それでも、24時間テレビを見る余裕ができてきたということか・・・。

やはり24時間テレビは、感動もの。

そんなな中で歌われる曲はみんな感動を与える名曲ばかり。

あの「君といつまでも」でさえも(!?)、加山雄三さんご自身が歌って感激の涙。

何でも歌いましょう!

でも、私は、24時間テレビもさることながら、昨夜の警察の奮闘ドキュメントにも興奮。

つまらない連中や犯罪者の検挙に使命を燃やし、日夜粛々と仕事をこなすプロ。

明るい安心安全な生活を守る警察の活動に、いつもながらただただ敬服するのみ。

と何の気なしにだらだらと(!?)見ていたら、その中で、思わず待ってましたと叫びたくなるお顔が突然アップで。

今から摘発の事前会議の中で、叱咤激励をする凛々しいお姿。

最近の休みもない激務の理由がわかりました。

でも、何とかひと段落の結末。

あとはせいぜい休養をとってください。

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2012今週の審判

2012-08-25 08:39:32 | 野球審判活動

いつまでも厳しい暑さが続くが、なんとなく朝晩は、秋の気配を感じる。

(写真↓:Rickとの散歩の途中の朝の様子。遠く富士山が見える。)

2012082405140000

今週は明日日曜日、榛原中学練習試合。

新チームになってからもう数回練習試合を重ねているだろう。

また、この前の新チーム初戦の戦いぶりから見ても、結構まとまったチームとなっているので、明日の試合が楽しみである。

さあ今日は、今から何をするか。

少し夏バテ気味の身体なので、少しゆっくりしなければと思うが、どうしても何か用を作って動いてしまう。

そういえば、この頃寝がけに源氏鶏太氏の古いサラリーマンシリーズを読み返している。

特に理由はないが、たまたま本箱を見ていて文庫本を手に取ったら、やはり面白くなり、それから見だし始めた。

この読みかけを昼間ゆっくりと読むことにするか・・・。

P1010031

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2012茶レンジバンド再開No3

2012-08-24 07:03:02 | おやじバンド

N藤氏からさっそくコメント。

「ブログ上の選曲はうまくないかと自粛していたのに・・・こうなったら解禁だ!

今年の心境とすると「上を向いて歩こう」、これは木琴入りで。

「時の過ぎゆくままに」、これはダルそうだからボツか!?

「長い夜」「闇夜の国から」、リーダーと二人だけのノリで×か。

何かシラ~っとした雰囲気か。等々、楽しみ!」

もう、湧いてくるような選曲。

この陽気では陽水の「かんかん照り」だが、コンサートは真冬。こりゃあだめだ。

初心に帰り「心の旅」もいいかも。

そして、茶レンジバンドオリジナル、まだまだ衰えない振り込めに対して、「防止ソング」。

ちょうど時期的には「新型インフルエンザ予防ソング」も・・・。

もう考えると尽きない。

他のメンバーもどうぞリクエストを。

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2012茶レンジバンド再開No2

2012-08-23 22:38:26 | おやじバンド

茶レンジバンドいよいよ今年度遅ればせながら再開という時に、N藤氏から心配な情報。

コーラス女性陣の一人T岡女史が少し元気がないとのこと。

あんなに仕事が忙しくて、最近はバンド練習のでられなかったところであるが、体調の不良から、今は休職状態のようだ。

なら、バンド練習に誘えばいい。

そうすれば、気持ちも健康も回復できる。

そうなると、取り急ぎバンド練習を再開しなければ。

皆さんのご都合お待ちしています。

また、T岡女史にファイト一発の声援を送ろう。

まあ、人それぞれのやり方で結構ですが。

特に癒し系のアルデンテS山氏南下は声かけ最高。

お願いしますよ!

