温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2012高校野球選手権静岡県大会審判事情No24

2012-07-20 07:11:32 | 野球審判活動

続々とカット打法についての御意見が・・・。

まずは、若手ユウタ君から。

「こんばんは。

M・Bridgeさんに僕が強者審判員と混ざっても変わりないとお褒めいただいて嬉しいです。

ただ体格的な問題で違和感がなかったのかもしれません・・・。

仕事を持っていない自分からしてみれば審判にこき使われて、それ自体を楽しんでいる自分がいてしまいます。

大学院での研究にも重点を置かなければなりませんし、将来もいろいろと考えています。

O球場主任はじめたくさんの方々に指導をして頂き、4年目で球審という大役も果たせたのですが、大事なのはいかに仕事(今は学業)との両立を図っていくべきかですよね。

独り身ならまだしも自分自身家庭を持ちたいですし・・・難しいところです。

ましてや今の現状では大学院に残るか教員として静岡に帰ることができるのかどうかわからないのでなんとも言えません。

ただ、高校生から始めた審判活動を支えてくださった野球連盟や高野連の審判方に恩返ししたい気持ちもあるのですが。。。

ちなみにSSKさんが問題提起しているカット打法ですが、規則書に書いていない以上ペナルティーを与えることはできないと思います。

答えがない事に答えは出せないので・・・

もちろんフェアプレーの精神に反する行為だと思いますが。

もしこの打法が広がるのであれば高野連特別規則から野球規則全体へ移行できるよう全軟へ報告なんかもしてもいいのかもしれません。

プロのようにお金をもらっている以上勝たなければならない場合はこのような姑息なプレーをしてもかまわないと思いますが中学生がこれをやっているというのは、指導者含め教育としての部活動(野球)の精神を疑います。」

仕事と審判の両立、カット打法のルール上の解釈、また中学生に対する指導の精神論までしっかりとしたポリシーを持ち、ぶれずに意見を述べている。

さすが若いだけあって単刀直入の御意見。

ただ一つ、審判方への恩返しは、まだまだ先のこと。

将来の道筋を考えるに、邪念(!?)は不要。

次は、M・Bridge氏からも・・・。

「おはようございます。

カット打法について議論が盛り上がっていますが、2ストライク後に、通常のスイングような構えから、カット打法を突然使用したら、球審は、バントと同じように判断できるでしょうか?

エッ!と思うかもしれないですが、バットを多少でも振った仕草があれば、打撃と判断するんじゃないかな?

明日、印刷屋さんと清水庵原の第一試合で同じクルーになるので、この話を議論してみたいと思います。」

おはようございます。

朝一番でコメントいただきありがとうございます。

バットをスイングしたかどうかの判断は、あくまでも審判員。

ここで、投球に対して打ち返そうとする気持ちが込められているかどうかは判断の要素とするのか・・・。

また、そんな心理を一瞬のうちに判定できるか・・・。

どーも、これは1球1球ごとの判断と言うより、打者がバッターボックスに入った時からの一連の流れを読むことが審判員に求められてくるようにも思うが・・・・。

しがない印刷屋と喧々諤々議論してください。

でも、大事な高校野球3回戦はぜひ集中して、いいジャッジを見せてください。

またご報告をください。

コメント (3)
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