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2012茶レンジバンド再開

2012-08-22 06:55:01 | おやじバンド

N藤氏から携帯にコメントが入る。

さすがにN藤氏も年末のコンサートが心配のようだ。

しかし、曲さえ決めておけば、あとは自主錬で何とかなる。

今上がっているのが「生きてる生きてく」と「あの時君は若かった」。

もういつもながら先着順(!?)ですから女性陣もリクエストを。

練習日は今N藤氏と調整中。9月第2週目からの練習となると思います。

皆さんのご都合もコメントください。

まだまだ暑い日が続きます。

今私の作業場は、とてもじゃアないけど昼間はサウナ状態。

でも9月になれば、秋のそよ風もはいりこみ、いよいよ練習にちょうど良くなるでしょう。

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2012高校野球静岡県中部地区秋季大会No10

2012-08-21 06:54:02 | 野球審判活動

SSK48氏からコメントいただき。

「先日の焼津球場での、一件では対戦両チームはもちろん、3人のクルーの方にも、大変ご迷惑をお掛けしました。

温故さんには、久々の高校野球公式戦2試合を気持ちよく、ジャッジして、清清しい気持ちで
球場を後にしていただきたかったのですが・・・。

実は、あの日の晩 焼津球場副主任のNAGAI氏から連絡をいただき、「落ち込んでるかと心配で電話したけど大丈夫か?」

もちろん落ち込んでいたけど、気を使ってもらい本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

野球は、プレーするのは勿論楽しいけど審判も負けず劣らず楽しいです。

こういう言い方は不謹慎かも知れませんが温故さん、これからも楽しく審判やりましょ」

私はあの日は、自分なりに反省しておりますが、それ以上に久しぶりの高校野球公式審判で、楽しい真夏の一日を送ることができたと感謝しています。

さすが鬼塚主任の片腕のNAGAI氏である。

鬼塚氏と同様心遣いがきめ細かい。

だからまた焼津球場の審判を楽しみにみんな派遣されるのでしょう。

ただ、私にとっては、焼津球場は鬼門。

しばらく派遣は遠慮したいところだが・・・、いや冗談!

また焼津球場で一緒に組み、リベンジしましょう。

お疲れ様でした。

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2012コンコルド榛原店解体作業開始

2012-08-20 07:05:40 | 日記・エッセイ・コラム

数日前からコンコルド榛原支店の解体作業が始まった。

また、その数日前から、トラロープで解体作業につき立ち入り禁止の表示があり、本当かと心配になっていた。

しかし、それがやはり現実であった。

解体はどこまででであろう。

また、解体後の利用は?

全てを取り壊し更地にするのか。

しばらくは、解体作業の行方が気になるところである。

2012081805100000

鉄骨造りの建物を解体するとなると、結構な金額。

本当に解体をするのかと疑問に思っていたが、そのうち重機が配備され、そして回りの簡単な設備から徐々に取り壊し始めた。

まだ本体は、今の時点では手をつけていない。

もしかしたら、本体の構造を活かして他の施設を作るのかとも期待するが、今の時点では分からない。

いずれにしても、重機のモーター音とともにガリガリと大きな音を立てて今まで泰然と建っていたコンコルド榛原店の施設が徐々に削り剥がされていくということは、何ともさみしい限りである。

願わくば、解体作業で整地した後、何かいい施設ができればいいが、原状回復の後そのままの野っ原で、草ぼうぼうの空き地になることは何避けていただきたいが・・・。

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2012高校野球静岡県中部地区秋季大会No9

2012-08-19 07:46:13 | 野球審判活動

試合は、初回表清水東高校が先制。しかし、焼津水産高校も5回裏に追いつく。
このとき、まだ2アウトでランナーが3塁と1塁にいて、水産高校が逆転を狙う場面。
ここで、1塁ランナーは、ピッチャーの投球を見ながら猛烈な勢いで2塁へ盗塁。
そこでキャッチャーが2アウトなので盗塁を阻止に勢い良く2塁ベースに向かい送球。
と、盗塁ランナーはその送球を見たのか、あるいは始めからの作戦だったのか、2塁手前で急きょ振り返り1塁に向かって戻り始める。
1塁塁審であった私はこのとき、その戻り方が機械的な俊敏さであったので、これは、タイムプレーを狙った3塁走者のホームインを誘導する作戦かと一瞬思った。

(あとでこの時の状況を調べ直したSSK48氏によると、やはり3塁走者は、同時にホームに走ったとのこと。)
キャッチャーからの送球を取ったショートは、1塁へ戻ろうとする走者を見て、1塁側に位置していた2塁手に向かってボールを投げる。

この時である。

走者の急なUターンを想定していなかったであろう2塁手と走者が交錯。

したがって、ショートからの送球を2塁手は受け取れず、ただし、たまたまその延長線上の1塁ベース前で構えていた1塁手に送球の形となる。
これが、地面にたたきつける悪送球であったが、何とか1塁手はワンバウンドぐらいで補球。

2塁手と走者は互いに衝突したのが分かっているので両者棒立ち。

したがって、プレーが一瞬止まる。

その位置が2塁審判員の目の前。
このとき、2塁審判員は、何もジャッジしない。
この接触の場面はもちろん彼は見ていたが、次の行動に移せない。
わたしはこの時、新人審判員が呆然と事態を見ているので、オブストラクションと手を上げようとした。
ところが、次の瞬間、ホームベースのほうからタイムがかかる。
かけたのは、球審SSK48氏。
氏は、2塁審判のジャッジがなかったが、氏からは明らかに野手と走者が接触していることが見えていて、またスタンドがざわついているので、収拾のためタイムをかけた。
私はこのタイムが、オブストラクションの確認と3塁走者の得点の可否の確認だと思い、何も動かないでいる2塁審判員の腕を取りながら、選手がいないスペースに移動、4氏が集まった。
ここでSSK48氏は、開口一番接触があったよね、と3氏の確認をとる。
3塁塁審は、3塁走者の動きを見ていたので確認できなかったようだが、私と2塁審判員は、もちろん確認できている。
ところが、この時我々クルーは、この状況を野手によるオブストラクションではなく、走者の守備妨害と判断した。
ショートからの捕球をしようとしていた2塁手に走者が接触していったと解釈したのだ。
したがって、この後2塁ベース上にいるランナーをアウトにし、得点は認められない。
焼津水産高校にとっては、最悪のケース。さすがにこれには、水産側からアピールがくる。
そしてスタンドもざわつく。
審判クルーは既に判断をした以上、アピールに対して説明し説得するしかない。
しかし、水産高校の監督は納得がいかない。
おそらくは、監督としては、むしろオブストラクションと認識しているのだろう。
だから、ちょうど5回終了のグラウンド整備のときであったが、その間選手を通して幾度となくベンチから審判クルーに疑問を投げかける。
ちょうどこの時審判控室の窓越しにT岡氏から教えていただいたのだが、こんなときは、審判クルーは、グラウンドから引き上げることはせず、ベンチが納得するまでアピールを受け付けるようグラウンドの中にい続ける。
回りでは、本部、生徒によるグラウンド整備が着々と進められていたが、こちらは居残り。
そんな水産高校側とのやり取りを数回繰り返したが、おそらく監督は納得しないまま、グラウンド整備が終わりかける様子を見て試合の進行を考えたのだろう、アピールを終了した。
ようやく開放(!?)された我々であったが、審判控え室に戻ってきてのT岡氏からの一言は「あれはオブストラクションでしょ!」。
グラウンド整備が終了していて、投球練習が始まってるところ。
我々は、言葉を十分交わす時間もなく、せいぜい飲料水を一口二口飲んで急いでグラウンドに戻る。
試合終了後の反省会はさることながら、5回終了時点での同点の試合の展開が気がかりであった。
ただ、試合はその後焼津水産高校が奮起(!?)して加点をし、結局5対1で水産高校が勝利。
試合の行方は、審判のジャッジで少なからず影響される場合があるが、それをものともせず果敢に点を取りにいった水産高校の勝利への気迫が、わずかばかり清水東高校を上回っていたのか・・・。
試合終了後の反省会は、やはり長いものとなった。
夏の大会でもこんなに長い反省会は、そうもない。
それだけ、新人審判員にとっては、自分のミスを痛感していることであり、それをフォローできなかったわれわれも、その不甲斐なさに反省するものであった。
今回の反省の中で出た一番の課題は、始めから守備妨害ありきで話を進めていったこと。
はじめに全体の状況を掌握して、考えられるルール上の適用をクルーで考えることから始めるべきであった。

そうすれば、はじめは間違った解釈も、そのうち紆余曲折修正し、最終の正解を導き出すのではないかということである。

私も、勇気を出してオブストラクションだったのではと一言でもいっていればと猛省。
観客がいる公式戦の場面で、トラブルがあった場合、わずかな時間で冷静に判断することは、なかなか困難である。
しかし、今回のように、オブストラクションと守備妨害は、まったく180度違う結果。
そして一番被害を被るのは球児たちである。
これが大事な上位大会への出場権をかけての戦いの中では、あってはならないことである。
この後我々4氏はそれぞれ帰宅したが、新人審判員は、しっかりとYAGI審判長に事の成り行きを説明したようだ。
また、SSK48氏からは、今回の反省を氏なりに記録にとどめておきたいので、事の成り行きを詳細に確認したいと私の携帯に電話が入る。
私も整理したかったので、二人で一つひとつのプレーを思い起こすが、今になっては、ぼやけたところも出てくる。
いずれにしても、4氏協議の進め方、手順が悪いねとの考えは一致した。
携帯を切ったあと、晩酌をしながら、私なりにあらためて考えた。
今回の焼津球場は私にとって鬼門の球場。
そんな過去の苦い体験はいくらでも記憶している。
そして、まさにこの1、2塁間でのトラブルが焼津球場が私の鬼門球場であることの元凶である。
だから、今回の新人審判が初の2塁ベースを担当するにあたって、単に試合前の打合せでフォローするからとか、落ち着いてなどとありきたりの言葉を掛けるのではなく、過去にこの場所で起こった体験を伝え、事前の心の準備をさせておくべきであった。
一般的に新人審判員の苦手なところは、ランダウンプレイ、選手同士の衝突、ボールが走者に当たる、このときの瞬間的な対処ができないところである。
普段地元で担当する2塁と、やはり高校公式戦での2塁とは勝手が違う。
公式戦での雰囲気、緊張感、トラブル対処は普段の地元での指導では教えることができない。
このあたりを事前に配慮して、新人審判員に言葉を掛けておけばよかったと、今さらながらに悔やむのである。
今後の反省としなければ・・・。

このことをしがない印刷屋審判員に伝えたら、たまには泣けることをいう。

新人審判員はいい経験をした。早めの体験でこれから彼なりに精進していくだろう・・・。

終わり。

追伸

実は次の日朝一番でSSK48氏から携帯に電話がはいる。

彼なりに今回報告書をまとめ、上層部に報告するようだ。

その際、2、3の不明な点を確認したいとのこと。

昨夜も二人で確認しあっておぼつかない個所があった。

やはり、当事者で記憶をたどろうとしても、つじつまが合わない場面が出てくる。

若干推測を含んだ確認で携帯を切ったが、さらにその後もう一度携帯が鳴る。

SSK48氏が、あの時第3者的にプレーを見ていたMORI崎氏に今一度確認したようだ。

そうしたら、MORI崎氏は、当時の様子を明確に再現し、SSK48氏と私との間でよどんでいた疑問が一気に解決した。

いずれにしても、我々のルール適用の誤りは明確だ。

それにしても、SSK48氏のあいまいなままで終わらせることなく、真実を追究する姿勢と事後のフォローの綿密さに、敬意を表する次第である。

またいつかどこかでクルーを組み、今度は人から認められる審判をしましょう。

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2012高校野球静岡県中部地区秋季大会No8

2012-08-17 22:13:18 | 野球審判活動

1試合目は、東海大翔洋高校と静岡学園高校。
久しぶりの球場グラウンド、しかも2塁審判ということで、広く感じるセンターライト間のスペースにポツリと立ち、試合開始前は少し心細い・・・。
しかし、一旦試合が始まるとそんなことは言っていられず、1球1打ごとにめまぐるしく動く。
最近変更となった2塁審判の定位置は、やはり老審判員には2塁までの距離が遠い。
2塁ベースに向かう、また定位置に戻るの繰り返しは、やはり足腰に来る。
しかし、高校球児に向かってグラウンド内は全速力で、といっている手前、形だけでもしっかり走っている振りをしなければならない。
こんなとき足が短いことは、回転が速く見え、一生懸命走っていると見られ好都合である(!?)
この特技は、わたしとひらひら審判員ぐらいのものか・・・。
試合は、先輩T岡氏の願いもむなしく(!?)、静岡学園が4対2で翔洋高校を下す。
同じチームカラーで力量も同レベルと見えた両チームであったが、ここぞというときのタイムリーが出たか出なかったかの違いであった。
審判クルーも、球審MORI崎氏、1塁KAWA岸氏、3塁SSK48氏と4人のベテランがうまく連携をとり、特に問題となるような場面はなかった。
それにしても蒸し暑い陽気。
雲にさえぎられ、直射日光は避けられたが、身体全体から汗がジワリと染み出る感じである。
時折吹く風が心地よく、汗がスーッと引いていく。
1試合目が無事に終わり、ベンチ入れ替えとシートノックの間にいよいよ待ちに待った(!?)焼津球場名物のおか乃の昼食。
朝からの水っ腹で、あまり食欲もないが、やはりおか乃のどんぶりをみれば、食欲も出てくる。
ただ、やっぱりうな丼がなかった。うなぎが本当に高い。
スーパーで売っているうなぎも、国産、外国産を問わずいい値である。
でも、あとは天丼、エビ丼、カツ丼、寿司とメニューは豊富。
私は天丼をいただく。
これで午後の第2試合も頑張るぞ、と言う気持ちになる。
午後は、雲がそれでも日をさえぎっていた午前中の空の様子とは違い、雲がなくなり直に太陽の強い日差しが身体に差し込む。
これでは、時折吹く風の効果も一瞬。
こんなときは、日ごろの経験で集中力だけは切らさないようにと、心の中でささやく。
試合は、清水東高校と焼津球場のお膝元、焼津水産高校の対戦。
審判のメンバーが、先ほどのベテランクルーからMORI崎氏がはずれ、代わりに私の支部の今年初選手権大会を経験した新人審判員。
そしてこの日2塁が割り当てられ、彼にとって公式戦の2塁審判は初めての経験であった。
試合開始前の打合せでは、このあたりの状況を確認し、新人審判員を他のベテラン3氏がフォローしようと話し合う。
ただ、口では言ってもいざその場になると、そうは問屋がおろさない(!?)。
やはり2塁審判の動きは、他の審判員の動きに大きく影響を与える。
そして、そのことを気にしながら審判をするので、ベテラン審判員の動きもなんとなくギクシャクする。
そんなところに来て、ついに起こるべくして起きた、新人審判員が最も苦手(!?)とするランダウンプレイ&野手と走者の接触が彼の目の前で起きてしまった。

つづく・・・。

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2012高校野球静岡県中部地区秋季大会No7

2012-08-17 07:12:45 | 野球審判活動

しがない印刷屋審判員からコメント。

「15日までが夏期休暇であったが、13・14・15日と焼津球場で缶詰となった。
13日の焼津球場1・2試合目の割りであった。
13日は、朝雨の中焼津球場へ向かう。球場はどんよりとした曇り空。やる方向でトスまで行なったが・・・そこからドシャ降りとなり10時頃まで待ち中止となる。
割烹岡野の豪華どんぶりをいただいて岐路に。
14日もまったく同じ状況!
ただこの日は弁当の発注がなされておらず・・・岐路に
15日はなんとか試合を始める事が出来たが5回に大雨が降り中断・・・なんと3時間30分ほど待って再開!結局14時過ぎまで試合をして3日間で1試合のみの消化となった。
僕のお盆休みを返せ~~~」

いただいたコメントを見る限り、しがない印刷屋のからむ審判は、ことごとく雨に悩まされるということ。

どうせなら、きょうも責任をとって(!?)ジャッジしてほしかった。

どうも一昨日のYAGI審判長の急きょの割り振り変更が、しがない印刷屋の嵐を呼ぶ影響の結果だったとは・・・。

そのあおりを受けて(!?)、私が今日焼津球場第1試合と第2試合を担当。

久しぶりの公式戦というより、審判手帳を見ると、公式戦記録のページが全くの白紙状態。

ということは、今年初の公式戦となった、焼津球場であった。

私にとって焼津球場は、鬼門。

過去幾度となく、苦い思いをした球場。

他の球場ではめったに見られないプレーが時折起こり、ゲームが中断することがよくあった。

http://blog.goo.ne.jp/oishi21/d/20070205

しかしこの頃は、私のジャッジも落ち着いてきたのだろうか、焼津球場であまり目立つようなミスジャッジはなかった。

だから、久しぶりの焼津球場を楽しみに朝早めの球場入りとなった。

審判控室にはすでに、NAGA井副主任と1試合目の球審MORI崎氏がいた。

そして、割り当てはないが、ちょうど第1試合が母校登場であり、また指導員の立場上試合の様子を見に来てくれた熱血T岡氏もいた。

1試合目のクルーはその他に静岡からKAWA岸氏がきていたが、あと一人がまだ見えていなかった。

どうも島田支部からの派遣。

いったい誰だろうとNAGA井氏が気にしていたところに、川根SSK48氏が控室に入ってきた。

久しぶりのSSK48氏の顔。

今日はこの組合せ、楽しみだと互いに挨拶する。

また第2試合の私の地元の新人審判員もすでに来ていて、これで今日の焼津球場の2試合の審判員とスタッフが全員集合となった。

これで今日の審判は、いやが上でも盛り上がるぞと、まだ第1試合のトスまでに30分以上もあったが、気合いがすでに入っていた。

しかし、時として(!?)気持ちとは裏腹の試合展開になることが往々にしてある・・・。

これは、しがない印刷屋審判員の盆休暇が徒労に終わったたたりか(!?)

つづく・・・。

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2012N藤氏から残暑見舞いNo2

2012-08-17 06:51:19 | おやじバンド

N藤氏からめずらしくネガティブ(!?)なコメント・・・。

「最近、自分らしくもなくストレス蓄積かナ。

人間がチッサク思える時がある。

なんでこうなんだろう、とか、不満な気持ちになってたり…。

そう言えば最近ギターに触ってない。勿論、カミサンにも…。

こんな時に最近観るのは、PTAバンドのDVD。

ちょっと懐かしいけど、みんな時々は楽器やバチに触って、ま、す、か!

また、是非、楽しみたいです。

そして、このリーダーのブログ観て、一度の人生ですよ。

そう、スポーツ、音楽等、思いっ切り楽しみましょう。

こんなにしあわせな気持ちになれて・・・

知らぬ間にストレスがぶっ飛んでました~

こんなブログへのコメントで、少しはストレス発散になっていただいたということは、こちらも「やっててよかった!」。

やはり人間、時々休養は必要。

私はこの3日間仕事から全く離れ、完全休暇。

少しお疲れ気味だった身体も心も、リフレッシュ(したつもりだが・・・!?)。

N藤氏もこのところ休暇をとっていないようですので、ぜひ計画的な休暇を!

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